特急スーパーはくと(グリーン車)の乗車記(車内と車窓を紹介、京都→鳥取、22年GW)

記事上部注釈
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京阪神地方と鳥取県を結ぶ特急スーパーはくと。この列車にはグリーン車も付いており、優雅な旅行を満喫することもできます。ゴールデンウィークに実際に乗ってみました。

写真1. 京都に入線する特急スーパーはくと

復習:特急スーパーはくとの概要

まず、特急スーパーはくとの概要をまとめましょう。

特急スーパーはくとの概要
  • 運転区間:京都-倉吉(大阪、鳥取経由)
  • 所要時間:3時間30分程度(京都-倉吉、大阪-鳥取だと2時間40分程度)
  • 運転本数:1日6往復(京都-鳥取、鳥取-倉吉は1日5往復)
    ※これとは別に多客期には京都-鳥取に1往復増発
  • コンセント:あり

「特急スーパーはくと」は大阪と鳥取を結ぶ列車と考えて差しさわりありません。ただし、大阪や新大阪発着だと受益者が限定されるという側面があるのか、京都-大阪を延長運転している部分があります(これには京都発着の山陰線特急が城崎温泉までになった補償という側面もありましょう)。また、鳥取側でも鳥取-倉吉を延長運転しています。京阪神地区から米子地区への行き来は岡山経由がメジャーなので、鳥取県の米子までは運転しません。

京都-鳥取の運転間隔は基本的に2~3時間間隔です。ただし、大阪発15:25と鳥取発10:46は週末(金曜含む)や多客期のみの運転で、これが運転されない日は4時間のダイヤホールが開きます。この列車が運転される日は1日7往復、運転されない日は1日6往復です。

このほかに、「特急スーパーいなば」が岡山-鳥取で運転されます。新大阪-岡山を新幹線利用だと、新大阪-鳥取の所要時間は2時間40分前後なので、特急スーパーはくとが運転されない時間帯は特急スーパーいなばの利用も手です。

5両編成が基本で、1号車と2号車が自由席です。ただし、多客期は6両編成となり、増2号車が増結されます。この増2号車の読みですが、「まし」2号車です。JR西日本、智頭急行ともに車掌さんがこのように案内していました。

経路は京都-鳥取の経路は山陰本線経由ではなく、東海道本線、山陽本線、智頭急行と因美線経由です。東海道線~智頭急行ではカーブが少なく、速度を上げることができます。東海道本線、山陽本線(JR京都線、JR神戸線)を経由するので、京都・大阪・神戸と関西地区の重要な3都市を無理なく経由でき、複数の需要を1つの列車にまとめることも隠れたメリットでしょう。

特急スーパーはくとの車内

では、特急スーパーはくとの車内を紹介しましょう。私は混雑回避の観点でグリーン車に乗りましたので、グリーン車に関するものが中心です。

客室と座席の様子

まず、客室と座席を紹介します。

写真2. グリーン車の全景

グリーン車の全景です(写真2)。半室グリーンで横3列の座席配列もあいまって、コンパクトな空間の印象があります。90年代前半の車両なのか、照明の色は白色系で電球色ではありません。専門的にいうと、色温度が高いということです。

写真3. 1人席の様子

1人席の様子です(写真3)。どっしりとした赤黄系のシートです。

写真4. 2人席の様子

2人席の様子です(写真4)。

写真5. 2人席を横から眺める

その2人席を横から眺めます(写真5)。

写真5. 座って室内を眺める

座って室内を眺めます(写真5)。照明が直接照明ではなく、間接照明なのがポイントでしょうか。90年代に流行したデザインのように感じます。

写真6. 壁は木目調

壁は木目調です(写真6)。進行方向に向かって座っているときの左右の壁は白色系のものですが、前に広がる壁は木目調です。全方向が白色系だと味気ない、でも全方向が茶色のような濃い色だとくどい、そこで一部のアソートカラー(配合色)に変化をつけたのでしょう。

