宮島(厳島)を楽しむ(アクセスも紹介)

記事上部注釈
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日本三景の宮島(厳島)。風景明媚な場所ながらも、アクセスが便利な場所でもあります。そのアクセスや風景の美しい場所も紹介します。

写真1. 展望台から瀬戸内の島々を眺められる

宮島(厳島)の位置とそのアクセス

写真2. 宮島口で降りる人々

まず、宮島の位置とアクセスを紹介します。

広島から宮島までのアクセス概要
  • JR広島駅(JR山陽本線、所要時間25分)宮島口(フェリー)宮島
  • 広島市内(広島電鉄2系統)広電宮島口(フェリー)宮島

広島駅からであればJRが便利。広島市中心部からであれば広島電鉄が便利

図1. 厳島(宮島)の位置(googleマップより引用)

厳島(いつくしま)は広島県南西部にある島です(図1)。宮島とも呼び、安芸の国(広島県)にあることから「安芸の宮島」と呼ぶこともあります。ただし、安芸の厳島と呼ぶことはありません。厳島、宮島、安芸の宮島のいずれでも問題ありません。

その宮島へのアクセスは宮島口(本州側にある駅名)からのフェリーが一般的です。2社のフェリーがありますが、いずれも公称15分間隔(繁忙期は10分間隔)で運転され、どちらも予約不要で乗りやすいです。

広島市内から宮島口へは2通りのアクセス方法があります。1つはJR山陽本線で広島駅(なりその近辺の駅)からアクセスする方法、もう1つは広島市内から広島電鉄の2系統に乗って広電宮島口に向かう方法です。

JRの場合、広島駅で山陽本線の普通電車または快速電車で宮島口に向かいます。日中時間帯でもだいたい15分間隔で運転され、そこまで待ちません。広島駅には多くの行先の電車がやってきますが、「宮島口・岩国方面」か「宮島口方面」と案内される電車に乗れば問題ありません。広島駅から宮島口駅まで25分程度です。運賃は420円とされますが、もしも手元の乗車券が「○○→広島市内」と書かれ、広島駅などで降りない場合、宮島口で精算するのは200円で済みます。これは、広島市内の駅に五日市までが含まれ、五日市-宮島口の運賃だけで済むからです。

写真2. 広電宮島口は新しい駅舎を建設中

広島電鉄は路面電車のような存在です。そのため、広島駅から広電宮島口までは70分程度かかります。ただし、紙屋町などの広島市中心部に直結しており(JR広島駅は広島市中心部から離れています)、広島市中心部から広電宮島口まで53分程度です。広島電鉄のほうが本数が多く、日中でも10分間隔で運転されます。広島電鉄の時刻表を示しましたので、都合に合わせてご活用ください。広島電鉄の時刻表は西広島-広電宮島口は各駅が掲載され、広島駅-西広島は主要電停のみの掲載なのは、前者と後者で路線が異なるためですが、乗客としてはそこまで深入りすることもありません。

なお、フェリーの様子は後述します。

実際に宮島に向かう

さて、実際に向かってみましょう。

図2. 宮島口駅からフェリーへのアクセス(googleマップより引用)

宮島口駅からフェリーへのアクセス経路を示しました(図2)。駅を出たらまっすぐ向かうだけなのでとても簡単です。駅の出入口も1つだけであり、その意味でも迷いません。

写真4. 宮島口駅を出る

宮島口駅を出た場面です(写真4)。目の前に道路が広がり、少し遠くに目を向けると海が見えます。

写真5. 宮島にはコンビニはない

宮島にはコンビニはありません。このコンビニエンスストアは親切に教えてくれます(写真5)。この意図は「だからここで買い物をしましょう」ということでしょう(私はそれを無視しました)。

写真6. フェリーのりばに近づいた

フェリーのりばに近づいてきました(写真6)。

写真7. フェリーのりば

そのフェリーのりばです(写真7)。

写真8. フェリーは2社共存

そのフェリーは2社共存です(写真8)。JR系と地域資本系の2つがあります。両者のサービスレベルは同等に感じますが(地域資本系は充電可能です)、JRのほうが混んでいます。やはり知名度には負けるのでしょうか。

