小田急ロマンスカーGSE「はこね」号の乗車記(新宿→箱根湯本、車内や車窓も収録!)

箱根へのアクセス手段として、最も華やかなものが小田急ロマンスカーです。小田急ロマンスカーにもいくつかありますが、最新のものが2018年登場のGSEです。そのGSEに乗って箱根に向かいました。

70000形GSE

写真1. 箱根湯本に到着したGSE

復習:特急はこね号とロマンスカーGSE

最初に、特急はこね号と特急ロマンスカーについて簡単に紹介します。

特急はこね号

さて、特急ロマンスカーのはこね号とはどのような列車なのでしょうか。

図1. 小田急ロマンスカーの一覧(小田急公式サイトから引用)

簡単にいうと、小田急のロマンスカー(小田急では専用車両を使用した特急を「ロマンスカー」と称しています)の中で、新宿と箱根湯本を結ぶ列車をはこね号と称しています。また、新宿を通らずに、千代田線と箱根湯本を結ぶ特急をメトロはこね号と称しています。

では、はこね号の基本情報をまとめましょう。

特急はこね号について
特急はこね号について簡単にまとめます。

  • 運行区間:新宿-箱根湯本
  • 所要時間:90分(下り)~100分(上り)程度
  • 本数:毎時2本程度
  • 初電:新宿発7:00、箱根湯本発9:03(土曜・休日は8:12)
  • 終電:新宿発18:00(土曜・休日は19:20)、箱根湯本発19:42(土曜・休日は22:03)

新宿から箱根湯本までは90分程度で、箱根湯本から新宿までは100分程度です。上下で所要時間が異なるのはダイヤ上の都合による部分が大きいです。

その特急はこね号はだいたい1時間に2本運転されています。新宿発毎時00分発と毎時20分発が該当することが多いです(利用客が多いと予想される場合は毎時40分発も該当)。一応、新宿から箱根湯本まで90分で運転しようという意図はありますが、一部の上り特急は所要時間が100分程度もかかってしまいます。

上り特急の所要時間がかかる理由
この理由は多岐にわたりますが、一番の理由は新宿と箱根湯本の折り返しの関係です。新宿・箱根湯本ともに特急の折り返しは1線しか割り当てられていません。これにおおむね20分間隔の特急をさばき、なおかつある程度以上の折り返し時間も必要です(通勤電車と異なり、車内清掃が必要なため)。

この制約条件で運用を簡単に考えてみましょう。10分サイクルに他の列車が多く行きかう新宿では折り返し時間は、3分か13分かの選択です。車内整備の都合上、3分はあり得ず、13分を選択することになります。

20分間隔で運転するということは、新宿発車→箱根湯本→新宿発車で20分の倍数の時間でなければならないことも意味します。例えば、11:00に新宿を発車した特急は14:00や14:20に新宿を発車することは可能であっても、14:10に新宿を発車することは不可能ということです。

新宿から箱根湯本までは(一部の速達列車を除き)所要時間90分としましょう。また、箱根湯本での折り返しも13分程度必要です。これらの合算は90+13+90+13=206分で、20の倍数に14足りません。そのため、辻褄を合わせるために、上りの所要時間をある程度伸ばし、新宿→箱根湯本→新宿の所要時間を20の倍数にしているのです。

これを解決するには、特急ロマンスカーの行く手をはばむ列車をスピードアップし、上下ともに新宿-箱根湯本を87分で結ぶことです。

なお、平日朝の上りは「モーニングウェイ」号、夕方下りは「ホームウェイ」号と称していますが、本質は変わりません。全体的に土曜・休日のほうが本数や運転時間が充実しています。これは、箱根が観光地である以上、自然です。

70000形GSE

小田急のロマンスカーには4種類の車両が充当されています。30000形EXE、50000形VSE、60000形MSEと70000形GSEです。これらのうち、30000形と60000形は汎用車両で、50000形と70000形が看板車両という位置づけです。看板車両はそれぞれ2編成ずつしかなく、いずれも展望席が連結されています。

今回紹介する70000形は2018年に登場した車両で、小田急のロマンスカーの中では最新です。展望席や広い窓が特徴です。また、連結しないことを前提として7両編成(箱根湯本は10両が入らず、7両相当の長さしか入らない)です。車内の様子は以下で述べますが、ここでは70000形GSEは小田急のロマンスカーの看板車両であることをご認識ください。

