那覇市の中心部にほど近い場所に位置するリーガロイヤルグラン沖縄。実際はどのような部屋なのでしょうか。実際に宿泊してみました。
写真1. リーガロイヤルグラン沖縄の外観
リーガロイヤルグラン沖縄の感想まとめ
リーガロイヤルグラン沖縄の感想は以下の通りです。
・華美な装飾こそないものの、上質な空間が約束される
・中心部からやや遠いものの、那覇バスターミナルにほど近く、沖縄観光の拠点として適している
・朝食のバイキングが種類豊富で満足する
リーガロイヤルグラン沖縄の位置
リーガロイヤルグラン沖縄は中心部からほど近い、旭橋地区に位置します。周囲には他の大型ホテルもあり、那覇空港までモノレールで1本で向かえる立地です。
図1. リーガロイヤルグラン沖縄の位置(googleマップより引用)
那覇市内の繁華街は国際通りです。その国際通りから少し離れていますが、繁華街の一角の県庁北口から400mとそこまで苦痛になるほど遠いものではありません。沖縄本島の長距離バスターミナルの那覇バスターミナルからにほど近く、沖縄観光の拠点のホテルという印象です。
沖縄に航空機でやってきた人は旭橋までゆいレール、旭橋からは徒歩2分程度でたどり着きます。
図2. 旭橋駅からリーガロイヤルグラン沖縄への経路(googleマップから引用)
旭橋駅からの経路を示します(図2)。改札を出て(改札は1つしかありません)前方やや左よりにある高い建物です。
写真2. リーガロイヤルグラン沖縄の外観
googleマップでは大回りの経路を指定されてしまいますが、実際には道路に降りることなく、2Fにある改札から段差なくホテルの建物まで向かえます。
具体的には旭橋駅の改札を出たら、以下の順番で向かいます。
1) 改札を出たら、左手に進む
2) 正面にバスターミナルがあるが、バスターミナル(と商業施設)の手前を右に進み、広い道路を渡る。このとき、進行方向右手にゆいレールの線路がある
3) ずっと進み、奥まで達したら、左に曲がる
写真3. ここの自動ドアから入る
写真4. 自動ドアを入ったら、エレベータに向かう
4) すぐ右手に入りにくい、敷居の高い場所があるが、そこをおかまいなく曲がる(写真3、写真4)
5) 14Fのボタンを押し、ホテル入口に向かう
※エレベータのボタンは扉の左手にあります。私の印象では多くの建物で右にボタンがありましたので、戸惑いました。
6) エレベータを出たら、右手にフロントがある
リーガロイヤルグラン沖縄の室内の様子
私は2泊し、違うタイプの部屋に宿泊しました。ベイサイドタイプの部屋と、シティサイドタイプの部屋です。両方の写真を掲載いたします。
ベイサイドタイプの部屋
こちらは軽快な印象があります。
室内関連の様子
まず、室内関連の様子を紹介します。
写真5. 室内の様子
室内の様子です(写真5)。入口付近にテーブルと椅子(=仕事スペース)、中央に休憩スペース、奥にベッドスペースです。中央の休憩スペースがあるのが、新鮮に感じました。
写真6. ゆったりくつろげるソファー
ゆったりくつろげるソファーがあります(写真6)。肩を置くスペースがあったり、足を延ばせたりと、旅の疲れがいやされる印象があります。
写真7. 美しい絵画も飾られている
美しい絵画も飾られています(写真7)。海に近いことをイメージしたのでしょうか。
写真8. 収納もばっちり!
写真9. 収納もばっちり!
収納もばっちりです(写真8、写真9)。問題はここに収納したものをそのままホテルに忘れてしまうことです。
写真10. 寝心地の良さそうなベッド
ベッドの寝心地は良さそうです。これで1人ぶんとされていますが、2人でも寝られそうなくらい広いベッドです。ホテルの一番の役割は、寝ることです。その「寝る」という機能は十二分に果たされているように感じました。
写真11. 作業机付近を撮影
作業机付近です(写真11)。ここにも電源があり、パソコン作業などの仕事もはかどります。
バス、トイレ関連
バスとトイレ関連はまとめられています。ただし、バス、洗面所とトイレは別スペースとなっており、2人以上で宿泊した際に、「1人がお風呂に入っている最中にトイレを使えない」ということはありません。これは地味に大きなポイントです。
写真12. 水回り関連の全体
水回り関連の全体を撮影しました(写真12)。鏡が多く、広そうな空間が演出されています。中央に洗面台、左手にバス、右手にお手洗いがあります。
写真13. 清潔なお手洗い
清潔なお手洗いです(写真13)。
もう少し、洗面所まわりを見てみましょう!
写真14. 洗面所の様子
洗面所の様子です。全面に鏡があるので、映りこまないこのアングルで撮影いたしました(写真14)。
写真15. バスの様子
バスの様子です(写真15)。広めのバスで足をゆっくり延ばせます。このようなバスだと、旅の疲れもほぐれます。
写真16. じゅうぶんなスペースが確保されている
じゅうぶんなスペースが確保されています(写真16)。よくあるビジネスホテルですと、バスのスペースをうまく活用して体を洗う必要がありますが、ここはそんなことはありません。
写真17. 景色も良い
景色も良いものです(写真17)。
シティサイドタイプの部屋
もう1タイプの部屋、シティサイドタイプの部屋を紹介します。
室内関連の様子
写真18. 部屋全体
部屋全体です。この撮影地点より左後ろにベッド、左前に水回りがある位置関係です。広さ、清潔さなどは先ほどのベイサイドタイプの部屋と変わりませんが、雰囲気が全く異なります(これは夜間に撮影したという事情もあります)。
写真19. テレビ付近を拡大
テレビ付近を拡大します(写真19)。ここに作業台があります。作業中にテレビを観ないということなのか、作業台からテレビを観にくい配置です。この作業台に電源が備わっています。
写真20. ソファを拡大
ベイサイドタイプと異なり、そこまでくつろげるソファではありません(写真20)。それでも、充分ゆったりしていると感じました。
写真21. ベッド近くにも電源が豊富!
ベッド付近にも電源が豊富に確保されています。アラームがわりの携帯電話を充電しながら寝ることが可能です。
写真22. ベッド付近を拡大
ベッド付近を拡大します(写真22)。この写真は他の写真と撮った機種が異なるので、色味がやや薄くなっていますが、雰囲気は写真21と同様です。寝心地は良かったです。
水回り関連の様子
次は水回り関連を紹介します。
写真23. 洗面所全体の様子
清潔感のある水回りです(写真23)。右手に洗面所、左奥がバス、左手前がトイレです。ここもバス、洗面所とトイレは別スペースとなっております。
写真23. 洗面所全体の様子
洗面所です。鏡があり、広そうな空間を演出していることは先ほどのベイサイドタイプの部屋と同じです。
写真24. バス全体の様子
バス全体の様子です(写真24)。広めのバス、広めのシャワースペースと、基本的な使い勝手の良さはベイサイドタイプの部屋と同じです。
写真25. 湯舟の様子
湯舟の様子です(写真25)。湯舟は大きく、旅の疲れもほぐれます。
写真26. シャワースペースの様子
シャワースペースも広く取られています(写真26)。なお、大浴場はありません。
写真27. トイレの様子
トイレも美しいです(写真27)。
写真28. シティの夜景
那覇シティの夜景です(写真28)。
リーガロイヤルグラン沖縄の共有部分の様子
最後に、廊下やロビー付近の様子も紹介します。
写真29. ロビー付近の様子
14Fのロビー付近の様子です。外からの人はいったんこのエレベータに乗ってやってきます(写真29)。
写真30. フロントの様子
フロントの様子です(写真30)。通常のフロントは職員、客ともども立つのですが、ここのフロントは職員、客ともども座ります。
写真31. ロビーを眺める
通路からロビーを眺めます(写真31)。このロビーでくつろぐこともできます。ロビーと通路が絶妙に区切られているので、ロビーでくつろぐ際にも通路からの目線を気にしなくて済みます。
写真32. エレベータホール前に立つ
エレベータホールの前に立ちます(写真32)。エレベータホールも落ち着いた空間です。
写真33. 廊下の様子
廊下も落ち着いています(写真33)。
朝食はブッフェ形式で、衛生上の要請から使い捨てのエンボス手袋を装着してから、望みのおかずを取るタイプです。パンを加熱するのにサラマンダーではなく、トースターなのはいただけません(※)が、全体として種類も多く、沖縄色の強いものと普遍的なものの両方があった印象です。
※サラマンダーでは他の人と同時に使えるが、オーブントースターでは1人しか使えないため、オペレーションが悪い
リーガロイヤルグラン沖縄に宿泊してみて
旭橋という立地はそこまで目立ちませんが、沖縄各地へのバス路線への起点であり、なおかつ那覇空港からモノレールで1本という立地は、沖縄観光の拠点にピッタリです。中心地の国際通りへはやや歩きますが、いざとなったら県庁北口や松尾(国際通りの中間地点のバス停)に向かうバスに乗れば良いだけです。バスで不安であれば、モノレールで1駅の県庁前まで移動すれば国際通りに達します。
写真34. 県庁北口(=国際通りの端)から見えるターミナルビル
このとき、私はバスターミナルの建物を目印に、県庁北口から歩きました(写真34)。沖縄初心者でも歩いて帰れる立地であることがポイントでしょう。
また、室内はとても洗練されたものでした。沖縄旅行は観光地を回るためにあせくせと動くばかりでなく、ゆっくりとした時間を過ごすための時間も取ることがミソでしょう。そのような意味では、疲れが取れる素晴らしい空間です。このような素晴らしいホテルに宿泊して、このように感じたのでした。
さて、前後ではどこに行ったのでしょうか?
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