山手線の代替経路(田端出発の場合)

山手線が運転見合わせとなった場合、どのように移動すれば良いのでしょうか。今回は田端から出発することを想定して、経路を考察します。

写真1. 田端の光景(南口周辺)

このページの概要(目次、タップできます)

1. 田端からの経路まとめ
2. 各駅への行きかたの概要
3. 田端からの代替ルートまとめ
4. ほかの駅から出発する場合は？

田端からの経路まとめ

まず、田端からの経路を一覧表にまとめます(表1)。

表1. 田端からの代替経路一覧

目的駅	代表経路
品川	南北(後楽園)都営三田(三田)都営浅草(泉岳寺)京急
大崎	南北(目黒)東急目黒(不動前)渋41
五反田	南北(後楽園)都営三田(三田)都営浅草
目黒	南北
恵比寿	南北(四ツ谷)丸ノ内(霞ケ関)日比谷
渋谷	南北(永田町)半蔵門
原宿	南北(溜池山王)千代田
代々木	南北(飯田橋)中央
新宿	南北(市ヶ谷)都営新宿
新大久保	南北(飯田橋)中央
高田馬場	南北(飯田橋)東西
目白	南北(後楽園)大江戸(新宿西口)白61
池袋	南北(後楽園)丸ノ内
大塚	南北(王子)都電
巣鴨	南北(後楽園)都営三田
駒込
田端	南北(東大前)東43
西日暮里	南北(後楽園)丸ノ内(淡路町)千代田
日暮里	南北(後楽園)丸ノ内(淡路町)千代田(西日暮里)日暮里舎人
鶯谷	南北(飯田橋)東西(茅場町)日比谷(入谷)草41
上野	南北(後楽園)大江戸(上野御徒町)銀座
御徒町	南北(後楽園)大江戸
秋葉原	南北(飯田橋)中央
神田	南北(飯田橋)中央
東京	南北(後楽園)丸ノ内
有楽町	南北(飯田橋)有楽町
新橋	南北(溜池山王)銀座
浜松町	南北(麻布十番)大江戸
田町	南北(後楽園)都営三田
高輪ゲートウェイ	南北(後楽園)都営三田(三田)都営浅草

※山手線と並走する路線(東海道線、京浜東北線、埼京線、湘南新宿ライン、横須賀線、上野東京ライン)が運転見合わせとなった場合を想定したもの

※北区のコミュニティバスの運転時間外を想定したもの。コミュニティバスの運転時間内であれば、コミュニティバスで駒込まで移動し、南北線利用のほうが待ち時間は少ない

田端には地下鉄路線がなく、近くに地下鉄の駅もありません。そのため、バスを駆使して田端駅周辺から離れる必要があります。

田端を通るバスは以下の通りです。

都営バス東43系統：東京駅丸の内北口－駒込病院－田端駅－荒川土手－江北駅
都営バス端44系統：駒込病院－田端駅－北千住駅
北区のコミュニティバス：駒込駅－田端駅－駒込駅

ここで各系統が接続する駅とその付近での運転間隔も示します。

都営バス東43系統：東京、大手町、御茶ノ水、東大前(南北線)(以上30～40分間隔)、小台(10～15分間隔)
都営バス端44系統：赤土小学校前、熊野前、北千住(約20分間隔)
北区のコミュニティバス：駒込(20分間隔)

なお、北区のコミュニティバスののりばは駅から少し離れた場所です(図1)。

図1. 北区のコミュニティバスののりば(便宜上コンビニに指定しました、googleマップより引用)

また、西日暮里まで徒歩で行くこともできます(駒込は難しいです)。西日暮里からの行きかたは別記事をご覧ください。

各駅への行きかたの概要

さて、各駅への行きかたを紹介しましょう。運転見合わせにもいくつかのパターンがありますので、それに合わせていくつかのパターンを示しています。

基本的には、シナリオ1、シナリオ2、…の順で行きやすいです。シナリオ1で移動できるのであれば、シナリオ2以降をご覧いただく必要はありません。

田端から品川への行きかた

写真2. 品川にやってくる京浜東北線

京浜東北線が動いていれば、ベストシナリオです。

シナリオ1. 京浜東北線が動いている場合

4番線の京浜東北線でそのまま品川に行けます。

シナリオ2. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)をそこまで待たない場合

都営バスの東43系統(東京駅丸の内北口行き)に大手町まで乗り、都営三田線(目黒方面)で三田に向かいます。三田で都営浅草線の京急直通電車に乗れば、品川に行けます。

三田で西馬込行きが来た場合、泉岳寺で京急方面電車に同じホームで接続していることが多いです。

シナリオ3. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)の待ち時間が長い場合

北区のコミュニティバスで駒込駅まで向かいます。駒込から南北線(目黒方面)で後楽園に向かい、都営三田線(目黒方面)で三田に向かいます。三田で都営浅草線の京急直通電車に乗れば、品川に行けます。