GSEの車内

では、GSEの車内はどうなのでしょうか。簡単に紹介しましょう。なお、私は(展望席ではないものの)1号車に陣取りましたので、先頭車の内装です。

客室本体

まず、客室の内装を見てみましょう。

写真2. 室内全体

室内全体の様子です(写真2)。これは進行方向を向いたものです。

写真3. 室内全体

こんどは進行方向と反対を向いた様子です(写真3)。カラフルなモケットが映えます。ただし、座席はかための印象を抱きました。やわらかい座席を希望する場合は、EXEが適切でしょう。

写真4. 室内全体

デッキとの仕切り部分に着目したアングルで撮影しました(写真4)。デッキとの仕切壁はガラスが主体で、光が通り抜けることが印象に残ります。

写真5. 展望席の様子

展望席の様子も撮影しました(写真5)。展望席といえども、階段状になっておらず、展望性はそこまで望めません。乗客からの展望性を重視するのであれば、名鉄パノラマスーパー型が良いように感じます。

写真6. 座席の様子

座席の様子です(写真6)。色合いこそ素敵ですが、かたいのが気になりました。

写真7. 座席背面の様子

座席背面の様子です(写真7)。ここにテーブルはありません。リゾート特急ということで、座席を向かい合わせにすることが多いため、インアーム式テーブルが付いているためです。

写真8. ひじ掛けの様子

インアーム式というのはアーム(腕)にイン(中)ということです。そのため、ひじ掛けに格納されているということです。

写真9. ひじ掛けが開く

ひじ掛けが開きます(写真9)。ここからテーブルが展開できるのです。

写真10. テーブルが開く

テーブルが開きます(写真10)。

写真11. 座席背面に荷物を吊るせる

座席背面に荷物を吊るすことができます(写真11)。先頭車は前面展望を重視し、荷棚はついていませんが、このような機能で荷棚機能を補っているのです。

写真12. 天井の様子

天井の様子です(写真12)。間接照明がイカしていますね!

そのほかの部分

特急車を評価するうえで、座席以外の共有部分も重要です。

写真13. デッキ部分から隣の車両を眺める

デッキ部分から隣の車両を眺めます(写真13)。開放感を演出するために先頭車には荷物棚はありませんが、中間車には荷物棚が付いています。

写真14. 車いす対応のお手洗い

車いす対応の化粧室も付いています(写真14)。

写真15. トイレの様子

そのトイレの様子です(写真15)。観光特急の割にはトイレは少なめの印象を抱きました。駅でトイレを済ませることも1つの手段のように思えました。ただし、ふたが欲しいですね。なお、便座は暖かかったです。

写真16. お子さま対応の設備

お子さま対応の設備もあります(写真16)。

写真17. 清潔なお手洗い

手を洗う部分も清潔です(写真17)。全般的に清潔な化粧室と印象を抱きました。

写真18. モノトーンのデッキ部分

モノトーンのデッキ部分です(写真18)。客席内部のカラフルさと比べると、対照的ですね。デッキ部分も撮りたかったのですが、満員だったので、あきらめました。

実際に乗ってみる

さて、実際に乗ってみましょう!

新宿での出発前の様子

まず、新宿での出発前の様子です。

写真19. 満員の表示

満員の表示です(写真19)。新宿朝8:00発、箱根湯本9:23着という観光タイムをゆっくりとれる時間帯とあって人気です。この直後の8:20発も満員でした。これらが展望席付きという理由もあるように思います。混雑緩和のために、EXE置き換え用は名鉄パノラマスーパー型・7両+3両に分割できる仕様も良いように感じました。

写真20. 特急券売り場もある

特急券売り場もあります。JRの特急はホーム上の券売機で買うことができませんが、小田急ロマンスカーはホーム上でも特急券を購入できるので親切です。ただし、席の指定はできなかった記憶があります。一番良いのは、ご自身のデバイスで購入することです(アプリのダウンロードも不要でやりやすいです)。

※インターネット上ではe-ロマンスカー(小田急電鉄公式サイト)から購入することができます。

写真21. 上りの特急がやってきた

新宿どまりの特急がやってきました(写真21)。本厚木始発のモーニングウェイ70号です。1本前は同じ本厚木始発なのですが、号数は50号です。ロマンスカーにうとい私には附番方法の違いがわかりませんが、町田停車と相模大野停車で分けているのでしょうか。

写真22. 上り特急が停車!

