ノイシュバンシュタイン城

記事上部注釈
弊サイトでは実際に利用したサービスなどをアフィリエイトリンク付きで紹介することがあります

山の中腹にそびえるノイシュバンシュタイン城

写真1. ノイシュバンシュタイン城(ですよね?)

ノイシュバンシュタイン城の見学~旅行形態の検討

ノイシュバンシュタイン城に行くには、

1) フュッセンまで鉄道で移動し、そこからバスなどを使用する方法
2) 現地ツアーに参加する方法(外国人観光客が東京発着の鎌倉日帰りバスツアーに参加するようなもの)

があります。ここでは、私にしては珍しくツアーを選択しました(私は協調性はありません)。

ノイシュバンシュタイン城は有名なお城でありながら、キャパシティがそれほどありません。このことは、ものすごく待たされることを意味します。現地で待たされるだけならばまだしも、挙げ句の果てに入れないというリスクも存在します。それは嫌でしたので(他のスポットはそこまで人が多くないだろう、何とかなるだろう、そうタカをくくっていたのです)、現地ツアーに参加したのです。結果としては、城の内部の見学とバスによる移動のみ団体行動で他はフリーダムと私に合っていました。私は日本語ガイド付きのツアーにしました(ガイドは変なおっさんでしたが、案内はしっかりしていました)。
私が参加したツアーはノイシュバンシュタイン城見学、フュッセン散策(私はフュッセン散策はしていないです)、ヴィース教会礼拝が含まれているものでした。

ノイシュバンシュタイン城までの道中

前置きはこのくらいにして、道中を晒すことにしましょう。ミュンヘン中央駅構内で集合した一行はバスに乗ります。

中扉がある観光バス

写真2. 私の乗車したバス(観光バスなのに中扉があります!)

バスはのどかな風景の中を走ります。美しい景色は現地でご堪能いただくとして(何という言い訳!)、ガイドさんが興味深い話を聞かせてくれました。
a) ドイツではガイドは走行中座っていること(法律があるのです)
b) ノイシュバンシュタイン城は近代の建築であること(中世のお城ではないのです)

ノイシュバンシュタイン城の建築の経緯をガイドさんの話をベースに私なりにまとめました。
1) 19世紀後半のドイツは統一国家が存在せず、適当にやっていた(江戸時代の日本に通じるところがあります)
2) ミュンヘン地区を管理するバイエルン王国は、ドイツ統一戦争に負けてしまった
3) 戦争に負けたバイエルン国王、ルートビッヒ2世は現実逃避を始めて、「借金王に俺はなる!」と宣言し(ていないでしょうけど)、城作りに熱中する
4) ノイシュバンシュタイン城を建設したあたりから、周辺に「あいつ、頭おかしくね?」と疑われ、処理される
5) 国王を処理したあと、借金の根源、ノイシュバンシュタイン城を有料で開放し、借金返済を開始
6) 借金の根源が国の一大名所に
7) めでたし、めでたし

ガイドさんの説明よりもわかりやすくまとめたと自負しています(何か重要なものが抜けている気がします)。
バスは無事にお城近くの駐車場に停車し、お城の入場時刻まで自由行動して良いとお達しが出たのです(よく見るとみんなガイドさんの後を付いていきましたが、私は…)。

文章が続きましたので、道中で写した景色でも晒しましょう。

山の中腹に注目!

写真3. 自然豊かな景色の向こうにお城が見える

山の中腹にそびえるノイシュバンシュタイン城

写真4. お城に注目した構図

バイエルン州の田舎を走る連接バス

写真5. 連接バス

バイエルンに存在する有名な教会

写真6. 美しい教会(そこそこ有名な教会のようですが、名前をど忘れしてしまいました…)

ノイシュバンシュタイン城との出会い

バスを降りた私は、自由行動という建前(他の多くのツアー参加者はガイドさんに付いていったようです)で散策を開始いたしました。

図1. ノイシュバンシュタイン城周辺案内図(いつも通りgoogle地図をコピペ)

ノイシュバンシュタイン城は山の中腹にあります。山の麓から近くまで行く方法は3つあります。
a) 徒歩で山道を歩く
b) バス(ラッシュ並みの混雑で待ち時間も長い)で途中まで登る
c) 馬車で途中まで登る
私は環境を考慮して馬車を選択しました。馬車は頻発運転のようでしたので、麓を歩くことにしましょう。
麓にあるのはアルプ湖です。まずはこれを観察しましょう。

美しいアルプ湖

写真7. 麓にある美しい湖

アルプ湖に生息する水鳥

写真8. 美しい白鳥(ですよね?)

