弊ブログの叫び:例外よりも原則を!情報を整理しよう!

鉄道ブログを読んでいて思うことがあります。多くのファン(私もそうでしょう)が囚われている価値観のことです。今回はそのような価値観について述べましょう。また、多くのブログに対する感想を記しています。

写真1. いつもの快速べにばな号を撮影した様子(米沢で撮影)

鉄道ブログに見る鉄道ファンの習性

鉄道ファンは、①新しいもの、②終わるもの、③珍しいもの、の3つに興味を示す傾向にあります。例えば、新型車両の登場の際は多くのファンが詰めかけますし、旧型車両の引退時にも多くのファンが詰めかけます。

E231系(ヘッドマーク付き))

写真2. 引退寸前の山手線E231系(2020年に撮影)

E235系の前面

写真3. 登場してそんなに間がなかったころのE235系(2016年に撮影)

山手線のE235系登場時には多くのファンが詰めかけましたし、山手線のE231系の引退時についても同じです。また、イレギュラーなものにも興味を示す傾向にあります。例えば、東横線の横浜行き(深夜にしかありません)などのようなイレギュラーな行先です。また、相互直通運転している場合、普段はその車両が入らない運用に入った場合も興味を示すことでしょう。

レイルジェット(ウィーン中央)

写真4. (イメージ)オーストリア完結運用に入るチェコ車(ウィーン中央駅で2019年に撮影※)

※この運用にチェコ車が入ることはそう珍しいことではないでしょう。グラーツから折り返しプラハ行きとなるためです。

では、鉄道を輸送の道具としてみた場合、①新しいもの、②終わるもの、③珍しいものはそこまで重要な局面なのでしょうか。私はそこまで重要ではないと考えております。例として山手線のE231系で考えてみましょう。

山手線のE231系は2002年に登場し、(10号車を除いて)2020年に卒業しました。実に18年近くの活躍です。新型登場の興奮、旧式引退の興奮というのはせいぜい2か月程度でしょう。つまり、残りの17年半は何も注目されない日々を過ごしてきました。その間に別の路線での新型車両登場、旧式車両引退などのイヴェントがあるので、多くのファンはそちらに注力していたのです。

そう、何も注目されない日々のほうがはるかに長いですし、そちらのほうがメジャーな側面であることを伝えたいのです。

私の趣味的姿勢と弊ブログについて

私はへそが曲がっているので、普通のファンとは別の道を歩んでいます。例外的なできごとを取り上げる(※)以上に、「いつも」の姿を取り上げることこそ正義と思います。

※例外的なできごとを取り上げること、追いかけることそのものを否定しているわけではありません。現に私だってそのようなイヴェントを楽しんでいます。

たとえば、2019年の鉄道界のトレンドは相鉄-JR線直通運転開始です。この路線について、開業時すぐに向かったファンが多いでしょうが、私はやや情勢が落ち着いた2020年1月に向かいました。これでも完全に落ち着いていませんが、開業直後に向かうより「いつも」の姿に近づいていることでしょう。

車両動向を追ったサイトさんが多い中、弊サイトは鉄道ダイヤや電車の混雑について追求してきました。これもへそ曲がりな私の特性です。多くの人が車両動向を扱っているなかで、私も同じことをしてもインターネットは豊かにならないと考えたのもあります。

では、何が強みになるのでしょうか。それは、私の興味があり、多くの人が探求しない分野である鉄道ダイヤ電車の混雑です。私はこれら2つについて徹底的にまとめようと考えました。まとめる際には、基本的な内容(原則)の記述に重点を置いて、例外的な内容については別途記すことにしました。

これらの2つの分野については、情報の整理について私なりの工夫を凝らしましたが、具体的な工夫は次の章で記します。

ブログからの脱却を目指して

2010年ごろから、個人サイトはブログが中心になってきました。確かにブログは新しいことを書くのには便利なシステムです。わざわざHTLMを組んだり、PHPを考える必要はありません(これらについては私も理解不足です)。ただし、サイトさんを見るかたにとってはどうでしょうか?あまり見やすいものではないでしょう。

ひるがえって、「昔のサイト」を改めて眺めてみましょう。デザインには「古さ」を感じますが、使いやすいです。例えば、oriori-Station館(発車音楽の大御所サイトさんです)を見てみましょう。トップページを見ると、発車音楽のサイトであることがわかり、各路線の音楽を検索できるようになっています。東京駅の8番線の発車音楽が何か調べようとすると、簡単に調べられます(東海道線→東京で調べられます)。

