yahoo!みんなの検定~205系、211系、213系検定

yahoo!みんなの検定に投稿した検定です。
【合格基準】60点以上。部分点がある問題も存在します。
合格率:32.1%(53名中17名合格)
※2011年12月時点での状況でお考え下さい。
213系を利用したリゾート列車(先頭)

写真. 213系も改造車が出現した!



■10問中1問
205系の概要について書かれた次の文章の空欄( A )、( B )に当てはまる語句の組み合わせとして正しいものを選んでください。
205系は低コストで省エネを実現するために設計された車両である。そのため、車体に( A )を国鉄電車で初採用した。また、低コストで回生ブレーキを採用できる( B )制御を採用した。
(1)A. Stainless steel B. 界磁チョッパ
(2)A. Aluminium B. 界磁チョッパ
(3)A. Aluminium B. 界磁添加励磁
(4)A. Stainless steel B. 界磁添加励磁

配点 (1)5点 (2)0点 (3)5点 (4)10点 
【解答】A. ステンレス鋼(Stainless steel)、B. 界磁添加励磁
【解説】
A. ステンレス鋼を採用して大幅な軽量化が実現しました。車体が軽くなるということは、動かすために必要な電力が減るのですから、省エネルギーに貢献します。なお、アルミニウムのほうが軽量化に貢献するようですが、素材価格が高いため使われませんでした。
B. 当時の省エネ車はチョッパ制御を取り入れた回生ブレーキ車が標準でした。チョッパ制御は界磁チョッパ制御と電機子チョッパ制御がありましたが、前者はモー ターが特殊になり、後者は半導体という高価な部品を使う必要がありました。これを克服するための方法が界磁添加励磁制御と呼ばれる方法です。
A、Bいずれも最適解を狙ったものではありませんでしたが、それなりの成果を比較的安価に得られるのがポイントだと個人的に思います。
【補足】これらはもともと211系向けの技術でしたが、先に登場した205系に応用したとお考えください。なお、私は機械系の知識に疎いですから、機械の詳細な原理については省略しましょう。
【配点】
(1)と(3)につきましては、2つの空欄のうち、1つは正解していますので、(1)と(3)は部分点5点といたしました。

■10問中2問
211系電車の概要について正しい記述はどれか選んでください。
(1)211系は1986年に営業運転を開始し、現在に至るまで全ての車両の最高速度は110km/hである。
(2)211系の普通車はセミクロスシート車とロングシート車があり、いずれも車端部はロングシートで統一されている。
(3)JR東日本に所属する211系のグリーン車は、全て二階建てである。
(4)211系電車には、トイレのない編成も存在する。

配点 (1)2点 (2)2点 (3)0点 (4)10点 
【解答】(4)です。他の記述には誤りがあります。
【解説】
(1)JR東海に所属する211系0番台は120km/h対応に改造されています。120km/h運転は当時運用されていた東海道線に必要だったようです。現在は中央線や関西線で運用されています。
(2)厳密には誤りです。トイレ付きの車両の場合は、車端部にクロスシートが付いています。
(3)国鉄時代、東海道線に211系が登場した際は、平屋のグリーン車でした。JR化後に新造されたグリーン車は2階建てです。現在の2階建てグリーン車の一部は113系に連結されていたグリーン車を転用したものです。
(4)211系5000番台の3両編成と211系6000番台は、編成内にトイレ付きの車両は存在しませんため、正しい記述です。
【配点】
もっともらしい記述については部分点2点といたしました。

■10問中3問
213系について正しい記述は、以下の(a)~(d)のうちいくつあるか答えて下さい。
正しい記述のを選んでいただく問題です。
(a)213系は1M車として設計されたので、MM’ユニット方式の車両は存在しない。
(b)国鉄によって製造された213系は、現在はJR西日本とJR東海で活躍している。
(c)213系は転換クロスシートを装備しているが、客用ドアに化粧板は一切ない。
(d)JR西日本所属の213系はオールクロスシート車ですが、JR東海所属車はロングシートも存在する。
(1)全て誤り
(2)1つ正しい
(3)2つ正しい
(4)3つ正しい

