アハト シターンホテル ボン(ACHAT Sternhotel Bonn)の宿泊記(ボン中心部のホテル)

記事上部注釈
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西ドイツ時代の首都だったボン。今でも美しい街並が残り、華やかさを感じます。そんなボンの中心部の歴史あるホテルに宿泊しました。

写真1. ヨーロッパらしい街並にたたずむACHAT Sternhotel Bonn

ACHAT Sternhotel Bonnの感想まとめ

ACHAT Sternhotel Bonnの感想をまとめると以下の通りです。

  • ボンの中心部に位置し、駅を含めてどこに行くにもアクセス良好である
  • 朝食も充実しており、朝のスタートを切るにも良い
  • 冷房は備わっていないが、夕方以降は冷涼な気候であるため、その弱点はあまり問題にならない

以下に詳細を記します。

ACHAT Sternhotel Bonnの立地

ホテルで重要なことは立地と客室です。まず、立地について記します。

図1. ホテルの位置(googleマップより引用)

ホテルの位置を示しました(図1)。

写真2. ボン中央駅を出る

ボン中央駅の駅舎を出ます(いわゆる駅の表側です、写真2)。

写真3. 狭い道路を歩く

狭い道路を歩く(写真3)。

写真4. 細い路地を歩く

細い路地を歩きます(写真4)。

写真5. 細い道の先に広場が見える

写真6. 広場がある

広場があります(写真6)。マルクト広場と称します。このマルクト広場に接してアハト シターンホテル ボン(ACHAT Sternhotel Bonn)があります。

ボンは区画が複雑です。駅からホテルまで行く際にはgoogleマップ(と現在位置表示)が必須と感じました。例えば、グローバルWiFiで最低限のインターネット環境を整えることはこのような場面で重要と思いました。

写真7. 広場のかたすみにホテルがある

広場のかたすみにホテルがありました(写真7)。

ACHAT Sternhotel Bonnの客室

ホテルで重要なのは立地、そして客室です。そこで、ここでは客室を紹介します。

客室の本体部分

客室の本体部分です。

写真8. 部屋の全景

部屋の全景です(写真8)。コンパクトながら、インテリアは意外と現代的です。

写真9. ベッドの様子

ベッドの様子です(写真9)。2人だとやや狭い気もしますが、許容範囲内でしょう。ベッドの寝心地は良く、ぐっすり寝られました。ベッドこそホテルの神髄でしょう。その神髄がきちんとしていることは非常に重要です。

写真10. ベッドを別の角度から撮影

ベッドを別の角度から撮影しました(写真10)。

写真11. 机が配置される

机が配置されています(写真11)。日本のホテルであればテレビはテーブルに置いてあることが多い気がしますが、海外は壁に掛けられていることが多く感じます。日本と異なり地震も少なく、壁掛けにしてもリスクが少ないという理由でしょうか。

写真12. タンスがある

タンスがあります(写真12)。もっとも、欧州で「タンス」という表現が適切かはわかりかねますが…。

写真13. タンスを開ける

タンスを開けました(写真13)。

動画1. 室内の様子

室内の様子を動画で撮影しました(動画1)。雰囲気が伝わると思います。

ここまで冷房装置がないことに気づいたかもしれません。そう!冷房はありません。とはいっても、ボンに冷房がない建物が多く、このホテルがことさら特殊ということはありません。そして、(私が訪問したときは記録的な猛暑だったにもかかわらず)朝は涼しく、宿泊場面に限れば冷房はほぼ不要です。冷房にかける費用を他の費用に回し、コストパフォーマンスの高さを実現していると解釈しました。

水回りの様子

次に水回りの様子を紹介します。

写真14. シャワーの様子

シャワーの様子です(写真14)。

写真15. シャワーの様子

シャワーの様子です(写真15)。

写真16. トイレと洗面所が同居

トイレと洗面所が同居しています(写真16)。

写真17. 洗面所の様子

洗面所の様子です(写真17)。

動画2. 水回りの様子

水回りの様子を動画で撮影しました(動画2)。雰囲気が伝わると思います。

ACHAT Sternhotel Bonnの朝食の様子

ここは朝食付きのプランを予約しました。そこで、朝食の様子を紹介します。

写真18. 朝食会場の雰囲気

朝食会場の雰囲気を外から撮影しました(写真18)。クラシカルな建物ですが、朝食会場は現代的なセンスを感じます。

写真19. 朝食会場からは広場が見える

朝食会場からは広場が見えました(写真19)。

写真20. 朝食会場の様子

朝食会場の様子です(写真20)。これは奥側から入口側を振り返ったものです。こうして見ると、間接照明がイカしています!

