弊サイトの方針を何となく書いてみました。一般的な方針をおかたい文章で書いても面白くないので、ストーリー性をもって書こうと思います。
また、「サイトはこうあるべきだ」という哲学も記載しています。
写真1. このような遠い場所(ブダペスト)に行っても私の旅行スタンスは変わらない(相変わらず鉄道中心…)
私とブログとの出会い
私は2013年4月にyahoo!みんなの検定終了に伴い、せっかく作成した問題を放棄することはもったいないと思い、yahoo!ブログを開設いたしました。この文章を読んでいる人の多くはyahoo!みんなの検定って知らないかもしれませんね。
※検定を作成した当時、私の検定は異色を放っていたと思います。多くの人はクイズを出題していた感覚なのに対し、私は試験を出していたのです(当時受験していた国家試験に見習って問題を出題していました)。
そこから紆余曲折を経て、このブログの開設に至りました(前身のブログにまだ記事が多く置いてあります。2018年6月9日をもちまして、全ての記事を移設し終わり、このサイトで全ての記事を読むことができます、私は記事の一覧性を重視していますので、記事を移設いたしました、とても疲れました…)。
弊サイトは鉄道コムに登録しています。ありがたいことに鉄道コムから弊サイトをご覧いただくかたも多いです。ただ、鉄道コムに登録されているブログの多くは、1つ1つの記事の内容が薄いように思えてしまいます(もちろん大変素晴らしいサイトさんも多く存在することは間違いありません)。そのような記事を見ると、私としては物足りなく思ってしまいます。また、インターネットの世界を見ますと、感情論が多いように思います。そこで、「他の人がやっていないことをやってやろう!」と思い(私は変わり者なので、みんなと違うことをしたいのです)、データや仮説を基にきちんと考えながら記事を書くようになりました。ただし、データの解釈の相違、仮説が誤っているなどの指摘がありましたら、謙虚に受け止めようと思います。
弊サイトの方向性
弊サイトの具体的な方向性をお話します。一般的なブログとは異なると思いますが、ここは私のブログです!
方向性1. 読みごたえのある冷静な記事を提供します
読みごたえのある記事とは何だろう?私なりに考えてみました。ダイヤ改正を例にとって考えてみましょう。「ダイヤ改正があります、○○という列車が廃止になります、いつまでに○○系を撮影しなきゃ★」という記事ではなく、なぜ○○という列車が廃止されるのかという考察をしてくれる記事(考察が正しいかはここでは問題にしません)、ダイヤ改正での変化に対する解析(この解析が正しいかは問いません)をしてくれる記事を求めています(世間が求めているかは別問題です)。
これを一般化してみましょう。ある事象に対してきちんと調べて情報を提供する、あるいは私が何らかの考察を行いその知見を明らかにすることを主軸といたします。したがいまして、単なる感情論の垂れ流しや単に写真だけ掲載するような中身のない記事は原則執筆いたしません。
※現状の調査(資料なり実地調査なり) → 分析 → 情報提供あるいは提言 のサイクルを理想としていますが、あくまでも理想でしかありません。理想と現実が異なることはよくあるものです。
間違えたことをしないように心がけますが、私の仮説や立証が正しいという保証は何もありません。また、人によってデータの解析が異なることもあるでしょう。そのため、私のミスや考え違いに関する指摘は歓迎いたします。ゆえに、原則的にコメントも黙殺することはありません(ただし、あまりにもかけ離れた内容のコメントだと「なかったこと」にすることがあります)。前身のyahoo!ブログの経験上、コメントは承認制(私の意見に関する辛口の内容も承認いたします)といたします。
方向性2. 速報を追うことはいたしません
方向性1と重なりますが、速報を追うようなことはいたしません。鉄道ファンの中では11月に発表された小田急ダイヤ改正、12月に発表されたJRグループダイヤ改正について、プレスリリースが発表された直後に触れることが暗黙の了解になっているようです(もちろん全員ではないでしょう)。しかし、私はそのようなことをせずに、時刻表発売後に穴が空くほど読み込んで、私なりに解釈いたしました。速報は時間が経過すると価値を失います。私は「いつ、○○が△△に変化した。その背景は…」という詳細な解説のほうが不変の価値があると思うのです。私の作成する記事に価値がない?まあ、それは…。
方向性3. 私の興味のある対象に絞ります
方向性1と重なりますが、全ての事象に対して同様にしっかりした記事を書くことはできません。私は(人格者であるものの)全知全能の神ではないからです。私は東京に住んでいますが、青森の鉄道事情には疎いです。その地域のことはその地域のプロフェッショナルに任せたほうが良いに決まっています。ただし、その地域の鉄道を見て、地域外の人から見た視点でものを書くことがあるかもしれません。東京の鉄道全てに詳しいわけではありませんので、興味の対象を中心に特化した内容になるでしょう。
また、私は芸能人には興味ありません。そのため、芸能ネタが弊サイトに出てくることもないでしょう。そのような情報をお求めの人は、そんなブログをお読みください。
方向性4. 読みやすく、わかりやすい内容を目指します
文章のかきかたについて
今までの方向性1~3を見ますと、とてもおカタく難解なブログになってしまいそうですね。それを避けるために、読みやすい文章を書くように心がけます。例えば、「読み易く分かり易い内容を目指します」と書くと、ちょっとわかりにくいように見えてしまいます。そのため、漢字は必要以上に使用しないことにします。
また、図や表を使用すると理解が深まることが多くあります。よって、必要に応じて図(たいていExcelをペイントで加工しただけですけど)、や表を作成し、読者さま(ととりわけ私)の理解の助けにします。
ずっとマジメな文章だと飽きがきますから、ときどきギャグを入れたりすることで、文章に彩りを添えます。そんな彩りなんていらない?まあ、そんなことは言わない!
