広島の中心の紙屋町に位置するホテルメルパルク広島。バスセンターに直結していることもあり、地味に交通アクセスも良好なホテルです。そんなホテルメルパルク広島に実際に宿泊しましたので、その様子をまとめます。
写真1. 原爆ドーム周辺から見たホテルメルパルク広島
ホテルメルパルク広島の感想まとめ
部屋の様子などは詳細なレビューは以下の章にまとめていますが、概要をまとめると以下の通りです。
・広島電鉄(路面電車)紙屋町西停留場、広島バスセンターに直結という交通の結節点に位置するのは魅力である
・中心街はもとより、原爆ドームや広島城のような観光地にも徒歩でアクセス可能な立地は魅力である
・部屋も清潔感があり、朝食も実質バイキングであり、特に不満がなかった
ホテルメルパルク広島のアクセス
ホテルメルパルク広島の位置を示します(図1)。
図1. ホテルメルパルク広島の位置(googleマップより引用)
ホテルメルパルク広島そのものは中心街にあり、中心街の停留場(いわば路面電車の駅)からすぐと良好な立地です。しかし、新幹線などで広島にやってくる人にとってはやや手間がかかります。紙屋町は広島駅からやや離れているためです。
実際には広島駅すぐの広島駅停留場から乗ります。
写真2. 広島駅南口にある広島駅停留場
広島駅で新幹線(私のように芸備線でやってくる人は少数派でしょう)を降りたら、南口に向かいます。改札を出て右手に曲がるのです。すると、前方左手に広島駅停留場があります。
写真3. 5号線に乗ってはいけない!
手前に5号線ののりばがありますが、そこはスルーします(写真3)。5号線は紙屋町を通らない系統です。
写真4. 1、2、6号線のりばから乗る
その奥の1号線、2号線、6号線のりばから乗ります。いずれも紙屋町停留場には行く系統です。ただし、実際に降りるのは紙屋町西か紙屋町東です。ホテルメルパルク広島に近いのは紙屋町西停留場です。1系統は紙屋町東停留場にとまるものの、紙屋町西停留場にはとまらないので、可能ならば避けたい系統です。
2号線と6号線は紙屋町東停留場、紙屋町西停留場の双方にとまります。広島駅の時刻表を見ると、2号線はだいたい10分間隔、6号線は15分間隔ですので、運が悪くても10分待てばやってきます。
写真5. 2号線の車両
2号線の車両は路面電車としては大きい車両です(写真5)。多くの交通系ICカードが利用できます。系統によって乗れるドアが1か所または2か所(2号線は全て2か所の車両)で運転されています。
紙屋町西(1号線に乗ったら紙屋町東)で降りて、ホーム前方まで向かいます。路面電車の停留場は道路の中央にあるので、右に向かい横断歩道を渡ります。すると、ホテルは目の前です。
ホテルメルパルク広島の内装
さて、実際の内装を見てみましょう!
客室内の様子
フロントなどよりも重要なのは、客室内です。その客室をご紹介しましょう。
写真6. ベッドがある
狭いながらも清潔感ある部屋です。ベッドが窓側にあり、窓からは外の景色を楽しめます(写真6)。広島電鉄の電車を眺めることができて良かったです!なお、ベッドの寝心地は良かったです。
写真7. ベッドの手前に補助机がある
ベッドの手前に補助机があります(写真7)。
写真8. テレビ台がある
テレビ台があります(写真8)。テレビの脇に電源もあり、モバイル等の充電も可能です。
写真9. テレビ台にはライトもある
テレビ台にはライトもあり、机で簡単な作業もできます(写真9)。
写真10. テレビ台をもう少し遠くから眺める
テレビ台をもう少し遠くから眺めてみます(写真10)。
写真11. 洋服掛けのスペースもある
洋服掛けのスペースも確保されています(写真11)。
写真12. 洋服掛けスペースの下の空間
洋服掛けのスペースの下には空間があり、ズボンプレッサーなどもあります(写真12)。
写真13. バスとトイレの様子
バスとトイレの様子です(写真13)。多くのビジネスホテルと同様、バスとトイレは同居しています。
写真14. 壁面はダークウッド
壁面はダークウッドカラーです(写真14)。この系統の色はポイントをおさえて使用すると、空間が引き締まります。
写真15. バスの様子!
バスの様子です。ビジネスホテルによくある、浴槽だけで洗うスペースがないタイプです。なお、ホテルメルパルク広島には大浴場がありませんので、入浴はこの空間で行う必要があります。
共用部分の様子
さて、全体的な雰囲気をつかむために共用部分の様子も紹介しましょう。
写真16. フロント周囲の雰囲気
フロント周囲です(写真16)。豪華な感じがあります。床は大理石調であり、カーペットではありません。足に厳しい面はありますが、静電気が発生しにくいというメリットもあります。
写真17. 廊下の様子
客室階の廊下です(写真17)。ここはカーペット敷きです。歩行音を軽減するためです。
写真18. バスターミナルからの経路
バスターミナルからも入ってみました(写真18)。バスターミナルからフロント階(1F)には直接つながっておらず、エレベータで1回、1Fに降りる必要があります。
写真19. 吹き抜けが素晴らしい
吹き抜けがあります(写真19)。個人的にはこのような空間は好きです。
また、朝食は定食形式です。感染症対策として、セルフサービスが排除された形です。ただし、ソーセージ1本からお替わりに応じてくれますので、朝食の量が足らないということはありません(実質的なバイキングともいえましょう)。なお、朝食は2Fのレストランで提供されました。落ち着いた空間でいただく朝食も良かったものです。
夕食ですか?外に食べに行きました。ホテルの南側にはアーケード街があり、そこに多くの飲食店が軒を連ねています。地方都市の傾向として、飲食店の閉店時間が早い傾向にありますので、夕食は早めに済ますことも重要です。
ホテルメルパルク広島に宿泊してみて
広島駅から離れていることが唯一の難点ですが、中心街に位置し(注.広島駅と中心街は離れています)、部屋も清潔でした。また、朝食も充実しており、量が不足する感じはありませんでした(食べ過ぎるという声もあるでしょうが、それは自己責任です)。
部屋が狭いことについてあれこれ言う人もいるでしょう。しかし、ビジネスにしろ観光にしろ、ホテルを寝るための空間と割り切っている人にとっては問題ありません。寝てしまえば部屋の広い・狭いということは関係なくなるからです。
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さて、前後ではどこに行ったのでしょうか?
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