朝の善光寺を楽しむ(アクセスを徹底紹介!)

記事上部注釈
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長野の観光名所の善光寺。夏の朝のお寺の風情は独特のものがあります。そんな善光寺を堪能しました。長野駅からのアクセスも詳細に記しています。

写真1. 善光寺の本堂

復習:善光寺の概要

まず、善光寺の概要を紹介しましょう。

善光寺の概要

・位置:長野県長野市

・営業時間:24時間
 ※本堂などの諸施設は別途制約あり

善光寺は長野県長野市にある寺で、長野駅の北方向に位置します(図1)。長野駅からのアクセスは後述しましょう。

図1. 善光寺の位置(googleマップより引用)

善光寺は24時間境内に入ることができます。ただし、早朝と夜間は本堂などの施設に入ることはできません。お寺さんの傾向として朝が早く、夜も早い傾向にあります。例えば、本堂の中に入れる時間帯は日の出~16:30です。

本堂に入るには500円が必要です。個人的には、観光に訪問したら、施設維持料として快く支出したいものです。

善光寺へのアクセス

では、その善光寺にはどのようにアクセスすれば良いのでしょうか。長野駅からのアクセスを2通り紹介します。

方法1:路線バスによるアクセス

写真2. 長野駅前のバスのりば一覧

長野駅から善光寺までは多くの路線バスが運転されています。基本的には長野駅善光寺口の1番のりば(JR長野駅の1番線ではない)にやってくるバスが善光寺まで直通します。30分間隔の路線、30~60分間隔の路線が重なり、一般路線バスは日中時間帯でも5~20分間隔で利用できます。

その日中時間帯には別途「びんずる」号が運転されています。びんずる号は15分間隔で運転されています。理論上ぐるりん号も利用可能ですが、ぐるりん号とびんずる号が同時刻に発車すること、びんずる号のほうが善光寺に近い場所により早く着くことから、ぐるりん号を利用する意味はないでしょう。

いずれにせよ、長野駅善光寺口の1番のりばからの発車です。早く来たほうに乗れば良いでしょう。

ぐるりん号とびんずる号の時刻表は1枚のPDFファイルにまとまっています(公式サイトへのリンクが開きます)

私は復路に利用しました。

写真3. バスの道中

善光寺方面から駅への道中の車窓を堪能しました。善光寺に近いほうの景色です(写真3)。落ち着いた感じがあります。

写真4. バスの道中

もう少し駅に近づいた場所からの撮影です(写真4)。路線バスだけあって勝手知った「通」が乗っている感じがあり、観光案内などはなされません。

写真5. バスの道中

駅に近づいた場所の風景です(写真5)。旧北国街道を進んでいます。

方法2:長野電鉄によるアクセス

こちらはもう少しマニアックなアクセスです。長野電鉄には「善光寺下」という駅があり、そこから善光寺まで歩くことができます。こちらのほうが私の脳裏に印象に残りました。それは「往路」で選択したためか、「鉄道」に触れ合ったためか、そのどちらかはわかりません。

図2. 善光寺下から善光寺までの経路(googleマップより引用)

写真6. 長野電鉄の長野駅

長野電鉄の長野駅はバス乗り場周辺にあり、地下の駅です(写真6)。

写真7. 長野駅地下ホームに向かう

改札を通り抜け、地下ホームに向かいます(写真7)。電光掲示板の時刻からわかるように、30分以上間隔が開くこともざらです。長野周辺では30分以内の運転間隔のパターンダイヤを採用することは礼儀とは思うのですが…。

写真8. 発車時刻表

発車時刻表が掲げられていました(写真8)。特急を除いて1時間に2本程度が運転されていますが、30分以上間隔が開くタイミングがあります。善光寺下には特急は停車しませんので、普通を選択する必要があります。

写真9. 長野電鉄の車両が停車中

長野電鉄の車両です(写真9)。どこかで見覚えがあるという人がいるとしたら、その人は観察眼が鋭いです。東急田園都市線で使われていた車両です。半蔵門線や東武伊勢崎線を利用していた人も見覚えがあるかもしれません。

写真10. 善光寺下に到着!

地下を走り、善光寺下に到着です。乗っていた普通信州中野行きが発車しました(写真10)。ながの市に隣接するなかの市というのも独特ですね。

写真11. 善光寺下から善光寺への道路

ていねいに駅から善光寺への経路が示されていました(写真11)。1本道を歩き、それっぽいところに着いたら、右に曲がるだけです。簡単ですね!

写真12. 善光寺への道中

善光寺への道中です(写真12)。坂を登るんですね、知りませんでした。

写真13. 善光寺への道中

善光寺への道中です(写真13)。周囲に長野電鉄で善光寺に向かう人はいませんでした。朝だし仕方ないね!

善光寺の境内を堪能する

さて、善光寺に到着しました。

写真14. 門前町が広がる

お寺さんの魅力といえば、門前町でしょう(写真14)。ただし、朝早いので多くの店が開いていません。

写真15. 善光寺の案内

善光寺の案内です(写真15)。全く予習していなくとも、この看板を見れば何とかなります!

写真16. 山門がお出迎え

山門が出迎えてくれます(写真16)。

写真17. 山門に近づいてみる

もう少し山門に近づいてみましょう(写真17)!1750年に建立され、古さを誇っています。

写真18. 本堂がそびえる

山門の奥には本堂があります(写真18)。1707年の建立で、かなり古い建物です。山門よりも43年も古いです。日本らしい「和」を感じます。

この中にも入れることができます。写真撮影不可のため写真はありませんが、荘厳な雰囲気で、単純にすごいと感じました。500円を支払ってでも、中に入る価値はあると思います。本堂にはお戒壇巡りというのもあり、暗い中を歩きます。以下の意味があります。

お戒壇巡りとは、瑠璃壇床下の真っ暗な回廊を巡り、中程に懸かる「極楽の錠前」に触れることで、錠前の真上におられる秘仏の御本尊様と結縁を果たし、往生の際にお迎えに来ていただけるという約束をいただく道場です。

引用元:本堂のご案内(善光寺公式サイト)

写真19. 本堂の周辺を歩く

せっかく来たのですから、本堂の周辺を歩いてみましょう!本堂の東側を散策します(写真19)。

写真20. お寺らしい静かな空間を歩く

お寺らしい静かな空間を歩きます(写真20)。日中になると人が増えるでしょうから、朝に散策する特権ですね。

写真21. 本堂の北側を歩く

本堂の北側を歩きます(写真21)。

写真22. 山門まで戻ってきた

山門付近まで戻ってきました(写真22)。

写真23. 仁王門を通って参拝終了!

仁王門を通って参拝終了です(写真23)。

善光寺に行ってみて

善光寺はとても荘厳な空間で、多くの人が善光寺に向かう意味が少しわかったような気がします。本堂の中は宗教施設らしくいつもの空間と異なる雰囲気でした。東洋でも西洋でも宗教施設が観光地として認識されていることを改めて実感したところです。

善光寺は無宗派のお寺とされています。そのため、仏教の宗派に関わらず訪問することができます。そんな点も善光寺の特性なのでしょう。

前後を読みたい!

さて、前後ではどこに行ったのでしょうか?

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※それぞれ別ウィンドウで開きます。

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