全体をまとめると、わかりやすく柔らかい文章で、的確な図や表を適切に入れて、わかりやすい内容にするということです。言うは易し、の世界ですけどね(心がけている自負はありますが、できているかというと疑問ですよね)。
デザイン面について
私はデザインのど素人ですが、ブログデザインについてはシンプルなほうが良いと確信しております。ただし、シンプルすぎると無味乾燥な印象になりますので、見出しを緑色のアクセントとしています。
※多くの鉄道ブログでは見出しを採用していませんが、弊サイトでは全体の内容がわかりやすくなるように、アクセントになるように、見出しを採用しています。
この文章を書いたのは2018年3月ですが、2022年に色彩検定の勉強をしたところ、色については「使いすぎ」は美しくないという確信を得ました。(補足終わり)
また、フォントについてはあえて指定していません。当初は弊サイトのテーマ(ブログデザインがテーマとして無料で配られている)のデフォルトでデザイン性に優れたフォントとなっていましたが、かえって読みにくいこととサイトの表示に時間がかかること(フォントを指定=読み込むデータが増える)から、フォントを指定しないことにしました。フォントを指定しないということは、各自の環境に応じた「見慣れた」フォントで表示されることを意味します。見慣れたフォントであれば読みやすいことでしょう。私は弊サイトを構築するにあたって、かっこよさよりも「早く表示されて、読みやすいこと」を重要視したためです。読みにくい文字を時間をかけて表示させることは、ただの自己満足だと思うのです(このブログが自己満足?そこは触れないように!)
また、グローバルナビゲーション(弊サイトではページ上部に「鉄道について考える」…などと表示されているものです)を設定して、別ページにいきやすいようにしています。
ページの回遊性については、まだまだと感じておりますので、さまざまな施策を試作する心づもりでおります。
(2018年10月28日追加)
弊サイトでは上にも書いた通り、回遊性を上げるために以下の施策を実施しております。
1) グローバルナビゲーションの常時表示
グローバルナビゲーションを設定して別のページに行きやすくすると申しました。しかし、そのナビゲーションを見るために、画面の一番上に戻っていただくのも芸がありません。そこで、常にグローバルナビゲーションを表示させるようにカスタマイズしております。具体的には、パソコンでは一番上の緑色の領域をクリックすることで異なるカテゴリーのページに移動できます。モバイルでは、左下のメニューで同様のメニューが表示されます。何言っているのかわからない?その場合は、実際にクリックしてみましょう!
