名古屋の中心部から遠くない場所にある、ホテルヒルトン名古屋。宿泊するとなると、立地や客室の様子が気になります。実際に宿泊してみましたので、簡単に感想をまとめてみました。
写真1. ホテルヒルトン名古屋の外装は奇をてらったものではない
ホテルヒルトン名古屋の感想まとめ
・栄と名駅(名古屋駅)の中間に位置し、周囲もそれなりに発達している
※最寄りの伏見駅からもそう遠くありません。
・客室も洗練されていて、快適な時間を過ごせる
・伏見からは地下鉄2路線が通っており、名古屋市内へのアクセスも便利である
ホテルヒルトン名古屋の場所
まず、立地を紹介します。いろいろと説明するよりも、googleマップをご覧いただいたほうが早いでしょう(図1)。
図1. ホテルヒルトン名古屋の位置(googleマップより引用)
公式サイトでは「伏見駅」下車7番出口から徒歩約3分とされていますが、実際には5分程度かかります。えてして公式サイトの数字は短く見積もりがちですので、そんなもんと受け止めましょう。
伏見駅といってもピンと来ないかもしれません。「地下鉄の駅ならば同じでは?」と思う人がいるかもしれませんが、伏見駅にやってくる地下鉄路線は、名古屋駅と栄という名古屋の2大繁華街を通る東山線です。もちろん、東山線だけではなく、鶴舞線という路線も通っており、意外と守備範囲が広い路線でもあります。
また、周辺は名古屋のビジネス街でもあり、出張利用というシチュエーションにも合致するでしょう。さらに、愛知県北部の観光地犬山にも地下鉄鶴舞線で乗りかえなしで向かえる(※)という強みもあります。
※鶴舞線は犬山まで達していませんが、名鉄犬山線と相互直通運転をしています。直通電車でなくとも上小田井で同じホームで乗りかえるだけです。
ホテルヒルトン名古屋の室内
ホテルヒルトン名古屋の評価を左右するのは客室本体です。そこで、客室を眺めてみましょう!
ベッドルームの写真
まずは、ベッドルームの写真を紹介しましょう。
写真2. 素晴らしい客室
客室に入ってみましょう(写真2)!意外と広く、下手したら私の住宅よりも広い印象を受けました。そして、機能的で快適そうな空間です。
写真3. 快適そうなベッド
快適そうなベッドです(写真3)。事実、よく寝られました。そして、間接照明がイカしていますね!
写真4. ベッドとソファの間の空間
ベッドとソファの間に空間があります(写真4)。この空間にも間接照明があり、イカした空間を演出しています。
写真5. ソファが広がる空間
ソファが広がります(写真5)。ここでくつろぐも良し、荷物を置くのも良し、という感じでしょうか。
写真6. テレビもおしゃれ
旅先でもテレビジョンで情報を入手することもあるでしょう(私はNHKの気象情報を重宝しています)。そのテレビジョンもきちんと備わっています。とはいえ、テレビジョンを置くと急に空間が安っぽくなるのも事実です。そのテレビジョンを上手に空間に融合させています(写真6)。
写真7. テレビ周辺
そのテレビ周辺です(写真7)。テーブルとソファが独立してあり、簡単な仕事などもはかどります。
写真8. 電源環境もばっちり!
電源も多くあり、電話機の充電、デジカメの充電など、就寝中にやるべき作業がきちんとできます(写真8)。この他にも電源があるので、その点も心配不要です。
収納関係
旅行中はどうしても大荷物になってしまいます。その荷物を収納するスペースはあるのでしょうか。簡単に収納関係を紹介します。
写真9. 荷物入れがある
荷物入れがあります(写真9)。中の空間と違和感がないように扉がついています。ただし、忘れ物には注意したいものです。
写真10. 上着もかけられる
上着もかけられます(写真10)。スーツで仕事を終えた後に私服に着替えて街に向かうにもちょうど良い設備です。
写真11. 金庫もある
金庫も備わっています(写真11)。連泊する際に貴重品を預けるには良い設備です。ただし、私は1泊しかしていないので、金庫は活用していません…。
水回り関連
ホテル選びで意外と重要なのが水回りです。その水回りを見てみましょう!
写真12. 清潔感あるトイレ
清潔感あるトイレです。トイレまでイカしている空間が広がります(写真12)。少し安いホテルですと、ベッドルームと水回りで空間の感じが異なりますが、ホテルヒルトン名古屋はそのようなことはありません。
写真13. 洗面所も素敵な空間
トイレ、洗面所、シャワールームが同じ空間に共存しています。トイレと洗面所が同居していますが、洗面所も素敵な空間です(写真13)。
写真14. 大理石で作られた洗面所
洗面所のアップです(写真14)。大理石でできていると思え、上質な空間に一役買っています。
写真15. シャワールームはバスタブ付き
シャワールームは湯舟がついています(写真15)。ただし、体を洗うスペースがありません。とはいえ、大浴場があるので、部屋のシャワールームを使う機会はあまりないかもしれません。
写真15. シャワールームの別アングル
写真16. シャワールームの別アングル
シャワールームを別アングルでも撮影してみました(写真15、写真16)。ゆっくり風呂に入りたい人は大浴場に行ってほしいという意図なのか、必要最低限の清潔感ある設備が備わっている印象です。
共用設備の紹介
ホテルでメインに過ごすのは客室ですが、共用設備がチープだと気分が落ちてしまいます。では、共用設備はどうでしょうか。簡単に紹介します。
写真17. フロントの光景
フロントの光景です(写真17)。素晴らしいの一言に尽きます。豪華なホテルという感じです。ただし、床はセラミックであり、カーペットではありません。これは一見良くないように見えますが、冬場に静電気が発生しにくいというメリットがあります。
写真18. エレベータの内装
写真19. エレベータの内装
エレベータの内装です(写真18、写真19)。エレベータの速度も速く、豪華な内装です。昔のデパートという感じでしょうか。
写真20. 客室階の廊下(エレベータ前)
客室のエレベータ前の廊下です(写真20)。ここはカーペットが敷き詰められています。乾燥する時期には静電気に注意したほうが良いかもしれません。
写真21. 客室階の廊下
このような廊下が続きます。非常に落ち着いた空間です。
このほかに、大浴場やトレーニングルームも完備されていました。旅先でトレーニングもどうかと思いますが、利用した人もいることでしょう。
ホテルヒルトン名古屋の感想のまとめ
名古屋市の中心部にありながら、まったく別空間のような豪華な空間が広がるホテルヒルトン名古屋。「ヒルトン」と聞くだけで身構えてしまいましたが、入ってみたら非日常の空間が広がり、心身ともにリラックスできました。
いつもこのような豪華なホテルに宿泊するとお金がいくらあっても足りません。しかし、時々の旅行であればこのような贅沢も良いものでしょう。