沖縄県北部に位置する名護市。美ら海水族館があったり、自然が美しいエリアでもあります。そのような名護市の宿泊先はどこが良いのでしょうか。名護市中心部と美ら海水族館の間に位置するホテルリゾネックス名護に宿泊しましたので、その模様をお伝えします。
写真1. 客室からの景色が美しい!
ホテルリゾネックス名護の感想のまとめ
写真2. 青空の下に白い建物が映える
ホテルリゾネックス名護の感想をまとめます。
・水回りはやや清潔感はないものの、部屋の広さと景色は何にもかえがたい
・朝食は種類が豊富で満足できるものである
・短期滞在というよりも長期滞在にふさわしいホテルである
ホテルリゾネックス名護のアクセス
まずは、アクセスについて紹介します。
ホテルリゾネックス名護の場所とアクセス
ホテルリゾネックス名護といわれてもどこなのかわかりませんよね。そこで、場所とアクセスについて述べましょう。
図1. ホテルリゾネックス名護の位置(googleマップより引用)
まず、場所を示します(図1)。名護の市街地からやや離れた場所にあります。海沿いの立地です。
では、公共交通機関ではどのようにアクセスするのでしょうか。主な方法を紹介します。
・名護市役所前から路線バスの65系統(逆方向は66系統)
※那覇市内-名護市役所前の行き来は高速バスの111系統、117系統と沖縄エアポートシャトルで可能
・やんばる急行バスで那覇空港や那覇市内から直行
名護市役所前から路線バスの65系統を利用
名護バスターミナルから65系統が出ており、その65系統は途中の山入端にとまります。この山入端バス停はホテルリゾネックス名護からやや離れた場所にあります。なお、山入端バス停から名護市街に向かう場合は66系統のバスに乗る必要があります。これは、65系統、66系統ともに本部半島を1周するような形態で運転されていて、外回りが65系統、内回りが66系統と称しているためです。ベルリンの環状線が方向によって41系統と42系統と呼び分けていることを思い出せばわかりやすいでしょう(かえってわかりにくい?)。
名護市役所前から山入端まではバスで20分くらいです。
那覇市内からの乗り継ぎは名護市役所前で行うのが無難です。那覇市内-名護市内を結ぶ系統は高速バスの111系統、117系統、やんばる急行バスと沖縄エアポートシャトルの3系統がありますが、いずれも名護市役所前にとまります。一方、沖縄エアポートシャトルは名護バスターミナル前にとまりません。
また、名護バスターミナルで乗りかえると、名護市役所-名護バスターミナルを復乗する形となり効率が良くありません。また、名護で路線バスの120系統(や20系統)と乗り継ぐ際は、名護十字路のほうが便利です。まあ、名護市内と那覇市内を一般的な路線バスで行き来しようという奇特な人はそう多くないでしょうが…。
名護バスターミナル付近にはタクシーも常駐しており、片道1080円で向かうことができます。ただし、タクシーの運転手さんには「東館まで」と伝えるとスムーズです。
やんばる急行バスで那覇市内から直行
沖縄には4社の大手バスがひしめき合っていますが、それにはない勢力がやんばる急行バスです。このやんばる急行バスは那覇市内の那覇空港、県庁北口(国際通りにほど近い場所)からホテルリゾネックス名護まで直行します。確か、運賃も安かったかな?
入口からフロントまで
さて、入口にたどり着いたら、どのように入れば良いのでしょうか。その実態を紹介しましょう。
写真3. ホテルリゾネックス名護の入口
ホテルリゾネックス名護の入口です(写真3)。道路よりもホテルのほうが高い位置にあります。
写真4. 本館入口
目立つのは本館の入口です(写真4)。ただし、本館のフロントは使われておらず、東館でチェックインとチェックアウトを行う必要があります。これは不便ですね。
写真5. 東館入口
そのため、東館に向かいます(写真5)。ホテルに入って左手の建物です。
写真6. 東館入口から見える海岸線
東館入口から海が見えます(写真6)。ホテル滞在が楽しみになりますね!
ホテルリゾネックス名護の内装
さて、実際の内装を見てみましょう!
客室内の様子
客室内の様子を紹介します。
写真7. 入口近くにカギ置き場がある
入口付近にカギ置き場があります(写真7)。このカギ置き場にカギを入れて回さないと電気が付きません。
写真8. 客室全体
客室全体です(写真8)。客室にはベッドスペース、ソファ、作業机があります。そして、奥の窓の外にはベランダが広がり、そこから沖縄の青い海を満喫することができます。
写真9. 寝心地の良いベッド
ベッドです(写真9)。ベッドは寝心地の良いもので、すぐに寝ることができました(ただし私は寝つきが良いのです)。
写真10. 作業机
作業机です(写真10)。仕事をしたり、旅日記を付けたりするには良いですね!
写真11. 作業机とソファ
作業机とソファです(写真11)。ソファではテレビを観ることは難しいですが、テレビを観ずにくつろげ、ということでしょうか。
写真12. 台所スペース
ここで興味深いのは、洗面所の前に調理スペースがあることです(写真12)。
写真13. 流し付近
流し付近です(写真13)。流し台と調理スペースがあります。
写真14. ガス台付近
ガス台付近です(写真14)。簡単な調理ができます。左側のスペースは写真13のものと同じです。短期滞在を前提とした場合にはこのような設備は不要でしょう。長期滞在を前提とした設備なのでしょうか。
写真15. ユニットバス
ユニットバスです(写真15)。清潔感がとてもあるとはいえませんが、それなりの設備です。バスとトイレは別ではないので、2人以上の利用の際は、風呂とトイレは同時には使えません。やや使い勝手が悪いですね…。台所スペースよりもバスとトイレ別のほうが喜ばれそうな気もします。
写真16. 洗面所とトイレ
洗面所とトイレです(写真16)。2人以上の利用の場合、1人がトイレを使っていると、もう1人が洗面所を使えません。ただし、台所スペースを使うことはできます。
客室からの風景
ホテルリゾネックス名護の売りの1つが客室からの美しい景色です。その美しい景色を紹介します。
日の出くらいの時間帯の風景を紹介します。
写真17. 南東側の風景
写真18. 南側の風景
写真19. 南西側の風景
一面に沖縄の海が広がります(写真17~写真19)。このときは天候に恵まれ、美しい景色を堪能できました。
次に、もう少し明るくなった時間帯の風景も紹介します。
写真20. 真下の海を眺める
真下には海が広がります(写真20)。このあたりはホテルのプライベートビーチです。
写真21. 海の青さがより強調されて美しい
写真22. 海の青さがより強調されて美しい
写真23. 海の青さがより強調されて美しい
もう少し視線を遠くに向けます(写真21~写真23)。日の出の時間よりも海の青さが強調されています。写真よりも実際の景色のほうが美しいです。
ホテルリゾネックス名護に宿泊してみて
朝食はブッフェ形式でした。エンボスの手袋を装着して料理を取るスタイルです。やや作業しにくいのは事実ですが、感染症対策とブッフェ形式の両立のためには仕方ないでしょう。また、パンをオーブンでなくサラマンダーで焼くするのはオペレーション上ありがたいです。他の人が使っていても、自分がパンを焼くことができるのです。
私が本館を利用しましたが、東館から入るのはしんどかったです。疲れた身には応えたのです。しかし、実際に客室に入るとその思いは一掃されました。広い客室、快適なベッド、そして青い海。
そして、簡単な調理器具が備われており、ある程度長い期間の滞在にふさわしいホテルであるとも実感しました。そう、ゆっくり滞在するためのホテルなのです。
さて、前後ではどこに行ったのでしょうか?
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