本州などから遠く離れた沖縄。年中暖かく、きれいな海が魅力的な場所です。また、九州以北の日本とは異なる文化があることも特徴です。そんな沖縄に初めて旅行する人の注意点などをまとめました。レンタカーなしでも沖縄は満喫できます。
写真1. 沖縄本島最北端の辺戸岬でも海は青い
沖縄の基礎知識とプランニング
沖縄は広い範囲で、北は沖縄本島、西は与那国島まで及びます。そのため、1度の旅行で沖縄の全域に向かうことは得策ではありません。また、沖縄本島も広く、沖縄本島の端に向かう計画を立てるのであれば、3泊は必要です。特に、辺戸岬に向かうのであれば、1日は必要です。
基礎的な内容の詳細については、以下の記事をご参照ください。
沖縄の基礎知識について
沖縄本島の移動方法について
那覇と名護の移動
移動する機会が多いながらも意外と移動に手こずる那覇市(沖縄本島南部)と名護市(沖縄本島北部)の移動方法については、以下の記事で詳しく述べています。
沖縄のバス拠点を紹介!
沖縄には長距離を結ぶ鉄道がなく、バスによる移動が主流です。そのバスはそれぞれの都市で集まる場所があります。本州でいう駅のような存在です。那覇のバスターミナルを訪問してみました。
私のプランニング
写真2. バスを上手に使うのがミソ!
私は航空機で沖縄に出入りしましたので、沖縄の出入りは那覇からです。しかし、自然が美しいのは沖縄本島北部ですので、北部の拠点として名護を選択しました。那覇から名護を日帰りで行くことは難しいですので、名護で1泊することにしました。下で述べる観光名所のうち辺戸岬と美ら海水族館については、沖縄本島北部にあります。そのため、名護で宿泊する日に充てることにしました。
那覇市内観光については初日と最終日に充当することにしました。初日は(私が鉄道ファンであることから)ゆいレールに重点を置き、翌日以降のバス移動の準備にも充当しました。
よって、以下の日程に決定です。
1日目:航空機で那覇入り、そのまま那覇宿泊
2日目:バスで名護に移動。そのまま辺戸岬へ。名護宿泊
3日目:名護から美ら海水族館観光。その後万座毛に寄って那覇宿泊
4日目:那覇市内観光、航空機で帰宅
これらを実現するための具体的な手配方法は次の章で示します。
沖縄旅行の手配:往復の航空券と宿泊
写真3. このようなホテルも宿泊できる
沖縄で周遊するにしても、同じ空港からの往復の際は航空券とホテルのパック旅行が便利です。パック旅行は添乗員のいないツアーというイメージです。実際には現地で自由に行動できます。確かに見知らぬ土地を(グループ)単独で行動するのは不安が伴いますが、日本語はじゅうぶんに通用しますし、意外とバスが便利なので、そこまで大変なことはありません。
それに、このサイトの懇切丁寧にアクセスを紹介しています。
具体的な手配方法については、以下の記事で紹介しています。
全体的な予約方法について
那覇と名護のホテルの紹介
・那覇市中心部のホテル、リーガロイヤルグラン沖縄の感想とレビュー
沖縄の観光名所
沖縄の観光名所を5か所厳選いたしました。
那覇市内観光:国際通り
那覇市内の拠点となるのが国際通りです。やや観光客向け過ぎる感じもありますが、夕食をとったり、最後のみやげ選びに重宝する施設でもあります。
那覇市内観光:首里城
那覇市内観光のハイライトともいえるのが首里城とその周囲です。特に、首里城近くの石畳は印象に残る場所でもあります。
首里城は高台の上にあり、安易なアクセス方法を選ぶと、上り坂を延々と登る羽目になります。そこで、アクセスについて詳しく紹介しています。
さて、首里城近くはどのような風景なのでしょうか。石畳の光景も含めて紹介しています。
自然を感じる旅:辺戸岬への旅
沖縄北部、特に最北端近くは自然が多く残っています。そのような意味で、最北端の辺戸岬を訪問することはとても重要です。辺戸岬へのマイクロバスは1/1と1/2は運休ですので、注意が必要です。
沖縄で人気の観光地:美ら海水族館
沖縄でも人気の観光地といえるのが美ら海水族館です。オキちゃんショーも見逃せません!
美ら海水族館は那覇市内からとても遠い場所にあります。そのため、まずはアクセスについて理解しましょう!
さあ、実際に満喫しましょう!
絶景の場所:万座毛
那覇と名護の間に万座毛という絶景を楽しめる場所があります。その万座毛の様子を収録しています。比較的本数の多い路線バスで向かうことができます。那覇と名護の往路か復路のどちらかを路線バスを選択するのも、また楽しいものです。
最後に私の趣味!
私は鉄道ファンです。沖縄で唯一の鉄道も満喫しました。
私が感じた沖縄
写真4. 沖縄では雨が多く、虹もよく出る
私が感じた沖縄について感想をまとめましょう。この感想を通して、沖縄のカラーを実感いただければと思います。
印象的な自然:海と通り雨
事前の沖縄のイメージが美しい海です。冬の訪問で本当にそうなのかが疑わしかったのですが、冬でも海は美しいと感じました。1回だけ海水に触れましたが、あたたかく感じました。
また、冬であることを忘れさせる日差しの強さでした。これは木々の緑が生い茂っていることもその要因でありましょう。とにかく、常夏であることは事実と感じさせる自然でした。これは良い意味のほうが大きいですが、悪い意味もあります。それは通り雨が多いことです。4日間滞在していましたが、にわか雨に当たらない日は皆無でした。旅行中は雨で行程が一時中断しても良いように備えることが重要です。そうはいっても、通り雨なのですぐに雨が上がります。
北部は必須!
沖縄の神髄は北部の自然にあると思います。私は旅行先に大自然よりも都市を選ぶ傾向がありますが、そんな私でも自然の多い沖縄本島北部に行って良いと感じました。また、美ら海水族館は半分義務感で向かったのですが、美しい魚たちとその展示には興味を持ちました(そしてすぐに忘れました)。
また、「名護から那覇にまっすぐ帰るだけではつまらないので、どこかに寄ろう」という不純な動機で訪問した万座毛ですが、周囲ののどかな景色を含めて好印象を抱きました。
独特な文化を感じる
写真5. 沖縄の墓は本土とは異なる(万座毛の近くで撮影)
沖縄はもともと日本とは異なる国でした。そして、戦後はアメリカによって直接管理されていました。その影響があり、中国とアメリカの香りのする土地と感じました。例えば、墓地や中国の様式ですし、首里城は朱が主体の城で、日本の城とは異なるものを感じました。
また、沖縄料理をいただきましたが、どことなく中華料理の香りを感じさせるものでした。一方、ステーキが普及しており、これは明らかにアメリカの影響です。世界では米中戦争といわれており、両者は相いれないものとされていますが、こと沖縄の文化に関しては、米中の融合を感じさせるものがありました。
さて、前後ではどこに行ったのでしょうか?
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はじめての沖縄旅行の手引き(公共交通で楽しむ方法を伝授!)←今ココ!
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