特急が停車します(写真22)。

写真23. 先頭部分の様子

先頭部分です(写真23)。展望席があります。昔は展望席付きが当たり前でしたが、観光需要から沿線需要に主体が移り、展望席付きは少数派となってしまいました。

運転席の格納
運転席は2Fにあり、乗務員の乗り降りは独特のものです。たまたまその様子を確認できました。

写真24. 運転士さんが乗務員用扉から入る

運転士さんが乗務員用扉から入っていました(写真24)。この扉をなくして客席を前方にずらすと、後方の客席からの前面展望が改善されるのように思いますが、そうすると、はしごスペースがなくなってしまいますね。

写真25. はしごが降りてきた

はしごが降りてきました(写真25)。

写真26. 運転士さんが登る

運転士さんが運転台に登ります(写真26)。

写真27. 運転士さんが運転台に登り終えた

運転士さんが運転台に登り終えました(写真27)。

写真28. 運転台からのはしごが閉じ始めた

運転台からのはしごが閉じ始めました(写真28)。

写真29. はしごが格納された

はしごが格納され、元のフラットな天井に戻りました。

新宿から箱根湯本の車窓

さて、新宿から箱根湯本の車窓を紹介しましょう!

写真30. 新宿を発車!

新宿を発車しました。ここは小田急線で最も新宿寄りの踏切です(写真30)。

写真31. 南新宿を通過!

南新宿を通過します(写真31)。先頭車に乗ると、前面展望を眺めることができ、とても感じが良いです。

写真32. 代々木上原を通過!

代々木上原を通過したところです(写真32)。ここから登戸までは複々線区間で、それなりに速度を出しています。

写真33. 経堂付近を走行

経堂付近を走行します(写真33)。前に各駅停車が走行しており、走りながら追い抜くという楽しい展開ですね。

写真34. 都区内の風景

世田谷区を走ります(写真34)。高架区間なので、見晴らしが良いですね!朝なので、太陽光を避けるのがしんどかったです。可能であれば、朝の列車に乗るには進行方向右側の席を選択するのが良いと思います。

写真35. 準急に追いつく

準急に追いつきます(写真35)。この準急は成城学園前行きで、あっさりと追い抜きました。JR車ですね。左側に富士山も見えます。

写真36. 複々線区間の駅を通過

駅を通過します(写真36)。ここまで素晴らしいインフラの上を走っていると、小田急ロマンスカーは速度が重視されないとはいえ、120km/h運転を行ってほしいとも考えてしまいます。特急以外も110km/hにスピードアップするのです。

写真37. 多摩川を渡る

多摩川を渡ります(写真37)。都区内と神奈川県を隔てる川です。

写真38. 太陽がまぶしい

太陽がまぶしいですね!(写真38)。

写真39. 向ヶ丘遊園を通過!

向ヶ丘遊園を通過します(写真39)。新宿を10分前に出発した急行を抜かします。

写真40. 多摩丘陵を行く

神奈川県のこのあたりは多摩丘陵です(写真40)。細かな丘が多くあり、そこに住宅がみっしり並んでいる、独特の光景です。

写真41. 新百合ヶ丘を通過!

新百合ヶ丘を通過します(写真41)。快速急行や通勤急行といった速達列車の絶対停車駅ですが、とまる特急は少ないです。小田急のロマンスカーは町田、本厚木(または海老名)、小田原に停車するタイプと、新百合ヶ丘、相模大野、本厚木、秦野に停車するタイプに分類されます。後者の本数は少ないので、必然的に新百合ヶ丘にとまる特急は少ないのです。

写真42. 多摩丘陵を走る

多摩丘陵を走ります(写真42)。記述は前後しますが、新百合ヶ丘で降りたことがありますが、高低差が大きく、どこが建物の1F相当かわからなくなった記憶があります。

写真43. 自然も残る

前ばかり見るのもどうかと思ったので、左側の車窓も確認してみました。自然が残っていますね(写真43)。このあたりは東京都と神奈川県の境界が入り混じっていますので、この写真がどちらに所属するのかは追求しないでおきましょう。

写真44. 山あいの風景

山あいの風景です(写真44)。鶴川-玉川学園前の間には山があり、ここをトンネルでくぐります。

写真45. 住宅街を走る

住宅街を走ります(写真45)。このあたりは東京都ですが、先ほどまで走っていた神奈川県との風景の違いはわかりません。

写真46. 上り勾配を走る

町田の市街地は台地上にあるので、それに向けて坂を登ります(写真46)。

写真47. 町田の中心街が見える

町田の中心街が見えます。町田は東京都でも有数の大都市です(写真47)。東京から30km程度離れており、放射軸と環状軸が交差することもあり、発展しています。首都圏では同様に、横浜、八王子、大宮、柏、船橋の各駅の周囲が発展していますが、いずれもこの条件を満たしています。

写真48. 町田に停車!

最初の停車駅の町田に停車します(写真48)。朝という時間帯のせいか、ここから乗ってくる人も見られました。確かに八王子方面から箱根に行くには、町田まで向かうのがベストですからね。

写真49. 町田を発車!

