ウィーンからの日帰り旅行:バッハウ渓谷でドナウ川を堪能

ウィーン市内観光も楽しいのですが、せっかくなので1日だけ日帰り旅行としてバッハウ渓谷に行くことにしました。単なる旅行記だけではなく、クルーズ船の時刻、乗り場、そして乗船する街までの列車での移動方法など、具体的なガイドを執筆しました。

写真1. 美しい景色の中を行く


バッハウ渓谷とは

バッハウ渓谷とその堪能方法

バッハウ渓谷はドナウ川でも有名な渓谷です。上流側にメルクが、下流側にはクレムスという街があり、その間をクルーズ船が運行されています。クルーズ船は両方向に運行されていますが、川を下るほう-メルクからクレムス-のほうがスピードが速く、所要時間も短いです。スピードが速いといっても、ゆっくり景色を楽しめるので、安心してください。

途中にはダルシュタインなどの小さな街を通ります。このあたりはぶどうの産地で、船からはぶどう畑も楽しめます。また、古城もあり、途中の街でゆっくり滞在するのも良いでしょう。

クルーズ船の概要

そのクルーズ船はあまり本数は多くありません。そのため、あらかじめ時刻を調べてメルクなりクレムスなりに着く必要があります。なお、予約無しで乗船できます。チケットは船で買えます。船が満席になるのでは、という心配は不要です。私が乗ったときは空席も多く見られました。

「時刻を調べて、っていうけど、その時刻を示せよ」という声が聞こえてきました。私もそう思います。2018年冬ダイヤを示します(表1-2)。

表1. メルクからクレムスまでの船の時刻

メルク→クレムス

表2. クレムスからメルクまでの船の時刻

クレムス→メルク

船の運行会社で色分けをしました。赤系の網掛けがあるのがDDSG社、青系の網掛けがあるのがBrandner社です。いずれもメルクからクレムスまで25.5€(DDSG社だと鉄道パス利用者は20%引き!)です。私はDDSG社の船に乗ることにしました。なお、1本だけ違う会社による運行です。でも何でこの会社は片道だけの運行なんだろう?そして公式HPのわかりやすいところに料金の記載がない…。

ウィーン発着の船については予約が必要ですので、DDSG社に予約しましょう!

列車でのアクセス

メルクへはウィーン中央駅からアクセスできます。具体的には、ウィーン中央駅からザンクト・ペルテンまで特急で30分、そこから普通列車(R)か快速列車(REX)に乗り換えて、20分ほどで着きます。私の場合は、ウィーン中央駅を朝8:30に出発してメルクには9:21に着きました。なお、快速列車はウィーンからも乗れますが、ウィーン西駅から発車します。ウィーン西駅は毎時20分の発車です。ウィーン中央駅は毎時30分発のザルツブルク方面の列車に乗れば問題ありません。

クレムスへはウィーンのフランツ・ヨーゼフ駅からアクセスできます。ウィーン中央駅やウィーン西駅ではないことに注意しましょう。フランツ・ヨーゼフ駅からクレムス行きに乗って72分ほどです。フランツ・ヨーゼフ駅からは6:04から1時間間隔(毎時04分に発車)です。途中で乗りかえる必要はありません。

バッハウコンビチケット

クルーズ船に乗るには、便利なチケットがあります。それがバッハウコンビチケットです。ウィーンからの往復の列車、クルーズ船、そしてメルク修道院の入場券がセットになったおトクなチケットです。大人59ユーロで、DDSG社やBrandner社の船を使えます(表1で黄色の網掛けの便は使えません)。また、モデルコースで快速列車利用とありますが、多くの旅行記を見ますとレイルジェットを利用していますので、レイルジェット(特急列車)も利用可能でしょう。

私は、前後の行程を考えて、オーストリア・ドイツレイルパスを使ったので、バッハウコンビチケットは使っていません。レイルジェットの1等に乗りたかったし。私は結果として2割引で船に乗れたので、結果オーライです。

バッハウ渓谷に向かう

では、実際にバッハウ渓谷に向かいましょう。

ウィーンからメルクへの移動

私はウィーンからメルクまで移動し、メルクからクルーズ船に乗りました。

ザンクトペルテンまでのレイルジェット

写真2. 今度のレイルジェットの列車停止位置案内

ウィーンに限らず、ドイツとオーストリアの主要駅には列車の停車位置表示に関する案内があります(写真2)。今度の特急列車は機関車が先頭で、次が2等車という編成のようです。ホーム上にAなどのような表記がありますから、その付近で待ちましょう。

※1号車の乗車位置のような細かな案内はありません。ここは日本ではないのです。オーストリア(やドイツ)はきちんとしているほうです。チェコでは「この辺りに停車しますよ」という表示さえなかったのです。「この辺りに停車しますよ」という案内があるだけ几帳面なのです。

レイルジェット(ウィーン中央)

写真3. レイルジェットが入線!

ウィーン中央駅で列車を待っていたら、レイルジェットが入線してきました(写真3)。

レイルジェットの車内

写真4. レイルジェットの車内

レイルジェットの車内

写真5. レイルジェットの車内

レイルジェットはけっこう混んでいました(写真4)。その中で空席を見つけるのは難しいです。ちょうど、ザンクトペルテンから予約する席がありました(写真5)。逆にいうと、ザンクトペルテンまでしか行かない私にとってみたら、ここは空席同様です。

このように、中央ヨーロッパの列車の多くは予約された席だけ指定席、予約されていない席は自由席という概念です。どこの席であれば自分の乗る区間が予約されていないかを判断し、空席に座る技術が要求されます。それが不安であれば席を予約すれば良いですし、何とかなると思えば私のように行動すれば良いのです。私は「立っても30分」と開き直っていました。

写真6. ウィーンを出て都会の中を走る

ウィーン中央駅を出ると、しばらくはウィーン市内を走ります(写真6)。進行方向右手にSバーンの複線が見えます。ウィーンのSバーンについては別項目で紹介しましょう。

写真7. ウィーンマイドリングに停車

市内を少し走ると、マイドリングに停車します(写真7)。ここは観光客はあまり訪れない「真のウィーン」といえる地域です。

写真8. 田園風景を走る

ウィーンを出ると、トンネルに入ります。このトンネルを抜けると、田園風景が広がります(写真8)。高速列車が対応する路線ゆえか、防音壁が続きます。そのため、あまり景色は良いとはいえません。このようにして、ウィーンを出て最初の停車駅ザンクトペルテンに到着です。1等車でも乗車率80%程度と混雑が認められました。レイルジェットを2人以上で長距離利用する場合は、座席指定をするほうが良さそうです。逆に、単独利用だったり短距離利用の場合はあえて座席指定をしなくて良さそうです。

メルクまでの快速列車

ザンクトペルテンでは快速列車に乗り換えます。ここで先行の快速がレイルジェットを待ちます。言いかえると、ここで早い列車と遅い列車が接続します。

ただし、ホームは異なりました。私の記憶では、進行方向右手の別ホームに停車中の列車に乗り換えました。私が乗った列車のほか、クレムス行きも同じ時刻に発車しました。発車時刻だけを当てにして乗り換えるのは乗り間違いの危険を伴います。注意しましょう。

写真9. 美しい田園風景

写真10. 美しい田園風景

写真11. 美しい田園風景

メルクを出た列車は田園風景の中を走ります(写真9-11)。このような景色を経てメルクに着いたのです。

写真12. のどかなメルク駅構内

写真13. メルクを出る列車

船乗り場への移動

メルクに着きましたら、船乗り場まで移動します。この船に乗る計画を立てた際に、諸先輩方の旅行記を拝見させてもらいました。すると、「船乗り場を間違えました!地元の人に聞きながら何とか着きました〜ぎりぎり間に合って良かったです★」みたいな記述が見られました。確かに同様の失敗をしないことが重要ですが、「結局、どこに行けば良いの?」という疑問は晴れませんでした。

この人の失敗は、先に船乗り場を見つけなかったことです。そこで、私は船乗り場を先に確認することにしました。

先ほどの旅行記を拝見して、私がいらついたのは確かです。そこで、私が行きかたを懇切丁寧に書くことにしましょう。私が欲しいのは、エピソードではなく情報なのです(情緒よりも情報重視とは、私は人として何か欠けていますね)。ちょっとグチになってしまいましたね。