写真7. 座席背面の様子

座席背面の様子です(写真7)。足のせが目立ちます。

写真8. 足のせをひっくり返した

足のせをひっくり返しました(写真8)。これで、靴を脱いだ状態でくつろげることができます。

写真9. テーブルを展開

テーブルを展開しました。なお、インアームテーブルは使用不可とされています。インアームテーブルは向かい合わせにしたときに使用するものですが、感染症対策という建前で向かい合わせが奨励されないので、インアームテーブルの意味はないとされているのです。

写真10. 足元には電源がある

足元には電源が備わっています(写真10)。昨今の高速バスは充電設備が備わり、それがない鉄道車両は競争力が低下しているという声もあります。しかし、「特急スーパーはくと」は充電設備もあり、高速バスに劣りません。

写真11. 荷棚は航空機と同様のタイプ

荷棚は航空機と同様のタイプです(写真11)。見た目はすっきりしています。

写真12. 荷棚の中には鏡はない

ただし、荷棚の中には鏡がなく、荷物忘れには注意です。

写真13. 床はカーペット敷き

床はカーペット敷きです。色味は灰色系でそこまで主張は激しくありません(写真13)。

デッキ周辺の様子

デッキ部分の様子も紹介しましょう。

写真14. デッキの扉

デッキの扉です(写真14)。白色系のカラースキームと思いますが、経年で汚れていますね…。

写真15. デッキの様子

デッキの様子です(写真15)。壁の低い部分に茶色・壁の高い部分に白色という配色です。

写真16. 自動販売機も完備

自動販売機も完備されています(写真16)。

写真17. 通路は長い

グリーン車のデッキの通路は長いです(写真17)。

写真18. 洗面所の様子

洗面所の様子です(写真18)。私の偏見でしょうが、国鉄からグリーン車には洗面所付きにすることが必須条件であるように感じます。もっとも、この車両はJR西日本の車両ではなく、智頭急行のものです(特急スーパーはくとの車両は智頭急行のものです)。

写真19. 洗面所の様子

その洗面所の様子を別アングルからも撮影してみました(写真19)。鏡があるので、正面から撮影するのは困難です(私のアホ面をさらすわけにはいきません)。

写真20. 洗面所の陶器にもこだわっている

洗面所の陶器にもこだわっています(写真20)。

写真21. トイレの様子

トイレの様子です(写真21)。

写真22. トイレの様子

トイレの様子を別の角度からも撮影しました。必要最小限のきれいなトイレという感じですね。

写真23. トイレの様子

さらに別のアングルからも撮影しました(写真23)。

京都から鳥取までの車窓を楽しむ

京都から鳥取の車窓を楽しみましょう!

ステージ1. 幹線を走る(京都→上郡)

私は「スーパーはくと」に京都から乗りました。始発駅からの乗車です。

写真24. 京都の発車標

京都の発車標です。京都線(東海道線)の特急列車は6・7番のりばから発車します。ただし、朝時間帯は新快速電車も6番のりばから発車します。

写真25. ホームに多くの人が並ぶ

ホームに多くの人が並んでいます(写真25)。特急スーパーはくとに多くの人が並んでいると錯覚しますが、実際には先発の新快速電車に乗る人たちです。

写真26. 東側の引上線から入ってきた

東側の引上線から入ってきました(写真26)。先発の新快速電車の後に入線しますので、始発にかかわらず、京都の停車時間はそこまでありません。どうせなら、7番のりばに入線させればもう少し早く乗りこめるので、もったいなく感じます。

普段は5両編成ですが、この日は6両編成に増結されていました。増結される車両は2号車と3号車の間に連結されていましたので、増2号車と呼びます。私は「ぞう」2号車と思っていましたが、「まし」2号車と呼んでいます。

写真27. もう1枚!

もう1枚撮影してみました(写真27)。

写真28. 阪急の線路がある

席について落ち着いている間に京都を発車しました。ここは阪急と並走している区間です(写真28)。

写真29. 高槻付近を走行中

高槻付近を走行中です(写真29)。京都の次は新大阪にとまりますので、新快速電車が停車する高槻も通過です。

写真30. 複々線区間を走る

複々線区間を走ります(写真30)。この複々線は草津(京都ではない!)-西明石に伸びており、日本一の長さを誇ります。

写真31. 快速と並走

快速と並走します(写真31)。スーパーはくとの新大阪着は9:14、快速の新大阪着は9:15です。複々線区間だからこそ実現するダイヤです。でも、特急スーパーはくとの京都→新大阪の所要時間24分は新快速電車の23分よりも長く、やや不可解です。新快速電車と異なり高槻を通過するのですから、2分程度スピードアップできそうです。

写真32. 貨物駅の横を通過!

