7周年記念

記事上部注釈
弊サイトでは実際に利用したサービスなどをアフィリエイトリンク付きで紹介することがあります

弊サイトは2025年2月24日に7周年記念を迎えました。いわゆるあけおめ的な記事です。そんな7周年という節目に個人的な思いを記します。

写真1. ドイツの列車(左)とフランス風味の列車(右)が一堂に会するブリュッセル南駅

7周年!

弊サイトは2018年2月24日に最初の記事を投稿して以来、7年が経過しました(前身のブログからの移設記事もあり、それらの記事は2018年2月以前の投稿日になっています)。

6周年記念の記事で以下のように記しました。

弊サイトでは(中略)データを蓄積することを考えサイトを運営しました。このような地道な活動は継続することが重要です。特定の記事の目先のアクセス数を気にする時代は終わり記事でサイト全体を設計する時代がやってきました。地味ながらそのような新潮流を鉄道系サイトに取り入れ、鉄道系サイトの先端を開拓した自負もあります。

これらも地味ながら先端を開拓する、そんなサイトであり、そんなサイトを創る管理人でありたいと思います。

6周年!

ここから1年経過しましたが、鉄道ダイヤに関する記事については記事群という考えを深度化しました。その実施事例について簡単に記します。

補足

弊サイト最初の記事です。

接続風景~阪神尼崎

記事群という考えの深度化:鉄道ダイヤに関する一例

写真2. 複雑なダイヤで運転される中央線快速(神田で撮影)

記事群という考えを深度化した一例として鉄道ダイヤに関する記事について取り上げます。弊サイトの鉄道ダイヤ関連の記事については、以下の記事群に分かれていました。

  • ダイヤパターン紹介
  • ダイヤ改正情報
  • ダイヤ改正読みもの
  • 臨時列車情報
  • 接続風景

ここでは、今回の重点項目のダイヤパターン紹介について記します。

ダイヤパターン紹介という記事については、特定の路線についてのダイヤパターンを2020年から現在までのダイヤパターンを簡単にまとめた記事という位置づけでした。例えば、地下鉄丸ノ内線について、2020年から2024年のダイヤを書いていたということです。しかし、読者さんにとっては、2024年のダイヤを知りたいことでしょう。確かに過去のダイヤパターンは資料として重要と思いますが、「今のダイヤを知りたい」人にとっては、邪魔以外の何ものでもありません。また、2020年以降というのは蓄積した年数が少なく資料的価値はそこまで高くないでしょう。

ニーズが高そうな現在のダイヤパターンと、資料的価値の高い過去のダイヤパターン。これらを1つの記事で両立するのは難しく思います。

そこで、地下鉄丸ノ内線のダイヤパターンの記事について下記の通り、記事を再構成しました(表1)。

表1. 現在の記述と過去の記述の分離のようす(地下鉄丸ノ内線を例に)

このように資料性を重視した過去ダイヤの記事と、現在のダイヤをまとめた記事を分離しました。もちろん、双方に互いのリンクを貼り、お互いに参照できるようにしています。

このとき、記事内で用語を説明していた箇所が多くありました。これは親切な反面、冗長さが伴います。この点は熟考のすえ、鉄道ダイヤ用語の解説を別の記事にまかせ、必要に応じてリンクを整備しました。

これにより、読者さんの理解度に応じ、記事をご覧いただけるように再構成しました。

事例では地下鉄丸ノ内線を紹介しましたが、東京23区の50路線(過去ダイヤの検索が難しい都電荒川線は今回のリニューアルの対象外)全てで同様に再構築いたしました。これは非常に大変な作業でした。頭の良い人はもっとスマートにできましょうが、私は泥臭く以下の手順を踏みました。

  1. ダイヤ用語解説の記事を作成(PHPをフル活用させていただきました)
  2. バックアップ用に「旧構成のダイヤパターンの記事」をコピーして作成(全50路線)
  3. 「現行ダイヤパターンの記事」を新規で作成(場合によっては2の内容を踏襲、1へのリンクも整備、全50路線)
  4. 「過去ダイヤパターンの記事」を新規で作成(場合によっては2の内容を踏襲、1へのリンクも整備、全50路線)
  5. 公開している記事に3を貼り付け、2へのリンクを整備

