隠れた景勝地ボッパルトから

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隠れた景勝地、ボッパルト。フランクフルトから直通の快速列車(RE)でわずか1時間半。そんなボッパルトではどのような景色が広がっているのでしょう?また、駅から景勝地まではどのようなアクセスなのでしょうか?私の実体験をお話しましょう。

素晴らしい景色を堪能して、ボッパルトに到着した私。
大荷物を持っていましたが、荷物を預けるコインロッカーは駅構内にはありませんでした。困りましたね…。
しょうがないので、そのまま大荷物を持ってリフト乗り場に向かいます。

簡単に駅からリフト乗り場までの地図を示します(図1)。水色のアイコンがある場所から、緑色の地点を目指します。

図1. ボッパルト駅(Boppard)駅からチェアリフト乗り場までの道中

この地図駅からライン川方向の出口に向かい、駅前のロータリーを通り抜け、正面の通りを左に曲がります。
※地図を見ますと、9号線(かな?)が近いように見えますが、駅から直接9号線に出られないのです。

左に曲がってから道なりに進み、しばらく進んだらまた左折します。左折したらそれっぽい雰囲気の場所に到達してリフトに乗ります。ここに荷物置き場が存在しましたが、荷物がコインロッカーに入らなかったので、直接交渉しました(地球の歩き方の「会話例」を棒読みしただけです)。このようなときに機転がきくのが私なのです。さすがですね(自画自賛、自作自演そんな声は聞きません)。荷物はきちんと預けてくれました。

ボッパルトの頂上側のリフト乗り場

写真1. リフト乗り場(頂上で撮影)

リフトに乗ると雄大な景色が広がります。ただし、私は高所恐怖症なので撮影できませんでした。
日本の観光用リフトと異なり、下に網がありませんでした。落ちたら確実に怪我、下手したら死だろうな、そう思いました。やはり日本ではなく海外なのですね。

リフトを降りたらこんな道を歩きます。

ボッパルトの遊歩道

写真2. 頂上付近の遊歩道

そして、なぞの樹木が現れます。

リフト乗り場付近の謎の樹木

写真3. なぞの樹木

こんなところを進んでいよいよ眺望の良いカフェに入ります。お昼前でしたので、席は空いていました(私が退席したときは混雑していました)。特に「いらっしゃいませ」などの案内はありませんでしたが、勝手に座りました。そのうちオーダーを取りに来ると思っていたのです(実際そうでした)。私はグラーシュを選択いたしました。おいしかったです。

席に座るとこんな場面に出くわしました(鉄道ブログですからね!)。

ボッパルト付近を行く貨物列車

写真4. 物流の動脈を行く貨物列車

この付近(フランクフルト-ケルン)の高速新線は貨物列車が通過できないことを前提に建設されています。そのため、貨物列車は在来線を通過するのです。この貨物列車はケルン方面に向かうものですね。

ボッパルトの雄大な景色

写真5. ボッパルトの雄大な景色

ボッパルトからの雄大なライン川

写真6. ライン川が蛇行する雄大な景色

「日本だったら川をショートカットさせるのかな?」と考えながら、線路の方向を見て食事をとっていました。列車が通過すると音がするので、そこから目を向けても遅くはありません。ローカル列車やIC、そして貨物列車などを観察しました。
そして、12:20ごろに席を立ち、リフトで麓に戻り、ギリギリのタイミングで12:51のローカル列車に間にあったのです。最後は走ってしまいました。リフトに乗る際、荷物を運搬するタイプの形式にぶら下がれたら無料と冗談で言われました。ドイツ人って意外と冗談を言うのですね。

この移動の前後を読みたい!

さて、この移動の前後はどこに行ったのでしょうか?

(前)16年夏ドイツ鉄道旅行記~フランクフルトからボッパルトへ(ライン川沿い)

16年夏ドイツ鉄道旅行記~隠れた景勝地ボッパルトから:今ココ!

(次)16年夏ドイツ鉄道旅行記~普通電車とICでボッパルトからケルンへ →

※それぞれ別ウィンドウで開きます。

参考リンク

今回、旅行した国、ドイツ。そのドイツを鉄道で旅行するうえでの基本的なノウハウをまとめました。

ドイツ鉄道旅行の基本情報

ヨーロッパの鉄道大国、ドイツ。そのドイツには多くの鉄道網が発達しており、とても楽しい旅行が楽しめます。そんなドイツの鉄道旅行の基本知識を丁寧に詳しくまとめました。
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