アムステルダムの街歩き観光(気温も記載)

記事上部注釈
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オランダの首都、アムステルダム。そのアムステルダムの旧市街を中心に見どころは多いです。そのようなアムステルダムの街歩きを中心に観光しました。また、その街歩きに適切な季節も考察しました。

写真1. アムステルダムを歩くのも楽しい

復習:アムステルダムの都市構造

まず、アムステルダムの都市構造を簡単に紹介します。

図1. アムステルダムの位置(googleマップより引用)

アムステルダムの位置を示しました(図1)。欧州の多くの都市の例に漏れず、旧市街地区とその周辺から構成されます。

旧市街は運河が多く、独特な風景が展開します。運河は扇状に5本あります。その中心に位置するのがダム広場や王宮です。

旧市街以外の場所は現代的な建物が多く、単なる観光都市ではなく産業都市としての一面をうかがわせます。観光客の訪問するエリアではアムステルダム中央駅の北側が再開発エリアであり、観光ガイドに掲載されていないアムステルダムの姿が見えましょう。

アムステルダムのダム広場周辺

まず、アムステルダム観光の拠点のダム広場から紹介します。

写真2. ダム広場には王宮がそびえる

図2. ダム広場の位置(googleマップより引用)

アムステルダムの旧市街の象徴といえばダム広場です(図2)。ダム広場の西側には王宮があり、まさにアムステルダム観光の白眉といえる場所です。

写真3. ダム広場の様子

ダム広場の様子です(写真3)。ダム広場の中央に路面電車の電停がありますが、ここにやってくるのは一部の系統です。ほかの系統は王宮の西側の百貨店前に発着します。

写真4. ダム広場の様子

ダム広場の様子です(写真4)。

写真5. ダム広場の様子

別の角度からも撮影しました(写真5)。

写真6. 戦没者慰霊塔場

戦没者慰霊塔場があります(写真6)。でも、そのような雰囲気はあまりなく、単なる休憩スペースと化していました。

写真7. なぞの犬がいた

なぞの犬がいました(写真7)。

写真8. 王宮のあとのひと休み

荘厳な王宮を訪問した後なので、ダム広場にあるカフェ(Euro Pub)で休みました。昼過ぎからお酒飲んでいる人も見かけましたが、私はソフトドリンクを選択しました。

図3. 地下鉄ロキン駅周辺(googleマップより引用)

もう少し南側の地下鉄ロキン駅付近は運河沿いの中心街というアムステルダム独自の光景を味わえます。

写真9. ロキン駅南側の光景

ロキン駅南側の光景です(写真9)。ここの運河クルーズのほうが安かった気がします。

写真10. ロキン駅南側の様子

ロキン駅南側の様子を別の角度から撮影しました(写真10)。

写真11. 運河クルーズの船が行きかう

運河クルーズの船が行きかいました(写真11)。

注意点.飾り窓地区とcoffee shop

図4. 飾り窓地区(googleマップより引用)

アムステルダムには飾り窓と呼ばれる地区があります(図4)。ここはいわば売春が合法化された場所です。そのような場所ではトラブルが多く、不要にカメラを向けたりするとトラブルに巻き込まれる恐れがあります(いわゆる「行為」中を見られて不愉快な人が多いという想像で良いと思います)。そのため、飾り窓地区にはなるべく立ち寄らないほうが良いでしょう。現に私は飾り窓地区には基本的に入らず、この地区に位置する旧教会などは行かないことにしました。

また、ドラッグを吸える場所としてcoffee shopがあります。このような店では、吸ったときに気分がいつもと異なることと想像でき(私はやったことがないので想像しかできません)、柄が悪くなることは容易に想像できます。したがって、coffee shopもトラブルに巻き込まれる恐れがあります。飾り窓地区にはcoffee shopが多いと聞いており、そのような意味でも飾り窓地区を避けるのが賢明です。

