地下鉄千代田線(混雑基本データ)

このページでは地下鉄千代田線の混雑状況について基本的なデータをまとめています。また、私が実際に現場で調査した結果へのリンクも記しています。

千代田線16000系後期車(大手町)

写真1. 休日の大手町に停車する千代田線の電車

地下鉄千代田線の基本情報

地下鉄千代田線は代々木上原から表参道、霞ケ関、日比谷、大手町、北千住を通り、北綾瀬に至る路線です。代々木上原では小田急小田原線と、綾瀬ではJR常磐線各駅停車と直通しています。千代田区の中枢を通るため、通勤路線としてもメジャーです。一方、休日の目的地としては魅力に乏しい場所も多いですから、利用がラッシュ時に集中しがちな傾向があります。

基本的に綾瀬側で利用が多く、代々木上原側では利用が少ない傾向にあります。これは、小田急線の始発駅が新宿というビッグターミナルであるために、小田急線-千代田線という利用がそこまで多くないという理由があります。一方、綾瀬側では常磐線が上野を拠点としているために、都心に直結している千代田線を利用する傾向にあります。このような理由から、千代田線の利用は綾瀬側で多いのです。

なお、綾瀬-北綾瀬は例外的な区間で、2019年3月までは独立して運転されていました。この区間については、実質的に別の路線な性格も強いですから、本記事では省略いたします。

地下鉄千代田線の混雑基本データ

では、混雑状況データを簡単にまとめます(表1)。

表1. 千代田線の混雑基本データ

最混雑区間町屋→西日暮里
混雑率2018年度179%
2017年度178%
集中率30.6%
乗客半減区間明治神宮前-代々木公園

※混雑半減区間は最も利用の多い区間(町屋-西日暮里)を100とした場合、50を下回る区間

千代田線は綾瀬側の利用が多く、代々木上原に向かって徐々に利用が少なくなる利用状況です。綾瀬ではJR線(直通する常磐線各駅停車)からの流入、北千住でもJR線(常磐線快速)や東武鉄道からの流入があります。次の町屋は住宅街ですので、(朝のラッシュ時でいうと)降りる人より乗る人が多いです。しかし、西日暮里ではJRで池袋方面に向かう人が降りるので、空きます。このため、町屋→西日暮里が最混雑区間になります。混雑率は180%近くと、首都圏でも混んでいる部類に入ります。

乗客数は新御茶ノ水でやや減少するものの、都心部はほぼ一定の数です。これが減るのが表参道と明治神宮前です。常磐線側からの利用がここまでであることと傾向は似ています。都心部を完全に抜けた明治神宮前-代々木公園が、町屋-西日暮里の半分の利用となる区間です。代々木公園-代々木上原はもう少し利用が少ないです。乱暴にまとめると、明治神宮前-代々木公園では、町屋-西日暮里の半分の乗客しかいないということです。

集中率とはラッシュに集中する割合です。極端な話、集中率が100%であれば、ラッシュ以外に全く使われないということです。20%以下が集中率が低め(朝も日中もまんべんなく利用されている)、30%以上が集中率が高め(ラッシュ以外は空いている)と判断できます。千代田線の町屋-西日暮里の集中率は30%を超えていて、ラッシュ以外は空いている傾向であることが読み取れます。千代田線沿線は休日の目的地となる場所が少なく、利用がラッシュに集中するのです。

地下鉄千代田線の混雑状況の現場調査

ここまでは地下鉄千代田線の基本データをベースに解析しました。実際の調査結果は以下のリンクにあります。

夕方ラッシュ時の地下鉄千代田線の混雑状況(北千住→綾瀬、現場調査結果)
千代田線の北千住-綾瀬はJR線なのか、地下鉄線なのかあいまいな場所です(正式には千代田線の扱いですが、JR線の路線図にはJR線の区間として描かれている)。そのため、各種統計でも実態がつかみにくい区間です。その「実態のつかみにくい」区間の実態を確認しました。

休日日中時間帯の地下鉄千代田線の混雑状況(大手町-二重橋前、現場調査結果)
沿線に休日の目的地があまりない千代田線。では、実際には休日は空いているのでしょうか。都心部で実態を確認しました。

東京の各路線の混雑データのまとめ

では、他の路線と比べて混雑率はどうなのでしょうか。各路線の最混雑区間とその混雑率をまとめたページを用意しました。また、他の路線の基本データへのリンクを備えています。

東京の各路線の最新の混雑データまとめ

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