スイスのチューリッヒ。ここはヨーロッパの中央部に位置し、多くの欧州方面への玄関口としても機能します。そんなチューリッヒから日本への直行便に乗りました。

写真1. チューリッヒ空港で待機中の東京成田行き
復習:チューリッヒの位置と直行便
最初にチューリッヒの位置とその重要性を紹介します。
図1. チューリッヒの位置(googleマップより引用)
チューリッヒの位置を示しました(図1)。スイスの最大都市であり、スイスの玄関口です。スイスそのものは観光地として人気の国であり、スイスの玄関口というのは観光の玄関口という事実があります。また、フランス、イタリア、ドイツ、オーストリアに近い場所に位置します。近隣地区への移動については、航空機の乗りつぎだけでなく、鉄道利用も視野に入りましょう。
また、チューリッヒを含むスイス北部が工業などの産業が発達した地域であり、チューリッヒを目的とする需要もあるでしょう。
とにかく、スイスそのもののカリスマ性と、周囲へのアクセスの良さもあり、チューリッヒへの航空便には一定の需要があるのです。
そのチューリッヒに向かってスイス航空の直行便が運航されています。
- LX161便 東京(成田)12:10→チューリッヒ18:35 (週5日程度運航)(14時間25分)
- LX160便 チューリッヒ13:00→東京(成田)10:15(翌日) (週5日程度運航)(13時間15分)
スイス航空公式サイトに表示されている情報を掲載

図2. ルフトハンザグループの運航状況(オーストリア航空公式サイトより引用)
参考までにルフトハンザグループの運航状況を示しました(図2)。興味深いのはルフトハンザ本体は東京羽田発着に対し、オーストリア航空とスイス航空は東京成田発着です。
なお、ANAやJALはスイスへの直行便を運航していません。ANAの場合はルフトハンザグループがスターアライアンス系統ですので、これらが事実上のANA便と称することもできます(スイス航空、オーストリア航空がルフトハンザグループです)。
なお、JALにはスイス地区への直行便は運航されていません。

図3. JALの航空ネットワーク(日本航空公式サイトより引用)

写真2. 日本国内線にルフトハンザのコードシェア便が設定される(羽田空港で撮影)
JALはスカイチームに加盟、ANAはスターアライアンスに加盟しています。チーム内の航空会社であればマイレージサービスを共通で利用できます。そのような意味で、スイス航空のチューリッヒ便については事実上のANA便と評価することも可能です。
チューリッヒから成田まで実際に航空機に乗る
御託はこの程度にして、実際に航空機に乗りましょう!
Stage1. チューリッヒ空港の移動
最初にチューリッヒ空港で航空機に乗るために移動します。

写真2. チューリッヒ空港駅は空港に直結
チューリッヒ空港駅は空港に直結しています(写真2)。

写真4. 空港に入る
空港に入ります(写真4)。

写真5. 出発案内がある
空港に入ると出発案内があります(写真5)。

写真6. 13:00発の東京成田行きはE57ゲート
東京成田行きはE57ゲートと表示されています(写真6)。きっとEゲートの57番なのでしょう。

写真7. 通路を歩く
通路を歩きます(写真7)。前を歩いている2人組、荷物が多くて大変そうです。

写真8. まだ歩く
まだ歩きます(写真8)。

写真9. 連絡通路を歩く
連絡通路を歩きます(写真9)。

写真10. 大きなホールが見える
大きなホールが見えます(写真10)。

写真11. 出発ゲートに向かって進む
出発ゲートに向かって進みます(写真11)。

写真12. 保安検査に進む
保安検査に進みます(写真12)。ここまでチェックインや手荷物預かりという場面がありませんが、今回はWebチェックインかつ手荷物預かりなしというパターンのためです。

写真13. 華やかなロビーに出る
華やかなロビーが出てきました(写真13)。ここまで出国審査を受けていませんが…。

写真14. ゲートEは別の階段に誘導される
ゲートEは別の階段に誘導されます(写真14)。

写真15. 多くの人が待っている
多くの人が待っています(写真15)。これは時間がかかるパターンでしょうか。

写真16. 出国審査を終了!
出国審査が終了です(写真16)。出国審査の行列が見えたのが11:52、ここにたどり着いたのが12:03でした。よって、出国審査に11分かかったということです。

写真17. Eゲートに向かうシャトル
Eゲートに向かうシャトルに乗ります(写真17)。

写真18. シャトルから降りる
シャトルから降ります(写真18)。

写真19. 多くの人がエスカレータを昇る
多くの人がエスカレータを昇ります(写真19)。

写真20. ゲートを歩く
ゲートを歩きます(写真20)。

写真21. E57付近に到着
E57付近に到着しました(写真21)。
ここまでの時系列は以下の通りです(実際は駅から空港内で食事を済ませ、タイム計測のために駅まで戻って再測定です)。
- 11:32に駅から空港に入る
- 11:43に保安検査を受ける
- 11:52に出国審査に並ぶ列を認める
- 12:03に出国審査を終える
- 12:06にシャトル列車に乗る
- 12:09にターミナルEに入る
- 12:10にゲートに到着
このときはそれなりに順調に通れたので、理論上、駅到着から38分で航空機に乗れるということです。航空機出発の2時間前に空港到着が望ましいとされますが、それよりぎりぎりのタイミングでも何とかなる場合があるということです。ただし、空港での買い物、食事もなし、手荷物を預けないという前提です。
実際には手荷物を預けたり買い物や食事の時間が必要なので、もう少し余裕をもって空港到着が良いでしょう。
日本への直行便なのか、添乗員付きのツアーの一団を見かけました。このような人たちを見かけると、日本に帰る実感がわきます。

