石清水八幡宮を歩く(京都駅からのアクセスも紹介!)

記事上部注釈
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徒然草でも取り上げられている石清水八幡宮。現在も訪問できます。その石清水八幡宮を訪問しました。京都駅からのアクセスも紹介します。

写真1. 国宝を眺める

徒然草に登場する石清水八幡宮

徒然草といえば、古典でも有名な作品です。その徒然草には石清水八幡宮が登場します。

仁和寺にある法師、

年寄るまで、石清水を拝まざりければ、(中略)

すこしのことにも、先達はあらまほしき事なり。

(仁和寺にある法師より)

簡単にいうと、石清水八幡宮に行こうとした人が山のふもとの寺で満足してしまい、石清水八幡宮に行けなかったという内容です。そこでの教訓が「ベテランがいたほうが良い」ということです。

国語や古典に関する内容は弊サイトや本記事の内容を大幅に超えるので省略しますが、徒然草を習ってから石清水八幡宮に多少の興味が生じたことも事実です(同じ京都では京都駅のほうがずっと興味があったのですが)。私にとって興味深い教科は理科や社会だったのですが、それでも国語で習ったことは脳裏に残っていました。

そして、徒然草で有名な石清水八幡宮現存する寺社仏閣であり、誰でも訪問できます。このようなことがあり、訪問することにしたのです。

石清水八幡宮へのアクセス

石清水八幡宮は石清水八幡宮駅からケーブルカーに乗ってアクセスできます。

石清水八幡宮へのアクセス概要

図1. 石清水八幡宮駅の位置

石清水八幡宮駅の位置です(図1)。そのものずばりの駅がありますので、駅に行くのはそこまで苦労しません。

図2. 京阪電車の路線図

京阪電車の路線図を示しました(図2)。京阪本線(大阪市内の淀屋橋と京都市内の三条を結ぶ路線)の中間駅です。急行停車駅と案内されていますが、京阪電車では急行は珍しい存在(観光客が乗るであろう日中時間帯はほぼ運転されない)であり、実態は(この区間では各駅にとまる準急系も含め)普通のみの停車駅です。

その京阪本線は大阪側は大阪駅や難波地区に通じておらず、京都側は京都駅にも通じていません。大阪側は大阪のビジネス街、京都側は中心街に通じており、京阪本線そのもののポテンシャルは決して低くありませんが、関西地区以外の人にとってのシンボル的な存在の大阪駅や京都駅へのアクセスが悪いことは観光客にとって使いにくい面がありましょう。

大阪駅や京都駅からのアクセスは以下の通りです。

  • 大阪駅:大阪環状線で京橋に移動。京橋から石清水八幡宮駅までアクセス(たいてい特急や快速急行で樟葉に行き、そこから準急か普通へののりかえが良い)
  • 京都駅:近鉄京都線で丹波橋に移動(急行停車駅、特急は避けるのは無難)、丹波橋から普通または準急で石清水八幡宮まで移動

京都駅から石清水八幡宮駅までの移動

京都駅から石清水八幡宮まで移動する人も多いでしょう。そこで、京都駅からの経路を紹介します。

図3. 京都駅から石清水八幡宮駅までの経路(googleマップより引用)

京都駅から石清水八幡宮駅への経路を示しました(図3)。

写真2. 京都駅の近鉄電車のりば

京都駅の近鉄電車のりばです(写真2)。近鉄の場合、特急に乗る場合は特急料金が必要ですから、必然的に急行か各駅停車を選択することになります。

写真3. 急行が停車中

急行が停車中です(写真3)。行先は多岐に渡りますが、丹波橋に行くのであれば、行先は何でも構いません。

写真4. 丹波橋で降りる

丹波橋で降ります(写真4)。京都駅-奈良方面の近鉄電車と、京都市中心部-大阪方面の京阪電車がやってきます。京都駅-大阪方面の流れもそれなりにあるように見え、多くの人が降ります。

写真5. 丹波橋の改札口に向かう

丹波橋の改札口に向かいます(写真5)。

写真6. 京阪電車の駅に歩く

京阪電車の駅に向かいます(写真6)。

写真7. 京阪電車の改札に入る

京阪電車の改札に入ります(写真7)。

写真8. 停車中の準急に乗る

停車中の準急淀屋橋行きに乗ります(写真8)。快速急行や特急だと石清水八幡宮を通過するので、準急や普通に乗る必要があります。

写真9. 石清水八幡宮に到着!

石清水八幡宮に到着です(写真9)。石清水八幡宮に向かうハイキング客が降りています。

写真10. 電車が発車!

