EXEαの車外、車内観察(乗車レポート付き)

リニューアルが進む小田急30000形EXE。リニューアル後の車両(EXEα)乗車する機会に恵まれましたので、車外、車内の観察をするとともに、片瀬江ノ島から新宿までの実際の乗車体験も記しました。


30000形リニューアル車に触れる

江ノ島駅から片瀬江ノ島駅まで歩いた私は小田急ロマンスカーに乗車します。当日に当たった車両は30000形でした。

写真1. リニューアル車がやってきた(10号車側)

写真2. リニューアル車がやってきた(7号車側)

リニューアル前後で機能面は変更されていません。すなわち、6号車と7号車の間で通り抜けが可能な構造は引き継がれています。そのため、7号車と10号車で表情が異なるのです。サイドビューも確認しましょう。

小田急30000形

写真3. 号車番号がわかりやすい表記

小田急30000形

写真4. ナウい車両によく使用されているフルカラーLED表示

小田急30000形

写真5. ナウい車両によく使用されているフルカラーLED表示

号車番号がわかるようにドア横に08という数字が書かれています。最近の車両は号車番号を行先表示と交互表示することも多いですが、この方式では号車番号が表示されている際に行先を確認できないという欠点があります。一方、EXEαのように号車番号を車体に描く方式だと、このような欠点がありません。行先も列車名と行先の交互表示というとてもシンプルなものでわかりやすいです。

車内に入ってみましょう。

小田急30000形車内

写真6. 木目調のデッキ仕切

小田急30000形車内

写真7. 快適そうな座席

小田急30000形車内

写真8. 洗面台(正面から撮影すると私の顔が映るので、側面からの撮影です)

小田急30000形車内

写真9. 荷物置き場

席に着くと、木目調の仕切扉の存在に気がつきます(写真6)。どうやらそのようなコンセプトでリニューアルされたようです。木目調は私の好みに合っているので、私としては好印象です(内装材でも木目調は一定の人気があります)。快適そうな座席(写真7)、清潔な洗面台(写真8)、大荷物のためのスペース(写真9)と快適な移動空間が確保されている印象があります。また、座席に背面テーブルがないことに気づきますが(写真6)、向かい合わせにした際も使用できるように、肘掛部分にテーブルが格納されているためです。箱根旅行に行く人たちはリア充団体客が多いので、向かい合わせにした際に使用できるように工夫されているのです。

30000形リニューアルの概要

写真10. 車内誌に記録されていたリニューアルの目的

車内誌でリニューアルの目的について明かされていました(写真10)。やはり落ち着いた空間の演出が目的のようです。

小田急ロマンスカーに乗る

いよいよ動き出します。

写真11. 江ノ島近くと思えないほど「普通」の住宅地

写真12. 藤沢で相模大野方面からの線路が合流

写真13. 藤沢でライバルのJR線と出会う

江ノ島の近くとは思えないほど、変哲のない住宅街を走行します(写真11)。藤沢に近づくと相模大野方面からの線路と並走(写真12)し、JRと出会います(写真13)。

写真14. 藤沢で特急券を絶賛発売中!

写真15. 特急券の発売終了!

藤沢では進行方向が逆になる関係か、停車時間が長いです。ホーム上に特急券券売機がありますので、「気が向いた」ときに特急券を購入できます(写真14)。JRでもこれを見習うべきでしょう(確か柏にはありましたね)。なお、発車直前になると発売は中止されます(写真15)。どうやら直近の特急券しか売らないことで、乗客側の操作を少なくしているようです。

写真16. 藤沢を過ぎてのどかな田園地帯を走る

写真17. 相模大野で先発の各停に接続

写真18. 小田原からの6両編成が近づく

写真19. さらに近づく

写真20. 連結直後の様子

写真21. 貫通扉を開けた様子

写真22. 後続の快速急行に追いつかれた

藤沢を出発してしばらくはのどかな田園風景が混じった中を走ります(写真16)。大和に停車してある程度の乗客を集めた後、相模大野に着きます。相模大野では連結のため、5分停車します。到着直後に各停に接続し、その各停が発車します(写真17)。その後、連結作業を実施します。本当なら貫通幌をつなげるところまで観察したかったのですが、発車放送が流れたため断念しました(笑)。

その間に後続の快速急行に追いつかれてしまいました(写真22)。その後、複々線区間に入っても速度は上がりませんでした。特に、成城学園前と経堂の手前では徐行を強いられていました。

相模大野-新宿の所要時間は33分ですが、同区間では藤沢始発の快速急行と比較して1分しか違いません。また、新宿到着は急行のわずか1分後なので、途中で急行に追いついたためと解釈できます。下りの特急は向ヶ丘遊園で急行を追い抜いているため、同区間は30分で走破しています。上りで同様のことを実施しない理由は不明ですが、その理由の1つに登戸-向ヶ丘遊園間が上りのみ2線であることが指摘できるのかもしれません。

相模大野での連結タイム、急行の後追いをすることから、藤沢-新宿の所要時間は60分と、快速急行よりも3分余計にかかっています。これも複々線になれば若干速くなるのでしょうか?

なお、座席が快適なこと、必ず着席できることの2点からは、途中停車駅で少なからず乗車が認められました。また、上りの新百合ケ丘で降車する人も多く見られました。


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