図1. メルク駅から船乗り場までの徒歩経路

徒歩経路を示します(図1)。これではわかりにくい?それならば、写真付きで行きかたを説明しましょう。

実際に歩く

メルク駅は出口は1つしかありません。よって、この段階では迷う心配は全くありません。

写真14. 駅を出たら右前方に進む

駅を出たら左に進みます。すぐに右前方に進む道がありますので、そちらへ進みます(写真14)。

写真15. ゆるやかな坂を下る

写真16. まだまだ下る

その道は緩やかな下り坂です(写真15-16)。この正面にメルク修道院が見えます。今回は教会をたくさん見たので、パスすることにしましょう。そのかわりおもしろいところに行けたのです。

写真17. 道なりに曲がったら、広場を右へ

その道なりに進むと、ゆるやかに左にカーブします。カーブが終わったら広場が確認できます。この広場を右に曲がります(写真17)。

写真18. 右に曲がったら大通りが見えてくる

右に曲がりますと、大通りが見えてきます(写真18)。

写真19. 突き当たりを右に曲がる

大通りに出たら、その大通りを渡ります。渡ったら、右に進みます(写真19)。私がこの道路を渡ろうとしたら、車が止まってくれました。このあとのクレムスでも同様でした。ドライバーの好意に期待してはいけませんが、この国は多くのドライバーが歩行者に譲ってくれるように感じました。オーストリアは優雅な国なのかもしれません。

写真20. 大通りを直進する

その大通りを進みます(写真20)。

写真21. 小川に沿って伸びる小路を行く

ここで小路に向かう必要があります。船乗り場はメルク川沿いなので、ちゃんと川沿いの道を歩く必要があります(写真21)。

写真22. しばらく歩くとチケットオフィスが見える

小路を歩くとチケットオフィスが見えます。私はここではチケットは買えませんでした。船の中で買って欲しいという意向があったのです。では、なぜ彼らはここで働いているのでしょうか?ついに私にはわかりませんでした。日本であれば、チケットオフィスを閉めることでしょう。でも、チケットオフィスがあることで安心できたことも事実です。

写真23. 船が見える

チケットオフィスからすぐのところに船が待機していました。私が着いたのは1時間くらい前ですから、だいぶ前から船が待機していることになります。日本ではこの船の待機時間は無駄なものと考えられる傾向があります。しかし、乗客の立場で考えてみましょう。船があるから「この船は何だろう?ちょっと乗ってみようか?」というように好奇心がくすぐられるかもしれません。そうすれば、乗客が1人あるいは1組増えるかもしれません。それであれば、船が待機している時間は無駄な時間ではなく、乗客を迎えるための時間ととらえることができます。

私はこんなことをブログを書きながら感じたのです。私は船はかなり前から待機すべきだというつもりはありません。それでも、一見無駄と思えることでも、違う意味があるのかもしれないのです。

船乗り場周辺を散策する

せっかくなので、船乗り場の前を散策してみましょう。

写真24. 小道がある!

さきほどの大通りに小道がありました。せっかくなので、登ってみましょう。足元に注意ですね。

写真25. 修道院の裏に出た!

修道院の裏に出ました(写真25)。

写真26. ドナウ川を見る

写真27. ドナウ川を見る

高台なのでドナウ川も見えます(写真26-27)。ここが知られざるドナウ川展望のスポットですね。

写真28. 道はさらに続く

道はさらに続き、好奇心を駆り立てられますが、船に乗り遅れたらアウトですので、このあたりで引き返しました(写真28)。

船乗り場近くに戻りますと、橋がありました。ここにも立ち寄ってみましょう。

写真29. メルク川にかかる橋

写真30. 橋から眺める川

クルーズ船を楽しむ

いよいよクルーズ船への乗船です。

写真31. 乗船口

バッハウ渓谷クルーズ船の紹介

写真32. 船の概要(DDSG社の船だよ!)

船の概要です(写真32)。非常にわかりやすいですね!日本語に直してあればですが…。

写真33. 美しい船内

写真34. 美しい船内

写真35. 美しい船内

非常に上品な船内です(写真33-35)。木目調でありながら、そんなにうっとうしくない船内です。ここで軽食を食べるのが前提の感じで、メニューが置かれています。ベルリンの遊覧船とは違いますね。

写真36. 展望席

この日は晴天ということもあり、展望席に座りました(写真36)。一番前の席は関西人に占拠されました。関西人は強いですね…。

クルーズ船からバッハウ渓谷を楽しむ

写真37. メルク修道院が見える

そういえば、メルクはメルク修道院があります。一応、写真を掲載いたします(写真37)。

写真38. 対岸の街に停車(船だから停車は間違いと思います…)

すぐに船は動きを止めました(写真38)。エマースドルフという街に立ち寄るのです。でも、ここでの乗り降りはありませんでした…。

写真39. 周辺の岩山に建つシェーンビュール城(と地球の歩き方先生は言っています)

ヴァッハウ渓谷のクルーズ船の魅力は流域の古城です。その古城が現れました(写真39)。これはシェーンビュール城というようです。地球の歩き方先生がそう言っているの!

