カイザー・ヴィルヘルム教会と戦勝記念塔の観光(18年ベルリン旅行記)

記事上部注釈
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ベルリン市中心部の西に位置するカイザー・ヴィルヘルム教会と戦勝記念塔。これらは近い場所にあり、いっしょに訪問するのが便利です。そんな2つの場所を訪問しました。

両者の位置

図1. カイザー・ヴィルヘルム教会と戦勝記念塔の位置

簡単に位置関係を示しました(図1)。ピンが3本あると思いますが、左のピンは動物園駅、右上のピンは戦勝記念塔、そして中央(といっても動物園駅に寄っていますが)のピンはカイザー・ヴィルヘルム教会です。動物園駅から教会まではとても近いことがわかります。

カイザー・ヴィルヘルム教会を訪問する

ベルリン動物園駅に降り立ちました。

ベルリン動物園駅構内

写真1. ベルリン動物園駅構内

ここで写真を撮るなというジェスチャーを運転士に受けた気がしますが、大きく気にしないことにします。気づいたのですが、車掌がいないように見えます。

ベルリン動物園駅周辺の景色

写真2. ベルリン動物園駅周辺の景色

そうして、ベルリン動物園駅の外に出ました(写真2)。ここから歩いて教会に向かいます。それほど遠くありません。

カイザー・ヴィルヘルム教会(外観)

写真3. ネオロマネスク様式が美しいカイザー・ヴィルヘルム教会

そうこうして、カイザー・ヴィルヘルム教会に着きました(写真3)。変な形にしているのは、戦争の空襲で先端が破壊されたためです。どこかの原爆ドームと同じ発想です。

カイザー・ヴィルヘルム教会(外観)

写真4. ネオロマネスク様式が美しいカイザー・ヴィルヘルム教会

正面に向かったつもりですが、入れませんでした(写真4)。クーダム通り沿いから入れました。動物園駅(ツォー駅)からですと、教会をまわりこんで、逆側の大きな通りに抜ける必要があります。

カイザー・ヴィルヘルム教会(内部)

写真5. カイザー・ヴィルヘルム教会(内部)

内部は現役の教会ではなく、単なる土産物スペースと化していました。それでも、天井の造作など眼を見張るものがあります(写真5)。

戦勝記念塔を訪問する

戦勝記念塔へのアクセス

次に、戦勝記念塔を訪問しました。戦勝記念塔付近には駅はありません(SバーンのTiergarten駅からはやや歩きます)ので、100番系統のバスで向かうのが最も便利です。
公式サイトの路線図と地図がありますので、こちらもご参照ください(別ウィンドウで開きます)。

ベルリン西部の美しい街頭

写真6. ベルリン西部の美しい街頭

このあたりにビキニ・ベルリンというショッピングセンターがあります。試しに入りましたが(ただし私が興味あるショップはない)、ハンモックがあり、そこで寝られるのだろうか、ということを考えました。もっと見るべきところがあるようにも思いますが…。

カイザー・ヴィルヘルム教会の前からバスに乗ります。観光ガイドでは2階建てバスが広く紹介されていますが、実際には低床式のバスが多く使用されています。私は2階建てバスには当たりませんでした。私は100番のバスが来ないことに業を煮やして、200番のバスに乗車しました。近くにたどり着けます。Nordische Botschaften/Adenauer-Stiftungでバスを降りたようです。なお、200番のバスでは戦勝記念塔の前Großer Sternには停車しませんので、注意しましょう。

ティアガルテンの美しい緑

写真7. ティアガルテンの美しい緑

バス停から目的地まではティアガルテンの中の通りを歩かねばなりません。ティアガルテンの中心に戦勝記念塔がありますので、ティアガルテンの中を歩けばたどり着けます。でも、今考えると迷わずに正確な停留所で降りて、そしてまっすぐ行けた自分が不思議です。幼い頃から家の近所の道を覚えるとかそんなことばかりしていたからかな?

