北海道の中心都市、札幌。実は札幌市の中心部にはこれという観光名所は多くありません。しかし、その中でも2つの有名な観光スポットがあります。それがテレビ塔と時計台です。その2か所に行ってみました。アクセスについても触れています。
写真1. 堂々としたさっぽろテレビ塔
時計台
観光名所として名高い時計台は実は時計台という名称ではありません。正式名称は旧札幌農学校演武場といいます。ただし、この名前では伝わりませんね。それほど時計台という名称が浸透しています。
図1. 時計台の位置(googleマップより引用)
時計台は札幌駅と大通駅の間にあります。wikipedia先生に言わせると、大通駅から徒歩5分とされていますが、実際は札幌駅からも歩けます。札幌駅周辺に宿泊している人は、わざわざ地下鉄に乗るよりも歩いたほうがラクです。営業時間は8:45~17:00となっていますが、営業時間外であっても特徴的な外観を眺めることができます。
では、札幌駅から歩いてみましょう。
写真2. 南口からまっすぐ進むとモダンな建物がある
南口からまっすぐ進むと、モダンな建物があります(写真2)。この建物は赤レンガテラスといい、新感覚のショッピングスポットです。新しい観光名所のようですが、このようなショッピングスポットはわが首都東京に多くあるので、スルーさせていただきました。
写真3. 時計台が見えてきた
この先も大きな通り2つぶん進んで、2つめの信号で左に進みます。私は大通(国道12号線)を渡ってしまいましたが、その必要はありません。なお、ここまで通りの東側(進行方向に対して左側)の歩道を歩けば、信号を渡る回数は1回減ります。その場合、赤レンガテラスに立ち寄ることはできなくなってしまいますが、それも良いでしょう。時計台が現れます(写真3)。時計台の西側が正面の入口です。このとき私は西側からアクセスしていたのは良かったです。
写真4. 公式も時計台と書いてある
時計台と書いています(写真4)。ここは正式名称の旧札幌農学校演武場と書いて欲しかったですね。
写真5. 出入口から入る
出入口から時計台に入ります(写真5)。ここで入場料200円(だったかな)を支払い、中に進みましょう。もちろん、外観を眺めて満足するも自由です。時計台は札幌の開拓の歴史や札幌農学校演武場の歴史をまとめた博物館という側面が強いです。
写真6. 昔の札幌市の様子
昔の札幌市の様子を残されています(写真6)。19世紀後半までは都市は存在せず、それから都市開発が進んだため、この写真はそこまで古くありません(松山などではさらに昔の様子が展示されていました)。
写真7. 昔の食事の様子
昔の食事が再現されていました(写真7)。ただし、毎日このようなフルコースだったのかは疑問があります。
写真8. 2Fには講堂が広がる
2Fに上がると、講堂が広がっています(写真8)。高等教育を行っていたことがここからもわかります。現在の大学には大教室で講義を開く科目が多いですね。特に必修で難しい科目は立ちが出るほどですからね。
写真9. 振り子時計の説明
振り子時計の説明があります(写真9)。現在の時計は電気を活用して動いていますが、この時計は振り子で動いています。振り子を採用した時計では日本最古です。このように単にがっかりスポットではない側面があるのです。
テレビ塔を訪問する
札幌駅から時計台を通り、さらに南に進んでみましょう(私は時間の都合で時計台を訪問した翌日に行きました)。
図2. さっぽろテレビ塔の位置
さっぽろテレビ塔は大通公園にあります(図1)。「さっぽろ」はひらがなであることに注意しましょう。展望台は大人720円かかります。
写真10. 大通駅の東側にさっぽろテレビ塔はある
大通駅からアクセスする場合は、東側に進みます。方向がわからない?悲観することはありません。テレビ塔はとても高い建造物ですので、すぐに見つけることができます(写真10)。
私は9:00に営業が開始された直後に向かいました。朝早いためか、GWといえどもそこまで待つことはありませんでした。エレベーターで展望台に上がります。
展望台からは札幌市内を一望できます。ここまで説明的な文章が続いたので、写真をご覧いただきましょう!
写真11. 美しい札幌市内
写真12. 美しい札幌市内
大通公園が一望できます(写真12)。ここは北海道のテレビではよく登場する場面です。
写真13. 美しい札幌市内
写真14. 美しい札幌市内
写真15. 美しい札幌市内
創世川が見えます(写真15)。豊平川が札幌のメインとなる河川ですが、その西側(より中心部に近い側)を流れる川です。
写真16. 美しい札幌市内
写真17. 美しい札幌市内
目線を北側に移すと、JRの線路が見えます。ここを相当ズームして、行き交う列車を撮影しました(写真17)。手前が特急ライラック、奥が733系電車です。
写真18. 美しい札幌市内
塗料片も売り物にするのが、今の発想です(写真18)。でも買う人はいるのでしょうか。私が受験生であれば、このお守りを買う気にはなせん。でも、原価はほぼゼロだから、全く売れなくても問題ないのでしょう(こんなことを考える私はきっとひねくれ者です)。
このように、お手軽札幌観光は幕を閉じました。
さて、前後ではどこに行ったのでしょうか?
←(前)特急スーパーおおぞらに乗る(釧路→札幌、19年GW、グリーン車)
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★今回の旅行の全体的な計画~まとめは以下のページに記載しています。
北海道鉄道旅行の計画とまとめ(19年GW)
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