16年夏ドイツ鉄道旅行記~ミュンヘン中央駅での国際列車

ゴータ事件(※)を乗り越えて、ミュンヘンに着いた私。
※車両故障のせいで80分くらい遅れただけです。「着くだろう」とタカをくくっていました。



図1. ミュンヘン(München)の位置

ミュンヘン中央駅で通勤タイプの国際列車に出会いました。ザルツブルクは図1ではオーストリアの文字の「オ」のすぐ上に位置します。ギリギリオーストリアに入っている感じですね。

ミュンヘン始発ザルツブルク行きの近郊列車

写真1. ザルツブルクに向かう国際列車

ミュンヘン始発ザルツブルク行きの近郊列車(電光掲示板)

写真2. 国際列車の電光掲示板

ミュンヘンはケルンやベルリンなどと異なり、多国籍という印象を受けました。テロが起こったのがバイエルン州ということもあり、必要以上に警戒しながら宿泊先まで歩きました(駅の南側で「柄の悪い地域」とされていました)。そのため、この時は写真をあまり撮影していません。ホテルに向かうまでの道路では数人のアラブ人グループがタムロしていたので、警戒態勢はいやがおうにも高まります(私の警戒しすぎなのでしょうが、3週間前にミュンヘンでアラブ人によるテロが発生していました)。なお、絡まれることはありませんでした。やはり私の考えすぎかも知れません。きっと彼らは仲間内で楽しくやっていただけなのでしょう。
一応、ミュンヘン中央駅の南側に位置するホテルは避けたほうが良いでしょう(ただし宿泊したホテルには日本人女性もそれなりにいましたし、朝食も美味しかったです)。
ホテルに荷物を預けて、また駅まで戻り(そう、アラブ人グループの前を通過します)、トラムで中心部に出ます。中心部のビアホールで夕食を摂取した後、Sバーンで中央駅に戻ります。この時は20分間隔でした。どうやら線路工事をしていたようです。待たされて疲れました…。
中央駅に戻った私。「また、アラブ人グループの横を通るのか…」そのように憂鬱に考えていたときです。妙なものを見つけます。

ブダペスト行きのユーロナイト(電光掲示板)

写真3. 夜行列車の表示
そう、EN(ヨーロッピアンナイト)と呼ばれる夜行列車です。ブダペスト行き、ザクレブ行きの併結のようです。ブダペストは2つ隣の国、ハンガリーの首都、ザクレブは3つ隣の国、クロアチアの首都です。
この列車はオーストリアのザルツブルクでブダペスト行きとザクレブ行きを分割し、同時にウィーン始発のベネチア行き(EN237)を連結し、オーストリアのフィラハでザクレブ行きとベネチア行きを分割するようです。「ミュンヘンからベネチアには直接行けないが、乗り換えれば行ける」ということのようです。何だかすごいですね。
言っていることがわからない?強引に日本に置き換えてみましょう。
(A)東京始発岐阜経由高山行き
(B)東京始発神戸行き
(C)高山始発奈良行き
があるとします。東京-岐阜は(A)+(B)の連結運転、岐阜-京都は(B)+(C)の連結運転、東京から奈良には直接行けないが、岐阜から京都の間で(B)から(C)に乗り移れば行ける、そんな塩梅です。
そんなことを踏まえて実際の列車の様子を見てみましょう。

ユーロナイトの寝台車の表示(電光掲示板)

写真4. EN463列車の車内案内

おそらく寝台車と2等座席車があるのでしょう。1等座席はありませんが、1等座席に座るお金があるのなら、寝台に乗るのでしょう。よくわからない状態で撮影したため、詳細な解説は省略し、雰囲気を感じていただきましょう(世間ではこのような文章を無責任といいます)。

ユーロナイトの車両

写真5. 寝台車(ドイツ車ではない気がします)

ユーロナイトの個室寝台の車内

写真6. 寝台車(これは個室かな?)

ユーロナイトの寝台車の表示

写真7. いいから寝ろ、そんな意思表示を感じます

ユーロナイトの車両

写真8. ドイツ車だと思います

ユーロナイトの車両

写真9. どこの国の車両ですか?(マニアはそんなことが気になるのです)

ミュンヘンに佇む夜行列車

写真10. お尻を向けた様子

美しい機関車が停車中

写真11. 美しい電気機関車

私は夜行列車を見てテンションが上がり、そのままの勢いでホテルに帰ったのでした。アラブ人グループはまだいたような…。


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