オランダの中心部、アムステルダム。そのアムステルダムには現役の王宮があります。見学ができない日もありますが、運が良いことに王宮の見学ができました。

写真1. 王宮は荘厳な空間!
復習:オランダの王と王宮
図1. 王宮の位置(googleマップより引用)
- 所在地:ダム広場のすぐ西側
- 営業時間:10時~17時(冬以外は18時まで)
- 休館日:不定休(現役の王宮として機能しているため)
- 入場料:12.5ユーロ
オランダは現役の王が在籍している国です。近隣の大国のドイツやフランスは歴史上の経緯から王のいない国(共和国)になっていますが、南隣のベルギーとともに王が健在の国家です。
オランダの憲法上の首都はアムステルダムですが、実際の首都機能は約60km南のデン・ハーグにあります。その証拠に国会議事堂や大使館はデン・ハーグに集中しています。そのようななか、王宮はアムステルダムにもあり(デン・ハーグにもある)、首都らしさを感じる場所です。
基本的に昼間に見学できます。料金は12.5ユーロであり、日本円に換算すると2000円前後です。現役の王宮ということもあり、休館していることも多いです。ダム広場近くにあり、便利な立地です(図1)。というより、王宮を中心に発展したというのが事実でしょう。
第二次世界大戦後のオランダは世界的な影響力は下がっていますが、かつては貿易立国として世界中と交易があり、栄えていました(日本の鎖国時代に西洋で唯一貿易していたのはオランダです)。その時代の栄華を感じ取ることができます。
王宮を実際に楽しむ
実際に王宮を楽しむことにしましょう。

写真2. ダム広場から眺める王宮
ダム広場から王宮を眺めます(写真2)。王宮というと華美な建物を想像しますが、意外と地味に見えます。

写真3. 王宮の入口が見える
王宮の入口が見えます(写真3)。

写真4. LOOK UP!
「王宮は開いています。見てね!」という表示がありました(写真4)。このときから9/22まで開いているということでしょう。

写真5. 禁止事項が掲げられている
禁止事項が掲げられています(写真5)。撮影は可能ですが、シャッター撮影が不可能と理解しました。そして自撮り棒も(自撮りしないから関係ない)。

写真6. 階段を上がる
階段を上がります(写真6)。

写真7. 階段を振り返る
階段を振り返ります(写真7)。

写真8. 王宮らしい空間が広がる
王宮らしい空間が広がります(写真8)。

写真9. 王宮らしい空間が広がる
王宮らしい空間が広がります(写真9)。

写真10. 王宮らしい空間
これはすごい空間です(写真10)。

写真11. オランダの影響力の強さを誇示した地球儀
最盛期にはオランダは地球全体を網羅していました。その様子を描写しています(写真11)。

写真12. 日本付近の地形はややあいまい
日本付近の地形はややあいまいです(写真12)。特に北海道とその北側は現在の理解と異なります。

写真13. 大広間は続く
大広間といえる空間は続きます(写真13)。

写真14. 荘厳な空間は続く
荘厳な空間は続きます(写真14)。

写真15. 部屋が少し見える
そのほかの小部屋も少しだけ見ることができます(写真15)。王宮や宮殿らしさを感じます。このあたりで家族連れがいました。親はオーディオガイドを聞かせたいものの、お子さんは飽きているという構図でした。

写真16. 豪華な部屋に入れる
豪華な部屋に入れます(写真16)。

写真17. 豪華な部屋
豪華な部屋です(写真17)。

写真18. 絵画も飾られている
絵画も飾られていました(写真18)。

写真19. ミニレセプリョンルーム
ミニレセプションルームの様子です(写真19)。

写真20. 王の居住室?
王の居住室とされている場所です(写真20)。

写真21. 王冠?
王冠でしょうか(写真21)?説明文を撮り忘れていました…。

写真22. 舵のない船
舵のない船です(写真22)。説明文を見てもよくわからない内容でしたので、本当に正体不明だったのでしょう。

写真23. 豪勢な部屋
豪勢な部屋です(写真23)。このような空間は現役で使われているためか、中に入れることができません。

写真24. 豪勢な部屋
豪勢な部屋です(写真24)。

写真25. 豪勢な部屋
豪勢な部屋を別の角度から撮影しました(写真25)。

写真26. バルコニーを歩く
バルコニーを歩きます(写真26)。

写真27. バルコニーからの光景
バルコニーからの光景です(写真27)。古い建物が多く、こうして見ると絵画のようですが、現代の光景です。

写真28. 大きなホールがある
大きなホールがあります。ここもレセプションルームでしょうか。

写真29. 審判の間
審判の間がありました(写真29)。死刑が言い渡された部屋です。現代の感覚だと死刑を言い渡す場所(裁判所)と国政の場(立法や行政)が同じ場所であることに違和感がありますが、昔は三権分立という概念はありませんでした。

写真30. 審判の間の装飾
審判の間には装飾もありました(写真30)。

写真31. 現役の王の写真
現役の王の写真がありました(写真31)。オランダ国王は象徴的な存在とされています。日本の天皇のような役割と理解しました。
アムステルダムの王宮を訪問して

写真32. バルコニーの様子
オランダ、そのイメージはチーズやチューリップでしょう。歴史の授業を思い出すと、江戸時代は日本と唯一交易がある西洋の国であり、そこから連想し世界と貿易をしていた過去をようやく認識できました。そんな貿易の窓口が栄えるのも当然でしょう。そんなことを認識する王宮訪問となりました。
「オランダの王宮」とだけ聞くと、期待値はあまり大きくありません。しかし、そのような想定は良い意味で裏切られ、アムステルダムの王宮はなかなかの見どころと感じました。
重要アムステルダムのホテルは決まっていますか?比較的静かでありながら中心部とそこまで離れていない立地のこのホテルはいかがですか。詳細は以下の記事に書いています。
Hotel Espresso City Center(アムステルダムのホテル)の宿泊記
果たして前後はどこに行ったのでしょうか?
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アムステルダムの王宮を楽しむ(24年夏):現在地
★アムステルダムの観光の全容についてはアムステルダムの街歩き観光(気温も記載)をご覧ください。
★本旅行記については、24年夏旅行のまとめで全体像(予算、日程、感想、そして次回への改善点)をまとめています。