写真40. 川沿いの美しい家々

美しい家々が並びます(写真40)。

写真41. 美しい景色とくつろぐ人々

そんな景色の中船は進みます(写真41)。このような船でありながら、現地(なのかな?)の人はゆっくり過ごしています。日本の観光船のようにひっきりなしに案内があるようなことはありません。あっても英語だからわからないけど(地球の歩き方先生にはDDSG社の音声ガイドがあるとありましたが、今回のDDSG社の船にはそのような案内は皆無でした、きっとセットし忘れたのでしょう)。

写真42. 国際河川を行く貨物船

ドナウ川は国際河川です。そのため、多くの船が行き交います。貨物船も見かけました(写真42)。多くの観光ガイドや旅行ブログには取り上げられていませんが、このような水路としての役割もあるのです。

補足説明:国際河川とは?
ある河川が複数の国家の領土を流れるとき、沿岸の国が条約を締結してどの国の船舶でも自由に航行できるようにした河川をさします。ヨーロッパ中部から南東の黒海にかけて計10か国にまたがるドナウ川は、その典型的な例です。

ドナウ川は、ドイツ、オーストリア、スロバキア、ハンガリー、クロアチア、セルビア、ルーマニア、ブルガリア、モルドバ、ウクライナにまたがるとても長い川です。わが首都東京を流れるさまざまな川よりも長いのです。

写真43. 時代の変化を感じさせる

昔の城が見えます(写真43)。今は廃墟となっていますが、昔はここで何かが行われたのでしょう。

写真44. 美しいぶどう畑が広がる

バッハウ渓谷はぶどう畑が広がります(写真44)。そこまで有名ではありませんが、オーストリアはワインの産地なのです。

写真45. ドナウ川を行く貨物船

やはりドナウ川は水路として活躍しています。そういえば、東西冷戦時代は(西)ドイツとオーストリアは西側、他の国は東側だったのですが、その時代もちゃんと通行は保証されたのでしょうか?

写真46. 自然が迫ってきた

写真47. 自然の中を行く

このあたりが一番「渓谷」感があるところです(写真46-47)。

写真48. デュルンシュタインの美しい修道院教会

写真49. デュルンシュタインの修道院教会とケーンリンガー城跡

途中の有名な街のデュルンシュタインです。ここには美しい修道院教会とケーンリンガー城跡が有名です(どっちも行っていないけど、写真48-49)。行きたい人は行ってみましょう!

写真50. ケーンリンガー城跡

そのケーンリンガー城跡を撮影できました(写真50)。ここでは12世紀にイギリスのリチャード王が幽閉されていたようです。こんな山奥に幽閉とは勘弁ですね…。

写真51. クレムス近くの橋(残念ながら道路橋でした)

写真52. まもなくクレムスに到着

このようにしてクレムスに到着したのです。

クレムスからウィーンへの帰還

クレムスに着いても、そこからウィーンに戻らねばなりません。その様子も収録しましょう。

クルーズ船からクレムス駅まで歩く

図2. クルーズ船降り場から駅までの経路

ここはかなり歩きます(図1)。クレムスの優雅な街を堪能しましょう。

写真53. 川沿いを歩いたら何かを抜ける

川沿いに進んだら、右に向かいます

写真54. クレムスの美しい交差点を右斜め前方に進む

そこを進むと、右斜め前方に進みます。駅はこちらにあるのです。

写真55. クレムスの美しい街

写真56. クレムスの美しい街

写真57. クレムスの美しい街

写真58. クレムスの美しい街

私は教科書通りのルートではなく、外れたルートを通りました(線路の近くを通りました)。王道から外れたルートを行くのは私の人生そのものですね。そのため、「ここで右折して、…」という解説はいたしません。このようなクレムスの落ち着いた街を堪能してもらいましょう(写真55-59)!