記事群という考えから、これらの作業は間を置かずにやらねばなりません。そのため、事前にこれらの記事を用意し、一気に切り替えました。ただし、作業の都合上から全50路線一括とはいかずに、最初はJRと民鉄について実施、その後も順次実施としました。

いずれにせよ、全50路線について現行ダイヤパターンの記事と過去ダイヤパターンの記事を用意(=100記事)し、さらに用語解説記事も74個作成しました。すなわち、ある意味174記事をつくったということです。

このように、過去ダイヤと現行ダイヤという観点から全50路線をまとめるという、均質性網羅性を両立させた記事群という考えをここに構築したのです。

ダイヤ改正とはあまり関係ない10月の延べ閲覧数は下記の通りでした。

  • 過去ダイヤ関連記事:10回/日相当
  • ダイヤ用語関連記事:2回/日相当
  • 現在のダイヤ関連記事:15回/日相当

現在のダイヤ関連記事のほうが検索需要が高いと想定されますが、過去ダイヤやダイヤ用語もそれなりに検索需要があることがわかります。弊サイトの閲覧回数の底上げにもつながったと確信しています。

なお、ここで閲覧回数という指標を出しましたが、弊サイトでは閲覧回数そのものは大きな指標としていません。例えば、10月に東急世田谷線のダイヤの閲覧回数は0ですが、だからといって東急世田谷線のダイヤパターンを紹介することを取りやめることは考えていません。記事群という考えでは、東京23区のダイヤパターンが網羅されていることが重要なためです。

なお、ダイヤ用語集へのリンクについては、乗車記などこれ以降の記事にも反映しています。

新しい試み:記事中に動画を積極的に挿入

動画1. 新快速の走行中の様子(新快速での米原から大阪への移動より引用)

弊サイトでは直近の1年間は臨場感や距離感をご実感いただけるように記事中に動画も積極的に掲載するようにしました。といっても、YouTubeのような動画メインではなく、記事の補足情報に動画を貼り付けています。

文字と写真(図)をメインしているサイトの良さは、読者さんが必要に応じて情報を取れることです。動画ではそのようにはいきません。そのため、サイトのコンテンツを動画メインにして、そのような良さを失うことは本望ではありません。今後も補助ツールとして活用します。

直近1年間の鉄道との触れ合い

直近1年間の管理人と鉄道の触れ合いについて簡単に記します。

海外鉄道の触れ合いと史上初の東南アジア

写真3. ベルギーでは国鉄車が現役(そりゃ国鉄だからね!)

1年前の記事では、下記の通り、2023年GW実施の旅行について記しました。

2019年夏以来の海外旅行に行きました。久しぶりの海外旅行ということで安定感のあるドイツ・スイス・オーストリアに焦点を絞りました。これらの国々は列車本数が比較的多く、速達列車も任意指定制で鉄道旅行にはふさわしいためです。

6周年!より引用

1年前はリハビリテーションを意識し、安定感のある国を選択し、ある意味「挑戦のない」旅行になってしまった一面はあります。そこで、その反省を生かして新たな挑戦に挑みました。

その行先で選択したのがベルギーです。

ヨーロッパのへそといわれるベルギーに焦点を当てました。ベルギーは意外な鉄道大国ということもあり、鉄道好きの私にも合致するというもくろみもありました。そう!全国的なパターンダイヤが形成されており、旅行するにも不便はありません。

24年夏旅行のまとめより引用

ベルギーは鉄道で出入りしたいと考え、隣接国のイギリス、フランス、ドイツ、オランダのどこかから航空機入り/出したいと航空便を探していました。すると、このときはドイツ/オランダの組み合わせが安いことがわかり、ドイツとオランダを組み合わせました。安定感のあるドイツで旅全体の満足度を約束しつつ、オランダで新規国をテストしたのです。すなわち、安定感のある国と新規チャレンジを組み合わせたハイブリッドの旅程としました。

同時にアジアテストを兼ね、約8時間の滞在時間のシンガポールで東南アジアテストを実施しました。シンガポールは東南アジアでも特異な地域で、東南アジアテストとしては適切ではなかったかもしれませんが、ストレスなく過ごすことができました。

余談ですが、X上に速報をアップしていましたが、フェイク要素を入れてみました。

緊急速報です。鉄道ラボ管理人氏、日本を出国です。同氏の出国は約1年3か月ぶり、東南アジアへの渡航は史上初とのこと。

8/11 8:11の投稿より引用

これから乗る便はこちら!SQ26、ニューヨーク行きです!

