ベルリンの目抜き通りともいえる、ウンター・デン・リンデン周辺を観光しました。有名な教会のベルリン大聖堂や、ベルリンで美しい広場も訪問しています。
ウンター・デン・リンデン
ウンター・デン・リンデンとは?
図1. ウンター・デン・リンデン周辺(googleマップより引用)
ウンター・デン・リンデンはベルリンでいうところの銀座といえる場所です(よね)?ベルリンを象徴する大通りで、ブランデンブルク門からベルリン大聖堂まで伸びています。上図の中央を左右に伸びる通りで、左側がブランデンブルク門ですね(図1)。ベルリン大聖堂のあたりからは、通りの名前が変わるようです。地球の歩き方先生ではわざわざこの通り周辺の拡大図を用意しているほどです。
ウンター・デン・リンデンを眺める
では、そのウンター・デン・リンデンの雰囲気を味わってもらうことにしましょう。私は東側からブランデンブルク門に向かって歩きました。順番に紹介することにしましょう。
写真1. U5号線の延長工事中
地下鉄5号線がアレクサンダー広場から東側に、地下鉄55号線がブランデンブルク門から西側に、それぞれ伸びています。これをウンター・デン・リンデンの地下を通って、結ぶ計画があり、実際に工事が進んでいます(写真1)。いつになったら完成するのだろう…。
写真2. 運河を渡る
ベルリンの中心部にはシュプレー川が流れています。ウンター・デン・リンデン通り付近だけなぜか支流に分かれている箇所があります(下流側でまた合流します)。その支流を渡ります(写真2)。シュプレー川からの景観は別の機会に紹介しましょう。
写真3. オペラハウス前の広場
通りを進むと、左手に広場が見えてきました(写真3)。後で調べてみますと、オペラハウスだそうです。いちいち美しい建物です。私の公演はいつになるのだろう(注.私はオペラ経験はゼロです)。
写真4. フリードリヒ通りと交差する
もう少し進みますと、フリードリヒ通りと交差しました(写真4)。遠くに駅が見えますが、これがフリードリヒ通り駅です。遠くといっても、300~400m程度です。この駅も中心部に近いのに、長距離列車が停車しない…。これは北側を見ている構図ですが、南側に向かうとチェックポイントチャーリーにたどり着きます。
写真5. 夕日に照らされて美しいウンター・デン・リンデン
写真6. 夕日に照らされて美しいウンター・デン・リンデン
せっかくなので、ウンター・デン・リンデンそのものも撮影してみました(写真5-6)。私は夕方に西側に向かって歩いていましたので、そのまま撮影すると逆光になってしまいます。そのため、順光となる東側に向かって撮影しました。つまり、ブランデンブルク門側から見た光景です。
写真7. 雨上がりが美しいウンター・デン・リンデン
ブランデンブルク門に近づいてきました。ここでも1枚撮影です(写真7)。あれ、ブランデンブルク門は?ブランデンブルク門については別途記すことにしましょう。
ベルリン大聖堂
では、ベルリン大聖堂も見学してみましょう。前回の旅行でも訪問していますが、再訪したのです。
写真8. 美しいベルリン大聖堂
写真9. 美しいベルリン大聖堂
ベルリン大聖堂とは?
ベルリンのミッテ区にあるホーエンツォレルン王家の記念教会で、ベルリン=ブランデンブルク=シュレージシェ・オーバーラウジッツ福音主義教会に属し、ルター派の礼拝をおこなっている大聖堂である。ひときわ目を引くドームが印象的な建物である。
引用元:wikipedia
簡単にいうと、ドームが印象的なプロテスタント(キリスト教の宗派)の教会で、ドイツで一番大きいプロテスタントの教会です。入場料は7ユーロだと記憶しています。戦争で被災し、1993年に再建されています。東ドイツ時代は全く再建されていないのですね。
大聖堂の中を堪能する
私はプロテスタントの教会についてのうんちくもなく、昔の建築様式についての知識もないため、ここではああだこうだとコメントいたしません。荘厳な雰囲気を感じていただきましょう。
写真10. ベルリン大聖堂の素晴らしい内部
写真11. ベルリン大聖堂の素晴らしい内部
写真12. ベルリン大聖堂の素晴らしい内部
写真13. ベルリン大聖堂の素晴らしい内部
写真14. ベルリン大聖堂の素晴らしい内部
写真15. ベルリン大聖堂の素晴らしい内部
ベルリン大聖堂の内部は素晴らしいものです。写真にするとあまり伝わりませんが、荘厳な様子が伝わります(写真10-15)。地球の歩き方先生によると、礼拝等の際は入場不可となっています。つまり、ベルリン大聖堂はただの観光名所ではなく、現役の教会として機能しているのです。
ベルリン大聖堂からの展望を楽しむ
ベルリン大聖堂の魅力は、荘厳な内装だけではありません。高いところからの眺望も1つの魅力です。その魅力を楽しむことにしましょう。
写真16. 展望台へのセキュリティチェック
なぜかセキュリティチェックというか、バーがありましたが、そのまま進めます(写真16)。私も自信ありませんでしたが、現地人(と思う)が入っていたのでついていきました。頂上に登るとまずは屋根裏部屋に通じそうで、「通行禁止」と言われそうでしたが、1本道なので進みます。そしたら、ちゃんと展望台に着きました。