三田で西馬込行きが来た場合、泉岳寺で京急方面電車に同じホームで接続していることが多いです。

田端から大崎への行きかた

京浜東北線が動いていれば、ベストシナリオです。

シナリオ1. 京浜東北線とりんかい線が動いている場合

4番線の京浜東北線で大井町まで向かい、りんかい線(大崎方面)に乗りかえます。りんかい線で大井町の次は大崎です。

シナリオ2. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)をそこまで待たない場合

都営バスの東43系統(東京駅丸の内北口行き)に乗り、本郷追分で降ります。ここから近くの東大前から南北線の各駅停車に乗り、不動前で降ります。不動前から不動前バス停まで歩き(図2)、東急バス41系統(大崎駅西口行きまたは大井町駅行き)で大崎駅まで向かうことができます。

図2. 不動前から不動前駅入口バス停までの経路(googleマップより引用)

駒込で白金高輪行きが来た場合、白金高輪で三田線からの電車に同じホームで接続していることが多いです。白金高輪で乗りかえても、運賃は変わりません。

シナリオ3. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)の待ち時間が長い場合

北区のコミュニティバスで駒込駅まで向かいます。駒込から南北線の各駅停車に乗り、不動前で降ります。不動前から不動前バス停まで歩き(図2)、東急バス41系統(大崎駅西口行きまたは大井町駅行き)で大崎駅まで向かうことができます。

田端から五反田への行きかた

京浜東北線が動いていれば、ベストシナリオです。

シナリオ1. 京浜東北線が動いている場合

4番線の京浜東北線で高輪ゲートウェイに向かい、徒歩で泉岳寺に行きます。泉岳寺から西馬込行きに乗り、2駅で五反田です。

シナリオ2. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)をそこまで待たない場合

都営バスの東43系統(東京駅丸の内北口行き)に大手町まで乗り、都営三田線(目黒方面)で三田に向かいます。三田で都営浅草線の西馬込行きに乗れば、五反田に行けます。

三田で京急直通電車が来た場合、泉岳寺で西馬込行きに同じホームで接続していることが多いです。

シナリオ3. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)の待ち時間が長い場合

三田で西馬込行きが来た場合、泉岳寺で京急方面電車に同じホームで接続していることが多いです。

田端から目黒への行きかた

シナリオ1. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)をそこまで待たない場合

都営バスの東43系統(東京駅丸の内北口行き)に乗り、本郷追分で降ります。本郷追分の近くの東大前から南北線(目黒方面)に乗り、目黒まで行けます。

東大前で白金高輪行きが来た場合、白金高輪で三田線からの目黒方面行きに接続していることが多いです。なお、白金高輪での乗りかえ有無にかかわらず、運賃は変わりません。
シナリオ3. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)の待ち時間が長い場合

北区のコミュニティバスで駒込駅まで向かいます。駒込から南北線(目黒方面)で目黒まで行けます。

東大前で白金高輪行きが来た場合、白金高輪で三田線からの目黒方面行きに接続していることが多いです。なお、白金高輪での乗りかえ有無にかかわらず、運賃は変わりません。

田端から恵比寿への行きかた

写真3. 恵比寿周辺の光景

京浜東北線が動いていれば、ベストシナリオです。

シナリオ1. 京浜東北線が動いている場合

4番線の京浜東北線で有楽町に向かい、有楽町から日比谷まで歩きます(乗りかえ駅なので大した歩行量ではありません)。日比谷から日比谷線(中目黒方面)で恵比寿に行けます。

シナリオ2. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)をそこまで待たない場合

都営バスの東43系統(東京駅丸の内北口行き)に乗り、本郷三丁目で降ります。ここから丸ノ内線(荻窪方面)に乗り、銀座で日比谷線(中目黒方面)に乗りかえると、恵比寿に行けます。

シナリオ3. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)の待ち時間が長い場合

北区のコミュニティバスで駒込駅まで向かいます。駒込から南北線(目黒方面)で後楽園に向かい、丸ノ内線(荻窪方面)に乗り、銀座で降ります。銀座から日比谷線(中目黒方面)で恵比寿に行けます。