8/11 21:55(日本時刻、シンガポール時刻では20:55)投稿より引用

  • 欧州が主目的なのに、シンガポールが目的地のような投稿
  • 欧州が主目的なのに、ニューヨークに行くかのような投稿(フランクフルト経由です)

これは悪ふざけの度が過ぎたかな?もちろん、ドイツに到着したときには下記の投稿をしています。

フランクフルトに着きました。Sバーンで中央駅に向かいます。

8/12 14:58(日本時刻、中部ヨーロッパ時刻では7:58)投稿より引用

国内の鉄道との触れ合い

写真3. 伊勢志摩ライナーは趣味的に脚光を浴びていないが名車だと思う

上記の海外旅行は思い出深いものですが、8/11 7:03(羽田空港出発ロビーに入る)~8/20 16:52(羽田空港到着ロビーに入る)の9日と8時間59分でしかありません。残りの356日と15時間01分は国内で過ごしています(2024年は2/29がありましたので、2024年2/24~2025年2/24は366日です)。

では、この間は鉄道とどのように触れ合っていたのでしょうか。スタンプラリーに参加し、東京近郊のJR線に乗ったことが大きいです。

90年代を中心とした過去の名列車とされるものがクローズアップされたスタンプラリーでしたが(残念ながら豪華賞品は当選しませんでした)、自宅に置いてある651系のアクキーともに、「2024年第一四半期」の首都圏のJR線に触れ合えた面は大きいです。普段の土曜・休日は民鉄線沿線に行くことが多いので…。

このほか、GWとその直後に中京地区、関西地区、九州地区の多くの列車に乗ることもできました。いずれも「今が旬の列車」には見向きせず、「当たり前の光景」を見ることに重点を置きました。新製の九州の特急列車群はサービス水準が高く(よく批判されるのは改造車が中心)、近鉄特急もそれなりに充実していることを実感しました。まさに正道の特急列車と感じました。

このほか、一部で混雑調査も実施しており、(関東以西という欠点があるものの)乗り鉄を中心にまんべんなく鉄道趣味を維持できました。インターネットでは「古い写真」がクローズアップされますが、10年後に私の記録や体験は貴重なアーカイブとなるでしょう。

このように「いつもと変わらない」姿を日々記録することを積み重ねました。

出版物の発行

2024年12月には2冊目となる出版物を出版しました。ベルリンの都市交通です。ドイツの首都のベルリンは東京に類似した路線網があり、親しみやすい場所と思いますが、なぜか海外旅行の旅行先として人気ではありません。

せっかくの魅力ある都市ですから、微力ながらその魅力を発信しようと思った次第です。前作のドイツ鉄道大全を含み、ドイツの鉄道についての教科書作成はこれで終了と認識しています。

他方で、ドイツ鉄道大全やベルリンの都市交通をベースに出版したい、というご希望の出版社さんがあればお応えします!ご相談ください!!

このときにレイアウトなどを洗練させました。新規の書籍のレイアウトが進化しているにも関わらず、元の書籍のレイアウトをそのままにすることは個人的に納得できませんでした。そのため、ベルリンの都市交通を出版後、ドイツ鉄道大全を全面リニューアルし、価格を維持したまま内容を増強(ドイツ鉄道大全のリニューアルのご案内もご参照ください)しました(現在はこの改訂版のみ扱っています)。

補足

ここでドイツ鉄道大全の価格は維持しました。これは、ドイツ鉄道大全の改訂作業がこちらサイドの都合であるためです。私が読者さんの立場であれば、「こちらが頼んでいないのに、価格を上げるのは勝手だ」と思います。そのため、ページ数を維持することを前提に、(必要なコストが変わらないので)価格を据え置いたのです。

