羽田からシンガポールへの航空便

記事上部注釈
弊サイトでは実際に利用したサービスなどをアフィリエイトリンク付きで紹介することがあります

東南アジアで経済的に最も繁栄しているシンガポール。ここへの航空便は多くあります。そんなシンガポールへの航空便を利用しました。

写真1. 羽田空港に待機中のシンガポール航空SQ0631便

復習:東京とシンガポールの航空便

まず、東京地区とシンガポールへの航空便の概要を紹介します。

運航の概要をまとめました。シンガポールへの航空便はシンガポール航空だけでなく、他の航空会社からも運航されています。

所要時間はどの会社でも大差なく、7時間前後です。これは、航空機そのものは最高速度が950km/hが限界で、それはどの航空会社でも変わりません。代わりに、価格は異なります。これはその航空会社の運営方法や路線網、あるいはサービス内容が異なるためです。また、航空会社は弾力的すぎる運賃制度を採用しており、最安の運賃で利用するのは難しいです。特に5社もあるとその思いは強くなります。

とはいえ、予約は難しくありません。これら5社のサイトを個別に確認するのではなく、格安航空券予約サイト スカイチケットなどの比較サイトを眺めれば予約まで完了します。そのような意味で、比較サイトでの検討は重要でしょう。

東京側の空港は羽田空港か成田空港に分かれます。例えば、シンガポール航空は羽田便が1日3往復、成田便が1日2往復です。シンガポール側の空港はシンガポール空港(チャンギ空港)です。東京側の空港については、各自の都合に合わせて空港を選択すると良いでしょう。

シンガポール航空への実際の搭乗

御託はこの程度にして、実際にシンガポール航空の航空便に乗りましょう!

表1. 搭乗した航空便の概要

搭乗日2024年8月11日
航空便SQ0631
機種ボーイング 777-300ER
羽田発9:15
シンガポール着15:15
等級エコノミークラス

搭乗便の概要を示しました(表1)。この表を見ると所要時間は6時間に見えますが、時差があり、シンガポール着は日本時刻の16:15です。そのため、所要時間は7時間です。

この航空便はB777-300ERが使われます。

写真2. 安全のしおりに書かれた機種

私は交通手段について疎いので、航空機の機種については知りません。そのため、事前の知識はなく座席の背面ポケットに入っている「安全のしおり」で機種を確認しました(写真2)。同じ機種であっても航空会社によって座席配列が異なり、JALとシンガポール航空は横9列、ANAは横10列です。よって、同じ価格であれば、ANAではなくJALやシンガポール航空を利用すると良いでしょう。

羽田空港での搭乗手続き

羽田空港に向かいます。私はモノレールを使いましたが、人によっては他の手段を使うでしょう。それでも羽田空港の第3ターミナルに着くことは同じです。航空機搭乗の前にやるべきことは以下の通りです。

  1. 搭乗手続き(人によっては手荷物を預けることも)
  2. レンタルWi-Fiの受取(人によっては不要)
  3. 出国手続き(保安検査も含む)

写真3. 羽田空港第3ターミナルの様子

羽田空港第3ターミナルに入ると大型の液晶モニターがあります(写真3)。ある程度の時間を置いて交互表示されます。

写真4. シンガポール航空はAカウンター

シンガポール航空はAカウンターに向かいます(写真4)。シンガポール航空の搭乗手続きとはいえ、2023年の情報ではJALが搭乗手続きを代行しているはずです。

写真5. 自動チェックイン機がある

シンガポール航空のチェックインカウンターの脇に自動チェックイン機があります(写真5)。パスポートと予約番号を提示すれば完了です。

写真6. 海外旅行保険の窓口がある

海外旅行保険の窓口があります(写真6)。直前でも申し込みできるのは商魂たくましいです。

写真7. GLOBAL WiFiの窓口がある

京急線のりばの近くにGLOBAL WiFiの窓口があります(写真7)。出国エリアに立ち入ると受け取れませんので、出国手続き前にWi-Fiの受取をすます必要があります。今はデジタル化が進んでいますので、指定のロッカーにメールで送られたQRコードをかざせば終了です。

写真8. 朝食に吉野家を選択

これから海外旅行に向かい、しばらくは日本食は無理でしょう。そのため、和食レストランの吉野家で朝食をとることにしました(写真8)。

写真9. 空港らしく出発表示がある

空港らしく出発表示があります(写真9)。感心するのはシステムに連携している(と思われる)液晶表示であり、正式な液晶表示のライブカメラ画像ではありません。

(参考)写真10. 電光掲示板でなく、電光掲示板のライブ画像が表示される例(敦賀で撮影)