貨物駅の横を通過します(写真32)。東海道線が物流上重要な役割を担っていることを実感します。

写真33. 新大阪に停車!

新大阪に停車します(写真33)。東京・名古屋方面との重要なジャンクションなので停車しているのでしょう。もっとも、姫路でも接続できますが…。

写真34. 新大阪を発車!

新大阪を発車しました(写真34)。

写真35. 淀川を渡る

淀川を渡ります(写真35)。個人の体験談ですが、昼行の特急列車でこの橋を渡るのは初めてです。

写真36. 環状線方面の貨物線が分岐

大阪環状線方面の貨物線が分岐します(写真36)。この区間には阪和線や紀勢本線の特急列車が走ります。将来的になにわ筋線に移行するのでしょうか。

写真37. 阪急の駅がある

阪急の大阪梅田駅があります(写真37)。これを見ると、大阪に近いことを実感します。

写真38. 大阪に停車!

大阪に停車します(写真38)。ホームの反対側に見えるのは宝塚線の快速です。ここで6分停車し、グリーン車もそこそこ埋まりました。西日本第一の大都市の需要は相当のものです。

写真39. 大阪を発車!

大阪を発車しました(写真39)。新しいビルが建造中でしょうか。大都市のダイナミックさがわかります。

写真40. 普通電車を抜かす!

普通電車を抜かします(写真40)。「普通」の種別幕の下が青色なので、宝塚線に入らず、神戸方面に向かう系統であることがわかります。

写真41. 尼崎を通過!

尼崎を通過します(写真41)。

写真42. 宝塚線(福知山線)が分岐!

宝塚線(福知山線)が分岐します(写真42)。

写真43. 山が近づいてきた

山が近づいてきました(写真43)。神戸は海と山が近い場所ですので、車窓から眺める山も近いのです。

写真44. 阪急が並走!

三ノ宮に近づくと阪急が並走します(写真44)。あちらも10分間隔で特急と普通を走らせ、利便性はなかなかのものです。

写真45. 三ノ宮に停車!

三ノ宮に停車します(写真45)。いつの間にかホームドアが付いたのですね!ここでの乗り降りは大阪ほどではないと記憶しています。

写真46. 神戸貨物駅を通過!

神戸貨物駅を通過します(写真46)。物流の中継点としてこのような貨物駅は重要です。

写真47. 須磨付近を走る

須磨付近を走ります(写真47)。

写真48. 山陽電鉄が見える

山陽電鉄が見えます(写真48)。とまっているのは、阪神車です。

写真49. 日本子午線の都市、明石を通る

日本標準時刻は東経135°を基準に定められています。その東経135°線が通る場所の1つが明石です。日本子午線ともよべる存在です。つまり、明石では太陽が南中するのは常に12:00なの…ではありません。ケプラーの法則によると、地球の公転の速度は一定ではなく、南中時刻に差が生じるのです。

写真50. 明石に停車

明石に停車します(写真50)。ここでもホームドアが付いています。JR西日本にはロープ式ホームドアを備えた駅が多いですが、ドア位置がそろっていない列車が混在する路線には良い方策です。

写真51. 西明石を通過

西明石を通過したところです(写真51)。ここで複々線から複線に変わります。西明石では線路別複々線から複線に立体交差なしで変わりますので、微妙にダイヤ作成上のネックです。

写真52. 住宅街を走る

西明石から複線に変わり、本数も減りました。とはいえ、すぐに風景が一変することありません。住宅街を走ります(写真52)。

写真53. 少しのどかな風景になってきた

少しのどかな風景に変わってきました(写真53)。

写真54. 市川を渡る

市川を渡ります(写真54)。姫路に近づいてきました。

写真55. 東姫路を通過

東姫路を通過します(写真55)。最近の駅名ではなさそうなものですが、2016年開業と比較的新しい駅です。

写真56. まもなく姫路!