写真9. JR系のフェリー

JRには連絡船がいくつかありましたが、現在はここに残るだけです(写真9)。これはこれで貴重な存在です。この船を撮影したということは…。

写真10. 地域資本系のフェリー

私は地域資本系のフェリーを選択しました(写真10)。なお、両者ともに交通系ICカードを利用可能です。このときはJR系、地元資本ともに10分間隔で運転され、両者は5分ずれていたので、もはや5分間隔です。平日の山手線と同じ運転間隔です。

写真11. 本州から離れる

本州から離れます(写真11)。

写真12. 本州側の住宅街が見える

本州側の住宅街が見えます(写真12)。日本の有力な地方都市の広島から電車で25分程度の場所であれば、それなりに人口が集積しています。

写真13. 宮島が見える

宮島が見えます(写真13)。いやおうなしにワクワクさせられます。

写真14. JRの船とすれ違う

JRの船とすれ違います(写真14)。全国チェーンのJRブランドが選ばれるのか、あちらが混んでいます。

写真15. 宮島が近づく

その宮島に近づきます(写真15)。

写真16. 多くの人が待っている

多くの人が待っています(写真16)。このように混んだ風情も良いものです。待たされなければ…。

帰路はJRを選択しました。

写真17. JRの連絡船

JRの連絡船です(写真17)。宮島からの「帰り」からなのか、往路よりもデッキに立っている人は少なかったです。

写真18. 船内からの風景

船内からの風景です(写真18)。私もデッキに立っていませんでした。

写真19. 朝から人がびっしり!

朝から船を待つ人でぎっしりです(写真19)。大型連休の宮島の人気がうかがえます。

宮島の観光名所3か所

宮島の個人的な観光名所3か所を紹介しましょう。

厳島神社

宮島といえば厳島神社です。6:30~18:00しか開いていませんが、時間外でも通路以外の場所に立ち入ることができます

図3. 厳島神社への経路(googleマップより引用)

フェリーのりばを降りて右手に進みます(図3)。

写真20. 参道を進む

参道を進みます。ここに門がありますが、歩行者は通ることができます(写真20)。

写真21. 海沿いの参道を進む

海沿いの参道を進みます(写真21)。

写真22. 鳥居が見える

鳥居があります(写真22)。これが見えればもう少しです。

写真23. 参道を歩く

参道を歩きます。

写真24. 厳島神社が見える

厳島神社が見えました(写真24)。さて、厳島神社に入ってみましょう。

写真25. 美しい厳島神社

朱が印象的な神社です(写真25)。

写真26. 木の通路を歩く

木の通路を歩きます(写真26)。

写真27. 朱が美しい

朱が美しいですね(写真27)。

写真28. 朱色の通路を歩く

朱色の通路を歩きます(写真28)。

写真29. 海のほうを眺める

海のほうを眺めます(写真29)。

干潮の時間帯に神社と海の間を散策しました。

写真30. 神社を眺める

海側から神社を眺めます(写真30)。

写真31. 一部は海水が入っている

全てが陸地というわけではなく、一部は海水がありました(写真31)。海水の上にある建物、保守が相当大変そうですね。少なくとも鉄はすぐにさびてしまいます(厳島神社は木造ですが)。

写真32. 大鳥居は工事中

朱が印象的な大鳥居、のはずですが工事中でした(写真32)。

写真33. 工事中の鳥居を眺める

工事中の鳥居を眺めます(写真33)。

宮島ロープウェイ

宮島にはロープウェイがあります。これに乗って、山中にのぼることができます。

図4. 宮島ロープウェイの経路(googleマップより引用)

ロープウェイは楽しい乗りものです。しかし、輸送量が小さく、繁忙期には待たされます。私は大型連休の平日に向かいましたが、休日は予約が必須となる場面も見られます。特に感染症対策と称した人数制限があるとその傾向が顕著です。多客期にはこのような馬鹿げたオペレーションを中止するべきです。

写真34. 参道を歩く

参道を歩きます(写真34)。位置関係としては、フェリーのりばから厳島神社に向かい、さらにその先に宮島ロープウェイがあります。

写真35. 店が多くある

このあたりまでは店が多くあります(写真35)。

写真36. 佐々木八重子の店

途中に佐々木八重子の店がありました。経営者が変わったら、店名はどうするのだろう?

