新快速で側面展望を楽しむ(姫路→三ノ宮、2017年秋)

記事上部注釈
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姫路に入線する223系電車

写真1. 225系が登場しても主力車両、223系

新快速に姫路から三ノ宮まで乗車する機会に恵まれましたので、側面展望を収録いたしました。

223系の車内

写真2. 快適な223系の車内

223系は転換式クロスシート、いわゆる転クロの車内です(写真2)。そのため、窓側の席に着席すると、外の景色が容易に眺められるのです。こんな電車で通勤できれば良さそうですよね。ただし、首都圏の多くの路線では現実に導入が難しいかもしれません。

写真3. 姫路貨物ターミナルが見える

姫路を発車して、しばらく経過すると貨物ターミナルが見えます(写真3)。ここにひめじ別所駅が設置されたことは以前の記事で触れました。

写真4. 加古川近くなると高架を走る

次の停車駅、加古川に近くなると高架に上がります(写真4)。きっと大都市加古川の交通渋滞緩和に役立ったことでしょう。

写真5. 加古川で出会った223系普通

その加古川で下り普通電車が停車していました(写真5)。私が乗車していた上りも普通電車が待っていました。加古川が高架になる以前は配線の関係から、上りの普通電車は加古川で接続せず、隣の東加古川で待避していたと聞きます。そのため、現在よりも不便だったのです。高架にすると同時に配線を改良し、加古川で接続できるようにしたのです。このように、日本の鉄道は少しずつ、それでも着実に進歩しているのです。

写真6. 加古川を出発

加古川を出発する際も高架から景色を堪能できます(写真6)。大きな街であることがわかります。これなら新快速が停車することも納得できます。その後は住宅街が続きます。

写真7. 五重塔が現れた!

日本は仏教(そして神道)国です。そのため、住宅地の中であっても、五重塔が存在します。ちょっと調べると、円満寺というようです。五重塔は近代建築であり、昔からの建物ではないようです。それでも、電車に乗った人から存在を気にしてもらえて、広告としては成功なのかもしれません。私は仏教のことをよく知らないので、これ以上の言及を避けることにしましょう。そう、化けの皮がはがれないうちに…。

写真8. 土山を通過!

土山は新快速通過駅ながら、中線が存在します(写真8)。ダイヤが乱れると、土山で折り返すこともあるようです。

写真9. 大久保を通過(新宿までもうすぐだ)

西明石の隣駅、大久保を通過します(写真9)。ここは西明石よりも駅前が立派なように思えます。余談ですが、JRに大久保は3つ存在します。ここ、奥羽本線、中央線(一般的に総武線と言いましょうか)にもそれぞれあるのです。

写真10. 西明石の車両基地を見る

写真11. 西明石の車両基地に103系がいた!

その大久保を通過し、西明石に停車します。西明石を発車すると、すぐに車両基地が展開します(写真10-11)。この車両基地は網干総合車両所明石支所というようです。207系シリーズが置いてあるのはもちろんですが、阪和線の103系もいました。阪和線から103系がどんどん撤退していますからね。私と阪和線の関係は浅いですが、103系と221系が主力で、223系が関空・紀州路快速に充当されていた記憶があります(だいぶ以前に阪和線から221系は撤退していますよね)。

写真12. 明石付近の車窓

西明石の次は明石です。明石は山陽電車との乗り換え駅です。以前は「速さはJRのあかしです」という看板があったそうですが、情勢の変化によりそのような看板は撤去されました。山陽電車もJRも神戸や大阪に向かう交通機関ですから、どうしても競合してしまうのです。その競合に打ち勝つためのダジャレだったのです。

写真13. 山陽電車を抜かす

写真14. 山陽電車の顔を拝みましょう!

その山陽電車を抜かします(写真13-14)。この写真の電車は普通電車であるため、そうスピードを出しません。山陽電車はJRよりも多くの駅がありますから、こまめな集客に適切でしょう。このように棲み分けも重要といえましょう。

写真15. 明石海峡大橋!

写真16. 明石海峡大橋!

(新快速の停車駅でいうと)明石-神戸は景色が良い区間を行きます。海側(大阪方面行きでは進行方向右側)に陣取ると良い景色を堪能できます。その白眉が明石海峡大橋です(写真15-16)。明石海峡大橋に鉄道が通っていたら…そんな妄想はやめておきましょう。

写真17. 松が美しい

防砂林なのか、松林が広がっている箇所もありました(写真17)。海岸と林の組み合わせに風情を感じます(写真17)。

写真18. 海が広がる

写真19. 海が広がる

写真20. 海が広がる

明石海峡大橋の次の白眉は海外線です(写真18-20)。この区間は山と海が迫っています。そのため、電車から海外線が眺められるのです。

写真21. 須磨を発車した普通電車

海岸線から遠ざかり、須磨を通過します(写真21)。普通電車がちょうど発車したところでした。快速を待避した電車でしょう。須磨からは街中です。

写真22. 神戸のロジスティクスの拠点!

そうこうするうちに、神戸貨物ターミナルを通過しました。神戸のロジスティクス(物流)の拠点です。最近はトラックの運転手不足でJR貨物の利用が好調のようです。写真に見えるコンテナ1つ1つの中に大事な荷物、そしてもっと大事な「思い」が込められているのです。

写真23. 神戸駅!

このようにして、姫路から三ノ宮までの楽しい道中は終わったのでした。

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