写真22. スイス航空の航空機が待機中
窓の外を見ると、スイス航空の航空機が待機中でした(写真22)。
ここまでの記述でラウンジのことが一切出てこないのは、私が上級会員でなければ、上級座席を予約した客でもないことを示します。
Stage2. チューリッヒから成田までのフライト
次に航空機に乗ります。

写真23. 搭乗口に多くの人が並ぶ
搭乗口に多くの人が並びます(写真23)。

写真24. 通路を通る
空港の通路を通ります(写真24)。

写真25. ビジネスクラスの様子
ビジネスクラスの様子です(写真25)。広い座席がうらやましいです。

写真26. プレミアムエコノミーの様子
プレミアムエコノミーの様子です(写真26)。こちらもそれなりに重厚な座席です。

写真27. エコノミークラスの様子
私が乗ったのはエコノミークラスです(写真27)。揺れなければ良いのですが…(結果として揺れました)。

写真28. チューリッヒ国際空港を出発!
座席に座り、風景を眺めます。

写真29. 今回の経路
今回の経路です(写真29)。ギリギリのラインでロシア上空を通りません(旧ソビエト連邦の上空は通ります)。

写真30. 滑走路に向けて移動
滑走路に向けて移動します(写真30)。
動画1. 離陸時の様子
離陸時の様子を動画で収録しました(動画1)。

写真31. スイス北東部の風景が広がる
スイス北東部の比較的平坦な風景が広がります(写真31)。

写真32. 高度をどんどん上げていく
高度をどんどん上げていきます(写真32)。

写真33. ボーデン湖の南岸を通る
ボーデン湖の南岸を通ります(写真33)。北(写真の上側)はドイツ、南はスイス、そして東はオーストリアです。

写真34. オーストリアに入る
このあたりでオーストリアに入ります(写真34)。

写真35. 山脈が見える
山脈が見えます(写真35)。

写真36. オーストリア上空を航行中
オーストリア上空を航行中です(写真36)。

写真37. グラーツ付近
都市が現れました(写真37)。グラーツ付近です。

写真38. バラトン湖が見える
バラトン湖付近を航行中です(写真38)。ハンガリーで最も広い湖です。

写真39. セルビア付近を航行中
出発して1時間半程度したら、セルビア付近を航行していました。

写真40. 機内食が出される
機内食が出されます(写真40)。西洋と東洋の間のメニューと感じます。

写真41. トルコ上空を航行中
ここで仮眠を取り、気づいたらトルコ上空を航行していました(写真41)。

写真41. カザフスタン上空を航行
また仮眠を取り、起きたらカザフスタン上空でした。もう少し仮眠を取りましょう!

写真42. ユーラシア大陸を抜けた
寝たり、揺れで起きたりしながら過ごしていると、いつの間にかユーラシア大陸を抜けていました(写真42)。

写真43. 朝食が出される
あっさりとした朝食が出されます(写真43)。

写真44. 日本上空にさしかかる
日本上空にさしかかります(写真44)。

写真45. 緑深い山々を眺める
緑深い山々を眺めます(写真45)。

写真46. 茨城地区を航行中
茨城地区を航行中です(写真46)。羽田に向かうには大回りと感じましたが、この便は成田行きです。
動画2. 着陸の様子
着陸の様子を動画で収録しました(動画2)。このあと、8:54には電話機の機内モードを解除できました。

写真47. 成田空港の建物に入る
航空機を降り、成田空港の建物に入りました(写真47)。9:05のことでした。

写真48. 建物を進む
建物を進みます(写真48)。

写真49. 建物を進む
建物を進みます(写真49)。日本の入国審査が待っています。このあと、税関を含めた入国審査がありました。

写真50. 制限エリアを抜け出した
手荷物受け取りもなく(そもそも預けていない)、成田空港の制限エリア外に出ました(写真50)。9:24のことでした。航空機で機内モードを解除したのが8:54のことでした。そのため、機内モードを解除30分後には自由に動けたことになります。
そして、成田空港で借りたグローバルWiFi参考に時系列をまとめました(表1)。
表1. 成田到着時の時系列
| 時刻 | 定刻からの経過時間 | |
| 到着予定時刻 | 8:50 | - |
| 着陸 | 8:48 | -2分 |
| 機内を立つ | 8:54 | 4分 |
| 入国審査開始 | 9:09 | 19分 |
| 制限エリア脱出 | 9:24 | 30分 |
| レンタルWi-Fi返却 | 9:27 | 33分 |
こうして、今回の旅行は幕を閉じました。
チューリッヒから成田への直行便を使ってみて
今回、チューリッヒから成田までの直行便を使いました。中東と中国の間で航空機が揺れたように感じ、あまり休めませんでした(それを知っていたので朝に到着し、自宅で睡眠を長く取るスケジュールとしました)。

図3. ボーイング777の座席配置(スイス航空公式サイトより引用)
その敗因の1つが40Aを手配したことかもしれません。40A席は後方に近いところに位置し、機体が揺れやすい場所です(図3)。搭乗時間の多くが夜間であることを踏まえると、風景をやや犠牲にしても翼かそのやや前方を指定するべきだったかもしれません。
また、乱気流の発生は標高差がある場所で発生する可能性がある点も1つの事実です。そうであれば、ユーラシア大陸中央付近を航行する当該便を使わないという選択肢も1つの方策です。
そのほかの機内サービスについては、大きな不満はありませんでした。食事や飲みものはきちんと供給されましたし、座席についてもそれなりです。ただし、モニターで上映される映画については日本語字幕のないものも多く見られ、日本の航空会社でない弱点が露呈した格好です。
大きな遅れもなく、直行便ならではのスムーズさを感じながら旅の最後をしめくくれました。
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