写真59. クレムスの小学生(14時ごろだったので下校時間のようです)

そんなクレムスですが、当然ながら小学校があり、そこから下校するシーンもありえます。ちょうど私はその時間帯にぶち当たりました(写真59)。車で親が迎えに来ている人、歩いて駅へ向かう人などさまざまな下校シーンが展開されています(詳しいことはクレムスの教育委員会に聞いてください)。

写真60. クレムス駅

小学生の一団とともに駅に到着しました(写真60)。え?一団と?

列車でのウィーンへの帰還

クレムスからウィーンまでは1時間に1本運転されています。

写真61. ウィーン行きは2番線

ウィーン行きは2番線です(写真61)。

写真62. 1番線に列車が停車中

1番線にも列車が停車していました。ディーゼル車なので、これはダウトですね。

写真63. ウィーン行きがいた

地下通路を通り、2番線に向かい、停車中の列車に乗りました(写真63)。

写真64. ウィーン行きの車内

写真65. ウィーン行きの車内

写真66. ウィーン行きの車内

ウィーン行きの車内は写真で見るととても快適そうなものです(写真64-66)。しかし、実際はそこまで快適なものではありません。どうしてでしょうか?そう、この列車には小学生が大量に乗車しています。それも仲間とともにです。車内は動物園の様相を呈していました。私は今回の旅行では動物園に行っていないという引け目も感じていましたが、これで動物園も制覇できたことでしょう。走り回ったり、大声で叫んだり、接吻したり。

写真67. クレムスを発車

動く動物園はクレムスを発車します(写真67)。のどかな田園風景と混沌とした車内は対照的です。

写真68. 美しい田園風景

写真69. 美しい田園風景

写真70. 美しい田園風景

このような田園風景を進みます(写真68-70)。車内は動物園と述べましたが、私は楽観視していました。小学校はオーストリアのあらゆるところにあることでしょう。そのため、小学生-動物園の主-はそこまで遠くまで乗らないと踏んでいました。案の定、1駅目から降り始めていました。

ここに女帝のような風格の小学生がいました(実際はマリア・テレジアの子孫ではなく、ただの田舎の子供でしょう)。彼女はクラスの仲間内の中では女帝のようにふるまっていました。彼女の取り巻き(じゃないと思う)が徐々に降りると、彼女は1人でボックス席に座っていました。そこに見ず知らずの大人がそのボックス席に座りました。女帝はさっきまでの風格は消え、申し訳なさそうにふるまっていました。そして、女帝も途中の駅(案の上田舎の駅でした)で降りました。違う車両にいたであろう妹とその駅で合流していました。妹と同じ車両に乗っていないことからすると、学年ごとに使う車両が決まっているのかもしれません。彼女はクラスの人といるモードから、家族モードに切り替わったのです。

女帝という一人のサンプルから、役割によって振る舞いを変える様子(クラス、他人、家族)がわかりました。これは女帝に限ったことではなく、私やあなたも例外ではありません。

写真71. 小川を渡る

写真72. 小駅を行く

写真73. 列車とすれ違う

のどかな景色が続きます(写真71-73)。このあたりでは動物園から解放されていました。静かな車内のままウィーンに近づきます。

写真74. 途中駅(確かここから快速運転になるはずです)

写真75. ウィーン近郊を行く

写真76. ウィーン近郊を行く

途中で寝ていたら、いつの間にかウィーン近郊になっていました(写真75-76)。この区間では快速運転を実施しています。そのため、乗り降りはあまりなく優雅な車内のまま進みます。

こうして、フランツ・ヨーゼフ駅に着きました。

写真77. フランツ・ヨーゼフ駅に停車中のSバーン

写真78. フランツ・ヨーゼフ駅に停車中の列車

写真79. フランツ・ヨーゼフ駅外観

写真80. フランツ・ヨーゼフ駅外観

写真81. フランツ・ヨーゼフ駅外観

フランツ・ヨーゼフ駅はウィーンの多くの駅の中でもそこまで大きくありません。こじんまりとした駅でした(写真77-81)。


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こちらもチェック!関連リンク
ウィーンの観光名所を見てみましょう!以下のページにまとめています。見ないと損ですね…。

ウィーンの観光まとめ(18年ウィーン観光)

前後でこれらを観光しました。

←(前)ウィーンのリンク周辺の観光(18年ウィーン観光)

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※別ウィンドウで開きます。



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