田端から渋谷への行きかた

京浜東北線が動いていれば、ベストシナリオです。

シナリオ1. 京浜東北線が動いている場合

4番線の京浜東北線で新橋に向かい、銀座線(渋谷方面)で渋谷に行けます。

シナリオ2. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)をそこまで待たない場合

都営バスの東43系統(東京駅丸の内北口行き)に乗り、本郷追分で降ります。ここから近くの東大前から南北線(目黒方面)に乗り、永田町で半蔵門線(渋谷方面)で渋谷に行けます。

シナリオ3. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)の待ち時間が長い場合

北区のコミュニティバスで駒込駅まで向かいます。駒込から南北線(目黒方面)に乗り、永田町で半蔵門線(渋谷方面)で渋谷に行けます。

田端から原宿への行きかた

京浜東北線が動いていれば、ベストシナリオです。

シナリオ1. 京浜東北線が動いている場合

4番線の京浜東北線で西日暮里に向かい、千代田線(代々木上原方面)で明治神宮前(原宿)に行けます。なお、場所によっては京浜東北線に乗らず、そのまま千代田線で向かっても良いです。

シナリオ2. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)をそこまで待たない場合

都営バスの東43系統(東京駅丸の内北口行き)に乗り、本郷追分で降ります。ここから近くの東大前から南北線(目黒方面)に乗り、溜池山王で千代田線(代々木上原方面)で明治神宮前(原宿)に行けます。

シナリオ3. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)の待ち時間が長い場合

北区のコミュニティバスで駒込駅まで向かいます。駒込から南北線(目黒方面)に乗り、溜池山王で千代田線(代々木上原方面)で明治神宮前(原宿)に行けます。

田端から代々木への行きかた

京浜東北線が動いていれば、ベストシナリオです。

シナリオ1. 京浜東北線が動いている場合

4番線の京浜東北線で秋葉原に向かい、5番線の電車に乗れば代々木に行けます。

シナリオ2. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)をそこまで待たない場合

都営バスの東43系統(東京駅丸の内北口行き)に乗り、御茶ノ水駅まで向かいます。ここから中央線各駅停車(三鷹方面)で代々木に行けます。

シナリオ3. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)の待ち時間が長い場合

北区のコミュニティバスで駒込駅まで向かいます。駒込から南北線(目黒方面)に乗り、飯田橋で中央線各駅停車(三鷹方面)に乗りかえると、代々木に行けます。

田端から新宿への行きかた

京浜東北線が動いていれば、ベストシナリオです。

シナリオ1. 京浜東北線が動いている場合

4番線の京浜東北線で神田に向かい、中央線快速で新宿に行けます。

シナリオ2. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)をそこまで待たない場合

都営バスの東43系統(東京駅丸の内北口行き)に乗り、御茶ノ水駅まで向かいます。ここから中央線快速で新宿に行けます。

シナリオ3. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)の待ち時間が長い場合

北区のコミュニティバスで駒込駅まで向かいます。駒込から南北線(目黒方面)に乗り、飯田橋で中央線各駅停車(三鷹方面)に乗りかえると、新宿に行けます。

なお、新宿駅の北西部分に真の目的地がある場合、南北線を飯田橋で降りたあとに大江戸線(都庁前行き)に乗りかえ、新宿西口で降りるのも手です。

田端から新大久保への行きかた

新大久保には山手線以外の路線はありません。しかし、中央線の大久保は近くにあり、歩いて5分程度です(図3)。

図3. 大久保駅と新大久保駅の経路(googleマップより引用)

もう少し遠くなりますが、地下鉄副都心線や大江戸線の東新宿も利用可能です(図4)。

図4. 東新宿駅と新大久保駅の経路(googleマップより引用)