2) タグ一覧の表示
弊サイトでは鉄道会社などで記事を検索できるように、タグを整備しています。また、「乗り鉄」「ダイヤ」などの区分でも記事を探せるようにしています。パソコンでは右側のサイドバーから探せるようにしていますし、モバイルでは右下のサイドバーから探すことができます。
3) (一部の旅行記限定)前の記事と後の記事を追えるようにリンクの表示
弊サイトでは基本的に「超詳細型」の記事となっています(あくまでも例外は多々あります)。そのため、旅行記は長くなりがちで、どうしても別ページに分割せざるを得ません。そこで、弊サイトでは、旅行記全体を追えるように、一部の旅行記限定で前の記事と後の記事を追えるようにしています。
(以上追記部分終了)
きちんとした文章を書きます
(以下2019年7/30追加、2020年5/5編集)人さまに読んでいただく以上、きちんとした文章で書くのは最低限のことと考えています。そのため、以下の3点に気をつけます。
・必要以上に省略語を使ったり、日本語を崩さないことを基本とします
必要以上に省略語を使うことは私は不快に感じます。例えば、スクリーンショットをスクショと省略したりということは(そうだと知っている人はともかく)その言葉を知らない人にとっては、「何?」と混乱させてしまうことになってしまいます。これは1例ですが、一部の人だけがわかる、そのような単語を使うのは私は好みません。また、乱れすぎた日本語を使うのも好きではありません。そのため、私は必要以上に日本語を崩すことはいたしません。日本語の文法では「助詞」や「助動詞」は基本的にひらがなを使います(と私は認識しています)。そのため、私は文法を守って記事を書こうと思っています。ただし、こればかりではお堅くなるので、しょうもないネタを放り込んでバランスを取るつもりです。
・必要に応じてその場で脚注を入れます
補足説明が必要な箇所もあるでしょう。その際は必要に応じて脚注も入れます。はてなブログさんの記事は、記事の最後に脚注がくる仕様で読みにくいですので、非常に読みにくいです。そのような感想を抱いたので、弊サイトでは脚注はその箇所に記載しております。
・必要以上に時候のあいさつは記しません
弊サイトを読む人は、記事を書いた直後とは限りません。例えば、夏に書いた文章であれば、「夜は寝苦しい季節になってきましたね。」という書き出しはぴったりと合うでしょう。しかし、その文章が読まれるのは、夏とは限りません。冬に読まれる場合もあるでしょう。そんなときに「夜は寝苦しい季節になってきましたね。」と言われても「知らんがな」というのが正直な感想でしょう。そこで、弊サイトでは原則的に書き出しは本題から入ることにします。
(2019年7/30追加部分終了)
方向性5. 中途半端に書かない
(2020年5/5追加)
多くのサイトさんを眺めると、ある事象について述べたあとに「これに関しては思うことがありますが、これ以上書かないことにします」ということが書かれていることがあります。これは読むほうにしたらとても不愉快です。ではどうしたら良いのか。中途半端に書くことをやめればそのようなことはありません。そこで、弊サイトでは何かについて述べる際に、「思うことはありますが、これ以上は書きません」という表現はしないことにいたします。ただし、私の脳みそは低次元ですので、言及が中途半端なこともあるでしょう。それはそれで許してね!
不正確であっても、推測であっても、現時点で持てる限りの知識を総動員して、行間を読む必要のないように工夫いたします。逆に、ナイーブなことを思っていて、書いたらまずいと判断することもあるでしょう。その場合は、「思っていることがある」ことをじたいを書かなければ良いだけです。
これについては私見を述べるときも同様です。私見の背景に何らかの事実があります。この事実を(本人なりに)解説しないと「ハァ?何を言っているの?」と不愉快に感じます。そこで、私は基本的な解説もすることにします。基本的な解説があるから文章が長くなる?でも、私は学生時代の知人に課題レポートを見せると、「文章は長いけど、よく読んだらわかりやすい」と言われるので、それで割り切っています。
このような方針が出てくるのは私が行間を読むことが苦手で、「常にその文章の『正解』を示してほしい」と思っています。その文章の正解が世の定理と正反対であってもです(※)。そのため、あまり行間を読ませることをしたくないし、させたくないのかもしれません。
※その文章の書いている内容を「理解」することと、その文章を「納得」できることは別問題です。言いたいことを「理解」したけど、それは「違う」と反論することは世の中で多くありますよね。
方向性6. 何だかんだ言っても、やはりルールブックは私です
今まで高尚なお題目を唱えてきましたが、弊サイトの運営は私であり、私が書かないことには1記事も増えません(ということはゴミのようなデジタルデータは増えない?)。そのような状況を踏まえて、私が弊サイトのルールブックであることを改めて認識しています。あくまでも私のやりたいようにやるというのが大原則なのです。
読者の皆さまへ
以上の内容とかぶりますが、以下の方針で動いています。
コメントについて
私は既存のデータから何らかの推定を行い、私見を表明しています。当然、人によってはデータの解釈に幅がありますでしょうし、私が間違えている可能性もあります。そのため、コメントは大歓迎です。私の意見に対して厳しい意見でも掲載いたします。
ただし、明らかに記事の内容に関係ないもの(線区違い程度であれば「関係ないもの」とはしません)や、他人を誹謗中傷するものに関するコメントは掲載いたしません。そのため、コメントについては承認制とさせていただきます。よほどのことがなければ、コメントが不承認となることはありません。
掲載内容について
方向性3と重なりますが、私はそのときに興味のある内容について執筆いたします。裏を返せば興味のないことは執筆しないということです。よって、どんな内容を掲載するかは私にご一任ください。これはどのブログでも共通ですよね。
年号について
私は何年前かがわかるように、西暦を使用いたします。和暦だと「昭和53年は平成30年の何年前?」という計算がしにくいためです。別にキリスト教原理主義というわけではないので、ご安心ください。そのような意味では皇紀表記でも良いのですが、西暦や元号と比較すると使用している人が少ない(私も今年皇紀何年かはわからない!)ため、皇紀を使用していません。