EUの心臓部ともいえるブリュッセル。そのブリュッセルは多くのエリアがあり、ホテル選びには迷います。今回は静かなエリアでキッチン付きという条件で選んでみました。
アダージョ アクセス ブリュッセル ヨーロッパの感想まとめ
アダージョ アクセス ブリュッセル ヨーロッパの感想をまとめます。
- キッチン付きの部屋で、コインランドリーもあり、長期滞在にちょうど良い
- 部屋はややコンパクトと感じるが、狭さを過度に意識することもない
- ブリュッセルの「山の手」ともいえる立地で、夜も騒がしくない
詳細は以下で記します。
アダージョ アクセス ブリュッセル ヨーロッパのアクセス
ホテルで重要なのはアクセスと部屋でしょう。まず、アクセスを紹介します。ブリュッセルで行動する多くの人たちは鉄道で移動するでしょうから、駅からのアクセスを記します。誰ですか?お前が駅からやってきたからと言った人は?
図1. アパートホテル アダージョ アクセス ブリュッセル ヨーロッパの位置(googleマップより引用)
図2. ホテルの位置と路線図を重ね合わせる(ブリュッセル市内交通路線図より引用後加工)
ホテルの位置を示しました(図1)。理論上はTrone(Troon)駅が近いですが、ここに来る地下鉄2号線と6号線は都心を通っておらず(ブリュッセルの環状軸)、都心からのアクセスはやや不便です(逆に長距離列車でブリュッセル南駅でやってきたら2号線か6号線で1本ですが)。
写真2. フランス語とオランダ語の双方の表記が書かれている
そこで、第2の最寄駅のArts-Loi駅からの行きかたを紹介します。ここはブリュッセルの環状軸の地下鉄路線だけでなく、都心の東西軸の1号線と5号線も乗り入れてますので、それなりに便利です。ここでArts-Loi駅と述べましたが、これはフランス語表記です。オランダ語表記ではKunst-Wet駅です(写真2)。駅名標には片方しか表記されておらず、戸惑います。
写真3. 駅を出たら大きいほうの通りを進む
駅を出たら大きいほうの通り(高さの低い道路が並走している)を進みます(写真3)。大きい交差点がありますが、狭い道路を右に見て進みます。この写真で中央よりやや右側から画面の奥に進む通りを右に見る角度で、広い道路を歩くということです。
写真4. 広い通りを進む
広い通りを進みます(写真4)。
写真5. 2つ目の大きな通りを曲がる
2つ目の大きな通りを曲がります(写真5)。この信号を渡るイメージですね!
写真6. その通りを歩く
その通りを歩きます(写真6)。ここでも2つ目の交差点で曲がります。この写真で赤信号が灯っている交差点です。
写真7. ホテルに到着!
ホテルに到着します(写真7)。最初は地図を見ながら行くことになるでしょうが、じきに慣れていき、2号線や6号線を駆使したり、中心部からバスを使う自分に驚くでしょう。
ただし、googleマップ(と現在位置表示)が必須と感じました。例えば、グローバルWiFiで最低限のインターネット環境を整えることはこのような場面で重要と思いました。
アダージョ アクセス ブリュッセル ヨーロッパの客室
ホテルで重要なのは客室です。その様子を紹介します。
水回り以外の様子
最初に水回り以外を紹介します。
写真8. 客室の入口からの光景
客室の入口からの光景です(写真8)。広さはそこまで感じません…。
写真9. ベッドスペースの様子
ベッドスペースの様子です(写真9)。そこまで狭くなさそうで、実際に快適に眠れました。私は寝付きが良いほうというのもありますが…。
写真10. ベッドの様子
ベッドの様子です(写真10)。ベッドの左右にミニテーブルがあり、目覚まし時計がわりの携帯電話を置けるなど、重宝します。
写真11. テレビがある
部屋の奥にテレビ付きのテーブルがあります(写真11)。欧州のホテルだと一般的な壁掛け式のテレビです。ベルギーのテレビ番組は内容はよくわかりませんでしたが…。
写真12. 部屋の奥から入口を眺める
部屋の奥から入口を眺めます(写真12)。ミニキッチンが光ります。特にお湯を沸かすことができた点が大きかったです。いつも外食というわけにはいかず、たまには部屋でトマトスープを食べたかったのです。
キッチン脇にもテーブルがありました。
写真13. キッチン脇のテーブル
キッチン脇のテーブルです(写真13)。
写真14. キッチン部分を見る
キッチン部分を見ました(写真14)。右にキッチン、左に棚という配置です。
写真15. キッチン部分の上側
