JR夏の気になる臨時列車5選(2019年夏首都圏版、~9/30)




JR東日本から夏の臨時列車が発表されました。その中から5つ気になった列車を取り上げます。なお、この記事では首都圏に住む人が容易に乗れる列車を取り上げております。

285系の先頭部(2012年東京)

写真1. サンライズ出雲も臨時列車を運転(この写真は定期列車のものですが…)


復習:夏の臨時列車の概要

JR東日本から夏の臨時列車について発表されています。詳しくは公式サイトのプレスリリースからご覧いただくことにしましょう。その中で、以下の記述があります。

2019年7月1日(月)~2019年9月30日(月)の92日間に運転する増発列車の概要をお知らせします。夏休みのご旅行・レジャーやお盆期間の帰省期間に便利な列車を中心に増発します。
(中略)

【新幹線】
1. 夏休みやお盆期間を中心に、各方面に便利な臨時列車を運転します。
2. 東北の夏祭りや長岡の花火大会に合わせて、臨時列車を運転します。

【在来線】
1. 各地のイベントに合わせて、臨時列車を運転します。
2. 「のってたのしい列車」を各地で運転します。
3. お盆期間を中心に、首都圏と各地を結ぶ特急列車を増発します。
JR東日本プレスリリース:夏の増発列車のお知らせ

JR側の表現として「臨時列車」ではなく、「増発列車」と呼んでいます。これは定期列車に加えて増発するという意味合いでしょうが、ここでは一般的な呼びかたである「臨時列車」と記すことにします。臨時列車運転のポイントはお盆休みに大量の乗客を輸送するためのもの、そしてキャンペーンなどの対応でピンポイントで臨時列車を運転するためのものに分かれます。

気になる列車5選

この全ての列車を列挙するのも意味がない(公式サイトでわかる!)ので、私の独断と偏見で気になる列車を5つ選びましょう。私が気になるポイントは1) 特殊な車両を使うか 2) 特殊な経路か という2点です。

5位:新宿さざなみ号(1号と4号、8/10-8/12限定)

一見するとそう変化のないただの新宿さざなみに見えますが、8/10-8/12はE257系5両編成ではなく、E257系9両によって運転されるのが特筆される点です。

新宿さざなみ1号 新宿7:50 → 館山10:07(毎土休日に運転)
※普段はE257系5両ですが、8/10-8/12は9両編成です。房総地区に走るE257系9両編成は珍しいのでは?

新宿さざなみ4号 館山16:00 → 新宿18:07(毎土休日に運転)
※普段はE257系5両ですが、8/10-8/12は9両編成です。房総地区に走るE257系9両編成は珍しいのでは?

E257系(塩尻)

写真2. この車両が房総地区に直通する(この写真は2018年10月に塩尻で撮影)

4位:諏訪しなの号

名古屋から諏訪地区に直通するしなの号です。JR東日本管轄の中央線を走る383系は珍しいように思います。

諏訪しなの号 名古屋7:27 → 富士見10:28(9/21に運転)
諏訪しなの号 富士見14:02 → 名古屋17:14(9/22に運転)

9/21や9/22に諏訪地区で何のイベントがあるのだろう?花火大会は8/15だし…。

塩尻に入線する383系

写真3. 383系電車のお顔(よりによってそっち側ですか…、2018年10月塩尻で撮影)

3位:ブルーオーシャン外房

今や骨董品として価値が見直されつつある185系。その185系が外房の海を目指して快走します。今や貴重となった「窓の開く」特急で海の風を感じるのも良いでしょう。

大宮7:37 → 安房鴨川10:38(7/20、7/21、7/27と7/28に運転)
安房鴨川16:00 → 大宮19:06(7/20、7/21、7/27と7/28に運転)

武蔵野線を走る185系が貴重(と私が勝手に判断)したこと、しもうさ号しか通らない経路を通ることから、3位にランクインさせていただきました。ブルーオーシャンと称していますが、7/20までに梅雨は明けるのでしょうか。梅雨空であれば、グレーオーシャンになってしまいますね。