町田を発車しました(写真49)。下に見えるのは横浜線です。小田急線が東京からの放射軸とすると、横浜線は環状軸と位置付けることができます。

写真50. 境川を渡る

境川を渡ります(写真50)。このあたりで東京都から神奈川県に入ります。ここから箱根湯本までずっと神奈川県を走ります。

写真51. 相模大野が見えてきた

相模大野が見えてきました(写真51)。ここで江ノ島線が分岐します。大きな駅で2面6線(通過線が2線)というぜいたくな配線です。ただし、通過線があるということは、一定の通過列車が存在するという前提です。

写真52. 相模大野を通過!

その相模大野を通過します(写真52)。町田、相模大野とある程度の規模の駅が連続していますので、特急の停車駅の振り分けは難しいでしょう。なお、早朝の相模大野始発の特急を除き、町田と相模大野で連続して停車する特急はありません。

写真53. 車両基地を通過!

相模大野には車両基地があります(写真53)。土曜の朝ということもあり、平日朝より運用車両が少なく、多くの車両を確認できました。

写真54. 上り各駅停車とすれ違う

前を眺めたら、上りとすれ違いました(写真54)。

写真55. 相武台前を通過!

相武台前を通過します(写真55)。ここで各駅停車を追い抜きます。相模大野で抜かなかった理由がわかりました。特急の通過待ちですから、別に急行停車駅で行う必要もないのです。

写真56. 相鉄線が近づいてきた

相鉄線が近づいてきました(写真56)。海老名は近いです。

写真57. 海老名を通過!

海老名を通過します(写真57)。向こうには相鉄線の最近のカラーの車両が停車しています。小田急とは完全に異なるカラーリングですね。

写真58. 高架に上がる

高架区間があります(写真58)。この後相模川を渡るので、そこと線路の高さを揃えているのでしょうか。ちょうど地下鉄の反対側の常磐線の天王台-取手に似ています。

写真59. 相模川を渡る

相模川を渡ります(写真59)。この先は本厚木があり、速度を落とし始めます。ちょうど、地下鉄の向こうの常磐線で取手に入る感じです。ただし、厚木のほうが都市としては発達しています。

写真60. またすれ違う

また上りとすれ違う様子を撮影できました(写真60)。

写真61. もうまもなく本厚木

まもなく本厚木です(写真61)。市街地が発達しています。ここまで大きな都市であれば、ここまで速達列車と各駅停車がそれぞれ10分間隔で運転されるのも納得できます。

写真62. 上りホームにも人が並んでいる

上りホームにも人が並んでいます。この特急の本厚木発車は8:38、同時に本厚木を発車する快速急行で新宿に向かうと、9:29に新宿に到着し、何かと都合の良い時間帯です。

写真63. 本厚木に停車

本厚木に停車します(写真63)。町田ほど乗り降りはなかったように記憶しています。

写真64. 田園風景を走る

田園風景を走ります(写真64)。本厚木を境に風景がのどかになったようにも見えます。

写真65. 高架区間を走る

伊勢原手前で高架区間に入ります(写真65)。都市計画でピンポイントで高架区間になっていることがありますが、ここもその1例です。上に見える道路は圏央道から分岐する道路です。

写真66. 住宅街もある

伊勢原周辺は住宅街も広がります(写真66)。このようにある程度発展している場所であれば、日中時間帯でも10分間隔で運転されていることは納得できます。

写真67. のどかな風景も広がる

のどかな風景も広がります(写真67)。

写真68. 秦野を通過!

秦野を通過します(写真68)。本厚木と小田原の間では最も人口の多い都市の中心です。ここも特急停車駅ですが、通過する特急のほうが本数が多いです。

写真69. 渋沢を通過!

富士山が見えました(写真69)。ここで多くの人が富士山を撮影していました。

写真70. 渋沢を通過!

ここまで山あいの区間で上り坂を走ってきました。このあたりが最も標高が高く(正確には渋沢-新松田の間)、小田急で標高の最も高い駅がここ渋沢です(写真70)。

写真71. カーブが多い

渋沢と新松田の間は川音川(酒匂川の支流)沿いに走るので、カーブが多いです。このような区間こそ振り子式電車がふさわしいのでしょうが、現在の小田急はそこまで速度に興味はなく、ゆらゆら走るのみです。

写真72. 川が広がった

川が急に広がりました(写真72)。

写真73. 新松田を通過!