配点 (1)0点 (2)3点 (3)10点 (4)3点 
【正解】(a)と(d)が正しい記述ですので、「(3)の2つ正しい」が正当です。
【解説】
(a)213系のシステム構成上のポイントは、211系並みの機器構成ながら、1M車が実現可能なことです。このため、213系はMM’ユニット方式の車両は存在しません。
(b)国鉄が製造した213系は岡山地区に配属されて、四国連絡用として活躍しました。現在は短編成が可能なことから、岡山地区で地元密着型の活躍をしております。なお、JR東海にも213系は存在しますが、全てJR東海が製造した車両です。ゆえに、誤りの記述です。
(c)客用扉には化粧板が付いていますので、誤りの記述です。
(d)記述の通りです。213系5000番台の車端部はロングシートです。
【補足】
(a)211系6000番台は1M車です。そのため、「211系は全ての車両でMM’ユニット方式である。」という認識は誤りです。JR東海はこの車両の形式を考える際に、車体面(他の211系と同じく3扉車です)を考慮したのでしょう。

【配点】
正しい記述の「数」を推定することは、正しい記述(あるいは誤った記述)を1つ選ぶことよりも難しいでしょう。そのため、前後の選択肢を選んだ際はある程度分かったと見なし、部分点3点といたしました。

■10問中4問
205系、211系、213系は現在でも様々な線区で活躍しています。「形式」-「定期列車として運用されたことのある線区」の組み合わせとして誤りのあるものは以下のうちいくつありますか。
誤った選択肢のをお答えいただく問題です。
(a)205系(110km/h対応車)-東金線
(b)211系5000番台-関西本線
(c)213系-予讃線
(d)211系3000番台-東海道本線
(e)205系5000番台-中央本線
(1)全て正しい
(2)1つ誤り
(3)2つ誤り
(4)3つ誤り

配点 (1)3点 (2)10点 (3)3点 (4)0点 
【正解】(a)のみ誤りのため、「(2)の1つ誤り」。
【解説】
(a)205系(110km/h対応車)は京葉線と京葉線と直通する路線に運用されていました。東金線は京葉線と直通運転を行っていますが、10 両編成の205系は入線できませんから、誤りの記述です。そのため、103系や201系などの分割できる編成のみ東金線に入線していました。
(b)関西本線は213系が主力(現在は313系が主力)ですが、ラッシュ時の輸送力列車にはオールロングシート車の211系5000番台が使われます。そのため、正しい記述です。
(c)快速マリンライナー時代は213系が予讃線に入線していました(坂出-高松は予讃線です)。正しい記述です。
(d)211系3000番台は、東北本線・高崎線向けの車両ですから、誤りに見えます。しかし、湘南新宿ラインとして東海道線に入線した実績があるため、正しい記述です。
(e)205系5000番台は武蔵野線向けの車両です。そのため、誤りに見えます。しかし、むさしの号として中央本線に入線しますから、正しい記述です。

■10問中5問
205系電車は山手線で数多く運用されていましたが、E231系電車が投入されました。その当時の205系電車の動きについての以下の文章中、空欄に当てはまる語句の組み合わせとして正しいものを選んでください。
205系は山手線から追い出されたが、( a )系電車を取り換えるべく、再活用された。例えば、山手線よりも短編成で運用される線区が多くなることから、先頭車化改造された( b )番台が登場した。また、モーター車の不足と( c )系再増備を踏まえて武蔵野線向けのインバータ車である( d )番台が登場した。この205系再活用プロジェクト(勝手に命名)により、2006年までにJR東日本管内から( a )系は消滅( e )。
(1)a. 103 b. 2200
(2)b. 2200 c. 253
(3)c. 251 d. 5000
(4)d. 5000 e. しなかった