このようなライブ中継は低コストだと思いますが、意外と普及しませんね…(写真10)。

写真11. 保安検査場の待ち時間

次に保安検査場に進みます。このときは連休2日目でしたが、20分前後でした(写真11)。

写真12. 保安検査場に並ぶ人々

保安検査場に並ぶ人々です(写真12)。私もこの一員になると思うと気が重いです…。デジカメの撮影記録を見ると、7:53:58でした。

保安検査場で検査を受け(余談ですが、金属探知機でモデル歩きを披露したら、立ち止まって所定のポーズを取るように言われました)、出国審査を通り、制限エリアに立ち入ります。

写真13. 華やかなエリアを通る

免税店が並ぶ華やかなエリアを通ります(写真13)。私は存在そのものがブランドですので、この免税店でブランドものを買うことはありません。

写真14. シンガポール行きの搭乗口に到着!

8:17:15に出国審査が終わり、ターミナル内を歩いて搭乗口付近に到着したのが8:23:41です(写真14)。デジタルカメラの時計なので時刻そのものは正確ではありませんが、時間経過を推定するには問題ないでしょう。

つまり、保安検査開始~出国審査終了まで23分17秒、保安検査開始~搭乗口付近到着まで29分39秒でした。このときという条件付きになりますが、保安検査と出国審査に25分、保安検査から搭乗口まで35分見積もられるということです。

2023年の大型連休前(夜間)は保安検査開始~出国審査終了まで約22分でしたから、その程度と考えて良さそうです。

写真15. 国際空港らしく海外の航空機も見える

国際空港らしく海外の航空機も見えます(写真15)。

シンガポール航空への搭乗と客席の様子

いよいよ搭乗です。

写真16. 等級ごとに案内される

等級ごとに案内されます(写真16)。このような立て看板で案内するのは初めて見ました(写真16、今まで気づいていないだけ?)。

写真17. 搭乗口に並ぶ

搭乗口に並びます(写真17)。ここまでラウンジの記述がないことからわかる通り、私は上級会員でもなければ、ビジネスクラスを予約したわけでもありません。リアルでしょ?

写真18. 搭乗口に進む

搭乗口に進みます(写真18)。

写真19. 航空機に向かう

航空機に向かいます(写真19)。

写真20. 航空機に向かう

航空機に向かいます(写真20)。

写真21. 近くに航空機が見える

近くに航空機が見えます(写真21)。

航空機に入ります。キャビンアテンダントの多くが東南アジア系の方々であり、搭乗口(おそらくスターアライアンス系列のANAが担当)とは異なる雰囲気です。海外に行くという気持ちが強くなりました。

写真22. シンガポール航空のビジネスクラス

ビジネスクラスの雰囲気です(写真22)。快適な移動が約束されそうです。そのかわり、費用はかなり高くつきます。

写真23. ビジネスクラスの雰囲気

後で示す、エコノミークラスと全く異なる空間の広さです(写真23)。

写真24. エコノミークラスの様子

エコノミークラスの様子です(写真24)。

写真25. エコノミークラスの様子(降りる際に撮影)

エコノミークラスの様子です(写真25)。よく見ると、窓側も中央も横3列の合計横9列です。一般的なエコノミークラスよりも1列少なく、(ビジネスクラスとはほど遠いですが)ゆとりを感じます。

写真26. 座席背面の様子

座席背面の様子です(写真26)。大型のモニターが魅力的です。

写真27. 安全のしおりに機種が書かれる

座席ポケットに安全のしおりが入っています(写真27)。これで航空機の機種が書かれています。

実際の航行の様子

では、実際に移動します。

写真28. 羽田からシンガポールへの経路

シンガポール到着前に経路を撮影しました(写真28)。直線状ではないのは、雲を避けたためです。

写真29. 羽田空港で出発待ち

羽田空港で出発待ちの様子です(写真29)。

写真30. 滑走路に向け移動!

滑走路に向け移動します(写真30)。

写真31. 滑走路に向けて移動

滑走路に向けて移動します(写真31)。

動画1. 離陸時の様子

せっかくなので、離陸時の様子を動画で記録しました(動画1)。離陸直前の加速力に気づかされます。

写真32. 江ノ島付近を眺める

このときは北側の風景を見られるように座席を指定していました。そのため、地図で見るような角度で地上を眺められます。江ノ島が見えました(写真32)。

写真33. 熱海付近を眺める

熱海付近まで進みました(写真33)。

写真34. 沼津付近を眺める

伊豆半島を横断し、もう沼津付近です(写真34)。

写真35. 富士山を眺める

このときは富士山が見えました(写真35)。機内アナウンスでも富士山が見えることを案内していました。

写真36. 名古屋駅付近の高層ビルが見える!