2018.11.3 武蔵小杉に進入する185系

写真4. ファンに人気の185系(武蔵小杉に入線する珍しい姿)

2位:ホリデー鎌倉号

南越谷から武蔵野線をぐるりと回り、普段経由しない貨物線から横須賀線(品鶴線)に入る列車です。鎌倉の人気は相当のものがありますが、鎌倉は横須賀線と湘南新宿ラインしか通っておらず、都内、総武線沿線、宇都宮線沿線以外からは不便です。それを補う意味があります。どうせなら、同経路を行く普通電車(通勤電車)を全車自由席で1日1往復運転すれば良いのにね!

南越谷8:08 → 鎌倉9:54(7/13-7/15、8/3-4、8/10-8/12、8/17-8/18、9/14-9/16、9/21-9/23に運転)
鎌倉17:21 → 南越谷19:08(7/13-7/15、8/3-4、8/10-8/12、8/17-8/18、9/14-9/16、9/21-9/23に運転)

これは準定期列車的な存在ですね。武蔵野線沿線=多くの民鉄からのチャンネルを確保するという意味もあります。車両は面白みのないE257系5両です。ただし、指定席券だけでリクライニングシートに座れるのであれば、不満を言ってはいけないのかもしれませんね。

1位:お座敷 青梅奥多摩号

お座敷車両によって運転されます。川崎から奥多摩までの運転です。これは2019年GWにも運転されたように記憶しています。私は乗れませんでしたね(北海道にいました)。というか、2019年GWと運転時刻が同じだ!

川崎8:57 → 奥多摩11:16(8/17-8/18と8/24-8/25に運転)
奥多摩17:38 → 川崎19:55(8/17-8/18と8/24-8/25に運転)

珍しい車両を使用すること(「華」で運転)、そして立川で南武線から青梅線に転線する点がこの列車の珍しい点ですね。奥多摩には鍾乳洞があり、そこへの人気もそれなりのものです。そうであれば、休日限定の特急列車を運転すれば良さそうですね!ちょうど特急「おうめ」があります。ただし、この鍾乳洞に行った知人の話を聞くとみんな自動車で行っているようです。あんな狭い道を運転するんだ…。

お座敷列車「華」

写真5. 南武線川崎からのお座敷列車(この列車は奥多摩行きではなく甲府方面竜王行き)

番外編

番外編として、気になった列車を取り上げます。定番の臨時列車としてホリデー快速ビューやまなしがありますね。これは実際に乗りましたので、ホリデー快速ビューやまなしに乗る~概要と混雑は?で実際の雰囲気をお楽しみください。

ホリデー快速用215系

写真6. 215系によるホリデー快速ビューやまなし号

そのほかの気になる列車は以下の列車たちです。

・快速諏訪湖花火大会号:8/16と9/7に運転。
 上諏訪0:10 → 新宿5:20(8/16に運転)
 上諏訪23:32 → 新宿5:20(9/7に運転)

・サンライズ出雲91号、92号(東京発8/9、18に運転、出雲市発8/8、17に運転)
 東京22:21 → 出雲市13:07(8/9、8/18に運転)
 出雲市15:33 → 東京6:23(8/8、17に運転)
走行時間が長いですから、あらかじめ飲食物を買って乗りこまないと、空腹に苦しみそうですね。

まとめ

臨時列車が多く運転されます。個々の列車について見るとさまざまな見解があるのでしょうが、どの列車も意味があって設定されたものです。ここに取り上げたのは「特徴的」な列車たちです。しかし、特徴のない臨時列車には意味がないわけではありません。例えば、東京と新大阪を結ぶ臨時の「のぞみ」号は「特徴的」な列車ではありません。この列車に乗る人たちはひょっとしたら臨時列車に乗っているという感覚はないかもしれません。このように、定期列車と同じように意識せずに選んでいることもあるでしょう。そう、列車1本1本役割が異なるものの、それぞれがそれぞれの価値があるのです。



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