北総鉄道(混雑基本データ)

このページでは北総鉄道(北総線)の混雑状況について基本的なデータをまとめています。

京急1000形(新鎌ケ谷)

写真1. 北総鉄道は乗り入れ先の京急の電車も走る(新鎌ケ谷)

北総鉄道の基本情報

北総鉄道は京成高砂から印旛日本医大までの路線です。千葉ニュータウンへのアクセス路線として建設されました。実際には小室から印旛日本医大までは公団が線路を所有しています(余談ですが、公団は車両も所有しています)。また、線路じたいは印旛日本医大から成田空港方面に伸び、成田スカイアクセスとしても利用されています。成田スカイアクセスと称している電車は京成電鉄の電車として扱っています。ただし、本項では「成田スカイアクセス線」と称している電車に乗る人も含めます。

北総鉄道は京成高砂を起点としていますが、電車は京成高砂から出発しているわけではありません。京成高砂より都心側は京成電鉄や都営浅草線に乗り入れて、浅草、日本橋や新橋にも直結しています。日本橋や新橋には多くの事業所がありますから、これらへの通勤路線としては機能しています。

千葉ニュータウンそのものは白井市、船橋市(小室駅は船橋市にあります)、印西市(印旛村は印西市に吸収されましたので、今はありません)にまたがっていますが、これらの人口はそう多くありません。そのため、千葉ニュータウンと都心を結ぶ役割である北総鉄道はそこまで利用されません。利用されないのか運賃も高く、運賃が高いために沿線住民は休日に北総鉄道を使わない傾向があります。

北総鉄道の混雑基本データ

では、混雑状況データを簡単にまとめます(表1)。

表1. 北総鉄道の混雑基本データ

最混雑区間新柴又→京成高砂
混雑率2018年度91%
2017年度92%
集中率30.2%
乗客半減区間千葉ニュータウン中央-印西牧の原

※乗客半減区間とは乗客が最も多い区間(新鎌ケ谷-西白井)を100とした場合、その乗客が50以下になる区間を示したもの

混雑率は90%程度とかなり空いている部類に入ります。北総鉄道の主な利用客が千葉ニュータウンに住む人であり、その千葉ニュータウンの人口がそこまで多くないことが主たる要因でしょう。朝ラッシュ時は特急が20分間隔、普通が10分間隔、アクセス特急が40分間隔、つまり多い時間でも特急系と普通が10分に1本ずつしか運転されていないにも関わらずです。

最混雑区間は新柴又→京成高砂です。ただし、利用客の実感はそうではなく、京成高砂からさらに混雑するというものでしょう。千葉ニュータウンは新鎌ケ谷より東側(郊外側)ですが、新鎌ケ谷よりも西側(都心側)も住宅街であり、その住宅街から乗りこむ人もいるのです。新柴又も住宅街なので、京成高砂の手前が最も混むのです。

集中率とはラッシュに集中する割合です。極端な話、集中率が100%であれば、ラッシュ以外に全く使われないということです。20%以下が集中率が低め(朝も日中もまんべんなく利用されている)、30%以上が集中率が高め(ラッシュ以外は空いている)と判断できます。集中率は30%以上と高いです。日中時間帯は利用が少ないです。これは北総鉄道の運賃が高いこともありますが、日中時間帯の利用者の流れと合致していないことも原因でしょう。日中時間帯は北総鉄道で都心に向かうよりも、近くの繁華街に向かうでしょう。しかし、北総鉄道沿いにはそのような駅はなく、他の手段で柏なり船橋なりに向かってしまうのです。

乗客半減区間は千葉ニュータウン中央-印西牧の原であり、千葉ニュータウン中央を過ぎると空いてくる様子が伝わります。なお、(通勤時ではない終日で)最も乗客の多い区間は京成高砂-新柴又ではありません。千葉ニュータウンの西端の新鎌ケ谷-西白井です。日中時間帯に千葉ニュータウンから北総鉄道に乗る人の目的地は都心方面だけでなく、柏や船橋も多いことをにおわせるデータです。特に新鎌ケ谷から船橋は東武アーバンパークラインの急行で1駅と、千葉県内の有力な都市には出やすい環境が整いました。

23区の各路線の混雑状況のまとめ

北総鉄道以外の路線の混雑状況はどうでしょうか。路線ごとに最混雑区間と混雑率をまとめました。また、各路線についての混雑基本データへのまとめへのリンクも整備しています。

東京23区の電車の混雑データまとめ(最新版)

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