古豪の電車が発車しました(写真10)。駅前に石清水八幡宮がないので、もう少し移動が必要です。

ケーブルカーによる石清水八幡宮へのアクセス

先達は山まで歩いたと思いますが、現代はケーブルカーによるアクセスが可能です。大阪方面のホームとケーブルカーのホームが接していますが、直接の乗りかえは不可能で、いったん改札を通り抜ける必要があります。

写真11. 駅の外を歩いてケーブルカーに向かう

駅の外を歩いてケーブルカーに向かいます(写真11)。

写真12. ケーブルカーの駅に到着!

ケーブルカーの駅に到着です(写真12)。ケーブルカーは15分間隔が基本で、京阪本線の運転間隔に近いです。では接続が良好か?というと微妙に歩くせいで接続は非常に悪かったです。私は10:28に到着し、10:31にケーブルカーの駅に到着しました。つまり、14分待ちです。ホームどうしが直結していれば10:30のケーブルカーに間に合い、15分の時間が産み出されていました。

石清水八幡宮に向かう人はそんなせっかちではいけない?その指摘は聞いていないということにします。

写真13. いかにも新しいケーブルカーがやってきた

いかにも新しいケーブルカーがやってきました(写真13)。

写真14. ケーブルカーが発車!

ケーブルカーが発車しました(写真14)。

写真15. ケーブルカーが進む

ケーブルカーが進みます(写真15)。

写真16. 行き違い部分がある

行き違い部分があります(写真16)。ここで山を下る方向の車両とすれ違います。

写真17. 緑の中を登る

緑の中を登ります(写真17)。5月下旬は旅行にちょうど良い季節に感じます。

写真18. 山頂の駅に到着!

山頂の駅(八幡宮山上駅)に到着します(写真18)。

石清水八幡宮を歩く

さて、石清水八幡宮に向かいましょう!

写真19. 本殿は迂回が良い

直線状に移動するのは褒められた行為でなく、迂回するのが良いとされます(写真19)。

写真20. 山道を歩く

山道を歩きます(写真20)。

写真21. 厄年のご案内

厄年の案内です(写真21)。信じるも信じないも各自の自由です。私は自由側の考えで、都合の良いことは信じ、不都合なことは信じないという原則です。

写真22. 階段を登る

階段を登ります(写真22)。

写真23. 本殿に近づく

本殿に近づきました(写真23)。

写真24. 赤い神社!

赤い神社です(写真24)。一般の人は中に入れませんが、祈祷だか何かをすると中に入れます。

写真25. 神社を歩く

神社を歩きます(写真25)。

写真26. 荘厳な雰囲気

荘厳な雰囲気が包みます(写真26)。

写真27. 門が閉鎖される

門が閉鎖されています(写真27)。多客期以外は通れる門を限定しているのでしょうか。

写真28. 神社の存在意義とは?

素晴らしい言葉がつづってありますが、これって神社が発するべき内容なのでしょうか(写真28)。

写真29. 資本主義経済の姿が見える

神様といえど、金銭次第のところがあります(写真29)。お金を払えば願いを書いて貼らせてくれます。神社で資本主義経済の仕組みを勉強できるとは思いませんでした!

写真30. 表参道を歩く

表参道を歩きます(写真30)。表参道といってもブランドショップが立ち並ぶ場所ではありません。東京の表参道は明治神宮の表参道というのが地名になっているだけのことです。

写真31. 表参道を歩く

表参道を歩きます(写真31)。よく見ると灯篭の形が1つ1つ異なります。型に入れて大量生産する現代の工業と異なる思想で1つ1つ造られたのでしょう。

写真32. 素晴らしい空間を堪能!

このようにして素晴らしい空間を堪能できました(写真32)。

石清水八幡宮に行ってみて

写真33. 山の上から風景も堪能できる

今回、徒然草のことをふと思い出し、石清水八幡宮に行ってみました。人も多すぎず少なすぎずほど良い混雑で楽しめました。「京都は人が多すぎてもう行けない」と感じている人も多いでしょう。ポイントを少しずらすだけで快適な旅行が楽しめます。風情ある場所を満喫するとともに、そんなことも気づきました。

前後を読みたい!

果たして前後はどこに行ったのでしょうか?

(←前)ホテル京阪 京都駅南の宿泊記

石清水八幡宮を歩く(京都駅からのアクセスも紹介):現在地

京都の繁華街を歩く(寺町通周辺)(→次)

★今回の旅行の全体像は24年伊勢・京都旅行の振り返りに記載しています。

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