山手線の代替経路まとめ(山手線がとまったらかわりにどう移動するの？)

山手線が運転見合わせになった(山手線が止まった)場合、どのように移動すれば良いのでしょうか。詳細なガイド、代替ルートの考えかたなど多面的な視点でまとめてみました。山手線がとまったときのかわりのルートをまとめたということです。

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写真1. 新宿－新大久保を走る山手線

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出発駅から探してみる

山手線全30駅から他の29駅までの行きかたを詳しく記しています。出発駅をクリックし、その後、目次から到着駅をお探しください。

写真2. 神田－東京は周囲に路線や駅も多い

では、どのように代替ルートを探すのが良いのでしょうか。山手線沿線在住で、山手線を歩いて1周した私なりの考えをまとめてみました。

山手線は都内の大動脈であり、多くの区間で別の路線が並走しています。JR線で並走しているのは以下の通りです。

また、このほかに中央線や総武線が東京・神田・秋葉原－代々木・新宿を貫いています。

京浜東北線は並走区間の各駅にホームがあり、相互間の代替が可能です。また、埼京線と湘南新宿ラインは大崎－池袋に恵比寿、渋谷、新宿にしかホームはありませんが、これらの各駅の移動が可能です。

一方、品川－大崎と池袋－田端には直接並行するJR線はなく、工夫が必要です。

とはいえ、山手線が運転見合わせになった場合、並行する路線も運転を見合わせることもあるでしょう。

その場合は地下鉄の出番です。東京には地下鉄が13路線あり、縦横無尽に結んでいます。例えば、地下鉄千代田線は原宿と西日暮里を山手線よりもショートカットする形態で結んでおり、「山手線がとまった」とき以外でも有用な選択肢となります。このような例はほかにも多くあります。

とりわけ、地下鉄銀座線、丸ノ内線は古くから建設された路線ということもあり、主要駅を結んでいます。銀座線と丸ノ内線でカバーできる駅は以下の通りです。

このほかに副都心線が山手線の西側の池袋、新宿三丁目、明治神宮前(原宿)や渋谷を結んでおり、強い味方となりましょう。

とはいえ、山手線には地下鉄が通じていない駅もあります。それぞれの駅に達する手段をまとめてみましょう。

このように、地下鉄以外の交通手段を視野に入れることで、より良い選択肢が目に入ります。

「ある駅」に行くことを考えている場合、決してその駅が最終的な目的地になるわけではありません。都内には地下鉄などが縦横無尽に通っており、真の目的地によっては、別の駅に行くことが結果的に良いこともあります。私の認識している範囲で山手線の駅に近接している駅をまとめます。

最後の手段として、山手線の隣接駅どうしを歩くことが考えられます。山手線1周を歩いた私の感想ですが、以下の駅間であれば、徒歩連絡が可能でしょう。

逆に、以下の駅間を歩くのはしんどいです。

このように、駅と駅を歩くことで活路が開けることがあるのです。

写真3. 都電も場合によっては活用できる

山手線内には多くの路線が縦横無尽に伸びています。これらを活用することで、いつもよりも苦労することはあっても目的地にたどり着くでしょう。そして、いつもと異なるルートを探すことで、世界都市東京をより深く知るきっかけになるかもしれません。

ここで述べたことはほんの触りです。東京の地下鉄路線図やバス路線図を眺めるとさらに深い発見があるかもしれません。