写真17. 北東方向を眺める
写真18. 北方向を眺める
まずは、アレクサンダー広場方向を眺めます(写真17-18)。こちらは旧東ベルリンともいうべき団地群が目立ちますね。ナウい団地群ともいえましょう。
写真19. 北西方向を眺める
次に、北西方向を眺めましょう(写真19)。シュプレー川が美しいですね~ともいえる風景ですが、私は見つけてしまいました!ベルリン市街線(ベルリン市内を東西に貫く鉄道)とトラムの存在にです。さて、拡大してみましょう。
写真20. Sバーンがやってきた
この区間を通るSバーンは10分に3本です。そのため、すぐにSバーンを撮影できました(写真20)。さすがに、ICEまでは待てませんでした。人も多いので、ある程度素早く場所を明け渡す必要があるのです。
写真21. トラムを眺める
トラムが行き交う様子も確認できました(写真21)。おそらくハーケーシャーマルクト駅前でしょう。
写真22. ウンター・デン・リンデン(西)方向を眺める
写真23. 再建中のベルリン王宮(南方向)を眺める
さきほどご紹介したウンター・デン・リンデン方向も眺めてみました(写真22-23)。重厚な建物が多くあることがわかります。ベルリン王宮も再建されています(写真23)。戦後、東ドイツ政府が取り壊したものを再建しているのです。ソ連からの圧力ソ連の意向に自主的に従ったためでしょう。
写真24. 東方向を眺める
シュプレー川の向こう岸に歴史的建造物と団地が混在している独特な空間を見ることができます(写真24)。「歴史的な街並じゃなきゃいや」という旅行者の気持ちもあるのでしょうが、地元には地元の事情があります。そこを含めて楽しみたいものです。
ジャンダルメンマルクト
ウンター・デン・リンデンの南(ちょうどチェックポイントチャーリーとの中間)には、ジャンダルメンマルクトというベルリンで一番美しい広場が存在します。そこに向かいましょう。
図2. ジャンダルメンマルクトの場所(いつも通りgoogleマップからの引用、手抜きですね)
ジャンダルメンマルクト(Gendarmenmarkt)の位置を示します(図2)。地図の中央に位置するのがジャンダルメンマルクトです。ウンター・デン・リンデンは地図のやや上側に左右に伸びる黄色の通り、チェックポイントチャーリーは地図の下中央部のKochstraße(Uバーンの駅)付近です。Stadtmitte駅(U2とU6の2路線)から歩くと行けるでしょう。
チェックポイントチャーリーからジャンダルメンマルクトに向かう
上の紹介で、Stadtmitte駅(U2とU6の2路線)から歩くと偉そうに述べましたが、私はスケジュールの都合上、チェックポイントチャーリーから徒歩で向かいました。せっかくなので、その行程をお見せしましょう。
写真25. シャルロッテン通りと交差する
チェックポイントチャーリーで有名な小屋が見える交差点を東に進みます。すると、最初の大きな交差点があります(写真20)。ここはシャルロッテン通りとの交差点です。ここを左に曲がり、北に進みます。そしたら、ずっと道なりに歩きます。
写真26. ベルリンの美しい街並
写真27. ライプツィガー通りと交差する
美しい街並を堪能しつつ、大きな通りと交差します(写真27)。ここの団地群は圧巻ですね。この通りをわたって良いかも疑問に思ってしまいますが、渡りましょう。
写真28. ベルリンの美しい街並
このような美しい街並を観察します(写真28)。それにしても、通りの真っ当な写真を撮影してませんね…。
写真29. ジャンダルメンマルクトのドイツドームの出現
このように道を歩きますと、突然とても美しい建物が出現します。これがジャンダルメンマルクトのドイツドーム(Deutscher Dom)です。これが見えたら、到着です。
ジャンダルメンマルクトの優雅な空間を楽しむ
ここではとやかく申しません(情報を調べるのが面倒になったわけではありません)。美しい空間をご覧いただきましょう。
写真30. ジャンダルメンマルクトの美しい広場
写真31. ジャンダルメンマルクトの美しい広場
写真32. ジャンダルメンマルクトの美しい広場
写真33. ジャンダルメンマルクトの美しい広場
写真34. ジャンダルメンマルクトの美しい広場
写真35. ジャンダルメンマルクトの美しい広場
写真36. ジャンダルメンマルクトで気持ちよさそうに寝る人々
写真37. ジャンダルメンマルクトの美しい広場
美しい広場もさることながら、気持ちよさそうに寝る人とそのためのスペースが印象に残りました(写真37)。なんだかんだ言っても、ベルリンはそれなりに安全な都市であると実感いたしました。
ベルリンの観光名所を見てみましょう!以下のページにまとめています。
ベルリン観光のおすすめスポットとモデルコース(18年ベルリン観光)
ベルリン観光では、前後でこれらを観光しました。
←(前)ベルリンの壁:チェックポイントチャーリーと気球(18年ベルリン観光)
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