列車でのベルリンとミュンヘンの移動(時刻表あり、18年最新)

2017年冬に高速化がされて本数も増加したベルリンとミュンヘン。このあいだの時刻表を解析してどの程度の時間がかかるのか、そして本数がどの程度なのか見ていきましょう。




こちらもチェック!関連リンク
【ドイツ列車ネット予約】フランクフルトからベルリンの列車チケット手配
こちらのページでは、ネット予約方法について懇切丁寧に解説しています。
※区間は異なりますが、予約方法については同様です。出発駅と到着駅の駅名だけ読み替えてご活用ください。
ICEとフランクフルト中央駅
写真1. 美しいICEの車体(2016年フランクフルト中央駅で撮影)

17年12月ダイヤ改正の概要

2017年暮れにドイツで大幅な高速化が実施されました。区間はエアフルト-ニュルンベルクです。エアフルト?ニュルンベルク?何それおいしいの?という方も多くいらっしゃるでしょう。
まずは本家本元のサイトに掲載された地図を見てもらいましょう(図1)。

ベルリン-ミュンヘン概念図、中央付近にあるのがエアフルト

図1. エアフルト(Erfurt)とニュルンベルク(Nuremberg)の位置関係

両者はベルリン(ドイツの首都、ドイツで人口第一位の都市)とミュンヘン(南部の中心、ドイツで人口第三位の都市)を結ぶ経路上にあります。ここの中間地点のエアフルトと南側のニュルンベルクが高速化がなされたのです。エアフルト-ニュルンベルクの区間全てが高速化なされたわけではありませんが、高速化された区間は300km/h運転に対応しています。
※ドイツやフランスは「新幹線」方式ではなく、日本の考えでいえば「スーパー特急」方式です。そのため、昔ながらの線路も走ります。日本でいえば、中央線の高尾-甲府だけ高速新線を建設して、その区間に最高速度200~300km/hのあずさ号を走らせる(そして新宿-高尾、甲府-松本は従来の線路を走り最高速度も従来通り)ようなイメージです。
本家本元のサイトにもあるとおり、従来は6時間かかったベルリン-ミュンヘンが4時間を切った(ただし最速のみ)のです。最速ではない列車も5時間足らずで結んでいます。航空機と鉄道のシェアが半々になるのが4時間といいますから、シェアが半々になる素地が整ったといえます。

実際のダイヤを見る

それでは、実際のダイヤを見てみましょう。時刻はトーマスクック時刻表の2018年冬バージョンから抜き出しました。ネット広しといえども、ここまでするのは私くらいでしょう。今回はベルリン-ミュンヘンのみの抜粋です。列車によってはベルリン経由のハンブルク発着があっり、ミュンヘン以南で延長運転される系統があるのですが、今回は省略しています。

ベルリンからミュンヘン

まずは、ベルリンからミュンヘンへの時刻表を眺めてみましょう(表1)。

表1. ベルリン→ミュンヘンの時刻表

ベルリン→ミュンヘンの時刻表(18冬ダイヤ)

ベルリンはベルリン中央駅の他に、ベルリンズュートクロイツ駅にも停車します。しかし、新市街地に位置するポツダム広場駅には停車しません。通るのにもったいない…。

そのベルリン中央からミュンヘン中央まで最短で3時間58分(ICE1005、ICE1007)です。一部の列車(表で網掛けした列車)はニュルンベルク-ミュンヘンで最短のルートを経由しない(他の都市を経由)ため、同区間で時間がかかっています。また、沿線の主要都市のライプツィヒ(旧東ドイツで第2の都市です)を経由する便はこれもまた時間がかかっています。ニュルンベルク-ミュンヘンで迂回する系統は5時間10分程度、そうでない系統は4時間30分程度で結んでいます。私が乗車した際は12:27に発車して18:41に到着する(しかも大幅に遅れた)ダイヤでしたから、3分遅い12:30に出ても17:17に着くということですか。良い時代になりましたね。

本数はおおむね1時間に1本程度となっています。

ミュンヘンからベルリン

では、逆方向(ミュンヘン→ベルリン)の時刻表も眺めてみましょう(表2)。

表2. ミュンヘン→ベルリンの時刻表

ミュンヘン→ベルリンの時刻表(18冬ダイヤ)

本家本元のサイトには最短3時間55分と出ていましたが、ようやく3時間55分で結ぶ便が発見できました。しかし、平日のみ運転の列車を最短として宣伝するのはいかがかと思います。元々本数が少ないのですから、原則的に毎日運転すべきですね(笑)。
ミュンヘン-ニュルンベルクで迂回するため遅い便(網掛け表示)があったり、ライプツィヒを経由するために数分所要時間が余計にかかる便があることは、逆方向と同じです。

本数はおおむね1時間に1本程度となっています。

17年12月ダイヤ改正後のICE路線網

最後にICEネットワークを図示して終わることにしましょう。
ICEネットワーク2018
図3. ICEネットワーク

ICEは高速列車であるため、ドイツ国内に網目状にネットワークが広がっていることが特徴です。この記事で記したのは、ICE18、ICE28、ICE29のようですね。

こちらもチェック!関連リンク
【ドイツ列車ネット予約】フランクフルトからベルリンの列車チケット手配
こちらのページでは、ネット予約方法について懇切丁寧に解説しています。
※区間は異なりますが、予約方法については同様です。出発駅と到着駅の駅名だけ読み替えてご活用ください。


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする