小田急ロマンスカーの世界(動画アリ!)

記事上部注釈
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首都圏には有料特急が多く運転されています。代表的なものといえばJRのあずさ(かいじ)やひたち(ときわ)でしょう。その他にも東武や小田急でも魅力的な特急を走らせています。この中でもブランド力のあるのが小田急ロマンスカーでしょう。そのロマンスカーを新宿駅で眺めてみました。特別な動画も用意しています。

小田急ロマンスカーの復習

まずは、小田急ロマンスカーの概要を簡単にまとめます。

小田急ロマンスカーの概要
  • 区間:新宿-箱根湯本(はこね号)、新宿-片瀬江ノ島(えのしま号)、新宿-御殿場(ふじさん号)

    ※一部、新宿のかわりに千代田線に直通する系統あり
    ※愛称は朝の上り(~9:30)はモーニングウェイ、夕方以降(18:00~)の下りはホームウェイ

  • 停車駅:はこね号、えのしま号、ふじさん号の停車駅は以下の通り。
    • a) はこね号:新宿、新百合ケ丘、町田、相模大野、海老名、本厚木、秦野、小田原、箱根湯本のいくつか(この全てに停車する系統はない)
    • b) えのしま号:新宿、新百合ケ丘、相模大野、 大和、藤沢、片瀬江ノ島
      ※町田に停車する列車はなし
    • c) ふじさん号:新宿、新百合ケ丘、相模大野、本厚木、秦野、松田、駿河小山、御殿場
      ※一部は駿河小山通過、町田に停車する列車はなし
  • 車両:70000形(GSE)、60000形(MSE)、50000形(VSE)、30000形(EXE)

小田急の特急はロマンスカーと呼ばれています。ロマンスカーは新宿-箱根湯本の系統が多く、一部が片瀬江ノ島や御殿場に向かいます。箱根湯本に向かう系統は途中の小田原(や本厚木)までしか行かない列車もあります。このような列車に「はこね」と付けることも微妙ですから、「さがみ」と呼んでいます。新宿発着は基本的に20分間隔で走っています。新宿発着がほとんどですが、一部は千代田線に直通していて大手町や表参道に直結しています。これらの列車は冠に「メトロ」と付けます。箱根湯本に行く系統であれば、基本のはこねの前にメトロという冠を付けますので、「メトロはこね」いう列車名になります。

停車駅は、多種多様です。本数の少ない江ノ島方面や御殿場方面の停車駅こそ統一されていますが、箱根湯本方面の停車駅は列車によって異なります。基本的には、新宿、新百合ケ丘、町田、相模大野、海老名、本厚木、秦野、小田原、箱根湯本のどれかに停車します。多くは新宿、町田、海老名、小田原、箱根湯本に停車するタイプ、新宿、町田、本厚木、小田原、箱根湯本に停車するタイプです。数は少ないですが、新宿、新百合ケ丘、相模大野、本厚木、秦野、小田原に停車するタイプもあります。一部は伊勢原にも停車します。

車両は70000形(GSE)、50000形(VSE)という展望車を連結した看板車両と、60000形(MSE)、30000形(EXE)という座席定員重視のタイプにわかれます。

新宿でロマンスカーを観察する

新宿の喫茶店でお茶を飲んだいたときのことです。窓の外になにやら見えます(もともとそれを知っていてその喫茶店に入ったのでは?そんな疑問は却下!)。

小田急30000形(新宿)

写真1. 汎用特急車30000形

余談ですが、小田急の車両は形という漢字を使います。系ではありません。その点に注意しましょう!やってきたのは、汎用特急車30000形です(写真1)。新宿側でこの形状の車両がやってきたということは、6両編成であることがわかります。2018年の新ダイヤで所要時間増加の要因となる分割・併合をほとんどなくしていることに気づかされます。代々木上原で混雑調査をした際も、町田で混雑調査をした際も、特急は6両編成でしたからね。この記事を書く際に改めて時刻表を確認しましたが、ここまで分割・併合が減少しているとは思いませんでした。

小田急70000形(新宿)

写真2. 大人気の特急車70000形

大人気の特急車の70000形がやってきました(写真2)。先頭車両は荷棚をなくして、展望室でなくとも前面展望を楽しめるようにしています。また、運転席との出入も可動式にして、展望を妨げないようにする工夫が見えます。また、窓も大きく取られて景色が楽しめる工夫がなされています。

写真3. はこね2本が満席表示

はこね2本が満席表示になっています(写真3)。先発のはこね号は大人気のGSEのためでしょう。次のはこね号も満席ですね。10両で満席ということは、もしかしたら…。

小田急50000形(新宿)

写真4. VSEがやってきた

こちらも人気の特急の50000形VSEです(写真4)。10両編成というのは汎用車両でも可能ですが、箱根湯本には6両編成しか入れません。しかし、連接車の10両編成は箱根湯本に入線できます。電光掲示板(写真3)に途中での切り離しの表示がないこと、満席であることから、50000形での運転と推定しました。この私の推定は当たりました。

ここで喫茶店から去ることにしたので、この後のロマンスカーを眺めることはかないませんでした。

特別付録.ありがとう!7000形

別の日、非鉄の用事で代々木上原で所用を済ませた帰りです。新宿に着いたら7000形がいました。発車の様子を動画に撮らせていただきました。1980年代の内装ですので、2010年代後半の現在には合いません。そのため、引退は妥当なところでしょう。代替車両が70000形のような看板車両であることが彼にとっては幸せなことでしょう。7000形の現代版、それが70000形なのです。

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本数の少ない江ノ島線特急に実際に乗っています。

EXEαの車外、車内観察(乗車レポート付き)

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