配点 (1)2点 (2)2点 (3)2点 (4)10点 
【正しい語句】
a. 103 b. 1000(1100、1200、3000、3100でも可能) c. 253 d. 5000 e. しなかった
【解説】
山手線にE231系を投入して205系を置き換えましたが、103系を置き換えるために再活用されました(ここでは205系再活用プロジェクトとしましょう)。主な内容として、(1)編成組み替え、(2)一部の付属車の先頭車化改造、(3)一部のVVVFインバーター制御化が行われました。
(1)編成組み替えについては埼京線用や総武線用なども巻き込んだものがなされました。1両ごとの組み替えを追うと頭が痛くなるのでやめますが、限られた資源を有効活用したことは確かです。
(2)先頭車化改造された車両は線区ごとに改番がなされました。番台の詳細に立ち入ると面倒なのでやめておきますが、1X00番台か3X00番台(客用扉の半自動機構付)になりました。
(3)武蔵野線用は高い電動車比率が要求されます。それでは他の線区で運用する電動車が不足しますから、VVVFインバータ車が登場しました(元の界磁添加励磁制御よりも電動車比率を低くできます)。
なお、この取り換えで103系は基本的に取り換えられました。しかし、仙石線用の4両1本のみ残りました。この理由は、多賀城駅立体化工事のために一時的に車両が必要になるためです。後に、この103系も2009年に205系に置き換えられました。
【配点】
片方の語句が正しい場合は部分点2点が妥当と判断いたしました。
【後日談】だいぶ205系も淘汰されましたね。

■10問中6問
JR東海は211系や213系を増備し、その後自社の新型電車に準拠した改造がなされた車両も現れました。以下の(a)~(d)に示す記述を時系列順に並べ替え、順番で正しい記述はどれか選んでください。
注. (a)→(b)→(c)→(d) の場合、(c)は3番目に古い記述とします。
(a)もともと213系5000番台にはトイレはありませんでしたが、トイレを設置する改造が始まりました。
(b)211系6000番台の増備が完了しました。
(c)211系5000番台はトイレなしで中央本線で運用されていましたが、トイレ付きのクハを連結し始めました。
(d)211系0番台は国鉄型ですが、311系に近付けるべく、方向幕の分離(種別と行先を別々に表示できるようにする)や120km/h対応工事が行われました。
(1)(a)は最も古い記述である。
(2)(b)は2番目に古い記述である。
(3)(c)は3番目に古い記述である。
(4)(d)は最も新しい記述である。

配点 (1)0点 (2)10点 (3)3点 (4)3点 
【正解】古い順に(c)→(b)→(d)→(a)ですから、(2)「(b)は2番目に古い記述である。」が正当です。
【解説】
(a)2011年のことです。飯田線に転用するためにトイレを設置しているようです。
(b)1991年のことです。JR東海の211系の中で最も新しいグループに属します。
(c)1989年のことです。単純化して述べると、中央本線に投入済みだったトイレなしクハを新製車(トイレ付き)に差し替えて、差し替えられたトイレなしのクハは静岡地区に移動しました。
(d)1999年のことです。東海道本線名古屋地区の高速化に対応した改造内容です。
【配点】
その選択肢で書かれている記述の順版と現実の順番とのずれによって、点数をつけました。

■10問中7問
JR西日本で運用されている205系電車について正しい記述を1つ選んでください。
(1)0番台、1000番台ともに現在はスカイブルーの帯をまいている。
(2)1000番台は110km/h対応であるが、先頭形状(いわゆる顔)は0番台と区別がつかない。
(3)0番台の側窓は一段下降式で、客用扉の窓の下辺は側窓の下辺よりも高い。
(4)205系0番台は現在、阪和線で活躍し103系の一部を置き換えました。
配点 (1)3点 (2)0点 (3)10点 (4)3点 
【解答】(3)が正しい記述で、他は誤りがあります。
【解説】
(1)2011年3月のダイヤ改正に対応するまでは記述の通りでしたが、2011年3月のダイヤ改正で東海道本線・山陽本線(JR京都線・JR神戸線)で運用開始する前に207系・321系に準じた色に変更されました。なお、1000番台は記述の通りです。
(2)205系1000番台は先頭の窓の形状が変更されました。そのため、0番台と1000番台の顔は異なります(左右逆のイメージです)。110km/h対応は記述の通り正しいです。
(3)記述の通りです。民営化前に投入されたため、このような仕様となったのでしょう。
(4)(1)でも述べましたが、現在は阪和線ではなく、JR京都線・JR神戸線で運用されています。そのため、誤りの記述です。

