色彩検定2級の配色を見分ける問題です。ランダムに図示された配色に合う配色技法を4択で出題しますので、正解を予想してください。2枚目の配色の下に正解と簡単な解説を記しています。問題が終わりましたら、「次の問題へ」をクリックしてください。
※本問題は○○配色の「配色」を除いて記しています。本試験でも「配色」の有無が問われることはないでしょう。
※30問がランダムで出題されます。
の配色はコンプレックスハーモニーです。
簡単な解説です
今回の組み合わせはp18、sf14、dk10で、黄色に近いほうが明度が低く、コンプレックスハーモニーに該当します。ナチュラルハーモニーと異なり、色相差が大きくともコンプレックスハーモニーは成立します。
他の選択肢の検討
・ナチュラルハーモニー:色相と明度の関係が逆なので、本問には該当しません。
・ドミナントトーン:pとdkは隣接するトーンではなく、本問には該当しません。
・トーナル:pトーンとdkトーンは中間色ではなく、該当しません。
余計な解説
コンプレックスハーモニーの組み合わせは高彩度色も認められています。では、b20とdp8ではどうでしょうか。一見、黄色が暗いトーンなので、コンプレックスハーモニーの条件を満たしているように見えます。しかし、同じトーンであっても黄色の明度が高く、その傾向は高彩度になるほど顕著です。現実に公式テキストの巻末を眺めるとdp8の明度は6付近、b20の明度は5付近と、青紫のほうが明度が低くなっています。したがって、この組み合わせはコンプレックスハーモニーに該当しません。
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配色技法についての詳細な解説は以下の記事をご覧ください。
逆パターンの演習問題も用意しています。
PCCSの一覧を確認することも手です。
最後は公式テキストで微妙な色合いを確認しましょう!