17年GW四国鉄道旅行記~玄人向け乗車券の入手とホテル予約

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2017年5月、四国に鉄道旅行に行きました。この旅行をもって私は四国の全路線を完乗できました。どのように行程を組み立て、どのように行動したのでしょう?

遠征の計画と乗車券入手

久々に遠出しようと考えました。私は寒いのは苦手です。そのため、GWまで待っていました。また、2016年に九州地区に遠征しましたので、今回はそれ以外の場所を候補に入れ、最終的に四国に決定いたしました。四国の西側の鉄道に未乗車の区間がありましたので、高知、宿毛、松山を拠点として、西側を1周する経路としました。

宿泊先の選定

私としては、高知を先にするか、松山を先にするかについては特に何も考えていませんでした。当初は何も考えずに、高知→宿毛→松山ということを漠然と考えていました。しかし、このプランで行動すると、高知で宿泊先が確保できないという問題点にぶち当たりました。そのため、逆回りを選択しました。このように、宿泊先がネックとなることがわかったのです。

指定席券の確保

上の予定をベースに、乗車列車をセレクトしました。指定席券は限りがあり、なおかつGWで混雑することが予想されますので、1か月前の当日に確保しました。なお、サンライズ号は職場に理由をあれこれ並べ立てて、有休を取得して10時にみどりの窓口にいるようにしました。前の客がどうでも良いのぞみ号の10時打ちを所望しやがったので、ヒヤヒヤしました。それでも何とかサンライズ号の寝台券をゲットしました。

結果は以下の通りです。

・行きの新幹線:希望した便は不可能であったが、近い時刻の指定席を確保
喫煙ルーム近くという条件を付加すると取れやすかったです

・四国内特急:行きのしおかぜはほぼ満席のためグリーン車を選択。他は伊予灘ものがたりを含めて問題なし
・サンライズ:何とかとれた(10:05時点でこれは異常です)

乗車券の確保

乗車券は窓口さえ開いていれば当日でも入手可能です。そのため、乗車券の入手は慌てる必要は一切ありません。ただし、事前購入がベストです。

運賃は営業キロ(場合によっては換算キロ、擬制キロなど他の呼び名で呼ばれることはあります)によって決定するものです。運が良いことに、往路の乗車券は都区内→宇和島であっても、北小金(常磐線の駅です)→宇和島であっても、同額でした。そのため、千葉県での所用が発生することがわかっていましたので、北小金からの乗車券を購入しました。私の自宅は山手線の北側に位置します。そのため、北小金→宇和島の最短経路では自宅の最寄駅で途中下車できないように見えます。しかし、70条を活用すれば自宅の最寄駅で途中下車できるのです。これにより、千葉県での所用からの帰りの交通費を節約できたのです。

え?70条って何?そうですよね。私なりに解説しましょう。
70条の適用範囲、太線の区間
図1. 70条の適用範囲

JRが定める範囲(図1)を通過する場合は、実際に乗車する経路に関わらず、最短経路で運賃を計算します。例えば、成田エクスプレスは東京-新宿で品川経由で運転されていますが、運賃を計算する際は四ツ谷(中央線)経由で行う、ということです。この特例の強力な点は、戻ったり、同じ駅を2度と通らない限り、最短経路以外でも途中下車が可能なことです。

今回の私の経路に当てはめてみましょう(図2)。

70条適用

図2. 私の移動経路(赤線が移動経路)

私は三河島方面から日暮里にやってきます。日暮里から上野、東京と通過する経路が最短なのですが、私の自宅はその経路上にありません。そのため、赤線で示したように移動します。その経路上に自宅の最寄駅がありますので、そこで途中下車しようという魂胆です。

私は大幅な移動を行う場合は、このように都区内からはみ出た駅を拠点とすることにより、前後の移動代を節約しているのです。
なお、帰りは窪川→都区内としました。これは吉祥寺だと微妙に値段が上がるためです。あくまでも同じ価格で伸ばせれば伸ばすだけです。
サンライズ瀬戸(17年5月に高松で撮影)
写真1. 帰りに乗車したサンライズ瀬戸(高松で撮影)

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