写真37. 宮島ロープウェイの看板が見える

宮島ロープウェイの看板が見えます(写真37)。ただし、ここからが長いです。

写真38. 赤い橋を渡る

赤い橋を渡ります(写真38)。

写真39. 紅葉谷公園を歩く

紅葉谷公園を歩きます(写真39)。

写真40. 大変な行列

大変な行列があります(写真40)。15:08に行列に並び、ロープウェイに15:32に乗りましたから、24分も待ったことになります。6人乗りでしたから私の前には144人いたことになります。定員の8人まで乗っけていれば、単純計算で18分待ちまで緩和されました(現実には時間当たりの流入人数を考えねばならず、もっと待ち時間は減ります)。

写真41. ロープウェイがやってきた

ロープウェイがやってきました(写真41)。

写真42. ロープウェイから眺める風景

ロープウェイから眺める風景です(写真42)。

写真43. 美しい風景

美しい風景です(写真43)。

写真44. 途中で乗りかえる

途中で乗りかえます(写真44)。ここまでは循環式でしたが、ここからは交走式です。大型の1台が低頻度でやってくる運行形態です。

写真45. 左側に海が広がる

左側に海が広がります(写真45)。

せっかくロープウェイに乗ったので、展望台に行ってみましょう!

図5. 獅子岩 展望台の位置(googleマップより引用)

ロープウェイから近い場所にあるので、アクセス良好ですね!

写真46. 美しい瀬戸内の風景

瀬戸内の風景を満喫できます(写真46)。多島の光景です。諸外国であれば、ギリシャがその例でしょうか。

写真47. 美しい瀬戸内の光景

美しい光景です(写真47)。海の色が異なるのは、光線の関係です。順光方向でないので反射光が目に入るのです。

写真48. 美しい瀬戸内を眺める

美しい瀬戸内を眺めます(写真48)。

写真49. 江田島方向を眺める

江田島方向を眺めます(写真49)。

宮島歴史地区

宮島歴史地区という名称は私が勝手に名付けたものです。

図6. 宮島歴史地区の位置(googleマップ)

「宮島歴史地区」は厳島神社の裏手にあります。厳島神社の出口の近くですので、迷うこともありません。

写真50. 風情ある通り

風情ある通りです(写真50)。「宮島歴史地区」の正式名称は柳小路です。

写真51. 小川沿いを歩く

小川沿いを歩きます(写真51)。

写真52. 由緒ある松がある

由緒ある松があります(写真52)。

写真53. 知識がないとありがたみはない

知識がないとありがたみがありません(写真53)。

写真54. 風情ある通り

風情ある通りです(写真54)。

写真55. 昔の家屋が残る

昔の家屋が残ります(写真55)。日本の有名な観光地はいずれも日本風の家屋が多く残っているように見えます。

写真56. 東側を眺める

東側を眺めます。私は東側から西側に向かっていましたが、多くの人は西側から東側に向かうので、この光景が目に入るかもしれません。

写真57. 小川が分岐していた

小川が分岐していました(写真57)。

宮島に行ってみて

宮島。そこは日本三景の1つに数えられ、厳島神社の素晴らしさがクローズアップされます。確かに厳島神社は素晴らしく、一見の価値があります。しかし、宮島の見どころは厳島神社ばかりではなく、ロープウェイや展望台から楽しめる風景、そして厳島神社の裏手にある宮島歴史地区を見逃してはなりません。

このほかにも宮島に入るまでのフェリーも楽しめる要素です。フェリーは待っても15分間隔です。広島から気軽に行ける素晴らしい観光地ということを改めて認識しました。

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