特典航空券で羽田から神戸へ移動(早朝の限界に挑戦)(26年初夏)

記事上部注釈
弊サイトでは実際に利用したサービスなどをアフィリエイトリンク付きで紹介することがあります

早朝の関東から関西への移動。その方法はいくつかありますが、その実態は意外と知られていません。そこで、特典航空券を使って、羽田から神戸に移動しました。

写真1. 雨のなか出発まで待つANA411便

復習1:特典航空券とマイレージサービス

最初に特典航空券とマイレージサービスの概要について簡単に紹介します。

マイレージサービスとは、航空会社の会員制のポイントサービスのようなものです。ご自宅の近所のスーパーマーケットで100円で1ポイントのようなポイント還元サービスがあるかもしれません。これは顧客を囲い込むための施策ですが、その航空会社版です。つまり、多く航空機に乗った人に対し、後日の還元サービスを受けられるということです。

そして、航空機のポイント還元サービスは慣例的に「マイル」と称されます。これは、航空機がある地点と別の地点を結ぶサービスの1つであり、その距離の単位を採用しているためです。今やSI単位系の世の中ですから、マイルではなくメートルと表記されるべきと思いますが、これは航空会社の慣例なのでしょう。

マイルの貯めかたは、大まかに以下の3つに分けられます。

  1. 当該の航空会社または同じアライアンスの航空会社の航空便を利用すること
  2. 当該の航空会社の発行するクレジットカードで決済すること
  3. 別のポイント還元サービスを「マイル」に変換すること

1は最も基本的な方法です。例えば、私は2024年夏の海外旅行にシンガポール航空便を利用しました(日本と欧州の行き来が最も安かった)。日本と欧州の行き来にシンガポールを経由することは距離的にはロスに当たります。その反面、飛行距離も大きく、基本マイルは高くなります(会員のグレードなどにより、基本マイル×率で付与されるマイルが決まります)。そのため、この旅行で12,000マイルを取得しました。シンガポール航空はスターアライアンスに加盟しており、同じスターアライアンスの全日空(ANA)のマイルに変換できます。

2と3はいわゆるポイ活と呼ばれる人たちが日夜研究されている方法です。例えば、JALカードで日常の買い物を決済すると、200円で1マイルが付与されます。例えば、年間100万円の買い物により5000マイルになります。JALカードの年会費は2,200円ですから、それを支払う価値があると判断すれば、入会したら良いでしょう。

個人的所感ですが、マイレージサービスに必死になる必要もないと思います。JAL、ANA双方の会員に登録し(会員登録は無料)、搭乗に応じたマイルを取得する程度の考えだとストレスは低いでしょう。

ともかく、私は過去にこのような長距離の航空便を利用していたため、たまたまマイルがありました。それを使ったということです。そのマイルを使っての航空券を特典航空券と称します。2025年7月現在、JAL、ANAともに国内線、国際線ともに片道から特典航空券の利用が可能です。この特典航空券の見た目の価値が高く、上級会員になると空港ラウンジを使用できることから、必死にマイルを貯める人たちがいるのです。

実際は特典航空券はなかなか入手できなく(国際線の上級座席はその傾向は特に強い)、現金を支払う顧客のほうが選択肢の幅が広い事実は強く認識したほうが良いと思います。仮に2025年7/1に東京-フランクフルトの航空便(2025年お盆、2026年GW)を検索したら、特典航空券は空席待ちでした。

このようなことを考えると、国際線に乗る機会があるならばマイレージサービスに入会し、国内線で特典航空券に変換するのがストレスの少ない方法と思います。

ここで注意が必要なのは、特典航空券そのものは無料ですが、空港使用料などは支払う必要があることです。このときは750円を支払いました。

重要

年会費無料で、ANA、JAL双方のマイルに変換できるカードをご存じですか?初期費用なしで支払いのたびにマイルがたまる、エポスカード はポイ活的にはベターな選択肢と思います。

