いつも弊サイト「鉄道ラボ」をご覧いただきましてありがとうございます。2022年度がスタートし、心機一転。弊サイトもプチリニューアルいたしました。
今回のリニューアルの意図とその要点をまとめます。
写真1. 京王のリニューアル車
2022年4月1日リニューアルの概要
2022年度スタートを機に心機一転。サイトをリニューアルしました。その要点を示します。
- 一部のカテゴリを変更し、より分かりやすく変更
※これに伴う記事の廃止や記事単体のURL変更はなく、従来の記事をお読みいただけます。 - カテゴリを変更し、トップページや鉄道会社ごとのまとめ記事も一部変更
- サイトデザインを一部変更
以下、詳細を記します。
カテゴリ変更の意図
弊サイトでは趣味分野ごとにカテゴリに分類しています。とはいえ、この通りになっているのは、「混雑鉄」「乗り鉄」「ダイヤ鉄」「海外鉄」「駅鉄」くらいで、他の分野は大まかな分類でした。そのため、やや不親切だったのは否めません。
そこで、従来の「連載もの」「鉄道総合」の2つのカテゴリを廃止し、「車両・撮り鉄」と「鉄道考察」というカテゴリを新設(記事を移設)しました。また、弊サイトはブログではなくサイトという自負がありますので、「ブログ作成術」というカテゴリは「サイト運営」と名称を変更しています。
このほかに、旅行記を国内旅行と海外旅行に分離しています。これは、子カテゴリ(次の階層となるもの)が多くなり、一覧性が悪くなるという懸念があるためです。
全般的にわかりやすい分類に変更できたと自画自賛しています。
デザイン変更の意図
今回、基本的なデザインはそのままにしていますが、枠を変更しています。
図1. 従来の枠
従来は緑系の色で枠を囲っていました(図1)。今回のデザイン変更は、内部リンクの案内について枠で囲う色を変更しました。
図2. 内部リンクを示す枠
このような色を採用し(図2)、世間一般の「リンク=青系の色」という感覚に合わせつつ、濃い色を採用することでトーンを合わせ、違和感のないようにしています。
意外と苦労したこと
本記事は「編集後記」というカテゴリであり、いわば「舞台裏」も見せる内容です。
そこで、今回のリニューアルで苦労したことを書いてみましょう。
枠の分離
枠を2種類設定することは、使い分けるということです。今回、リニューアル前からCSSのclassを2つ設定し、本文中の記述を徐々に内部リンク枠を示すclassに分けていました。言葉にすると簡単ですが、実際には1つ1つの枠についてclass名を変更する作業が発生しました。
なお、4/1まではCSSのclassのデザインは同一とし、見た目は区別できないようにし、訪問される人に違和感を持たせないようにも工夫しました。
鉄道会社ごとのまとめ記事の修正
弊サイトでは、趣味分野ごとにカテゴリを分けていますが、人によっては鉄道会社ごとに記事を探したい人もいると想定しています。そこで、鉄道会社ごとに記事を分類することも行っており、それを鉄道会社ごとにまとめています。もちろん、鉄道会社とカテゴリの両方から細分化した一覧形式で示し、さらに記事を探しやすくしています(図3)。
図3. 鉄道会社とカテゴリの両方による記事の絞り込み
今回、一部のカテゴリを再編したことで、それぞれの鉄道会社ごとの記事を修正する必要がありました。カテゴリを再編するときに一気に修正するのも難しいので、あらかじめダミーの記事を書いておき、3/31の夜にその記事の内容に差し替えました。
なお、カテゴリ変更後すぐに鉄道会社ごとの記事まとめを修正しました。カテゴリ変更と鉄道会社ごとの記事まとめの変更にタイムラグがありますが、後述する理由により問題にはなりません。
新カテゴリの追加は容易だが旧カテゴリの削除が大変
WordPressの仕様上、多くの記事を一括して新カテゴリを追加することはできますが、カテゴリの削除は1つずつしかできません。例えば、「カテゴリA」に属していた10記事を一気に「カテゴリB」に編入することはできますが、そのときは「カテゴリA」「カテゴリB」の2つに属し、「カテゴリA」への所属は1つずつ行わねばなりません。
そのため、500以上の記事を1つずつ旧カテゴリへの所属を解かねばなりません。
逆にいうと、しばらくは旧カテゴリに所属していることを意味します。そのため、鉄道会社ごとの記事まとめの変更が若干遅くとも、記事一覧が表示されないことはありません。したがって、カテゴリ変更と鉄道会社ごとの記事まとめの変更にタイムラグがあっても問題ないのです。
プチリニューアルの結びにかえて
今回、プチリニューアルしてみました。記事の内容は変わりませんし、記事のURLも変わりません(弊サイトではURLはカテゴリに影響されない規則です)。また、旧カテゴリから新カテゴリへのリンクも設定し、旧カテゴリに訪問された人に対してもある程度親切な体制を維持いたします。
趣味分野ごとの分類を深化させ、より使いやすいサイトになったと自負しています。今後とも弊サイト「鉄道ラボ」をよろしくお願いいたします。