写真21. コーヒーメーカーがある

欧州はコーヒーを飲む習慣があるためか、コーヒーメーカーも充実していました(写真21)。

写真22. ゆで卵が常備されている

ゆで卵もありました。絵を描くのは遊び心があるという人もいると思いますが、インクが中に透けていましたよ…。

写真23. パンの種類も多い

パンの種類も多いです(写真23)。

写真24. ハムとチーズも多い

ハムとチーズが多いです(写真24)。

写真25. フルーツも多い

フルーツも多いです(写真25)。これらのラインナップは欧州らしさを感じました。逆にザワークラウトのような「ドイツ」というラインナップは見かけず、「ドイツ」らしさを感じなかったものです。

写真26. 組み合わせの一例

組み合わせの一例です(写真26)。ブッフェ形式ですので、組み合わせや量を好きに選択できるのが良いですね!まあ、日本でも食べられそうな組み合わせですが、前日に豪勢な昼食をとったので、この程度がちょうど良かったのです。

でも、トマトスープは欲しかったな…。

(参考)写真27. やや疲れた身に染みたトマトスープ(2023年に撮影)

ACHAT Sternhotel Bonnの共用部分

そのほかの共用部分を紹介します。

写真28. イケてるロビー

イケてるロビーです(写真28)。

写真29. 1Fの様子

1F(日本で2Fに相当)の様子です(写真29)。エレベータも付いており、スーツケースを持った旅行者にも優しい設計です。私は階段を使ってしまいましたが(スーツケースを持たない海外旅行に挑戦しています)。

写真30. 1Fのロビースペース

1Fにはロビースペースがありました(写真30)。

写真31. 独特ないすがある

独特ないすがありました(写真31)。

写真32. 客室部分に向かう仕切扉

興味深いことに、客室部分とはドアで仕切られていました(写真32)。私は1Fに宿泊していたので、このドアを開きました。

写真33. ろうかの様子

写真34. ホテルの歴史が掲載されている

ホテルの歴史が掲載されていました。以下の内容が掲載されています。Google先生によると、以下のようなことが書いていました。

1620年 初めて建設される

1895年 前オーナーのションバルトは数軒の家で構成されていた古いホテルを取り壊し、最新の技術と最高の快適さを備えた新しい建物を建てました。

1949年 ボンが連邦首都になった後、ホテルの完全な再建が始まります。ホテル ツム ゴールデン シュテムの名前が「シュテムホテル」に変更されました。

ホテルの掲示物(意訳)

写真35. ホテルの歴史が掲載される

このように歴史が掲載されています(写真35)。いろいろと手が加えられていることがわかります。

写真36. 歴史ある建物も中身を新しくしている

歴史ある建物も中身を新しくしています(写真36)。そのようなことが書かれているのでしょう。かなり歴史のあるホテルだったのですか!

写真37. 中庭がある

中庭もあります(写真37)。私の宿泊した部屋は中庭に接していました。

ACHAT Sternhotel Bonnに宿泊してみて

写真38. 欧州らしい歴史ある建物の入口の奥には現代的な空間が広がる

今回、ボンの中心部に位置し、それなりに価格が適切なホテルという条件でたまたま選んだのが、ここSternhotel Bonnです。そのため、大きな期待はしていませんでしたが、ヨーロッパらしい、古い建物を有効活用したホテルでした。まさか400年以上昔からやっているところとは思いませんでした。そのような意味で非常に貴重な体験でした。

前後を読みたい!

果たして前後はどこに行ったのでしょうか?

(←前)コブレンツとボンの移動(ライン川左岸線のICE)

アハト シターンホテル ボン(ACHAT Sternhotel Bonn)の宿泊記:現在地

ドイツ最古の登山鉄道(ドラッヘンフェルス鉄道)とその周辺(→次)

★本旅行記については、24年夏旅行のまとめで全体像(予算、日程、感想、そして次回への改善点)をまとめています。

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