京浜東北線が動いていれば、ベストシナリオです。

シナリオ1. 京浜東北線が動いている場合

4番線の京浜東北線で秋葉原に向かい、5番線の電車に乗れば大久保に行けます。

シナリオ2. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)をそこまで待たない場合

都営バスの東43系統(東京駅丸の内北口行き)に乗り、御茶ノ水駅まで向かいます。ここから中央線各駅停車(三鷹方面)で大久保に行けます。

シナリオ3. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)の待ち時間が長い場合

北区のコミュニティバスで駒込駅まで向かいます。駒込から南北線(目黒方面)に乗り、飯田橋で中央線各駅停車(三鷹方面)に乗りかえると、大久保に行けます。

田端から高田馬場への行きかた

京浜東北線が動いていれば、ベストシナリオです。

シナリオ1. 京浜東北線が動いている場合

4番線の京浜東北線で東京に向かい、大手町まで歩きます(徒歩連絡が可能な距離です)。大手町から東西線(中野方面)に乗ると、高田馬場に行けます。

シナリオ2. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)をそこまで待たない場合

都営バスの東43系統(東京駅丸の内北口行き)に乗り、大手町に向かいます。大手町から東西線(中野方面)に乗ると、高田馬場に行けます。

シナリオ3. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)の待ち時間が長い場合

北区のコミュニティバスで駒込駅まで向かいます。駒込から南北線(目黒方面)に乗り、飯田橋で東西線(中野方面)に乗りかえると、高田馬場に行けます。

田端から目白への行きかた

京浜東北線が動いていればベストシナリオです。

シナリオ1. 京浜東北線が動いている場合

4番線の京浜東北線で神田に向かい、中央線快速で新宿に行けます。新宿から白61系統で目白に行けます。新宿での白61系統のりばは以下に示します。

図5. 新宿駅西口での白61系統のりば

シナリオ2. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)をそこまで待たない場合

都営バスの東43系統(東京駅丸の内北口行き)に乗り、本郷追分で降ります。近くの東大前から南北線(目黒方面)で飯田橋に向かい、有楽町線(和光市方面)に乗りかえ1つ目の江戸川橋で降ります。江戸川橋から江戸川橋バス停まで移動します(図6)。

図6. 江戸川橋から江戸川橋バス停への経路(googleマップより引用)

ここから白61系統で目白地区に行けます。

シナリオ3. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)の待ち時間が長い場合

北区のコミュニティバスで駒込駅まで向かいます。駒込から南北線(目黒方面)に乗り、東大前から南北線(目黒方面)で飯田橋に向かい、有楽町線(和光市方面)に乗りかえ1つ目の江戸川橋で降ります。江戸川橋から江戸川橋バス停まで移動します。ここから白61系統で目白地区に行けます。

田端から池袋への行きかた

シナリオ1. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)をそこまで待たない場合

都営バスの東43系統(東京駅丸の内北口行き)に乗り、本郷三丁目で降ります。ここから丸ノ内線の池袋行きに乗り、池袋に行けます。

シナリオ2. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)の待ち時間が長い場合

北区のコミュニティバスで駒込駅まで向かいます。駒込から南北線(目黒方面)に乗り、後楽園で丸ノ内線(池袋行き)で池袋に行けます。

田端から大塚への行きかた

東43系統の荒川土手行きや江北駅行きで小台まで乗ります。小台で都電荒川線(早稲田方面)で大塚駅前に行けます。真の目的地によっては、前後の巣鴨新田や向原で降りるのも手です。

田端から巣鴨への行きかた

東43系統の荒川土手行きや江北駅行きで小台まで乗ります。小台で都電荒川線(早稲田方面)で新庚申塚に向かい、西巣鴨まで歩きます。西巣鴨から都営三田線で巣鴨まで1駅です。

田端から駒込への行きかた

田端から駒込までは徒歩移動は奨励されません。

シナリオ1. 北区のコミュニティバス運転時間内の場合

北区のコミュニティバスの運転時間内(7時台～19時台)の場合は、北区のコミュニティバスで駒込地区まで行けます。

シナリオ2. 北区のコミュニティバス運転時間外の場合

都営バスの東43系統(東京駅丸の内北口行き)に乗り、本郷追分で降ります。近くの東大前から南北線(王子方面)で駒込まで2駅です。

田端から西日暮里への行きかた

写真4. 西日暮里の光景

京浜東北線が動いていればベストシナリオです。

シナリオ1. 京浜東北線が動いている場合

4番線の京浜東北線で西日暮里まで1駅です。

シナリオ2. 京浜東北線が動いていない場合

この両駅は徒歩移動が可能です。

ただし、公共交通機関で移動したい場合、端44系統の北千住駅行きに乗り、赤土小で降ります。ここから日暮里舎人ライナーで西日暮里に行けます。

田端から日暮里への行きかた

京浜東北線が動いていればベストシナリオです。

シナリオ1. 京浜東北線が動いている場合

4番線の京浜東北線で日暮里まで2駅です。

シナリオ2. 京浜東北線が動いていない場合

端44系統の北千住駅行きに乗り、赤土小で降ります。ここから日暮里舎人ライナーで日暮里に行けます。

田端から鶯谷への行きかた

京浜東北線が動いていればベストシナリオです。

鶯谷にはJR以外の路線はありません。ただし、バス路線は草41が通っており、1時間に3～5本程度運転されています。そのため、近隣の入谷から徒歩が現実的でしょう(図7)。ただし、シナリオ1の場合はそこまで考える必要はありません。