【配点】
(1)と(3)は過去の時点では正しい記述でしたから、部分点3点が妥当と判断いたしました。

■10問中8問
205系(など)で培った技術(ここではステンレス車と界磁添加励磁制御とします)は、国鉄が民営化された後に各社で使われました。その活用方法について正しい記述を1つ選んでください。
(1)JR北海道は721系を製作し、札幌地区の輸送改善につなげました。
(2)JR九州では811系電車を投入し、福岡都市圏の輸送改善につなげました。
(3)JR東日本は常磐線に415系1500番台を投入し、常磐線の輸送改善につなげました。
(4)JR東海は311系電車を投入し、東海道本線名古屋地区の輸送改善につなげました。

配点 (1)0点 (2)0点 (3)0点 (4)10点 
【答え】(4)が誤りです。
【解説】
JR化後、205系(など)で培ったコア技術を新型車両に活用させました。特急型以外では、JR東日本は215系電車、JR東海は311系電車、JR西日本は221系電車(ただしステンレス車体ではない)、がそれぞれ挙げられるでしょう。
また、一部の特急車でもこれらの技術を活用しています。なお、415系1500番台はトレンディーな外観と裏腹に、基本的な機器構成は従来と変わりません。
【補足】
交流電車には界磁添加励磁制御は使われていません。

■10問中9問
205系、211系、213系の所属や運用範囲について正しい記述は、以下の(a)~(d)のうちいくつ存在するか選んでください。ただし、運用関係の記述については定期運用に限ります。また、国鉄は1社に含めません。
(a)205系電車は3社で走行した実績があります。
(b)211系電車はJR3社が保有した実績があります。
(c)2011年12月現在、JR4社で213系電車が走行した実績があります。
(d)205系電車はいわゆる地下鉄に直通したことはありません。
(1)1つ正しい
(2)2つ正しい
(3)3つ正しい
(4)全て正しい

配点 (1)0点 (2)0点 (3)5点 (4)10点 
【解答】全て正しい記述のため、「(4)の全て正しい」が正解。
【解説】
(a)正しい記述です。205系電車はJR東日本とJR西日本しか保有していませんが、埼京線と相互直通運転を行っているりんかい線(東京臨海高速鉄道)も含めますから、3社です。「JR」3社と記していないのがこの記述のポイントです。
(b)記述の通りです。JR西日本もスーパーサルーン「ゆめじ」として211系を保有していました。JR東日本とJR東海はいわずもがなでしょう。
(c)記述の通りです。213系を保有するJR東海とJR西日本はもちろんのこと、JR四国(快速マリンライナー)やJR東日本(飯田線からの直通)も該当します。
(d)記述の通りです。なお、りんかい線は地下鉄ではありません。
【配点】
(3)を選んだ場合は1つの選択肢を除いて正誤が分かったことを意味します。そのため、部分点5点が妥当と判断いたしました。

■10問中10問
205系、211系、213系それぞれに特殊ともいえる車両がありました。それらについての正しい記述は、以下の(a)~(c)のうちいくつ存在するか選んでください。
正しい選択肢のをお答えいただく問題です。
(a)205系には6ドア車が存在しています。当初は山手線で運行を開始しましたが、このとき編成全体の座席数が減ってしまうという弊害がありました。
(b)211系には2階建てグリーン車が存在します。この一部は113系電車からの改造車です。
(c)213系にはグリーン車が存在しました。この車両はマリンライナーで運用されていましたが、瀬戸大橋で海が見えるように座席が窓側を向くことが可能な仕様でした。
(1)全て誤り
(2)1つ正しい
(3)2つ正しい
(4)全て正しい

配点 (1)0点 (2)3点 (3)10点 (4)3点 
【正解】(b)、(c)が正しい記述ですから、「(3)の2つ正しい」が正解です。
【解説】
(a)「編成全体の座席数が減ってしまう」が誤りです。山手線に6ドア車が連結された際、10両から11両に増結されました。このため、増結された車両に座席が全くなくとも(朝時間帯の山手線は実際にそうでした)、編成全体の座席数がへることはありません。
(b)113系に連結されていた2階建てグリーン車(サロ124、サロ125)を211系に編入しました。このとき、211系の組み替えやE231系の新製投入などの複雑なやりとりがなされて、宇都宮線・高崎線にグリーン車を連結したことは大いに記憶に残るところです。
(c)記述の通りです。床面を高くすることも含めて、眺望に最大限配慮したことがうかがえました。ただし、日常的利用が主になったとのことです。



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