ゆりかもめ(混雑基本データ)

このページではゆりかもめの混雑状況について基本的なデータをまとめています。

ゆりかもめ7500

写真1. ゆりかもめの車両(wikipediaから引用)

ゆりかもめの基本情報

ゆりかもめは新橋から豊洲までの路線です。ゆりかもめだと390円・所要時間31分かかり、JRとメトロの乗りつぎよりも効率が悪いように見えます。実際のところ、新橋地区と豊洲地区の行き来で使う人はいないでしょう。では、何のための路線でしょうか。

実際は新橋や豊洲という玄関口からお台場にアクセスする路線です。長い間、ゆりかもめは新橋-有明しか運転されていませんでした。そのため、新橋側の混雑がひどい時期が続きました。それだけではありませんが、ゆりかもめを豊洲まで延長しました。しかし、新橋のほうが便が良いという事情もあり、多くの人は新橋からお台場に向かう流れは変わっていません。

図1. お台場の地図(googleマップより引用)

ゆりかもめはお台場の中にある施設をくまなくカバーするために、お台場内では大きく迂回しています。例えば、お台場海浜公園-青海の直線距離は750mですが、ゆりかもめは迂回していて営業キロは3.2kmにもなります。おおよそ4倍の所要時間です。ただし、この迂回のおかげでお台場の主要スポットの間近まで向かえるという長所もあります。新橋や豊洲から駅までの所要時間こそかかるものの、駅から目的地まで近いというのがゆりかもめでしょう。

同じくお台場へのアクセスを担うりんかい線は「(新木場や大崎などから)最短で駅に向かえるが、駅から目的地まで遠い」という面をもっていますので、両者を使い分けることが重要なのでしょう。

ゆりかもめの混雑基本データ

では、混雑状況データを簡単にまとめます(表1)。

表1. ゆりかもめの混雑基本データ

最混雑区間竹芝→汐留(17年度は汐留→竹芝)
混雑率2018年度99%
2017年度107%
集中率18.5%
乗客半減区間東京国際クルーズターミナル-有明

※乗客半減区間とは乗客が最も多い区間(汐留-竹芝)を100とした場合、その乗客が50以下になる区間を示したもの

ゆりかもめの混雑率は100%程度で首都圏ではそこまで混んでいるほうではありません。これは、多くの乗客に対応するために増発を行ってきたことが大きいです。また、有明-豊洲の延長で新橋側に集中していた乗客が分散したことも大きいでしょう。

最混雑区間は竹芝→汐留です。お台場や竹芝に高層マンションができて、これらの地区から都心方面に通勤する人が増えたためです。それまでは最混雑区間は同じですが、逆方向でした。従来はお台場への通勤が主流だったのです。とはいえ、その差は大きくはないでしょう。つまり、両方向とも同様に混んでいるということです。

集中率とはラッシュに集中する割合です。極端な話、集中率が100%であれば、ラッシュ以外に全く使われないということです。20%以下が集中率が低め(朝も日中もまんべんなく利用されている)、30%以上が集中率が高め(ラッシュ以外は空いている)と判断できます。集中率は20%未満と低いです。これはお台場が日中時間に向かう人が多く、その人たちの多くがりんかい線ではなく、ゆりかもめを利用するのです。「お台場に向かうにはゆりかもめ」という公式はなかなか覆せないのです。

私の実体験から:ゆりかもめとりんかい線の違い
ある日、私は会社の集まりでビッグサイトに行くことになりました。集まりを終えた後は自由解散になったのですが、私の見立てでは9割の人がゆりかもめに乗り、残りの1割がりんかい線利用でした。私の会社の人が特異な利用形態ということはないでしょう。つまり、一般的な人100人いたら90人程度はゆりかもめを利用し、10人程度がりんかい線を使うという感覚なのです。

私ですか?ひねくれ者なので、都営バスで東京駅に向かいましたよ。

最も乗客の多い区間の乗客が半減する区間は路線の中間よりの区間です。やはり、両端からお台場に向かう流れが大きく、迂回する区間は比較的空いているのです。

23区の各路線の混雑状況のまとめ

りんかい線以外の路線の混雑状況はどうでしょうか。路線ごとに最混雑区間と混雑率をまとめました。また、各路線についての混雑基本データへのまとめへのリンクも整備しています。

東京23区の電車の混雑データまとめ(最新版)

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