これは、こちらの都合で第1版の発売を中止するため(何も考えずに購入した読者さんには最新版を読んで欲しいという意図です)、第2版について現状非悪化にしようと決めていたためです。

身分相応という考え

私は勤務先の勤務時間の間はハードワークをこなし、それ以外の時間は消費者として過ごしています。これは多くの人で変わらないでしょう。

その消費者としての立場で重要な概念が、身分相応という考えと思います。

図1. 投入金額と満足度の関係

簡単ですが、その概念を図示しました(図1)。お金をかければ満足するというものではなく、身分不相応なくらいお金をかけるとかえって居心地が悪いということです。

例1. 身分不相応に感じた宿泊施設(由布院の宿泊施設)

例2. 身分相応に感じられた宿泊施設(賢島の宿泊施設)

今年は5月に2件の温泉施設に宿泊しました。例1のほうは高級感ただよう宿泊施設でしたが、どこか居心地の悪さを感じた点も事実です。一方、例2のほうはそこまで高級感はありませんでしたが、身分相応と感じ、好感度はそれなりでした。

人によって適切な価格帯は異なりますが、私の場合は図1でいう最大値となるのは例2の宿泊施設であり、例1の宿泊施設は高価格帯のために好感度がかえって下がったということです。

こればかりは消費活動を繰り返し、「自分にとって手ごろなもの」を見つけるしかないでしょう。また、消費活動などを繰り返すことで、価値観が少しずつ変化することもありましょう。

ともかく、高価格帯のものが必ずしも満足できるわけではない、と実感できたのは大きな収穫でした。

直近1年間の社会情勢変化

写真4. ホームドアという安全装置が装備され、駅員という人員が削減された(下北沢で撮影、イメージです)

2024年2月~2025年2月までの366日間は日本国内に住む立場からすると、特段の変化点がなかったように見えます。ただし、これは変化がなかったことを意味するわけではありません。少し数学的な言葉を借りると、変化の傾きは特段変わらないが、変化量はあるということです。別の表現をすると、微分係数は変わらないということです。

個人的に感じた変化点を2つ記します。

値上げの進行

個人的所感ですが、2022年ごろから従来のデフレーション時代からインフレーション時代に変化したと感じています。この現象は多くの説明がなされると思いますが、個人的には下記の3点が大きいと感じます。

  1. 特定の疫病を重視した社会情勢により、あらゆる需要が減り、それに呼応して供給も減った。一方、2022年以降より需要が回復し、相対的に供給力が不足し、事業者の立場が強くなった点
  2. 特定の疫病を重視した社会情勢による需要減に対応し、(補助金などの形態で)各国が通貨を発行したことによる貨幣価値の減少
  3. 従来から続く少子高齢化の進行による労働力の減少

2023年や2024年までは1と2の要因が大きかったと感じますが、2024年や2025年は3の影響が大きくなっていると想像します。

鉄道においてもその流れは強く感じます。青春18きっぷのような特別に割安なきっぷ、乗継割引撤廃(2024年実施)や往復割引撤廃(2026年実施予定)はその顕著な例でしょう。すなわち、通常の価格を極力維持するかわりに、特別なディスカウントを中止すると理解しています。

省力化を中心とした効率の高いシステム化

2019年と比較し、システム化が進行した気がします。多くのスーパーマーケットではセルフレジが導入され(生鮮野菜の割引が適用されないセルフレジは低性能と思いますが)、飲食店ではパネル注文やモバイルオーダーはもはや当たり前の光景になりました。

これは労働力不足をシステム化でまかなう、というのが大きな流れなためです。これは鉄道とて例外ではありません。えきねっとなどのインターネット予約サービスの拡充(JRの場合、チケットレス特急券だと100円以上安く、ポイント還元も大きい)や、それへのシフトを見越した窓口の縮小はその典型的な例でしょう。確かに民鉄特急は特急券のインターネット予約とICカードによる運賃支払いで窓口はおろか、券売機さえ使いません。