図7. 入谷と鶯谷の経路(googleマップより引用)

シナリオ1. 京浜東北線が動いている場合

4番線の京浜東北線で鶯谷まで3駅です。

シナリオ2. 京浜東北線が動いていない場合

端44系統の北千住駅行きに乗り、終点まで乗ります。北千住から入谷まで日比谷線で行けます。入谷に着いたら、近くの入谷鬼子母神バス停の様子を確認し、時間が合いそうであれば、草41系統に乗るのも手です。

浜松町の近くには大門があり、徒歩連絡が可能です(図8)。

図8. 浜松町と大門の位置関係(googleマップより引用)

京浜東北線が動いていればベストシナリオです。

シナリオ1. 京浜東北線が動いている場合

4番線の京浜東北線で浜松町まで11駅です。

シナリオ2. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)をそこまで待たない場合

都営バスの東43系統(東京駅丸の内北口行き)に乗り、大手町で降ります。大手町から都営三田線(目黒方面)で三田に向かい、三田で都営浅草線(押上方面)で1駅で大門です。

真の目的地によっては、三田線を芝公園で降り、芝公園から徒歩で行くことも手です。

シナリオ3. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)の待ち時間が長い場合

北区のコミュニティバスで駒込駅まで向かいます。駒込から南北線(目黒方面)に乗り、麻布十番で都営大江戸線(両国方面)に乗りかえると大門に行けます。

田端から田町への行きかた

田町と地下鉄三田駅は近くにあります(図9)。公式の乗りかえ駅とはされていませんが、本記事では三田への経路を示すことで、田町への代替ルートとさせていただきます。

図9. 田町と三田の位置関係(googleマップより引用)

シナリオ1. 京浜東北線が動いている場合

4番線の京浜東北線で田町まで12駅です。

シナリオ2. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)をそこまで待たない場合

都営バスの東43系統(東京駅丸の内北口行き)に乗り、大手町で降ります。大手町から都営三田線(目黒方面)で三田に行けます。

シナリオ3. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)の待ち時間が長い場合

北区のコミュニティバスで駒込駅まで向かいます。駒込から南北線(目黒方面)に乗り、後楽園で都営三田線(目黒方面)で乗りかえると三田に行けます。

田端から高輪ゲートウェイへの行きかた

高輪ゲートウェイと泉岳寺は近いです(図10)。公式の乗りかえ駅とはされていませんが、本記事では泉岳寺への経路を示すことで、高輪ゲートウェイへの代替ルートとさせていただきます。

図10. 高輪ゲートウェイと泉岳寺の位置関係(googleマップより引用)

シナリオ1. 京浜東北線が動いている場合

4番線の京浜東北線で高輪ゲートウェイまで13駅です。

シナリオ2. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)をそこまで待たない場合

都営バスの東43系統(東京駅丸の内北口行き)に乗り、大手町で降ります。大手町から都営三田線(目黒方面)で三田に向かい、三田で都営浅草線(西馬込・京急方面)に乗りかえて1駅で泉岳寺です。

シナリオ3. 東43系統(東京駅丸の内北口行き)の待ち時間が長い場合

北区のコミュニティバスで駒込駅まで向かいます。駒込から南北線(目黒方面)に乗り、後楽園で都営三田線(目黒方面)で乗りかえ三田で降ります。三田で都営浅草線(西馬込・京急方面)に乗りかえて1駅で泉岳寺です。

田端からの代替ルートまとめ

田端には地下鉄が通っておらず、私鉄もありません。しかし、1kmも離れていない場所には地下鉄の西日暮里があり、バスも通っています。東43系統は本数が少ないながらも東京駅まで通じており、途中で南北線、都営大江戸線、丸ノ内線、中央線、総武線、都営三田線、東西線、半蔵門線、千代田線に乗りかえが可能で、都内各地へのチャンネルを開いています。

このほかにも東43系統、端44系統の郊外方向はそれなりに本数があり、他の路線とも連絡しています。このように鉄道以外にも都内には移動手段が確保されています。鉄道ほど目立たないものの、バスも縦横無尽に通る都市、それが日本の首都東京なのです。