まもなく姫路です(写真56)。三ノ宮よりも構内が広く、兵庫県代表の駅と言われても違和感はありません。

写真57. 姫路に停車!

その姫路に停車します(写真57)。東京方面からの接続も可能ですが、接続も良くなく(姫路着9:46/姫路発10:22)、乗りかえ客はそこまで見かけません。大阪から姫路まで56分と新快速電車の63分より早いですが、5駅通過の割には早くありません。ゆっくり目に走っているようにも感じました。

写真58. 姫路を発車!

姫路を発車しました(写真58)。阪神車が見えます。ここで民鉄電車は見納めです。

写真59. のどかな風景を走る

のどかな風景を走ります(写真59)。

写真60. 川を渡る

夢前川を渡ります(写真60)。

写真61. 山の上に建物がある!

山の上に建物がありました(写真61)。これは何だろう?

写真62. 川を渡る

川を渡ります。車窓の良いアクセントですね。

写真63. 相生を通過!

相生を通過します(写真63)。相生は新幹線接続駅ですが、拠点性はないので通過です。

写真64. 有年を通過!

有年を通過します(写真64)。「うね」と読み、難読駅の1つでしょう。

写真65. のどかな風景を走る

上郡までは関西地区の電車が乗り入れ、いちおうアーバンネットワークに入っている印象もありますが、末端ということもあり、のどかな風景です(写真65)。

写真66. のどかな風景を走る

のどかな風景を走ります(写真66)。

写真67. 上郡に到着!

上郡に到着です(写真67)。京都から上郡までは東海道本線・山陽本線という大幹線を走ります。この先、上郡からはローカル線を走ります。上郡から智頭まではJR線ではなく、智頭急行です。乗務員交代のための停車という性質もありましょう。ただし、上郡で降りる人もいくらか確認でき、決して停車は無駄になっていないはずです。

ステージ2. ローカル線を走る(上郡→鳥取)

上郡から智頭急行線に入ります。

写真68. 智頭急行線の案内

智頭急行線の案内が掲げられていました(写真68)。

写真69. 智頭急行線に入る

そうしているうちに、智頭急行線に入りました(写真69)。

写真70. ぐいぐい加速する

ぐいぐい加速します(写真70)。智頭急行線は鳥取への短絡線という位置づけで近年に建設されていますので、線形は比較的良好です。

写真71. のどかな風景が広がる

のどかな風景が広がります(写真71)。

写真72. 千種川沿いを走る

千種川沿いを走ります(写真72)。

写真73. 千種川沿いを走る

千種川沿いを走ります。鳥取・倉吉方面行きだと進行方向右側でこのような風景が楽しめます。

写真74. のどかな風景が広がる

のどかな風景が広がります(写真74)。

写真75. 千種川沿いを走る

千種川沿いを走ります(写真75)。

写真76. 姫新線と並走

姫新線と並走します(写真76)。私のイメージでは姫新線の姫路方から入る線形でしたが、実際には津山方から入ります。

写真77. 佐用に停車!

佐用に停車します(写真77)。ここで上りの特急スーパーいなばとすれ違いました。

写真78. 佐用にJR車が停車していた

その佐用のJR線ホームにはJR車が停車していました(写真78)。姫路方で活躍する車両(122系気動車)と末端部分で活躍する車両(120系気動車)の双方がお出ましでした。

写真79. 姫新線と分かれる

姫新線と分かれます(写真79)。

写真80. 佐用川を渡る

佐用川を渡ります(写真80)。

写真81. のどかな風景を走る

のどかな風景を走ります(写真81)。4月末、緑の美しい季節です。

写真82. 小川を渡る

小川を渡ります(写真82)。

写真83. 自然と家の調和

自然と家が調和している風景です(写真83)。この記事を執筆しているときに、まるで絵画のような風景と思いました。

写真84. 緑が美しい

緑が美しいです(写真84)。岡山県に入ったからか、家の瓦が赤いようにも見えます。

写真85. 山あいを走る

山あいを走ります(写真85)。

写真86. 大原に停車!

大原に停車します(写真86)。先ほどの佐用は兵庫県でしたが、ここ大原は岡山県に位置します。

写真87. 大原を発車!

