ベルギーの海岸沿いの主要都市のオステンド。ここは海岸リゾート地区の雰囲気を感じられ、夏に訪問するには楽しい都市です。そんなオステンドで街歩きを堪能しました。
写真1. オステンドの光景
補足ベルギーは2つの言語(フランス語とオランダ語)が主に使われる国家です。本記事で取り扱う範囲はオランダ語使用地域ですので、地名などの表記はオランダ語読みに準拠することにします。また、Oostendeの読みは「オーストエンデ」とも表記しますが、本記事では地球の歩き方に合わせたオステンドと表記します。
復習:オステンドの概要
最初にオステンドの概要を紹介します。
図1. オステンドの位置
オステンドの位置を示しました(図1)。ベルギーの北海沿いで最も人口の多い都市です。オステンドは人口7万人程度でオランダ語が公用語です。そして、ベルギーでも有名な海岸リゾート地で、夏はリゾート客でにぎわいます。
そのオステンドはブリュッセルから列車で1本でアクセスできます。所要時間は1時間20分程度で、本数は毎時2~3本(直通は毎時1本)です。この程度の所要時間であれば、新宿から江ノ島までの所要時間と同等で、ブリュッセルから日帰りも無理のないシナリオです。
また、海岸には路面電車が走っており、海岸沿いを散策するのも良いでしょう。その場合もオステンドは旅の拠点になりましょう。
オステンドの街歩き
さて、実際にオステンドの街歩きを堪能しましょう。
図2. この日の経路(完全に正確ではないにしろ、大きな相違点はないでしょう)
この日の経路を示しました(図2)。
写真2. 駅前に海がある
駅前から水辺の光景が広がります(写真2)。夏らしい光景に見えます。
写真3. 橋で渡る
橋で海(川?)を渡ります(写真3)。
写真4. 教会が登場!
聖ピーターとポール教会が登場します(写真4)。
写真5. 教会がよく見える
教会がよく見えました(写真5)。すごい建物だ!
写真6. 教会の裏側に回り込む
教会の裏側に回りました(写真6)。左に見えるのは、聖ピーターの塔です。この塔は一般公開していません。
写真7. 教会が街に溶け込む
教会が街に溶け込んでいます(写真7)。欧州は教会が街に溶け込んでうらやましい、とも思いましたが、日本にも神社や寺院が街に溶け込んでいます。ある意味、同じでしょう。
写真8. オステンドのメイン通りに出る
オステンドのメイン通りに出ました(写真8)。ここまで西側に向かっていましたが、北側に向かいましょう!
写真9. メイン通りを北に進む
メイン通りを北方向に進みます(写真9)。歩行者天国となっているのか、歩きやすいです。
写真10. 多くの店舗がある
多くの店舗があります(写真10)。欧州の都市は中心部がにぎわっており、日本の地方都市との違いを感じます。
写真11. ドイツ風の建物があった
ドイツ風の建物がありました(写真11)。
写真12. 歩行者天国を歩く
歩行者天国を歩きます(写真12)。比較的新しい建物が多く、日本の首都圏の駅前を感じさせます。新しい建物が多いということは、最近の興隆が伝わります。人通りが多い夏の時期に向かった点もこの感想を抱いた理由かもしれません。
写真13. 栄える中心部
栄える中心部を歩きます(写真13)。
写真14. 広場に立ち寄る
広場に立ち寄ります(写真14)。このときはフリーマーケットが開催されていました。
写真15. 花や雑貨が並ぶ
花や雑貨が並んでいました(写真15)。
写真16. さらに進む
さらに進みます(写真16)。
写真17. イカしたアーケードがある
進行方向左側を見ると、イカしたアーケードがあります(写真17)。入ってみましょう。
写真18. アーケードを進む
アーケードを進みます(写真18)。正確にはショッピングセンターのようです。
写真19. 1本西側の通りに出た
1本西側の通りに出ました(写真19)。欧州の夏は屋外に席を置く店が多く、どこも屋外の席が埋まっています。
写真20. さらに北に進む
さらに北に進みます(写真20)。こちらのほうが人通りは少ないです。
写真21. 海岸が見えてきた
海岸が見えてきました(写真21)。
写真22. いよいよ海岸!
いよいよ海岸です(写真22)。
写真23. 海が見える!
海が見えます(写真23)。
写真24. テレビ取材があった!
テレビ取材をやっていました(写真24)。日本からVIP客訪問、というビッグニュースでしょうか(もちろんVIPは私のことです)。
写真25. テレビ取材の様子
テレビ取材の様子です(写真25)。夏の海岸沿いの様子をレポートしているのでしょう。
写真26. どこもテラス席は満員
どこもテラス席は満員です(写真26)。
写真27. 海を眺める人たち
海を眺める人たちのためにベンチもありました(写真27)。
写真28. 砂浜が広がる
砂浜が広がります(写真28)。
写真29. 砂浜沿いを歩く
もう少し歩いてみましょう(写真29)。
写真30. 砂浜とヨットの競演
砂浜と海、そしてヨットです(写真30)。
写真31. 流木のようなモニュメント
流木のようなモニュメントがありました(写真31)。
写真32. 詳細な解説があった
詳細な解説がありました(写真32)。
オステンド 海辺の街 踊る波 (鋼、2008年)
パトリック・スティーン(1961)
このアートワークは、コンペティションの機会に、サービスクラブのフィフティワンクラブオステンドから市に寄贈されました。
画像では、人や波のシルエットを認識することができます。オスとメスの波があります。それは、いわば、波、海、そしてダイナミクスの出会いを象徴しています。カジノ・クルサール(建築家レオ・シュタイネン設計)の幾何学的なデザインは、有機的な彫刻と素晴らしいコントラストを形成しています。掲示板
このような意味です。意外と新しい彫刻でした。
そのほかのオステンドの光景
このほかのオステンドの光景をギャラリー形式で紹介します。
写真33. 中心部を走るトラム
写真34. オステンド駅前も新しい建物が多い
写真35. カジノもある
写真36. 静かな中庭(間違えて入った?)
写真37. にぎわいを見せる中心街
写真38. にぎわうカフェ
写真39. ホテル0Fのレストラン
写真40. カキが出現!(疲れた胃には心地よかった)
オステンドを訪問して
今回、ベルギーの海沿いの都市の雰囲気を感じる目的でオステンドを訪問しました。夏のリゾートなのか、人が大変多く、にぎやかさを感じました。また、(晴れた日を選んで向かったので当然ですが)晴天に恵まれ、海沿いの雰囲気を堪能できました。
都市の中心部には店も多く、どの店も人でにぎわっており、にぎわいが都市やリゾート地を構成する重要な要素とも改めて認識できました。
ブリュッセルとは異なる雰囲気で、オランダ語圏の興隆も感じられ、オステンドは必見と思いました。
果たして前後はどこに行ったのでしょうか?
オステンドの街歩き観光(24年夏):現在地