堂々たる戦勝記念塔

写真8. 堂々たる戦勝記念塔

そんな私の身の上話はともかくとして、堂々たる戦勝記念塔を眺めます(写真8)。ここはロータリーの中心に戦勝記念塔があります。では、どのように入るのでしょう?答えは、ロータリーの一部分から中心部に向かう地下道があり、そこからアクセスするのです。入口の1つが6月17日通り(ブランデンブルク門が見える通り)にあります。

戦勝記念塔を楽しむ

戦勝記念塔に関する基礎知識をまとめました。興味がない人は、下の囲みは無視してください。

戦勝記念塔の基礎知識

戦勝記念塔の基礎知識を確認しましょう。

戦勝記念塔はデンマーク戦争での勝利を記念して建設されました。デンマーク戦争とは、簡単にいうと現在のドイツ北部とデンマーク南部の領有権がどちらにあるかを示すために行われた戦争です(wikipedia先生の情報を超簡単に要約)。

この後、ヒトラー時代に現在の場所に移されます。皮肉なことに現在の場所に移転して以降、ドイツは戦争に勝っていません。そんな記念塔なのです。

イライラする自動車の大群

写真9. イライラする自動車の大群

戦勝記念塔前の広場に立ってみましょう。すると、クラクションが鳴っていることに気づきます。イライラする自動車の大群が見えます(写真9)。パトカーも止まっていますし、何か事件でしょうか?

健康に気を使う市民が走る

写真10. 健康に気を使う市民が走る

しばらく様子を見ていましたら、マラソンを行う大群が見えました(写真10)。このために自動車の通行を止めていたようです。

堰を切ったように自動車が走る

写真11. 堰を切ったように自動車が走る

マラソンの大群が去った後は、自動車の通行止めが解消されていました。自動車の大群がなだれ込みます(写真11)。私はたまたま200番のバスを選択しましたが、渋滞に巻き込まれませんでした。結果的には正解だったようです。私の日頃の行いの良さが反映された結果でしょう。

このような風景を見たら、塔の上に登りましょう!

塔の中腹からベルリン市街線を眺める

写真12. 塔の中腹からベルリン市街線を眺める

塔の中腹からも景色を眺められます(写真12)。ここではやはりベルリン市街線に目が向いてしまいます。ちょうど電車がきましたから、撮影させていただきました。

塔の頂上まで途中に存在する腰掛け

写真13. 塔の頂上まで途中に存在する腰掛け

さらに頂上を目指して登ります。途中に腰掛けがありましたから、休憩します(写真14)。この腰掛けは数箇所ありましたが、頂上に近づくにつれてどんどん狭くなりました。最終的には1人がけになっていました。

戦勝記念塔の頂上

写真14. 戦勝記念塔の頂上

戦勝記念等の頂上まで登りました(写真14)。けっこうおっかない構造です。高所恐怖症なので、足元を見ずに遠くを見ることにします。

美しいティアガルテン

写真15. 美しいティアガルテン

美しいシュプレー川

写真16. 美しいシュプレー川

美しいティアガルテンとベルリン市街線

写真17. 美しいティアガルテンとベルリン市街線

このように、美しい景色を堪能したのです(写真15-17)。遠景を堪能したら、下に戻り100番のバスに乗ったのです。

なかなか2階建てバスはやってこない

写真18. なかなか2階建てバスはやってこない(100番系統じゃない…)

前後を読みたい!

ベルリンの観光名所を見てみましょう!以下のページにまとめています。

ベルリン観光のおすすめスポットとモデルコース(18年ベルリン観光)

ベルリン観光では、前後でこれらを観光しました。

←(前)ブランデンブルク門(2018年ベルリン観光)

(次)シュプレー川の遊覧船に乗る:クルーズ体験(2018年ベルリン観光)→

※別ウィンドウで開きます。

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