ただし、JR系においては現状の指定席券売機やインターネット予約はUIが悪く、使いにくい面もあります。また、機能を制限している面もあります。今後は窓口以外の機能を拡充し、窓口を減らしても支障ないようにご考慮いただきたいものです。

今後1年の活動方針

写真5. 利用を通じ鉄道の姿を記録することは重要(御茶ノ水駅近くで撮影)

ここまで7周年までの1年間について記しました。では、8周年までの1年間についてはどのように考えているのでしょうか。

サイト運営の方針

これまでの1年と変わらず、特別なイベントより日々の利用や記録を重視します。イベントに行く金銭がないからという理由もありますが、何よりも鉄道の真の姿を見たいという考えです(その割には通常期でなく最繁忙期に旅行している理由は説明できませんが…)。

また、サイト運営も特定のイベントに関する記事(××線に○○編成という新車が導入された、△△線に□□行きが設定された)は基本的に取り上げず、1年後や5年後も使える内容という視点でサイトを構築したいと考えています。

基本的に直近の1年間と同様の方針です。

  • 将来的に使われるデータベースとなるサイトを構築
  • 読者さんが使いやすいように記事群を配置

この2点のメンテナンスと深度化を継続します。ある意味新しいことはなく、今までの活動を継続するだけです。

どちらかというと、新しい記事を積極的に投稿するスタイルではなく、既存の記事のメンテナンスや更新に重点を置くスタイルを考えています(特定の路線の混雑調査結果であっても、同じ線区であれば最新の調査結果→以前の調査結果の順に書くなど)。

現段階では記事群を再構成する構想はありませんが、記事の整理について何かを思い浮かんだら実施する心づもりです。

個人の趣味活動

人間の趣味趣向は変わりません。元来、私は本数の多い路線や複雑なダイヤの路線が好みです。海外でもその傾向は変わらず、結局パターンダイヤ直通運転を志向してしまいます。そのため、ドイツやベルギーのような国に行ってしまいます。

この傾向は特に変わらないでしょう。このようなパターンダイヤが採用されている鉄道を好み(そのため国内でも西方向に向かってしまう)、それを求めて旅行先や乗る路線を選ぶという具合です。

とはいえ、この傾向から多少なりとも脱却する必要もありましょう。そこで、昨年はGWに醒ヶ井由布院、5月に伊勢、8月にディナン(ベルギー南部の田舎町)という田舎にも足を運びました。都市部とは異なる光景もあり、田舎ならではの雰囲気でゆっくりできました。この好印象を持つような田舎にもそれなりに顔を出してみたいとも感じます。

そのような意味で、海外旅行先も再考するべきかもしれません。従来はドイツという都市部の多い国家に焦点を当ててきましたが、都市部が少ない国家にも目を向けるということです。現時点で海外旅行は行くかどうかを含め、具体的には決まっていませんが、ドイツ以外を中心に考えています。

7周年記念記事の終わりにかえて

写真6. (個人的なことであるが)かつてより撮り鉄の幅が広がった(都立大学で撮影)

6周年~7周年の1年間は世間全体を見ると、社会の変化率は変わらない1年と認識できます。これは、社会が変わらないということではなく、社会の変化の方向は大きく変わっていないということです。変化の方向が見えているという意味では安定している社会と評することができ、変化しているということは不安定な社会と評することができた1年でした。

そのようななか、弊サイトでは変わることと変わらないことをともに重視し、一時的なイベントに乗らない姿勢を貫いてきました。

とはいえ、いつまでも自分で作った殻に閉じこもるのは良いことではありません。私自身と弊サイトとともに継続して趣味活動などに取り組むとともに、少しずつ新しいことに挑戦したいと改めて認識しました。幸い、勤務先の会社や部署こそ変わらないものの、仕事内容は定期的に変更されており、平日の1日のうち8時間を占める時間帯は定期的に「新しいことに挑戦」せざるを得ない環境です。そのマインドをサイト運営にも生かすということです。

これからも継続しつつ新しいことへの挑戦を忘れない、そんなサイトであり、そんなサイトを創る管理人でありたいと思います。改めまして弊サイト鉄道ラボをよろしくお願いいたします。

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