今のブログであっても、このような「わかりやすい」構成にできないでしょうか。弊サイトは何でもありの内容ですが、力を入れている分野だけでもそのようにできないかを考えました。それが「電車の混雑」と「鉄道ダイヤ」に関する内容です。両者に関しては、興味の有無に限らず東京23区について均一の深さの情報をまとめ(興味のない路線はやや浅い記述になっていますが)ました。

そして、電車の混雑をまとめた記事群、鉄道ダイヤをまとめた記事群をそれぞれカテゴリページに集約し、カテゴリページの一覧をトップページに記載しました。昔のサイトさんの「1番線:発車音楽方面」「2番線:E231系方面」…などのような整理のしかたですね(例は適当に考えたものです)。

このようにして、情報を見やすい形でまとめました。こうすると、記事が新着順に並ぶ「ブログ」からは脱却したと思います。私が多くのブログさんに感じていた不満を自ら解消した形にしたと自負しています。とはいえ、ブログというのは便利な形態です。その形態を残すべく、トップページに新着記事を5つ掲載しています。ここまでやるサイトはなかなかないでしょ?

多くある車両動向を扱ったサイトさんにもこのような整理方法は有効でしょう。JR東日本、JR東海、東急電鉄、…とカテゴリを分類し、その中で路線別のまとめ記事を作成するだけです。そうすると、後で見返した際にわかりやすいですし、系統だった理解にも役に立ちます。

私の心の叫びのまとめ

心の叫びをまとめますが(叫びは「まとめ」られるものなのでしょうか?)、最近の多くのファンのブログさんは「車両動向やイベントごとを単に追いかけている」ことが多いです。ここから推察できるのは、このようなことを追いかけることが鉄道趣味の主体となっていることです。

また、単に目先の話題を追いかけることが主体で、過去を振り返ることや、過去の総括をされていないことも読み取れます。ましてや情報をまとめることもなされていません。

このような人が多いからこそ、私は別の路線をとりました。でも、インターネットには多様性が必要です。私のような特殊路線の者もいるほうがインターネットの多様性が実現することでしょう。

世の中には多くの人がいます。私は変わり者なので、独自の考えで趣味活動を楽しみ、その活動記録を気ままに更新いたします。ここまで心の叫びをつれつれと記しましたが、あくまでも私の心の叫びに他なりません。

他の人に迷惑をかけない範囲で、趣味やその記録はやるもやらないも自由どうやるかも自由、そして他人に趣味形態を強要することもされることもない、というのが大きな原則です(日本国憲法で保障している「信教の自由」と同じ考えかたです)。そのため、ここに書いているのは私の心の叫びであり、それ以上でもそれ以下でもありません。

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コメント

  1. 橙色 より:

    私も、鉄道の趣向は、パターンダイヤや混雑率にあります。
    これからも、応援しています。

    • tc1151234 より:

      橙色さま、コメントありがとうございます。

      多くのサイトさんを拝見すると車両動向や発車音楽に重点が置かれていて、ダイヤや混雑率に着目しているサイトさんがあまりありませんでした。昔はそのようなサイトさんがありましたが、いつの間にかなくなっていて残念に思ったのも事実です。それが直接的な動機です。

      これからも橙色さまの応援をお待ちしています。そして、知り合いさんなどにご紹介いただけると望外の喜びです。

  2. 名前がない より:

    首都圏の路線のダイヤパターンや運行系統を調査・分析してからまとめるというスタイルの記事はネット上を探しても中々見つからず、とても新鮮に感じました。鉄道ラボ様の記事は、首都圏の鉄道路線や乗車券の買い方などが分かりやすくまとめられており、とても勉強になりました。

    • tc1151234 より:

      名前がないさま、コメントありがとうございます。

      賞賛のお言葉、誠にありがとうございます。ダイヤパターンをまとめる最初のきっかけは「自粛期間」でどこか行くのもはばかられる世間情勢の中、半ば暇つぶしで始めたのが正直なところです。私が書きたいことを書きつつ、ある程度の網羅性も考えたものです。

      これからも定期的にご訪問いただければ、望外の喜びであります。