大原を発車しました(写真87)。

写真88. 川と山のコントラスト

川と山のコントラストが美しいです(写真88)。山の緑をよく見ると、黄緑に近い色の葉っぱが明るく(明度が高く)、青緑に近い色の葉っぱが暗い(明度が低い)ことに気が付かされます。ナチュラルハーモニーとはよく言ったものです。

写真89. 絵になる光景

絵になる光景が再び展開します(写真89)。

写真90. このような光景が広がる

このようなのどかな風景を走ります(写真90)。そんな中でも特急スーパーはくと号は高速で駆け抜けます。高速性が特急スーパーはくと号、ひいては智頭急行線の生命線なのです。

写真91. 鳥取県に入った

鳥取県に入りました(写真91)。

写真92. まもなく智頭!

まもなく智頭です(写真92)。ここ智頭で智頭急行は終了し、再びJR西日本の線路を走ります。

写真93. 智頭を発車!

智頭を発車しました(写真93)。ここからは因美線です。

写真94. 風景に近い

智頭までの智頭急行は「高規格路線」ということでほとんどが高架区間でしたが、因美線は古くからのローカル線なので、地平区間が主体です。そのため、地域に近い場所を走ります(写真94)。

写真95. 緑を眺める

山の緑を眺めながら走ります(写真95)。個人的所感となりますが、桜が散ってから紅葉になるまでの季節は緑が美しく、車窓も楽しいです。

写真96. 川沿いを走る

川沿いを走ります(写真96)。千代川でしょうか。

写真97. のどかな風景を走る

のどかな風景を走ります(写真97)。ただし、「のんびり」と走るわけではありません。先に述べたように、特急スーパーはくと号は高速性が命だからです。

写真98. 若桜鉄道が近づいてきた

若桜鉄道が近づいてきました(写真98)。若桜鉄道はローカル線ですが、鳥取直通もあります。第3セクター鉄道といえども、単独で生き残るのではなく、ネットワーク性が重要なのです。

写真99. 郡家に停車!

郡家に停車します(写真99)。「こおげ」と読みます。

写真100. 徐々に住宅が広がってきた

徐々に住宅が広がってきました(写真100)。鳥取県は田舎のイメージがありますが、鳥取市は人口18万人程度有し、東京でいうと、立川市と同等の人口があるのです。

写真101. 住宅街を走る

住宅街を走ります(写真101)。とはいえ、この区間の普通列車は2時間程度開きます。30分間隔にしても罰は当たりません。

写真102. 新袋川を渡る

新袋川を渡ります(写真102)。

写真103. 山陰本線が見えてきた

山陰本線が見えてきました(写真103)。向こうは立派な高架区間ですが、こちらよりも特急列車の本数は少ないです。

写真104. まもなく鳥取!

まもなく鳥取です(写真104)。私を含む多くの乗客が降りる準備を始めました。

写真105. 鳥取に到着!

鳥取に到着しました(写真105)。

特急スーパーはくとに乗ってみて

今回、特急スーパーはくと号に乗ってみました。大型連休なのか、だいぶ車内はにぎわっていたように感じました。ただし、設定本数は1日6往復(繁忙期は1日7往復)と、そこまで多くありません。智頭急行線内での速度は目を見張るものがありましたが、東海道本線や山陽本線内では「流して」走っていたように感じました。

特急スーパーはくと号は速度こそ命です。「流して」走ることでその価値を下げるのは良いことではありません。例えば、京都-大阪は2分、大阪-上郡で3分程度スピードアップは可能でしょうし、そうするべきです。また、日中時間帯でも2時間間隔に戻し、最低限の利便性を確保するのも最低限のマナーです。可能であれば、特急スーパーいなばと合わせておおよそ1時間間隔で走らせ、関西地区からは毎時1本程度の利便性を確保してもらいたいものです。

ここまで辛口のコメントをしてしまいましたが、特急スーパーはくと号の高速性と快適性は満足できるものがあります。個人的に特急スーパーはくと号の乗車は初めてですが、もっと早く堪能しておけば良かったという思いもあります。そして、これからも特急スーパーはくと号が多くの人に愛されることを願うものです。

前後を読みたい!

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