復習2:早朝の関東から関西へのアクセス

早朝の関東から関西へのアクセスを簡単に紹介します。

表1. 関東から大阪方面へのアクセス

関東側発関西側着
ひかり733号新横浜6:00新大阪8:13
のぞみ547号(特定日は97号)新横浜6:03新大阪8:06
ANA985便羽田6:20伊丹7:30
JAL101便羽田6:30伊丹7:40

表2. 関東から神戸地区へのアクセス

関東側発関西側着
ひかり733号新横浜6:00新神戸8:28
ANA411便羽田6:40神戸8:00

早朝の選択肢になりえるものを示しました(表1、表2)。早朝には新横浜始発のひかり号があり、そのひかり号は新大阪に8:13、新神戸に8:28に着きます。そして、その3分後にのぞみ547号が運転されます。これに乗ると新大阪には7分早い8:06に着きます。ただし、のぞみ547号は月曜と土曜だけの運転です。よって再現性は低いです。さらに運転日は限定されますが、のぞみ547号はのぞみ97号として博多まで延長されることもあり、その場合の新神戸到着は8:22です。

他方、航空機だと伊丹に7:30、神戸に8:00に到着する便があります。神戸空港8:00着の意味を解釈します。10分後のポートライナーに乗れたとすると、三宮には8:29に着けます。他方、新幹線のひかり733号だと新神戸に8:28に着けることを解釈すると、(新神戸8:36発の地下鉄に乗れたとして)三宮に8:39に着けます。よって、11分だけ新幹線より早く着けることになります。

このように、新幹線と航空機で朝到着の利便性は大きく変わらないことがわかります。

実際に羽田空港から神戸空港までの航空便に乗る

御託はこの程度にして、実際に羽田空港から神戸空港まで移動しましょう。

Stage1. 羽田空港の搭乗まで

写真2. モノレールの駅から上に向かう

モノレールの駅から上に向かいます(写真2)。

写真3. 出発ロビーに到着

出発ロビーに到着します(写真3)。預け荷物もなく、Webチェックイン済なので、ここはスルーです。鉄道に慣れてしまうと、チェックインをなくし、保安検査場で搭乗券を見せるようにすれば良いと感じてしまいます。

写真4. 保安検査場付近の様子

保安検査場付近の様子です(写真4)。搭乗口が47番に変更されています。ANAは比較的親切で、携帯電話のショートメールにお知らせが届きます。

NH411 搭乗口変更のお知らせ 新しい搭乗口:47

ANAから受信のショートメールより引用

写真5. 制限エリアを歩く

制限エリアを歩きます(写真5)。

写真6. 保安検査場Aから47番搭乗口まで11分かかる

保安検査場Aから47番搭乗口まで11分かかります(写真6)。

写真7. 搭乗口変更も発生

他の便でも搭乗口変更が発生しています(写真7)。

写真8. 47番搭乗口は遠い

47番搭乗口は遠いです(写真8)。何とか47番搭乗口に到着しましたが、先客が多く撮影ははばかれました。

写真9. 神戸空港行きが出発待ち

神戸行きNH411便が出発待ちしています(写真9)。この日は朝から雨でした。

Stage2. 羽田空港から神戸空港まで

実際に航空機に登場し、神戸空港まで向かいましょう。

写真10. 搭乗口に案内される

搭乗口に案内されます(写真10)。

写真11. 着席!

