しおかぜでの岡山から松山までの移動(途中のハプニングは?)

記事上部注釈
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しおかぜの先頭部
写真1. しおかぜ号の顔

このページの概要(目次、タップできます)
  1. 岡山から松山までの移動
    1. しおかぜで車窓を堪能する

岡山から松山までの移動

しおかぜで車窓を堪能する

岡山で様々な車両を観察した私はしおかぜ号に乗車して、松山に向かいます。

客席から前面展望が可能

写真2. 運転席後ろの様子

しおかぜの美しいデッキ部分

写真3. 美しいデッキ部分

JR四国8000系の非貫通側の先頭車は美しいと思います(写真1、じゃあ非貫通側は…)。そんな美しい側の先頭からは前面展望が満喫できます。客室とデッキの壁にもあえて窓を設けて、客席から前面展望ができるように工夫した様子も見受けられます(写真2)。でも、運転台は高いんですよね。

そんな私の御託はともかくとして、列車は本州から四国に向かいます。

快速マリンライナーとすれ違う

写真4. マリンライナーとすれ違う

8000系アンパンマン列車とすれ違う

写真5. アンパンマン列車とすれ違う

児島に到着

写真6. 本州最後の駅、児島に入線

岡山から児島までは普通毎時1本(岡山寄りは毎時2本のこともある)、快速毎時2本、特急毎時2本の合計毎時5~6本の運行のため、頻繁にすれ違います(写真4、5)。これなのに、岡山-茶屋町は単線主体で運行しているので、遅れ発生時は大変でしょう(現に私が乗車したしおかぜ7号も上り南風の到着待ちで5分遅れで発車しました)。茶屋町からは高規格の複線線路を行き、本州最後駅、児島に向かいます(写真6)。

児島からは今回の旅のハイライト(初日で?)、瀬戸大橋を渡ります。小難しい話は抜きにして瀬戸大橋からの景色をご堪能いただきましょう(写真7-12)。

瀬戸大橋から眺める美しい瀬戸内海

写真7. 瀬戸大橋からの車窓1

瀬戸大橋から眺める美しい瀬戸内海

写真8. 瀬戸大橋からの車窓2

瀬戸大橋から眺める美しい瀬戸内海

写真9. 瀬戸大橋からの車窓3

瀬戸大橋から眺める美しい瀬戸内海

写真10. 瀬戸大橋からの車窓4

瀬戸大橋は鉄骨!

写真11. 瀬戸大橋からの車窓5

瀬戸大橋から眺める美しい瀬戸内海

写真12. 瀬戸大橋からの車窓6

瀬戸大橋は細かくは3つの海上の橋と陸上の高架橋から形成されており、海上区間と陸上区間に分かれます。そのため、一部区間では高架橋を走行します(写真11)。

そうこうしているうちに、四国に入りました。宇多津構内の配線は1つのキモと思います(ただし世間の声はわかりません)ので、紹介することにしましょう(写真13-15)。

高松方面と松山方面の分岐点

写真13. 高松方面と松山方面への分岐点

宇多津連絡線

写真14. 分岐した後

宇多津に入線

写真15. 宇多津に入線!

この写真ではわからない?しょうがないですね…。簡単に地図にまとめます(図1)。

図1. 簡単な概念図(いつも通りgoogleマップを貼り付けるだけのやっつけ仕事)

私が乗車している経路は岡山方面から松山方面に向かうものです。図1でいうと縦方向の線を行き、上側から下側に向かっています。写真13では高松方面に向かう線路が分岐しており、私の乗っている列車は直線を進みます。その後、写真15では高松方面からの線路と合流しています。なお、岡山方面から高松方面の線路(宇多津駅を通過する短絡線)は実は海沿いを走っています。

ここで重要なことは、私の乗車したの線路が最も線形が良く、直線に近いものだということです。これは、岡山-松山・高知への経路が重要であることを示しているのでしょう。直線に近い=スピードが出せる=多くの客の所要時間短縮という構図が描けます。そのことを念頭において、宇多津駅構内の写真をご覧いただきましょう(写真16)。

