画像サイズの大きさの変更

記事上部注釈
弊サイトでは実際に利用したサービスなどをアフィリエイトリンク付きで紹介することがあります

弊サイトでは画像サイズを640pxのものを使用していましたが、これを800pxに変更しました。その理由についてお話ししましょう。

写真1. 海外の美しい列車も写真で表現できる(リンダウで撮影)

前提:画質と通信速度のトレードオフ

あなたが弊サイトの記事を読むとき、以下の通信が行われています。

  1. 弊サイトのサーバー(ロリポップちゃん)からあなたのデバイスにデータが送られる
  2. 送られたデータと、データの表示に対する規則(レイアウトなどの命令)を基に高尚な記事が表示される

Webサイトの表示技術についてはもっと細かく語ると、かなり長くなるのでしょうが(そして私もよく知らない!)、大まかにはこの理解で合っているはずです。

段階1でデータが送られますが、表示速度はデータ量に依存します。通信速度は上限がありますから、データ量が多いほど表示に時間がかかります。

データ量はどのように決められるのでしょうか。一般に文字だけであればデータ量は少なく、動画だとデータ量が多いといわれています。そして画像であればその中間です(弊サイトで動画をほとんど導入していないのは通信速度に配慮したためでもあります)。

では、画像のデータは画像サイズによらず一定なのでしょうか。答えは「否」です。一般に、画像サイズが大きいほどデータ量は多いです(画像サイズと画質を両立させようとして新しい拡張子が開発されたりしているのですが)。弊サイトでは画像を高速で表示することにこだわり(画像を高速に表示する方法(WebPの導入))、画像サイズをある程度小さいものにしていました。

昨今の通信事情の改善

私事ですが、2021年に携帯電話を従来のドコモからahamoに変えました。(記憶が正しければ)従来だと月に5GBしか通信できませんでしたが、これが20GBに増えました。また、通信容量を超えた場合、従来は通信速度が128kbpsに制限されていました。これが1Mbpsの制限に緩和されました。携帯大手3社ともに類似のサービスを提供し、通信環境改善をちゃっかり享受した人も多いでしょう。

また、レンタルサーバーのロリポップちゃんも2020年に爆速宣言をし、通信速度が向上しています(あなたが多くのサイトを見て「サクサク表示されるな」と思うサイトと「なかなか表示されないな」と思うサイトがあると思います。この差は発信側の事情があるのです)。

この2点から、通信の発信側と受け手側双方の環境が改善されつつあることを常々感じていました。

写真の見た目の重視

所有のデジタルカメラではもっと画像サイズは大きいのですが(5184pxです)、記事にアップロードする際には縮小した画像データを使用していました。その画像のサイズが小さいと写真の見た目がしょぼく見えます。

写真2. 画像サイズ1280px(新大阪で撮影)

写真3. 画像サイズ800px(新大阪で撮影)

写真4. 画像サイズ640px(新大阪で撮影)

少しずつ画質が悪くなっているのがわかると思います(写真2~写真4)。ただし、画像サイズは順に760KB、327KB、223KBとなっており、通信速度にも影響を与えます。

恥ずかしながら、最近まで私の写真は画質うんぬんのレベルではありませんでした。しかし、2021年に山手線撮り鉄スポット、2022年に小田急撮り鉄スポット東横線撮り鉄スポットを探求したこともあり、若干なりとも写真のレベルは向上したことでしょう。そうなると、従来の画質でサイトに掲載することに恥ずかしさもあったことも事実です。

そこで、画質と通信速度の兼ね合いから、従来の640pxよりワンランク上の画像サイズの800pxを選択することにしたのです。

2023年の4月末に久しぶりの海外旅行に踏み切り、その結果をまとめる記事を切替日としたのです。具体的には、海外旅行に使えるカード:エポスカードからそのようなルールを適用したのでした。なお、私の手間を考慮し、従来の記事については当分そのままの写真といたします(数千枚の写真を切り替えるのは大変だ!)。

まとめにかえて

長年、画像サイズについては640pxで統一(一部のグラフなどを除いた、写真のみ)してきました。これを800pxにするには葛藤もあったのも事実です。以前投稿した写真を使いまわす際のルールは何も決めていませんが(おそらく新しく800pxの画像を用意するのでしょう)、従来よりもやや画質の良い写真を提供する所存です。また、従来のサイズについても通信速度を重視したという側面があります。

このように画像サイズ1つとっても私の熟考があるのです。

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