着席しました(写真11)。

写真12. A321が充当される

A321が充当されます(写真12)。

写真13. 外は大雨

外は大雨です(写真13)。5月下旬にしては珍しい大雨です。大雨で羽田空港付近で雷も発生していました。そのため、20分くらい足止めです(最初はなぜずっと止まっていたかわかりませんでしたが、機長アナウンスでわかりました)。

写真14. 多くの航空機がとまっている

多くの航空機が見えます(写真14)。

写真15. 海沿いの空港と再認識

海沿いの空港と再認識する光景です(写真15)。

写真16. 水滴がどんどん飛ばされる

離陸し、窓に付いた水滴がどんどん飛ばされます(写真16)。航空機はかなりの速度ですから、それだけの風で水滴を吹き飛ばしているとも表現できます。

写真17. 雲の上まで上がる

雨雲の上まで上がりました(写真17)。

写真18. 立体的な雲の上を飛行中

立体的な雲の上を飛行します(写真18)。

写真19. コンソメスープが出てきた

飲みものが出てきました(写真19)。私はコンソメスープを選択しました。

写真20. 都市部が見える

都市部が見えます(写真20)。

写真21. 山間部の上空

山間部の上空を航行します(写真21)。

写真22. 雲の種類が変わった

先ほどと雲の種類が変わりました(写真22)。

写真23. 神戸空港に近づき、高度を下げる

神戸空港に近づき、高度を下げます(写真23)。

写真24. 山肌が見える

山肌が見えます(写真24)。兵庫県に山が多いことを意識する風景です。

写真25. 海と島が見える

海と島が見えます(写真25)。

写真26. 淡路島が見える

淡路島が見えます(写真26)。

写真27. 海面に近づく

理論上問題ないことはわかっていますが、海面に近づくと不安に感じます。

動画1. 神戸空港に着陸!

神戸空港に着陸する様子を動画で撮影しました(動画1)。

写真28. 神戸空港に到着!

神戸空港に到着しました(写真28)。

写真29. 神戸空港の光景

神戸空港の光景です(写真29)。

写真30. 神戸空港に到着!

神戸空港に到着です(写真30)。撮影時刻からすると、結局8:29に席を立ちました。

Stage3. 神戸空港

最後に神戸空港で航空機から降ります。

写真31. 航空機から降りた

航空機から降りました(写真31)。

写真32. ターミナルビルを歩く

ターミナルビルを歩きます(写真32)。

写真33. Uターン禁止の表示がある

Uターン禁止の表示があります(写真33)。

写真34. 到着便が表示される

到着便が表示されます(写真34)。

写真35. 出発口の様子

出発口の様子を見ました(写真35)。

写真36. ポートライナーの駅に到着!

ポートライナーの駅に到着しました(写真36)。手荷物受取なしという条件ですが、機内から神戸空港駅まで4分58秒で到着しました。地方空港は小さいと言われますが、小さい空港だからこその移動時間の短さです。

(参考)写真37. 三宮駅には8:58:22に到着!

参考までに三宮駅には8:58:22に到着していました(写真37)。撮影時刻から逆算すると、機内で立ち上がってから三宮駅まで29分02秒でした。

早朝に関東から関西に移動してみて

写真38. 神戸空港到着前は美しい風景を堪能できた

早朝に関東から関西に移動してみて、ぎりぎり9時前に三宮駅に到着できました。カタログスペック上は神戸空港に8時に到着、そしてポートライナーで30分移動し、三宮駅に8:30に到着できる算段です。しかし、この日は落雷で航空機の出発が遅れ、三宮駅に着いたのは結局9時よりわずかに前でした。

このような遅れは大いにあり得ます。そのため、8:30からの行動はリスクがあります。このことから、早朝の移動によって、相手のある用事に間に合わせることのリスクを認識しました(今回は単なる趣味旅行ですが)。月並みですが、長距離移動の場合は前日入りが肝要と実感しました。

他方、今回は特典航空券でANAには1銭も支払いませんでした(750円の支払いは発生しましたが、これは羽田空港利用料450円+神戸空港300円であり、ANAが代行で徴収しているだけです)。これによる冷遇や、会員様に対する優遇は全く感じませんでした。1年前の経験とも同様、特典航空券は単なる割引券です。それを再認識した搭乗でした(もっとも東京と神戸であれば新幹線のほうが便利でしょう)。

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