横須賀線(混雑基本データ)




このページでは横須賀線の混雑状況について基本的なデータをまとめています。また、私が実際に現場で調査した結果へのリンクも記しています。

E217系:横須賀線臨時

写真1. 横須賀線を走る電車

横須賀線の基本情報

横須賀線は東京-久里浜の路線です。ただし、一般的に横須賀線と呼ばれている路線のうち東京-大船は東海道線の一部です。東京から横浜を通り、三浦半島に伸びる路線です。東京から川崎市、横浜市、鎌倉市、逗子市、…と伸びています。横須賀市方面との行き来は京急線のほうがメジャーです。横浜から横須賀へは京急のほうがショートカットして所要時間が短いこと、京急のほうが街の中心に駅があるためです。東京と新橋は地下駅であること、品川-横浜は大回りしていることから、横浜・大船方面の利用客は東海道線を利用しがちです。それでも、武蔵小杉駅の開業などで独自の役割を担っています。

2001年から従来の始発駅の東京だけでなく新宿経由の列車の運転を開始しています。これを湘南新宿ラインと呼んでいます。湘南新宿ラインは東海道線直通、横須賀線直通がありますが、いずれも横須賀線電車が通る経路を通ります。そう、新宿と東海道線のリレー役も担っているのです。

横須賀線混雑基本データ

では、混雑状況データを簡単にまとめます。

表1. 横須賀線の混雑データ

最混雑区間武蔵小杉→西大井
混雑率2018年度197%
2017年度196%
集中率27.9%
乗客半減区間横浜-保土ヶ谷

横須賀線は神奈川県から通勤客を集め、その人たちが品川・新橋・東京で大部分が降ります。ただし、西大井で降りる人が多いということなのか、最混雑区間は武蔵小杉→西大井となっています。

混雑率は公式の統計では200%近くと厳しいものです。2010年の横須賀線武蔵小杉の開業で南武線-東海道線の乗客の一部の横須賀線へのシフト、武蔵小杉そのものの利用客の増加などがその原因です。ただし、混雑の統計には湘南新宿ラインやグリーン車は入っていません。つまり、湘南新宿ラインは統計上輸送力として機能していないと扱われていますが、実際には湘南新宿ラインに乗っています。そのため、実際にはそこまで混んでいません。

前述の通り、東京-大船は東海道線の一部分です。そのため、定期券はいずれの系統でも使えます。このこともあり、乗客流動はこの3つの路線をまとめて掲載してます(ただし品川-武蔵小杉-鶴見の区間は別途統計がとられています)。最も乗客の多い区間は東京-有楽町ですが、この乗客数が半減するのは、横浜-保土ヶ谷です。東京よりの駅は山手線電車に乗る人も多く、その人たちもカウントされています。

集中率とはラッシュに集中する割合です。極端な話、集中率が100%であれば、ラッシュ以外に全く使われないということです。20%以下が集中率が低め(朝も日中もまんべんなく利用されている)、30%以上が集中率が高め(ラッシュ以外は空いている)と判断できます。集中率は20%台と首都圏では標準的な割合です。

横須賀線の混雑状況の現場調査

ここまでは横須賀線の基本データをベースに解析しました。実際の調査結果は以下のリンクにあります。

横須賀線の混雑状況(西大井→品川、朝ラッシュ時現場調査結果)
公式の混雑率は200%近くに達していますが、実際はそこまで混んでいるようには見えませんでした。JRの厳しめの数字で発表した公式の数字をそのままうのみにして無責任に広めるインターネットの世界の闇をかいま見えた気がしました。

横須賀線の混雑状況(夕方ラッシュ下り、品川→西大井、現場120分調査)
夕方ラッシュ時にしては空いているという感想を抱きました。それだけ湘南新宿ラインに乗っていて乗客が分散しているということです。

東京23区の各路線の混雑データまとめページへのリンク

先ほどは詳細な調査結果を示しました。では、各路線を横並びに比べた表はあるのでしょうか。

東京の各路線の最新の混雑データまとめ

上のページでは各路線の最新の混雑データをまとめています。また、他の路線のページへのリンクも完備しています。

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