宇多津を発車して制限45km/h

写真16. 宇多津構内の45km/h制限

せっかく岡山方面からの列車が直線に近い線路をぶっ飛ばしても、結局45km/h制限がかかってしまい、スピードアップが難しいという現実が見えてしまいます。まあ、現在は宇多津で連結・切離で全てのしおかぜ号が停車するので、あまりこのポイントによる悪影響はなさそうですが…。時刻表を眺めると6分も停車しているのですね。京急川崎の80秒停車までは求めませんが、せめて3分停車にすれば良いのに、そんなことも考えてしまいます。丸亀から車内販売が始まり、鉄道のまち多度津に着きます。

最新の8600系とすれ違う

写真17. 多度津手前で見かけた最新電車8600系

多度津で見かけた121系電車

写真18. 多度津手前で見かけた121系電車

多度津は鉄道のまちということもあり、多数の車両を見かけました。8600系、121系、7000系、40系など…。ここでは写真写りの良い(当社基準であり、世間の声は反映しません)ものを厳選いたしました(写真17、18)。

多度津を過ぎたら、海沿いを走行します(写真19、20)。

多度津を過ぎて海沿いを走る

写真19. 海沿いの美しい風景

多度津を過ぎて海沿いを走る

写真20. 海沿いの美しい風景

四国は曲線が多く、スピードがなかなか上がりません。この対策として、JR四国は振り子式車両を大量に導入して曲線通過速度を向上させました。曲線ではカーブの内側に車体を傾けるのです(写真21)。

振り子車両が車両を傾けた!

写真21. 車両が傾く様子(私の写真撮影の技術の問題で傾いたのではないのです)

焼きたてパンが買えるよ!

写真22. 焼きたてパンが買えるよ!(私は買っていないので味はわかりません)

そして、壬生川事件の現場、壬生川に入線しました(写真23)。

のどかな壬生川駅構内

写真23. 壬生川構内(のどかな駅であることがわかります)

壬生川で列車は停車したまま発車しません。何が起こったのかと思いましたら、車掌さんから衝撃の情報が伝えられました。
「パンタグラフにビニールが挟まっていて発車できません。」
「ただいまからパンタグラフを降ろします。車内の電気が消えます。」

電気が消灯した車内

写真24. 電気が消灯した車内

ビニール袋を見ましたが、かなりの大きさでした。このできごとを私は「壬生川事件」と記憶することにしました。ほどなくして列車は発車しました。どうやら15分遅れで走っているようです。

今治の立派な市街地

写真25. 今治の立派な市街地

有名な眼科

写真26. 今治名物、眼科の時計(川島令三の全国特急案内で取り上げられていました)

しまなみ海道が見える

写真27. しまなみ海道が見える(よね?)

今治はタオルで有名な街ですが、列車はそんなこと知ってか知らずか、どんどん進みます。海岸沿いの区間になる直前、工場が見えました。日本が工業国であることを実感する景色ですね(写真28)。

愛媛県の工場

写真28. 海沿いの工場(弊サイトは工場萌えの人に対して配慮するのです)

愛媛県の海沿いを行く

写真29. 海沿いの美しい風景

愛媛県の海沿いを行く

写真30. 海沿いの美しい風景

香川県の海沿いと比較して、島の数が少ないことに気づかされます。地図を見ると島の数は少なくないんですけどね。

カーブを行く

写真31. カーブの多い線路

海岸の美しい風景を堪能できるということは、自然の地形そのままに進むこと、すなわちカーブが多いことを意味します(写真31)。松山の住宅街に入り、松山に到着です(写真32)。

松山の駅名標

写真32. 松山に到着

JRによる移動は終了とし、この日は伊予鉄道との付き合いを開始するのです。

この移動の前後を読みたい!

さて、この移動の前後はどこに行ったのでしょうか?

←(前)岡山まで新幹線道中と岡山での列車観察:あんな車両に出会えた?

しおかぜでの岡山から松山までの移動(途中のハプニングは?):今ココ!

(次)松山城と道後温泉:大型連休の道後温泉の実態は?→

※それぞれ別ウィンドウで開きます。

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