さよなら!四ツ谷に停車する特急列車(動画アリ!)

記事上部注釈
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2019年3月ダイヤ改正。このダイヤ改正で中央線特急のダイヤが大きく変化します。例えば、自由席の廃止、定期列車からのE257系の引退、そしてスーパーあずさの名称廃止。しかし、それ以外にも変化があります。今回はそんな些細な変化を探ってみました。お気軽にお読みください。

四ツ谷と特急列車

今回のダイヤ改正で四ツ谷に停車する特急が全廃されます(三鷹は成田エクスプレスが停車するため、「全廃」ではありません)。これは座席未指定券のシステムを導入するコストを省く(同様のシステムが導入された常磐線では松戸や取手などに停車する常磐線特急はなくなりました)、もともと停車本数が少ないなどの背景があるのでしょう。

四ツ谷は新宿区に位置する駅で、東京と新宿の中間に位置します。昔から下り1本のみの停車のようです(2005年の時刻表でも同様でした)。今回はその1本の停車がなくなるのです。

四ツ谷に停車する特急を眺める

四ツ谷のコンコースに立っていると、このようなポスターが目に入りました(写真1)。

写真1. 料金が変更になるという意図のポスター

四ツ谷は特急が通過となりますが、このようなポスターが貼っています。このポスターは重要な告知ですが、もっと重要な告知があるはずです。

写真2. 唯一の特急が四ツ谷通過になるという案内

やはりありました(写真2)。JR東日本では、重要な告知は赤と黒しか使わないのですね。ただし、このような重要な告知が多くの人にとって必要ないという事実はこの後に直面することになります。

写真3. ホームの時刻表にも四ツ谷通過の案内がある

ホームの時刻表にも四ツ谷通過の案内があります(写真3)。このような案内はするに越したことはありません。

写真4. 快速豊田行きと特急甲府行きが表示される

ホームの電光掲示板を眺めてみましょう。快速豊田行きが表示されています(写真4)。現場に立つとわかりますが、21:47発と21:49発が連続して豊田行きが発車します。ただし、立川断面では両者の間隔は開きます。これらの豊田行きには多くの乗客が乗ります。さすが金曜の夜ですね。

写真5. E353系によるかいじ121号

そうこうしているうちにE353系による特急かいじ121号がやってきました。ダイヤ改正前にE353系に置き換わっていたんですね。知りませんでした。そして、さらに重要なことに気づきます。多くの利用者は目の前の特急に目をくれないのです。私の確認できた範囲では1人(それもファンに見えました)しか乗っていないのです。これでは編成全体でも数人レベルしか利用者がいないということです。

発車時の動画を撮影しましたので、掲載いたします(動画1)。

動画1. かいじ121号が四ツ谷を発車!

なお、四ツ谷を停車する特急との別れを惜しむ人はいませんでした。きっと3/15は四ツ谷停車を惜しむファンのおかげでとんでもない混雑になるのでしょう(たぶん1人か2人来るくらいでしょう)。

余談:撮影ポイントを発見!

せっかく四ツ谷まで来たので、改札を出てみました。そこで、思いがけない撮り鉄スポットを発見しました(図1)。

図1. 四ツ谷の撮り鉄ポイント(便宜上、交番に中心を当てました、googleマップより引用)

ここは高台から行き交う電車を撮影できる場所です。どうせE233系ばかりなので、「この車両が来るまで待とう!」と思うことはなく、手軽に撮り鉄を楽しめます。

写真6. 夜の闇と明るい駅の美しい共演

夜の闇と明るい駅のコントラストが美しいですね(写真6)。

写真7. その駅にE233系がやってきた

E233系がやってきました(写真7)。変哲のないE233系ですね。

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