キッチン部分の上側です(写真15)。電子レンジ、食器、鍋があり、それなりに道具がそろっていることがわかります。
写真16. キッチン部分の下側
キッチン部分の下側です(写真16)。電気コンロと流しがあります。下に包丁が入っており、果物をカットするのに役立ちました。
写真17. キッチンの左側の荷物入れ
キッチンの左側には荷物入れがありました(写真17)。ここに大荷物を置くことができ、見た目がすっきりしました。
写真18. ハンガーも備わる
その左側にはハンガーも備わっていました(写真18)。荷物入れとタンスを一気に空けることができないので、忘れもののリスクはありそうです。
動画1. 部屋の様子
部屋の様子を動画で撮影しました(動画1)。部屋の雰囲気がわかると思います。
水回りの様子
水回りの様子を紹介します。
写真19. 水回りの様子
水回りの様子です(写真19)。トイレと洗面所があります。この右側にはシャワーがあります。
写真20. 洗面所の様子
洗面所の様子です(写真20)。下にタオルもあり、機能的で清潔な空間です。
写真21. トイレの様子
トイレの様子です(写真21)。
写真22. シャワーの様子
シャワーの様子です(写真22)。欧州では一般的な、ガラス戸に仕切られた、シャワーです。湯舟はありません!欧州で湯舟を期待するほうが間違いというか…。
動画2. 水回りの様子
水回りの様子を動画で撮影しました(動画2)。雰囲気を理解する一助となればと思います。
アダージョ アクセス ブリュッセル ヨーロッパの共用部分
最後に共用部分を紹介します。
フロント部分
ホテルに入って先に目にするのがフロントです。そのフロントとロビーを紹介します。
写真23. ホテルの入口
ホテルの入口です(写真23)。なかなかおしゃれな内装です。
写真24. 開放的なフロント
開放的なフロントです(写真24)。最初、左側の人が右側の女性になれなれしく話しかけており、奇妙に感じましたが、2人とも従業員でした。客側と従業員側の区別がつかないほど、服装がカジュアルだったのです。
写真25. 朝食会場を兼ねる
朝食会場を兼ねたロビーです(写真25)。私は近所などのスーパーマーケットが食卓代わりでした!
写真26. 健康に良さそうな水
身体に良さそうな水もありました(写真26)。
写真27. ウォーターサーバーがある
ウォーターサーバーがありました(写真27)。旅のスペシャリストの風格を持つ客は、ここでペットボトルに水を入れていました。私はつつましいので、そのようなことはできませんでした。
フロントの目の前でもあり、一定程度であればこのようなプロフェッショナル的な行動は黙認されているように見えました。
ランドリー部分
この旅行の中盤に宿泊した、このホテルでは洗濯することを前提としました。そのため、このホテルのランドリーは重宝する設備でした。
写真28. ランドリー部分
ランドリー部分です(写真28)。地下にあり、心理的に入りにくい空間でした。そのためか、空いていました。
写真29. 洗濯機の様子
洗濯機の様子です(写真29)。
写真30. 洗濯と乾燥で別料金
洗濯と乾燥で別料金です(写真30)。ベルギーはカード社会ですが、なぜかコインランドリーは現金だけの受け付けです。ちょっと厄介でした。
アダージョ アクセス ブリュッセル ヨーロッパの共用部分
写真31. ホテル近くの雰囲気
アダージョ アクセス ブリュッセル ヨーロッパは中心市街地から離れており、やや不便な立地でした。しかし、ホテルは夜に寝ることがメインの施設です。そのため、中心市街地から離れているということは静かな立地ということも意味します。そう、静かな環境で睡眠をとることができたのです!
とはいえ、立地が全くの不便な場所ということでもありませんでした。地下鉄が通っており、バス95系統によって本当の中心市街地や観光名所にアクセスできます。また、EU地区にもほど近いです。ブリュッセルを知るには良い立地でしょう!
写真31. 近くのスーパーマーケット
図3. 最寄のスーパーマーケットへの経路(googleマップより引用)
また、スーパーマーケットも近く、ある意味朝食会場が別に用意されていたようなものです。そして、簡易的ながらもキッチンが付いており、長期滞在に適切なホテルでした。
果たして前後はどこに行ったのでしょうか?
アダージョ アクセス ブリュッセル ヨーロッパの宿泊記(24年夏):現在地
グランプラスとその周辺の観光(フラワーカーペットも収録!)(→次)
★ブリュッセル観光のまとめはブリュッセルの街歩き観光のまとめ(気温も記載)をご覧ください!