なお、コーヒーなどを飲みたい場合はcafeに向かえば問題ありません。

アムステルダムの旧市街の西側の散策

旧市街の西側にもレトロな街並が広がっています。ここでは写真を中心に紹介します。

写真12. 橋の上が広場になっている

橋を歩いて渡った箇所がありました。そのうちいくつかは橋の上が広場になっていました(写真12)。

写真13. 運河沿いを歩く

運河沿いを歩きます(写真13)。

写真14. 橋を歩く

橋を歩きます(写真14)。

写真15. 橋から見た運河

橋から見た運河です(写真15)。

写真16. 運河が多い

運河が多いです(写真16)。アムステルダムの旧市街は似た光景が多く、目印に乏しいという意味では、道に迷いやすいです。googleマップの力は偉大でした。

写真17. 運河沿いの風景

運河沿いの風景は絵になります(写真17)。

写真18. ダム広場に近い場所は人通りが多い

ダム広場に近い場所は人通りが多いです(写真18)。

写真19. ルーテル教会が見える

ルーテル教会が見えます(写真19)。

写真20. The Pancake Bakeryは大行列!

The Pancake Bakeryは大行列でした(写真20)。

写真21. The Pancake Bakeryの内装

オペレーションが良いのか、行列の長さほどは待たずに(10分と記憶しています)中に入れました(写真21)。なお、写真20の撮影時刻が11:50で写真21の撮影時刻が12:03でした。

写真22. オムレツを注文!

オムレツを注文しました(写真22)。

写真23. 外で飲食する人が多い

夏のヨーロッパ旅行で印象だったのが、外で飲食する人が多かったことです(写真23)。このときは私はここで休みました。

写真24. 外に通される

外に通されました(写真24)。中のほうが落ち着いていて良いのですが、外に通すのが礼儀と思っているところがあると感じました。

写真25. アップルパイが出てきた

Café het Paleis名物のアップルパイが出てきました(写真25)。休んでばかりに見えますが、1日半(1日目の午後と2日目まる1日)歩き回るのも疲れますので、休憩は必須なのです。

旧市街の西側にはアンネフランクの家もあり、この地区に行く人も多いでしょう。アンネフランクの家に行く道中の風景もこのように楽しんでもらいたいと感じました。私は悲惨な光景が嫌いなことと、今回の旅行でドイツ側の視点で歴史を学んだこともあり、アンネフランクの家はあえてスルーしました。これこそ旅のマトリックスという視点でしょう。

アムステルダムの旧市街の南側の散策

旧市街の南側も散策しました。この地区も写真を中心に紹介します。

写真26. 運河沿いの静かな道路

運河沿いの静かな道路です(写真26)。

写真27. 運河沿いを歩く

運河沿いを歩きました(写真27)。

写真28. 12系統沿いは人通りが多い

12系統沿いの道路は人通りが多いです(写真28)。12系統も単線区間があるんですね!

写真29. 運河を眺める

運河を眺めます(写真29)。

写真30. 4系統沿いは人通りが少ない

4系統沿いは人通りは少ないです(写真30)。それが路面電車の本数の違いにつながっているのでしょうか。

写真31. 4系統から写真美術館に向けて歩く

その4系統から写真美術館に向かって歩く道中です(写真31)。

写真32. 写真美術館がある

写真美術館があります(写真32)。

夕食をとった場所の1つが旧市街の南側でした。

写真33. 飲食店のぎりぎりを攻める路面電車

飲食店のぎりぎりを攻める箇所がありました(写真33)。

写真34. 路面電車が通過!

飲食店からの視点です。路面電車が通過しました(写真34)。歩道ぎりぎりまで路面電車が走り、その歩道まで飲食店が陣取っていました。日本であれば、「問題意識」を持ったテレビジョンが(些細な問題を誇大に)番組に取り上げるのでしょう。

写真35. 飲食店(De Brabantse Aap)のスープは美味だった

飲食店のスープは美味でした(写真35)。

写真36. 夕暮れの運河沿いの光景

夕暮れの運河沿いの光景です(写真36)。この近くにはcoffee shop(ドラックを扱う店のこと)があり、異様な雰囲気を感じました。コーヒーを飲む店はcafeです。

アムステルダムの東部湾岸地区の再開発地区

東部湾岸地区の再開発地区はアムステルダムのもう1つの姿でしょう。

写真37. 東部湾岸地区は近代的な建物が多い

東部湾岸地区は近代的な建物が多いです(写真37)。こちらに関しては以下の記事をご覧ください。

アムステルダムの市内交通

アムステルダムはオランダで最も人口の多い都市です。そのアムステルダムは市内交通が発達しています。

写真38. 青い路面電車が市内を彩る(ダム広場で撮影)

路面電車が旧市街を中心に縦横無尽に走っており、多くの場所に向かうことができます(写真38)。

写真39. 2018年開業の地下鉄駅

地下鉄もある程度路線を伸ばしており、目的地の近くに駅があれば、スピーディに移動することができます(写真39)。

写真40. 東京駅に似た駅舎のアムステルダム中央駅

また、アムステルダム中央駅はオランダ各地のみならずフランス、ベルギー、ドイツへの列車が発着しており、夜行列車でオーストリアやチェコに向かうことができます。

アムステルダムのホテル

写真41. 今回泊まったホテル

このようなアムステルダムを訪問する場合、日帰りでは満喫できないでしょう。そのため、宿泊する必要があります。比較的静かでありながら中心部とそこまで離れていない立地のホテルに泊まりました。近くにスーパーマーケットがあるのが地味に助かりました。

補足.アムステルダムの気温について

旅行のシーズンを決めるものは何でしょうか?多くの要素があると思いますが、1つの大きな要素は「快適な気温で観光できるか?」というものです。そこで、アムステルダムの気温について簡単にまとめました。

表1. 各月の1日と15日の平均気温

小難しい理屈を下に並べましたが、7/15~8/15であれば、比較的快適に旅行できるという見込みです。逆に11/15~4/1(とりわけ1月)はとても寒く、旅行にはそぐわない季節です。もちろん、日によって気温差がありますので、約束された気温ではありませんが、目安になるでしょう。

補足

体感については、以下の順序で判定しました。これも個人差や体調差があるので目安です。

  1. それぞれの月の1日と15日について、過去の統計データから最高気温と最低気温をリストアップ
  2. 観光する時間帯は最高気温よりの時間帯が多いと予想し、1の最高気温と最低気温を1:3に内分する気温をその日付の平均気温と定義
  3. 東京の季節変化に応じ、「快適な気温」の上限と下限を定義(夏は暑さに、冬は寒さに慣れる、慣れの意味から、12/1、3/1、6/1と9/1については一般的な季節より前の季節と定義した)
  4. 3の「快適な気温」からの差異を求め、「とても暑い」「暑い」「快適」「涼しい」「やや寒い」「寒い」「とても寒い」として指標化

※4の指標の定義は便宜上、以下の通りとしました。例として10/1時点での(快適上限は24℃、快適下限は20℃)各指標に合致する気温も併記しました。

  • とても暑い:快適上限より5℃以上高い気温(29℃超える気温)
  • 暑い:快適上限~快適上限より5℃高い(24℃~29℃)
  • 快適:快適下限~快適上限(20℃~24℃)
  • 涼しい:快適下限-3℃~快適下限(17℃~20℃)
  • やや寒い:快適下限-6℃~快適下限-3℃(14℃~17℃)
  • 寒い:快適下限-11℃~快適下限-6℃(9℃~14℃)
  • とても寒い:快適下限より-11℃以下(9℃未満)

アムステルダムの街歩きを楽しんでみて

写真42. アムステルダムのダム広場の西側

今回、アムステルダムの街歩きを堪能しました。トラブルになりがちな飾り窓地区やcoffee shopを避けたという理由はあると思いますが、人が集まるアムステルダム中央駅を含め、治安の悪さは感じませんでした。南隣の国、ベルギーの首都ブリュッセルと同程度か、やや良好な印象でした。外国ということもあり、最低限の注意を払う必要はありますが、安心して観光を楽しめる都市というのがアムステルダムの印象です。

また、旧市街は見どころも多く、街歩きを楽しむにも適している場所でした。日本人にとっては、ヨーロッパ旅行でもマイナーなほうでしょうが(ブリュッセルよりも日本人は少なく感じました)、マイナーだからといって決して魅力があるわけではないと強く確信しました。

前後を読みたい!

果たして前後はどこに行ったのでしょうか?

(←前)アムステルダム中央駅を楽しむ

アムステルダムの街歩き観光:現在地

アムステルダムからスキポール空港へのアクセス(→次)

★本旅行記については、24年夏旅行のまとめで全体像(予算、日程、感想、そして次回への改善点)をまとめています。

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