新松田を通過します(写真73)。「しんまつだ」と読みますが、地下鉄をはさんで反対の常磐線には「しんまつど」があります。紛らわしい気もしますが、現在のダイヤでは新松戸と新松田を直通する電車はありません。

写真74. 酒匂川を渡る

酒匂川を渡ります(写真74)。この先のカーブを過ぎると、小田原まで直線が主体です。

写真75. 田園風景が広がる

田園風景が広がります(写真75)。この区間は直線が多く、住宅も少ないという事情なのか、日中時間帯は各駅停車が20分間隔でしかやってきません。

写真76. また富士山が姿を現した

富士山が姿を現しました(写真76)。この写真と前の写真は進行方向右側のものです。ちょうど右側に座っていた人が席を外していた記憶があります。

写真77. 住宅が広がる

とはいえ、人口3000万人程度が住む、首都圏。住宅も多いです(写真77)。

写真78. 小田原が近づいてきた

小田原が近づいてきました(写真78)。小田原の手前で進行方向を変えるために、カーブがあります。

写真79. 東海道線が見える

東海道線が見えます(写真79)。ここまで乗りかえ先の詳細な案内はありませんでしたが、小田原では東海道線の発車時刻も肉声で案内していました。上りは小金井行きでしたが、東京方面などの補足はなく、単に小金井行きでした。

写真80. 小田原に停車!

小田原に停車します(写真80)。ここで小田急線の旅は終わりです。小田原からは箱根登山鉄道の路線です。

写真81. 小田原を発車!

小田原から箱根登山鉄道の旅のスタートです。とはいえ、特急が直通し、小田急車しか走らないので、小田急線と認識している人のほうが多いでしょう。車窓に東横インが見えます(写真81)。このホテルは21年3月の深夜に行列ができたとの報告を聞いています。

写真82. 単線を行く

箱根登山鉄道に入ると、単線区間になります(写真82)。ここが小田急との大きな違いです。

写真83. 右カーブを曲がる

右カーブを曲がります(写真83)。ここからいよいよ登山鉄道という雰囲気が出始めます。

写真84. 上り坂が始まる

上り坂が始まります(写真84)。先頭を見ると、勾配が急なことがわかります。とはいえ、小田急車が乗り入れる箱根湯本までは40‰が最大で、箱根登山鉄道のなかでは、序の口です。

写真85. 川沿いを走る

川沿いを走ります(写真85)。徐々に山が迫ってきました。

写真86. 入生田を通る

入生田を通ります(写真86)。箱根登山鉄道の小田原-箱根湯本の軌間は1067mm、箱根湯本-強羅の軌間は1435mmであり、両者の直通は不可能です。ただし、車庫のある入生田-箱根湯本は両方に対応した設備です。

写真87. 温泉街らしさが感じられる

温泉らしさを感じる風景です(写真87)。とはいえ、箱根湯本は序の口でしかありません。

写真88. 箱根湯本に到着!

箱根湯本に到着しました(写真88)。満席の車内から多くの人が降りてきました。定員が400人ですから、一気に降りると壮観ですね!

70000形GSE

写真89. 先頭部を撮影!

箱根湯本の特急ホームは頭端式ホームですから、このように先頭を撮影できます(写真89)。

小田急ロマンスカーGSEに乗ってみて

小田急ロマンスカーの最新モデルであり、看板車両のGSE。この車両は(座席がかたいものの)リゾート特急らしい居住性とワイドな眺めが実現しています。また、普段づかいの特急としても違和感のないような「クセの無さ」も感じました。リゾートと普段使いの両立というのは言葉でいうのは簡単ですが、実際に実現するとなると、高度な思考や技術が必要となりましょう。その高い壁を乗り越えて、リゾート用と普段づかい用を両立した車両として、GSEは運用されています。

ただし、気になるのはGSEが2編成しかなく、特定の特急に人気が集中してしまうことです。いつか、30000形の置き換えが始まることでしょう。そのときには、GSEをさらに昇華(7両+3両で各先頭車には名鉄パノラマスーパーのような展望席を備えるなど)させた形態でこの思想を広めてもらいたいものです。

また、新宿-箱根湯本の所要時間を87分程度に統一し、現在よりも箱根滞在時間を5~10分(往復で10~20分)程度拡大してもらいたいものです。行楽特急といえども、現地での滞在時間拡大のために所要時間短縮が重要なのです。

ほかのロマンスカーの乗車記はないの?

小田急にはほかにもロマンスカーが運転されています。そのいくつかの車両に乗っていますので、それらを紹介します!

EXEオリジナルの「はこね」に乗る(連結も収録!)

EXEαの車外、車内観察(乗車レポート付き)

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする