山手線の代替経路(原宿出発の場合)

山手線が運転見合わせとなった場合、どのように移動すれば良いのでしょうか。今回は原宿から出発することを想定して、経路を考察します。

写真1. 原宿の駅舎は20年に新しくなった

原宿からの経路まとめ

まず、原宿からの経路を一覧表にまとめます(表1)。なお、前提として、明治神宮前(原宿)から地下鉄に乗ることを前提としています。

表1. 原宿からの代替経路一覧

目的駅行きかた(一例)
品川千代田(表参道)銀座(新橋)都営浅草(泉岳寺)京急
大崎副都心(渋谷)渋41
五反田千代田(表参道)銀座(新橋)都営浅草(泉岳寺)京急
目黒千代田(国会議事堂前)南北
恵比寿副都心(渋谷)渋谷(東急東横)中目黒(日比谷)
渋谷副都心
代々木千代田(表参道)銀座(青山一丁目)大江戸
新宿副都心(新宿三丁目)丸ノ内
新大久保副都心(新宿三丁目)丸ノ内(新宿)中央
高田馬場千代田(大手町)東西
目白副都心(新宿三丁目)丸ノ内(新宿)白61
池袋副都心
大塚副都心(雑司ヶ谷)都電
巣鴨千代田(日比谷)都営三田
駒込千代田(国会議事堂前)南北
田端千代田(国会議事堂前)南北(東大前)東43
西日暮里千代田
日暮里千代田(西日暮里)日暮里舎人
鶯谷千代田(日比谷)日比谷(入谷)草41
上野千代田(表参道)銀座
御徒町千代田(表参道)銀座
秋葉原千代田(日比谷)日比谷
神田千代田(表参道)銀座
東京丸ノ内(霞ケ関)千代田
有楽町千代田
新橋千代田(表参道)銀座
浜松町千代田(表参道)銀座(青山一丁目)大江戸
田町千代田(日比谷)都営三田
高輪ゲートウェイ千代田(日比谷)都営三田(三田)都営浅草

※山手線と並走する路線(東海道線、京浜東北線、埼京線、湘南新宿ライン、横須賀線、上野東京ライン)が運転見合わせとなった場合を想定したもの

各駅への行きかたの概要

さて、各駅への行きかたを紹介しましょう。運転見合わせにもいくつかのパターンがありますので、それに合わせていくつかのパターンを示しています。

基本的には、シナリオ1、シナリオ2、…の順で行きやすいです。シナリオ1で移動できるのであれば、シナリオ2以降をご覧いただく必要はありません。

原宿から品川への行きかた

京浜東北線が動いている場合、それがベストシナリオです。

シナリオ1. 京浜東北線が動いている場合

千代田線(綾瀬方面)で日比谷に向かいます。日比谷から有楽町まで歩き(両駅は近いです)、京浜東北線で品川に向かいます。

シナリオ2. 京浜東北線が動いていない場合

千代田線(綾瀬方面)で1駅、表参道に移動します。表参道から銀座線(浅草方面)で新橋に向かいます。新橋からは都営浅草線の京急直通電車で品川に行けます。新橋で西馬込行きが来た場合、たいてい泉岳寺で京急への電車に接続しています。

原宿から大崎への行きかた

埼京線や湘南新宿ラインが動いている場合、それがベストシナリオです。この次のシナリオはバス利用です。

シナリオ1. 埼京線や湘南新宿ラインが動いている場合

明治神宮前(原宿)から副都心線(渋谷・横浜方面)で渋谷に向かい、渋谷から4番線の電車で大崎に向かいます。

シナリオ2. 埼京線や湘南新宿ラインが動いていない場合

明治神宮前(原宿)から副都心線(渋谷・横浜方面)で渋谷に向かい、渋谷から東急バス41系統(大崎駅西口行きまたは大井町駅行き)で大崎駅まで向かうことができます。なお、渋谷での41系統ののりばを以下に示します(図1)。

図1. 渋谷でのバスのりばの位置(googleマップより引用)

原宿から五反田への行きかた

明治神宮前(原宿)から千代田線(綾瀬方面)で1駅、表参道に移動します。表参道から銀座線(浅草方面)で新橋に向かいます。新橋からは都営浅草線の西馬込行きで五反田に行けます。新橋で京急直通電車が来た場合、たいてい泉岳寺で西馬込行きに接続しています。

原宿から目黒への行きかた

明治神宮前(原宿)から千代田線(綾瀬方面)で国会議事堂前に向かい、南北線で目黒方面の電車に乗ります。南北線で白金高輪行きが来た場合、たいてい同じホームで目黒方面の三田線に乗りかえられます(三田線の電車に乗りかえても運賃は同じです)。

原宿から恵比寿への行きかた

明治神宮前(原宿)から明治神宮前(原宿)から副都心線(渋谷方面)の電車で中目黒に向かい(渋谷で路線は変わりますが、電車は直通です)、中目黒で3番線の日比谷線に乗りかえます。日比谷線で1駅で恵比寿です。

原宿から渋谷への行きかた

明治神宮前(原宿)から副都心線(渋谷方面)で1駅です。簡単ですね!

原宿から代々木への行きかた

明治神宮前(原宿)から千代田線(綾瀬方面)で1駅乗り、表参道で銀座線(浅草方面)または半蔵門線(押上方面)に乗りかえ(※)ます。青山一丁目で降り、大江戸線(新宿方面)に乗りかえると、代々木に着きます。

また、真の目的地が北参道付近であれば、明治神宮前(原宿)から副都心線の各駅停車で1駅で着けます。

※表参道での銀座線と半蔵門線は同じホームです

原宿から新宿への行きかた

新宿地区には多くの駅があります。JRの駅を中心にすると、北西側に新宿西口、南西側に都営地下鉄の新宿、東側に新宿三丁目の各駅が位置します(図2)。丸ノ内線の新宿駅はJR新宿駅のすぐ近くです。

図2. 新宿地区の地図(googleマップより引用)

※新宿駅については新宿駅に親しむを参照するとより分かりやすいと思います。

駅の西側に向かう場合

副都心線で新宿三丁目に向かいます。新宿三丁目から丸ノ内線(荻窪方面)で1駅進むと新宿です。副都心線に乗る際は行先や種別を気にする必要はありません。

駅の東側に向かう場合

副都心線で新宿三丁目に向かいます。副都心線に乗る際は行先や種別を気にする必要はありません。

原宿から新大久保への行きかた

新大久保には山手線以外の路線はありません。しかし、中央線の大久保は近くにあり、歩いて5分程度です(図3)。

図3. 大久保駅と新大久保駅の経路(googleマップより引用)

もう少し遠くなりますが、地下鉄副都心線や大江戸線の東新宿も利用可能です(図4)。

図4. 東新宿駅と新大久保駅の経路(googleマップより引用)

副都心線で新宿三丁目に向かいます。新宿三丁目から丸ノ内線(荻窪方面)で1駅進むと新宿です。新宿で16番線の中央線各駅停車で次の駅が大久保です。

副都心線に乗る際は行先や種別を気にする必要はありません。

なお、東新宿に向かう場合は、副都心線の各駅停車(新宿三丁目行き以外)で3駅です。

原宿から高田馬場への行きかた

明治神宮前(原宿)から千代田線(綾瀬方面)に乗り、大手町で東西線(中野方面)に乗りかえます。

原宿から目白への行きかた

目白には山手線以外の路線は通っていません。ただし、1kmも離れていない場所に地下鉄副都心線の雑司ヶ谷があり(図5)、何とか歩くことができます。

図5. 目白から雑司ヶ谷までの経路(googleから引用)

このほかに目白駅前には都バス白61系統が通っており、新宿駅西口から乗ることができます(図6)。本記事ではこのバスに乗ることを前提として経路を紹介します。

図6. 新宿駅西口での白61系統のりば(googleマップより引用)

副都心線で新宿三丁目に向かいます。新宿三丁目から丸ノ内線(荻窪方面)で1駅進むと新宿です。新宿で白61系統に乗り、そのまま目白に行けます。

原宿から池袋への行きかた

副都心線で池袋に行けます。新宿三丁目行きを避ければ、行先や種別を気にする必要はありません。

原宿から大塚への行きかた

大塚には都電荒川線が通っています。しかし、都電荒川線は速度も遅く、あまり便利ではありません。場合によっては、地下鉄丸ノ内線の新大塚を活用したいものです(図7)。

図7. 大塚と新大塚の経路(googleマップより引用)

副都心線の各駅停車で雑司ヶ谷まで向かい、雑司ヶ谷から鬼子母神前まで歩きます(そう遠くありません)。鬼子母神前から都電荒川線(三ノ輪橋方面)に乗り、大塚駅前に行きます。真の目的地によっては、前後の向原や巣鴨新田で降りても良いでしょう。

なお、新大塚に向かう場合は副都心線で池袋まで向かい、池袋から丸ノ内線で1駅です。

原宿から巣鴨への行きかた

写真2. 巣鴨付近の光景

千代田線(綾瀬方面)に日比谷まで乗り、日比谷で都営三田線(巣鴨方面)に乗りかえ、巣鴨に向かいます。

原宿から駒込への行きかた

千代田線(綾瀬方面)に国会議事堂前まで乗り、南北線に乗りかえます。南北線(王子方面)に乗り、そのまま駒込です。

原宿から田端への行きかた

田端にはJR線以外はバスしか通っていません。田端を通るバスは以下の通りです。

  • 都営バス東43系統:東京駅丸の内北口-駒込病院-田端駅-荒川土手-江北駅
  • 都営バス端44系統:駒込病院-田端駅-北千住駅
  • 北区のコミュニティバス:駒込駅-田端駅-駒込駅

ここで各系統が接続する駅とその付近での運転間隔も示します。

  • 都営バス東43系統:東京、大手町、御茶ノ水、東大前(南北線)(以上30~40分間隔)、小台(10~15分間隔)
  • 都営バス端44系統:赤土小学校前、熊野前、北千住(約20分間隔)
  • 北区のコミュニティバス:駒込(20分間隔)

なお、田端と西日暮里は近く、歩くことも可能です(図8)。

図8. 西日暮里と田端の経路(googleマップより引用)

シナリオ1. 京浜東北線が動いている場合

千代田線(綾瀬方面)で西日暮里に向かい、西日暮里から京浜東北線で1駅で田端です。

シナリオ2. 京浜東北線が動いていない場合

千代田線(綾瀬方面)に国会議事堂前まで乗り、南北線に乗りかえます。南北線(王子方面)に乗り、駒込へ行けます。駒込から田端へは北区のコミュニティバスで行けます。

なお、北区のコミュニティバスの運転時間外(6時台までと20時台以降)は南北線を東大前で降り、すぐ近くの本郷追分バス停まで歩きます(図9)。

図8. 本郷追分と東大前の経路(googleマップより引用)

シナリオ3. バスの待ち時間を気にする場合(西日暮里から徒歩)

千代田線(綾瀬方面)で西日暮里に向かい、西日暮里から徒歩です。

原宿から西日暮里への行きかた

千代田線(綾瀬方面)で西日暮里まで1本です。簡単ですね。

原宿から日暮里への行きかた

京浜東北線で行ければベストシナリオです。

シナリオ1. 京浜東北線が動いている場合

千代田線(綾瀬方面)で日比谷に向かい、日比谷から有楽町まで歩きます(乗りかえ駅扱いなのでそこまで歩きません)。有楽町から京浜東北線で日暮里に向かいます。

シナリオ2. 京浜東北線が動いていない場合

千代田線(綾瀬方面)で西日暮里に向かい、西日暮里から日暮里舎人ライナーで1駅です。

原宿から鶯谷への行きかた

京浜東北線で向かうことができるのであれば、京浜東北線利用がベストシナリオです。

鶯谷にはJR以外の路線はありません。ただし、バス路線は草41系統が通っており、1時間に3~5本程度あります。また、近隣の入谷から徒歩という手もあります(図10)。ただし、シナリオ1の場合はそこまで考える必要はありません。

図10. 入谷と鶯谷の経路(googleマップより引用)

シナリオ1. 京浜東北線が動いている場合

千代田線(綾瀬方面)で日比谷に向かい、日比谷から有楽町まで歩きます(乗りかえ駅扱いなのでそこまで歩きません)。有楽町から京浜東北線で鶯谷に向かいます。

シナリオ2. 京浜東北線が動いていない場合

千代田線(綾瀬方面)で日比谷に向かい、日比谷で日比谷線(北千住方面)に乗りかえ、入谷まで向かいます。入谷から鶯谷までは徒歩です。

入谷到着時に入谷鬼子母神バス停の様子を確認し、時間が合いそうであれば、草41系統で移動するのも手です。

原宿から上野への行きかた

千代田線(綾瀬方面)で1駅乗り、表参道で銀座線(浅草方面)に乗りかえます。銀座線で上野に行けます。

原宿から御徒町への行きかた

御徒町という名称の駅はありませんが、仲御徒町(日比谷線)、上野広小路(銀座線)、上野御徒町(大江戸線)は至近距離にあり、乗りかえ駅と認定されています。

千代田線(綾瀬方面)で1駅乗り、表参道で銀座線(浅草方面)に乗りかえます。銀座線で上野広小路に行けます。真の目的地が湯島に近ければ、千代田線で湯島まで1本です。

原宿から秋葉原への行きかた

千代田線(綾瀬方面)で日比谷に向かい、日比谷線(北千住方面)で秋葉原に着きます。

余談ですが、秋葉原と都営新宿線の岩本町も近いです(図11)。

図11. 秋葉原と岩本町の経路(googleマップより引用)

原宿から神田への行きかた

千代田線(綾瀬方面)で1駅乗り、表参道で銀座線(浅草方面)に乗りかえます。銀座線で神田に行けます。

原宿から東京への行きかた

東京駅そのものは地下鉄丸ノ内線しか通っていませんが、北西に大手町、北東に日本橋、南西に二重橋前、南東に京橋や宝町という各駅が配置されており、真の目的地によってはこれらの駅を利用することも手です(図12)。

図12. 東京駅周辺の様子(googleマップより引用)

ただし、本記事では「東京駅」に向かうという前提で記します。

千代田線(綾瀬方面)で霞ケ関まで乗り、霞ケ関で丸ノ内線(池袋方面)に乗りかえます。丸ノ内線で東京に行けます。なお、真の目的地が大手町や二重橋前に近ければ、千代田線で1本です。

原宿から有楽町への行きかた

有楽町を通っている地下鉄は有楽町線だけですが、近くに日比谷・銀座の各駅があり(図13)、真の目的地によってはこれらの駅を利用するのも手です。本記事では有楽町と乗りかえ駅扱いの日比谷のみを扱うことにします。

図13. 有楽町付近の地図(googleマップより引用)

千代田線(綾瀬方面)で日比谷まで1本です。有楽町と日比谷が近いことに気づけば、簡単ですね!

原宿から新橋への行きかた

千代田線(綾瀬方面)で1駅乗り、表参道で銀座線(浅草方面)に乗りかえます。銀座線で新橋に行けます。

原宿から浜松町への行きかた

写真3. 近未来的な浜松町付近

浜松町の近くには大門があり、徒歩連絡が可能です(図14)。

図14. 浜松町と大門の位置関係(googleマップより引用)

シナリオ1. 京浜東北線が動いている場合

千代田線(綾瀬方面)で日比谷に向かい、日比谷から有楽町まで歩きます(乗りかえ駅扱いなのでそこまで歩きません)。有楽町から京浜東北線で浜松町に向かいます。

シナリオ2. 京浜東北線が動いていない場合

明治神宮前(原宿)から千代田線(綾瀬方面)で1駅乗り、表参道で銀座線(浅草方面)または半蔵門線(押上方面)に乗りかえ(※)ます。青山一丁目で降り、大江戸線(両国方面)に乗りかえると、大門に着きます。

※表参道での銀座線と半蔵門線は同じホームです

原宿から田町への行きかた

田町と地下鉄三田駅は近くにあります(図15)。公式の乗りかえ駅とはされていませんが、本記事では三田への経路を示すことで、田町への代替ルートとさせていただきます。

図15. 田町と三田の位置関係(googleマップより引用)

千代田線で日比谷まで行き、都営三田線(目黒方面)に乗りかえます。都営三田線でそのまま三田に向かえます。

原宿から高輪ゲートウェイへの行きかた

高輪ゲートウェイと泉岳寺は近いです(図16)。公式の乗りかえ駅とはされていませんが、本記事では泉岳寺への経路を示すことで、高輪ゲートウェイへの代替ルートとさせていただきます。

図16. 高輪ゲートウェイと泉岳寺の位置関係(googleマップより引用)

シナリオ1. 京浜東北線が動いている場合

千代田線(綾瀬方面)で日比谷に向かい、日比谷から有楽町まで歩きます(乗りかえ駅扱いなのでそこまで歩きません)。有楽町から京浜東北線で高輪ゲートウェイに向かいます。

シナリオ2. 京浜東北線が動いていない場合

千代田線で日比谷まで行き、都営三田線(目黒方面)に乗りかえます。都営三田線でそのまま三田に行き、三田から都営浅草線(西馬込方面)で1駅、泉岳寺で下車です。

原宿からの代替ルートまとめ

原宿からの代替ルートを紹介させていただきました。都心方面には千代田線で直結され、山手線の西側の主要駅は副都心線で直結しています。千代田線は多くの地下鉄と接続しており、地下鉄駅には難なく向かうことができます(都営浅草線と都営大江戸線とは連絡していませんが)。

一方で、地下鉄が通っていない駅に向かおうとすると、多大な困難が立ちはだかっていそうに見えてしまいます。しかし、都電、都バスや東急バスという道具を活用することで、多大な困難を克服することができます。

山手線が使えないからと言って思考停止するのではなく、代替ルートで目的地の近くに向かうことも良いでしょう。

ほかの駅から出発する場合は?

他の駅から出発することも考え、山手線の代替経路を簡単にまとめました。出発する駅をご選択いただくと、その駅からの経路を示した記事に移動します。

山手線の代替経路まとめ

山手線が運転見合わせ(山手線がとまった)になった場合、どのように移動すれば良いのでしょうか。詳細なガイド、代替ルートの考えかたなど多面的な視点でまとめてみました。
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