伊豆急行の拠点駅:伊豆高原の様子

記事上部注釈
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伊豆急行の拠点駅といえば、伊豆高原です。ここには車両基地もあり、伊豆急行の途中駅で唯一の待避可能な待避と行き違いの両方が同時に可能な駅です。その様子を観察しました。気楽な観察日記ですので、肩の力を抜いてお読みください。

251系スーパービュー踊り子(伊豆高原)

写真1. スーパービュー踊り子のすれ違い

伊豆高原駅の概要

伊豆高原駅の概要を紹介します。

図1. 伊豆高原の位置(googleマップから引用)

ここは特急停車駅です。ここは上り線が1番線、下りが3番線です。その間の2番線に待機するための線路です。駅の西側に「駅前」が広がっており、駅の東側には車両基地が存在します。また、駅舎の上に足湯があります。この足湯から車両基地を眺めることができます。ただし、私は撮影し忘れました…。ずっと、ロイヤルエクスプレスが車両基地にいました。年末年始だからこそ、客単価の高い列車を運転して「稼ぐ」ようにすれば良いのに、と思います。

余談ですが、となりの城ヶ崎海岸駅よりも標高は低いです。となりの「海岸」駅よりもこちらの「高原」駅のほうが標高が低いということです。

スーパービュー踊り子のすれ違い

図2. 駅南側の踏切(googleマップから引用)

その時、私は伊豆高原駅南側の踏切に立っていました(図2の中央付近)。

251系スーパービュー踊り子(伊豆高原)

写真2. スーパービュー踊り子が停車中

ちょうど特急が停車していました(写真2)。伊豆特急の看板列車であるスーパービュー踊り子です。スーパービュー踊り子1号ですね。ちょっと停車時間が長いですね。スーパービュー踊り子は最優先だと思いますが…。

251系スーパービュー踊り子(伊豆高原)

写真3. 上りの特急がやってきた

やはり、上りの特急がやってきました(写真3)。スーパービュー踊り子どうしであれば最優先どうしなので、片方が待つこともありえますね。

251系スーパービュー踊り子(伊豆高原)

写真4. 特急が並ぶ

こうして、251系どうしが並びました(写真4)。4編成しかない系列のうち2編成がここに集結したのですね。そう考えると、貴重な光景のように見えます。

251系スーパービュー踊り子(伊豆高原)

写真5. 下り特急が発車した

さきほどよりも下り特急が少しだけ手前に動いたことがわかると思います(写真5)。

251系スーパービュー踊り子(伊豆高原)

写真6. 特急が踏切を通過した

特急が踏切を通過しました(写真6)。

入れ替え電車の動き

私が踏切に立っていたときです。ちょうど踏切に入れ替え電車がやってきました。

写真7. 車両基地から電車がやってきた

車両基地から電車がやってきました(写真7)。でも、特急が発車するのにどうするのでしょうか。

写真8. 特急が通過するまで待機

そう、特急が通過するまで待機するのです(写真8)。

写真9. 特急が行ったら動き出した

特急が行ったら、動き出しました(写真9)。どこまで動くのでしょうか。

写真10. 踏切の伊豆急下田寄りに停車した

そう思ったら、踏切の伊豆急下田寄りに停車しました(写真10)。ここで1回停車して、再び駅構内に入るのでしょう。

写真11. 伊豆高原駅構内に向かう

写真12. 伊豆高原駅構内に向かう

やはり、そのとおり、進行方向を変えて駅構内に向かいます(写真11-12)。

写真13. 駅構内に入った

そうして、駅構内に入りました(写真13)。この車両が伊豆高原から客扱いをするのでしょうか。

古い車両がいた!

古い車両である100系がいました。

写真14. 100系の全景

写真15. 100系の前面

2ドア、ボックスシートという観光地にふさわしい仕様です。現在は4ドアの8000系が地域輸送を担っています。オリジナルの新車を導入できないので、しょうがない一面があります。313系1000番台あたりであれば、この路線に合いそうですよね。

伊豆高原を2面4線に改造して、ここで上下列車の交換と緩急結合を同時に実施すれば良さそうです。伊東を同様な構造にするのも手でしょうが、伊東は1番線が駅正面に面していますので、2面4線にすると伊東駅利用者が不便になってしまうためです。伊豆高原は橋上駅舎ですから、2面4線にする(乗客にとっての)デメリットはありません。私が見た限りでは、特急はそれなりに乗っていましたし、伊豆高原より北側は人口がそれなりに多い印象を受けました。そのため、特急60分間隔(シーズンは30分間隔)、普通は30分間隔(伊豆高原以南は60分間隔)とするなど、伊豆急行の利便性を高めて欲しいものです。伊豆急行には交換駅が多いのですから、この程度の本数はさばけることでしょう。要員の問題があるのであれば、都市型ワンマンの導入などの策があるでしょう。

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コメント

  1. ぽありん より:

    伊豆高原駅が伊豆急行の途中駅で唯一の待避可能な駅と書かれていますが、伊豆急では2線しかない駅でも両方の線に上下の場内信号機と出発信号機が設置されており、待避可能な駅があります。

    • tc1151234 より:

      ぽありんさん、コメントありがとうございます。

      単線鉄道だと2線しかなくとも一概に待避可能でないという事実を忘れていました。確かに、行き違いを犠牲にすれば、このような駅で待避可能ですね。ただし、そうした場合は反対方向の列車のダイヤの制約が一気に上がってしまいますね…。