アルプ湖の水鳥たち

写真9. アルプ湖で出会った水鳥たち

水鳥との触れ合いを楽しんだところで、近くにある城(ホーエンシュヴァンガウ城)の近くまで向かいます。

ホーエンシュバンガウ城への入口

写真10. ホーエンシュヴァンガウ城の入口(だと思う)

ホーエンシュバンガウ城への道

写真11. ホーエンシュヴァンガウ城に近づく

ホーエンシュバンガウ城

写真12. ホーエンシュヴァンガウ城の全容

ホーエンシュヴァンガウ城に立ち寄る時間は与えられていませんので、馬車乗り場に戻ります。

ノイシュバンシュタイン城への馬車

写真13. エコな輸送手段、馬車(でもフン害に憤慨しないでね♥)

馬車では見知らぬ人と同乗し、ゆっくり進みます。もしかしたら歩くより遅いかも、そんな速度です。余談ですが、このときも他の自由時間もツアー参加者の姿は観察できませんでした。私はやはり協調性がないのでしょう。

馬車を降り、マリエン橋に向かいます。


図2. マリエン橋周辺

馬車を降りて、人々の後に続きます。人々の後に続けば着くだろう、そんな安易な考えで行動していたのです。私は黒で表示した道を歩きました(たぶんね)。

ふもとを見下ろす

写真14. 道中で山の麓を見下ろす

バイエルンの風情ある景色

写真15. バイエルン地区の美しい田園風景(ということにしましょう)

山道を歩きつつ、麓の美しい景色に見とれていました。すると、十字路が現れます。

マリエン橋とマリエン橋を眺める地点への分岐点

写真16. 変哲のない十字路(普通は左折しますが、私は直進しました)
変哲のない十字路ですが、ここを左に曲がると有名なマリエン橋に向かいます。しかし、私は直進しました。ここを直進するとマリエン橋ノイシュバンシュタイン城の両方を同時に眺められるスポットがあるのです。

マリエン橋とノイシュバンシュタイン城のコラボ

写真17. マリエン橋とノイシュバンシュタイン城のコラボ

写真17が「マリエン橋(とそこにたむろする有象無象)とノイシュバンシュタイン城のコラボ」です。なかなか美しいと思います。マリエン橋は有象無象が集結、この穴場エリアは人がほとんど存在しない、このようにわずかな違いでも全く人の流れが異なるものと改めて実感いたしました。
私も有象無象の1人であることは間違いないので(笑)、マリエン橋に向かいます。

人であふれるマリエン橋

写真18. やはり有象無象だらけのマリエン橋

ノイシュバンシュタイン城

写真19. 有名な構図

マリエン橋から眺める小川

写真20. 素敵な滝(マリエン橋から見えます)

ノイシュバンシュタイン城の見学コース集合場所

写真21. ノイシュバンシュタイン城入口

12:40に集合し、ここだけは団体行動に従いました(例え個人旅行であってもノイシュバンシュタイン城は見学時間が決められているのです)。城内部の写真撮影は禁止されているので残念ながらお見せできません。アウディオガイドに従い、慌ただしく見学したことは覚えています(アウディオガイドは日本語でした)。

この移動の前後を読みたい!

さて、この移動の前後はどこに行ったのでしょうか?

←(前)16年夏ドイツ鉄道旅行記~ミュンヘン中央駅での国際列車

16年夏ドイツ鉄道旅行記~ノイシュバンシュタイン城:今ココ!

(次)16年夏ドイツ鉄道旅行記~オーストリアへの入国とヴィース教会 →

※それぞれ別ウィンドウで開きます。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする