台湾の有名観光地、九份へのアクセス(25年年末)

記事上部注釈
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台湾でも有数の観光地、九份。九份は山中にあり、公共交通機関でのアクセスには一工夫必要です。そんな九份へのアクセスを紹介します。

写真1. 台北にやってきた区間車に乗る

復習:九份の位置

最初に九份の位置を紹介します。

図1. 九份の位置(googleマップより引用)

九份は新北市に位置します。新北市は台北の隣に位置しますが、九份へのアクセスは意外と不便です。

図2. 台北駅から九份への経路(googleマップより引用)

台北駅から九份への経路を示しました(図2)。台北駅から台鉄で瑞芳(「ルーファン」と読みます)に向かい、瑞芳駅前からバスに乗りつぎます。本記事では「バスに乗りつぐ」行為を逆手に取る、テクニックも紹介します。

往路は途中で時間を要し、2時間33分(台北駅を発車した時刻でなく台北駅に入場した時刻)かかりました。復路は1時間45分でした。復路もそう急いでいませんでしたので、片道2時間というのが1つの目安と思います。

台北から九份まで実際に移動する

御託はこの程度にして、台北駅から九份まで実際に移動しましょう!

Stage1. 台鉄での移動

写真2. 台北駅の自動券売機

台北駅の自動券売機です(写真2)。ここでは瑞芳までの乗車券を購入します。

写真3. 北台湾エリアを選択

北台湾エリアを選択します(写真3)。

写真4. 新北エリアを選択

九份や瑞芳が新北市にあることは常識の範囲内ですから、新北エリアを選択します(写真4)。新北エリアの瑞芳を選択し、対応する73台湾元を支払います。

写真5. ホームに向かう

ホームに向かいます(写真5)。台北駅は2面4線であり、基本的に始発や終着はありません。瑞芳方面は北行ホームから発車します。月台という表記はホームという意味であり、特定の地名ではありません。

瑞芳は自強号は停車しない列車もあり、基本的には区間車で移動します。また、基隆行きは途中から別方向に入り、七堵行きや八堵行きは瑞芳の手前までしか向かいません。その点は注意が必要です。また、台鉄は短編成高頻度化パターンダイヤという電車型ダイヤにはなっておらず、待ち時間が意外と長くなることもあるのが利用者目線では不便に感じます。

写真6. 七堵行き自強号が到着!

七堵行き自強号が到着しました(写真6)。快適そうな車内ですが、これに乗っても向かえません。よってスルーです。

写真7. 区間車がやってきた

区間車(日本でいう普通列車)がやってきました(写真7)。区間快(日本でいう快速列車)を含めても30分~60分間隔であり、有名観光地に向かうには本数が不足していることを感じます。

ただし、台北駅で観察している限り、区間車であっても8両編成や10両編成が多いように見え、場所を選ばなければ着席できました。

写真8. 車内の様子

車内の様子を撮影しました(写真8)。オールロング車に当たり(別の形式ではクロスシート部分もある車両も見られたが)、楽しみは半減します。ただし、台湾地区には台湾地区の事情もあり、それを考慮した車内でもあるのでしょう。

写真9. 地上区間に上がる

台鉄の台北付近は地下線ですが、しばらくすると地上区間に上がります(写真9)。周囲は住宅街が広がります。

写真10. 汐科に停車!

区間車は各駅にとまりますので、すぐに次の駅に着きます。そのようななか、汐科に停車しました。ここは台北市を離れ、新北市に入っています。

写真11. 住宅街を走る

住宅街を走ります(写真11)。カーブが多いためか列車の速度はあまり上がりません。ただし、日本の民鉄だと同様の線形でも速度を出している印象があるので、国鉄ならではの走りと評されるかもしれません。

写真12. 少しのどかな風景に変わってきた

台北から離れ、少しずつのどかな風景に変わってきました。

写真13. 車庫が広がる

車庫が広がります(写真13)。この車庫がある関係で七堵発着があるのでしょうか。せっかくの美しい車体、キャラクターデザインでラッピングされている点はもったいなく感じます。

写真14. 八堵に停車!

次の八堵に停車します(写真14)。基隆方面への分岐点であり、ここから本数は減少します。

写真15. 暖々付近を走行中

暖々付近を走行中です(写真15)。川沿いにやや古めかしい住宅が並ぶ独特の光景です。

写真16. 山のなかを走る

山のなかを走ります(写真16)。

写真17. 瑞芳に到着!

瑞芳に到着です(写真17)。

写真18. 地下通路は混雑!

地下通路は混雑しています(写真18)。多くの人が九份に向かうのでしょう。

Stage2. 瑞芳での昼食

ちょうど昼食どきでした。この後の九份は有名観光地であり、飲食店は満杯と見込み、バスとの乗りつぎの時間を活用して中継地点で昼食をとる、というテクニックを活用します。

写真19. 駅前に屋台が並ぶ

駅前に屋台が並びます(写真19)。屋台であれば飲食物の香りが路上に届き、購入前に八角リスクを予期できます。台湾地区では飲食店の衛生レベルは低くないと見積もられ、屋台は低リスク型の飲食形態です。

写真20. いざとなればコンビニエンスストアもある

いざとなればコンビニエンスストアもあります(写真20)。九份の売りは風景/体験型であり、食に関する内容でないと理解していました。したがって、九份で食事をとる必要性も高くありません。

写真21. 麺を食す

麺を食します(写真21)。これであれば八角リスクを避けられます。

Stage3. 瑞芳から九份への移動

最後に瑞芳から九份に移動します。

図3. 瑞芳のバス停の位置(googleマップより引用)

注意するべき点は、瑞芳のバス停の位置(図3)です。駅前に見えるバス停は台北駅方面行きであり、列車で移動したぶんを帳消しにしてしまいます。

駅から東方向に向かって歩きます。

写真22. ごちゃごちゃした街並を歩く

ごちゃごちゃした街並を歩きます(写真22)。

写真23. バス停がある

バス停があります(写真23)。ここからバスに乗ります。複数の系統が設定されており、乗客も多く10分程度待てばやってきます。15台湾元でした。台北駅から88台湾元で移動できたことになります。ただし、台湾元をきっちり所有しないと余計に支払う羽目になります。自動両替機やつり銭の出る機械はなく、クレジットカードタッチ決済未対応なのはちょっと遅れていると感じてしまいました。

写真24. 瑞芳駅前を発車!

瑞芳駅前を発車しました(写真24)。

写真25. 山をぐいぐい登る

市街地を抜けると山をぐいぐい登ります(写真25)。

写真26. 山に建物がびっしり並ぶ

山に建物がびっしり並びます(写真26)。

写真27. 道路上から海も見える

山のふもとの向こう側には海も見えます(写真27)。

写真28. バスを降りる

九份老街でバスを降ります(写真28)。タイミングによってはバスがひっきりなしに来たりもします。狭いバス停、降りてからも緊張感が必要です。バスの乗車時間は11分程度と非常にあっさりとした旅程でした。

台北から九份まで実際に移動してみて

写真29. 12月下旬の平日とあり、帰りも積み残しはなかった

台北に近く、公共交通機関が発達している九份。台湾初心者であっても大きなストレスを浴びることなく、それなりにスムーズに移動できました。しかし、バスの輸送力が小さく、(本数が多いから全体的な輸送力は確保されていますが)期間によっては、積み残しのリスクもあり得ます(この時は往復とも吸われましたが)。

これほど観光客でにぎわう地域であれば、瑞芳から軌道系交通機関があっても良いと感じました。九份そのもののキャパシティが大きくないことから、大輸送力の交通機関はむしろ不要であり、2両編成の登山電車レベルでじゅうぶんでしょう。幸い距離は短く、台湾クラスの経済規模であれば何なく建設は可能でしょう。

他方、あまり便利にしすぎても今度は九份のキャパシティオーバーという事態も考えられ、適切な交通アクセスを考慮するのは難しいとも感じます。ただし、台鉄の短編成/高頻度化や速度向上、そしてパターンダイヤ導入などの工夫は欲しいと思いました。

情報

台北からのアクセスに不安がある場合、以下の送迎サービスを依頼することも良いかもしれません(弊サイトから申し込んでも利用に手数料はかかりません)。

台北⇔九份 片道 混乗送迎 / 貸切送迎サービス(台湾・交通)

さらに不安な場合、現地ツアーに参加することも手です。

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果たして前後はどこに行ったのでしょうか?

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※この旅行の全体像は台湾初心者旅行のまとめ(25年年末)をご覧ください。

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