ちょっとマニアックな風景ですが、名古屋駅付近の高層ビルも見えます(写真36)。

写真37. 中部国際空港が見える

中部国際空港も見えます(写真37)。国際空港と名乗っていても、東京国際空港や成田国際空港よりも国際線利用者が少ないと聞きます。

写真38. 室戸岬が見える

室戸岬が見えます(写真38)。このあたりから日本列島と徐々に離れます。

写真39. 台湾上空を通過!

しばらくして台湾上陸を通過しました(写真39)。日本と雰囲気が違うように感じます。

写真40. シンプルな機内食が出される

機内食が出されました。非常にシンプルです(写真40)。機内食はこの程度でじゅうぶんで、そのぶん安くしてほしいというのが本音です。

写真41. 南国の雲

南国の雲が広がります(写真41)。雲の中は上昇気流や下降気流が多く、可能であれば雲を避けます。このときはこの雲を避けるように移動していました。これを全旅客機に深度化して欲しいと思います。揺れは嫌だし…。

写真42. シンガポールに近づく

シンガポールに近づいてきました(写真42)。

写真43. 南の島が見える

南の島が見えます(写真43)。写真では伝わりにくいですが、ポスターなどで見る南国らしい美しい様子を感じました。

写真44. プランテーションが見える

プランテーションが見えます(写真44)。私の地理の最終学歴は中卒レベルですが(高等学校以降は地理の授業を履修していません)、その最終学歴で習った単語が目に浮かびました。

写真45. シンガポール周辺の様子

シンガポール周辺の様子です(写真45)。シンガポールは小さな都市国家で、近くにはマレーシアが位置しています。これはどっちだったかな?

動画2. シンガポール着陸の様子

シンガポール着陸の様子も動画で撮影しました(動画2)。

写真46. シンガポールに到着!

シンガポールに到着しました(写真46)。全般に揺れが少ない行程でした。

このときは非常に好調で15:05には席を立っていました。定刻より10分も早く着陸どころか行動開始です。

写真47. 航空機から降りる

航空機から降ります(写真47)。

写真48. トランジットエリアを進む

トランジットエリアを進みます(写真48)。

写真49. 日本語の案内もある

シンガポールは日本と同じくアジアということもあり、日本語表示もあります(写真49)。

写真50. 華やかなエリアに入る

華やかなエリアに入ります(写真50)。チャンギ空港は乗りつぎを意識した空港であり、乗りつぎ時間も退屈させない工夫がなされています。

写真51. 入国エリアに近づく

そうして進むうちに入国エリアに近づきます(写真51)。

写真52. 入国エリアに到着!

入国エリアに到着しました(写真52)。シンガポールは入国時に事前に電子申請が必要で、その点がやや面倒です。

写真53. シンガポールに入国!

シンガポールに入国しました(写真53)。私の史上初の熱帯エリア進出です。撮影時間を追うと、航空機から降りられる時間(私が席を立った時間ではない)から27分後にここにたどり着いています。着陸から降機まで15分かかるとすると、着陸後45分後にはシンガポールの空港で自由に動けるということです。

シンガポールへの航空便に乗ってみて

今回、シンガポールへの航空便としてシンガポール航空を選択しました。エコノミークラスでありながら、横9列(2023年に乗ったターキッシュエアラインズは横10列でした)と若干の余裕が認められました。シートピッチの狭さを無視すれば、新幹線の普通車横4列シートに近い居住性を感じました。

とはいえ、航空機の特性上、揺れは多いです。そうであっても、今回の飛行では上下の揺れはあまり感じませんでした。天候次第の側面はありますが、シンガポールへの飛行は比較的快適な部類に入るのではないのでしょうか。

また、開放的な雰囲気の飲食店も多く、ここでひと休みすることもシンガポール観光の1つの思い出となることでしょう。そのような意味で、シンガポールに寄る時間が生じたら多少無理してでも行くべき場所と思いました。

前後を読みたい!

果たして前後はどこに行ったのでしょうか?

(←前)ありません!

羽田からシンガポールへの航空便:現在地

シンガポールのマーライオンの観光(→次)

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