デュッセルドルフから成田まで航空機に乗る(18年GW)

記事上部注釈
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ヨーロッパ旅行の最後を締めくくるのが航空機です。デュッセルドルフから成田への国際線の搭乗記のみならず、デュッセルドルフ国際空港へのアクセス方法も述べています。

デュッセルドルフ空港

図1. デュッセルドルフ国際空港駅の位置

デュッセルドルフ中央駅からSバーンに乗って、デュッセルドルフ国際空港に到着しました。
※長距離列車の駅は異なる場所にあります。この点は後述します。デュッセルドルフ国際空港には近距離駅と遠距離駅があるのです。

写真1. 国鉄駅から空港への入口

国鉄駅は地下にあります。そのホームから地上に上がると、空港への連絡通路を渡ります。ここで注意することは、鉄道駅と空港ターミナルは道を1本はさんでいることです(写真1)。

写真2. 空港の入口から国鉄駅の方向を振り返る

その入口から国鉄駅の方向を振り返ります。私とは逆にデュッセルドルフ国際空港に着くように行動する人は、この扉を進めば良いわけです。ただし、土曜・休日は30分間隔であることに注意しましょう。また、遠方に向かうこともできません(基本はSバーンのみの発車です)。

写真3. 美しいターミナルビル

このように、ターミナルビルに入ることができました。

長距離駅とのアクセス.スカイトレイン

空港の近距離駅はSバーンのみ乗り入れています。一方、少し離れた場所に遠距離駅があり、ここにはSバーンの他に長距離列車も乗り入れています。空港本体と遠距離駅を結ぶのがスカイトレインです。このスカイトレインに関することを簡単にレポートします。

写真4. ターミナルビルのすぐ近くにスカイトレインが乗り入れる

空港のターミナル(航空会社のカウンターがあるところ)のすぐ近くにスカイトレインが乗り入れています(写真4)。これは日本の鉄道会社も見習うべきでしょう。例えば、りんかい線と東海道貨物線を直結させて、近くの羽田空港(遠距離)駅からこのようなシャトルを羽田空港の航空会社のカウンター近くまで結ぶということです。

写真5. スカイトレインが到着!

時間があったので、スカイトレインのホームまで行ってみましょう(そればっかり)。スカイトレインが入線してきました(写真5)。

写真6. スカイトレインの路線図

スカイトレインの路線図を見てみましょう(写真6)。ターミナルビルと遠距離駅(写真の右側)を結んでおり、途中の駐車場付近にもアクセスできることがわかります。

写真7. スカイトレインの運賃

スカイトレインの運賃を表示させてみました(写真7)。どうやら1.6€のようです。だいたい200円内外といったところでしょうか。

写真8. スカイトレインの運転間隔

肝心の運転間隔はどうなのでしょうか。これをみると、0:45~3:45以外は5分間隔で運転されていることがわかります。それも平日・休日の区別なくです。

なお、デュッセルドルフ中央駅からデュッセルドルフ空港(遠距離)駅までは、RE(快速列車)だけでも毎時03分(RE5)、06分(RE2)、21分(RE1)、26分(RE19)、36分(RE11)、45分(RE3)、54分(RE6)と、最大15分待ちにしか過ぎません。この他に、SバーンやICE(毎時1本ベース)がやってきます。このICEはベルリン直結です。このように遠距離駅の利便性が高いために、私が降りた駅は閑散としていたのでしょう

このターミナルビルの中央付近にレストランがあり、ここでピザを食べて出国審査に向かいました。出国審査のゲートを出ると店はありませんので、食事は出国審査の前に済ませましょう。

また、デュッセルドルフ国際空港は館内放送は全然なく、羽田空港のように「フランクフルト行き203便ご搭乗のお客さまは~」という案内もなされません。これがドイツと日本の違いなのでしょう。

国際線に乗る

いよいよ国際線への搭乗です。

写真9. ANAの機体が見える

待合室からANAの機体が見えます(写真9)。これからの快適(でもないか)な空の旅に期待できますね!

写真10. 連絡通路を進む

写真11. 連絡通路を進む

いよいよ搭乗です。連絡通路を進みます(写真10-11)。

写真12. いよいよ離陸

席に着きました(写真12)。12時間のフライトが開始されるのです。

写真13. ドイツの風景が遠ざかる

離陸しました(写真13)。ドイツというかヨーロッパの景色を上から眺めることができます。往路はほぼ夜間の飛行でしたから、このような視点は新鮮ですね。

写真14. さらに遠ざかる

さらに上空に上がります。あとは航空機で演出したスケジュールに従って食事したり、眠るだけです。というより、ずっとドイツ時間で動いていました。早く寝させろというのが私の本音でした。到着地の時間で動かないのは何か理由があるのでしょうか。

写真15. 茨城県沖が見えてきた

しばらく仮眠をとると、朝6時~7時です。しかし、外はそんな時刻ではありません。そう、日本時刻では14時ごろ、お昼すぎです。起きてしばらく経つと日本の景色がはっきり見えてきました。現在位置情報と照らし合わせると、茨城県沖のようです(写真15)。

写真16. 水田があるのが日本らしい風景

写真17. 水田が多い!

水田の多さがヨーロッパから日本に戻ったことを実感させます(写真16-17)。このようにして成田空港に着いたのです。

成田空港と成田スカイアクセス

成田空港、正式名称は成田国際空港です。私は義務教育時代に「新東京国際空港」と習いましたが、現在は成田国際空港です。私の到着した便は定刻よりも20分程度早く着きましたが、そううまい話ばかりではありません。

写真18. 乗降性を重視した車両

そう、バスに乗ることになったのです(写真18)。このバスは運賃を受け取る必要はないので、出入口を限定する必要がありません。また、長時間乗車するようなものでもありませんので、ドアは3か所付いています。

写真19. 空港を行く

写真20. 空港を行く

働く自動車の横を走ります。このようにして成田空港に着いたのです。日本の入国審査を受けて(もともとの住人ですし、大した買い物もしていないので大したことはありません)、無事に戻りました。

しかし、ここは成田であり、わが首都東京ではありません。最後に京成電鉄にお金を落とすことにします。

写真21. スカイライナーの発車案内

スカイライナーの発車案内を確認できます。ここからいえることは、航空機が着陸してから1時間後の列車に間に合っているということです。それも特に急いでいないでです。

写真22. スカイライナーの先頭部分

そのスカイライナーの先頭部分です(写真22)。

写真23. スカイライナーの車内

スカイライナーの車内です。スタイリッシュな車内が美しいですね(写真23)。

写真24. 千葉県を行く

写真25. 千葉県を行く

写真26. 千葉県を行く

発車してしばらくすると日本の田園風景を走ります(写真24-26)。見慣れた景色ですね。

写真27. 日暮里に到着

このようにして日暮里に着きました。私の自宅の最寄駅まで1本です。ごちゃごちゃした街並、それでも秩序ある人々、ヨーロッパとは全く異なる国に帰ってきました。ここに私の生活があるのです。そう、日常の生活に戻ったのです。そして、あらかじめ用意していたこの記事をきちんと書いたのです。

前後を読みたい!

さて、前後ではどこに行ったのでしょうか?

←世界最古のモノレールに乗る(18年GW)

デュッセルドルフから成田まで航空機に乗る(18年GW):今ココ!

ヨーロッパ5か国旅行のまとめ(振り返り)→

※それぞれ別ウィンドウで開きます。

★この旅行の全体像を旅行後の感想といっしょに簡単にまとめています。
ヨーロッパ5か国旅行のまとめ(振り返り)→

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